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もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…2
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ーコンッコンッ!ー
派手なノックの音と共に
返事を返す前に開いた扉の外…
風華「御厨さん?」
え? 御厨さんと一緒にいたのは…
風華「知抄ちゃん?奏汰くん…」
珠稀「ふうちゃん、御厨さんときちんと話し合うんだよ?知抄ちゃん、お話聞くの私でいい?」
知抄「…」
知抄ちゃんは頷いたけど…声も出ないくらい不安なんだね?
奏汰「お願いします。冷静な珠ちゃんに聞いてもらいたい」
珠稀「…全く貴方達兄弟は…可愛いげがないくせに、女の子にモテるとかさ!分からない!…御厨さん、ふうちゃんの事理解して守れるのは…貴方だけだと思っています。どうか頑なな心を溶かしてあげて下さい。私は御厨さんの事を信じてますから!ふうちゃんをお願いします。知抄ちゃん、私の部屋で話しよう?大丈夫!怖い事なんか無いんだからね?」
奏汰「俺もいるしな!」
珠稀「奏汰くんが一番心配!」
奏汰「何で?」
珠稀「さぁ?」
冷静な珠ちゃんに…か
正解だよ奏汰くん…
知抄ちゃんゴメンね…
努めて明るく、フザケ合いながら出ていった二人と…知抄ちゃん
御厨さんは私の隣に座ると…
リョウ「ありがたいね?珠稀ちゃんも、奏汰くんも…知抄ちゃんが大変な時にゴメンね。ふうちゃん?顔が見えない方が…本音で話せるだろ?」
逢いに…来てくれたんですか?御厨さん…
リョウ「今、逃したら後悔するから…いつか来る別れ…より俺を信じてよ。ふうちゃん…」
やっぱり…
聞かれてたんだ…御厨さんに…
風華「皆、離れて行ったじゃない…もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…」
泣きたく無いのに涙が止まらないの…
派手なノックの音と共に
返事を返す前に開いた扉の外…
風華「御厨さん?」
え? 御厨さんと一緒にいたのは…
風華「知抄ちゃん?奏汰くん…」
珠稀「ふうちゃん、御厨さんときちんと話し合うんだよ?知抄ちゃん、お話聞くの私でいい?」
知抄「…」
知抄ちゃんは頷いたけど…声も出ないくらい不安なんだね?
奏汰「お願いします。冷静な珠ちゃんに聞いてもらいたい」
珠稀「…全く貴方達兄弟は…可愛いげがないくせに、女の子にモテるとかさ!分からない!…御厨さん、ふうちゃんの事理解して守れるのは…貴方だけだと思っています。どうか頑なな心を溶かしてあげて下さい。私は御厨さんの事を信じてますから!ふうちゃんをお願いします。知抄ちゃん、私の部屋で話しよう?大丈夫!怖い事なんか無いんだからね?」
奏汰「俺もいるしな!」
珠稀「奏汰くんが一番心配!」
奏汰「何で?」
珠稀「さぁ?」
冷静な珠ちゃんに…か
正解だよ奏汰くん…
知抄ちゃんゴメンね…
努めて明るく、フザケ合いながら出ていった二人と…知抄ちゃん
御厨さんは私の隣に座ると…
リョウ「ありがたいね?珠稀ちゃんも、奏汰くんも…知抄ちゃんが大変な時にゴメンね。ふうちゃん?顔が見えない方が…本音で話せるだろ?」
逢いに…来てくれたんですか?御厨さん…
リョウ「今、逃したら後悔するから…いつか来る別れ…より俺を信じてよ。ふうちゃん…」
やっぱり…
聞かれてたんだ…御厨さんに…
風華「皆、離れて行ったじゃない…もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…」
泣きたく無いのに涙が止まらないの…
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