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ボタニカル柄の似合う人

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  風華side

 御厨さんと初デート素直に嬉しかった…

 けど

 ボタニカル柄が似合うって…


仁士「風華?」

風華「へ?」



仁士「…聞いてなかったのかい?御厨… さんとお付き合いするのか?」

 
 夕食ディナーに山乃家に呼ばれて…

 御厨さんの事考えてて、パパの話を聞いてなかった… ゴメンなさい!

美樹「大丈夫ですよ。聞いた限り誠実な方じゃないでですか」

 
美樹さん…

仁士「でも最近…」

風華「パパ心配してくれてありがとう。御厨さんはケジメを付けてから私の事… 元のお店や、園の引き継ぎ。これから引き受けた仕事の勉強をすると… 立派な志しを持った方です… だから」

仁士「風華が幸せなら… 幸せになりなさい」

風華「はい…」


 涙が出た…

 美樹さんが抱き締めてくれて… 生まれてきて良かったっ!って思えたの


 山乃さん、凄く難しい顔を…


仁士「あの表情の時は邪魔してはいけないよ」

 しないけど…


 そんな事考えていたなんて、思いもしなかったの…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リョウside


リョウ「園や店の引き継ぎ、冴多さんは常勤で。俺最近さ、依頼されて大手企業のテーブルマナーの講習とか、子供達にとか。依頼が増えてきた訳。だから園の仕事と、イタリア料理普及の仕事。色々バランス取りながら、これから頑張って行こうかと思って」

基也(もとや)「無理は禁物だぞ!幸也(ゆきや)も同じような日本食を広める勉強会とかに。凄いな!我々の息子達は!二人とも!な?母さん!」

涼乃(すずの)「ねぇ?いつ風華ちゃんに会えるのかしら?凄い楽しみだわー」


 …うちの母さんダケ考えの次元が違ってた…


リョウ「近いうちね!」


 って答えて… 俺は親父の

基也『凄いな!我々の息子達は二人とも』

 の言葉が嬉しかった


 生まれてきて良かった!って思ったんだ



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