98 / 227
もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…2
しおりを挟む
ーコンッコンッ!ー
派手なノックの音と共に
返事を返す前に開いた扉の外…
風華「御厨さん?」
え? 御厨さんと一緒にいたのは…
風華「知抄ちゃん?奏汰くん…」
珠稀「ふうちゃん、御厨さんときちんと話し合うんだよ?知抄ちゃん、お話聞くの私でいい?」
知抄「…」
知抄ちゃんは頷いたけど…声も出ないくらい不安なんだね?
奏汰「お願いします。冷静な珠ちゃんに聞いてもらいたい」
珠稀「…全く貴方達兄弟は…可愛いげがないくせに、女の子にモテるとかさ!分からない!…御厨さん、ふうちゃんの事理解して守れるのは…貴方だけだと思っています。どうか頑なな心を溶かしてあげて下さい。私は御厨さんの事を信じてますから!ふうちゃんをお願いします。知抄ちゃん、私の部屋で話しよう?大丈夫!怖い事なんか無いんだからね?」
奏汰「俺もいるしな!」
珠稀「奏汰くんが一番心配!」
奏汰「何で?」
珠稀「さぁ?」
冷静な珠ちゃんに…か
正解だよ奏汰くん…
知抄ちゃんゴメンね…
努めて明るく、フザケ合いながら出ていった二人と…知抄ちゃん
御厨さんは私の隣に座ると…
リョウ「ありがたいね?珠稀ちゃんも、奏汰くんも…知抄ちゃんが大変な時にゴメンね。ふうちゃん?顔が見えない方が…本音で話せるだろ?」
逢いに…来てくれたんですか?御厨さん…
リョウ「今、逃したら後悔するから…いつか来る別れ…より俺を信じてよ。ふうちゃん…」
やっぱり…
聞かれてたんだ…御厨さんに…
風華「皆、離れて行ったじゃない…もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…」
泣きたく無いのに涙が止まらないの…
派手なノックの音と共に
返事を返す前に開いた扉の外…
風華「御厨さん?」
え? 御厨さんと一緒にいたのは…
風華「知抄ちゃん?奏汰くん…」
珠稀「ふうちゃん、御厨さんときちんと話し合うんだよ?知抄ちゃん、お話聞くの私でいい?」
知抄「…」
知抄ちゃんは頷いたけど…声も出ないくらい不安なんだね?
奏汰「お願いします。冷静な珠ちゃんに聞いてもらいたい」
珠稀「…全く貴方達兄弟は…可愛いげがないくせに、女の子にモテるとかさ!分からない!…御厨さん、ふうちゃんの事理解して守れるのは…貴方だけだと思っています。どうか頑なな心を溶かしてあげて下さい。私は御厨さんの事を信じてますから!ふうちゃんをお願いします。知抄ちゃん、私の部屋で話しよう?大丈夫!怖い事なんか無いんだからね?」
奏汰「俺もいるしな!」
珠稀「奏汰くんが一番心配!」
奏汰「何で?」
珠稀「さぁ?」
冷静な珠ちゃんに…か
正解だよ奏汰くん…
知抄ちゃんゴメンね…
努めて明るく、フザケ合いながら出ていった二人と…知抄ちゃん
御厨さんは私の隣に座ると…
リョウ「ありがたいね?珠稀ちゃんも、奏汰くんも…知抄ちゃんが大変な時にゴメンね。ふうちゃん?顔が見えない方が…本音で話せるだろ?」
逢いに…来てくれたんですか?御厨さん…
リョウ「今、逃したら後悔するから…いつか来る別れ…より俺を信じてよ。ふうちゃん…」
やっぱり…
聞かれてたんだ…御厨さんに…
風華「皆、離れて行ったじゃない…もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…」
泣きたく無いのに涙が止まらないの…
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
好きな人の好きな人
ぽぽ
恋愛
"私には10年以上思い続ける初恋相手がいる。"
初恋相手に対しての執着と愛の重さは日々増していくばかりで、彼の1番近くにいれるの自分が当たり前だった。
恋人関係がなくても、隣にいれるだけで幸せ……。
そう思っていたのに、初恋相手に恋人兼婚約者がいたなんて聞いてません。
片想い婚〜今日、姉の婚約者と結婚します〜
橘しづき
恋愛
姉には幼い頃から婚約者がいた。両家が決めた相手だった。お互いの家の繁栄のための結婚だという。
私はその彼に、幼い頃からずっと恋心を抱いていた。叶わぬ恋に辟易し、秘めた想いは誰に言わず、二人の結婚式にのぞんだ。
だが当日、姉は結婚式に来なかった。 パニックに陥る両親たち、悲しげな愛しい人。そこで自分の口から声が出た。
「私が……蒼一さんと結婚します」
姉の身代わりに結婚した咲良。好きな人と夫婦になれるも、心も体も通じ合えない片想い。
愛してほしかった
こな
恋愛
「側室でもいいか」最愛の人にそう問われ、頷くしかなかった。
心はすり減り、期待を持つことを止めた。
──なのに、今更どういうおつもりですか?
※設定ふんわり
※何でも大丈夫な方向け
※合わない方は即ブラウザバックしてください
※指示、暴言を含むコメント、読後の苦情などはお控えください
Catch hold of your Love
天野斜己
恋愛
入社してからずっと片思いしていた男性(ひと)には、彼にお似合いの婚約者がいらっしゃる。あたしもそろそろ不毛な片思いから卒業して、親戚のオバサマの勧めるお見合いなんぞしてみようかな、うん、そうしよう。
決心して、お見合いに臨もうとしていた矢先。
当の上司から、よりにもよって職場で押し倒された。
なぜだ!?
あの美しいオジョーサマは、どーするの!?
※2016年01月08日 完結済。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
地獄の業火に焚べるのは……
緑谷めい
恋愛
伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。
やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。
※ 全5話完結予定
【完結】今世も裏切られるのはごめんなので、最愛のあなたはもう要らない
曽根原ツタ
恋愛
隣国との戦時中に国王が病死し、王位継承権を持つ男子がひとりもいなかったため、若い王女エトワールは女王となった。だが──
「俺は彼女を愛している。彼女は俺の子を身篭った」
戦場から帰還した愛する夫の隣には、別の女性が立っていた。さらに彼は、王座を奪うために女王暗殺を企てる。
そして。夫に剣で胸を貫かれて死んだエトワールが次に目が覚めたとき、彼と出会った日に戻っていて……?
──二度目の人生、私を裏切ったあなたを絶対に愛しません。
★小説家になろうさまでも公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる