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風華side
リョウ『ふうちゃん、俺ね離婚が成立したんだ』
風華『リコン?』
(言ってる事が… 意味じゃなくて!御厨さんはナゼいつも家庭の事情を私に伝えてくるの?)
風華「御厨さん、私はそれに対して何を言えばいいんですか?」
リョウ「ふうちゃん、すげぇ警戒モードに入ったね?『ナゼいつも私に?』って思ってるよね?」
(〰何で?ナンで?)
リョウ「ふうちゃん俺ね、ずっと冴多さんが羨ましかった。公明正大に珠稀ちゃんに想いを伝えられてさ。これからは俺も公明正大に想いを伝えるから!ふうちゃん覚悟してね?」
(覚悟?ムリ… 無理だもん…)
御厨さんの言葉に体が強張って…
コーヒーカップを持つ手が小刻みに震えて…
私はカップを受皿に置いた…
で、ふと御厨さんと目が合って…
リョウ「ふうちゃんゴメンね。性急過ぎたね?肝心なとこスっ飛ばしたし。俺ね、初めてふうちゃんと出会ってから… いいな。良い子だなって思っていました。大好きです… 今まで自分のしでかした事にスンゲー後悔して… 貴女に『想いを伝えられたら』ってずっとずっと考えて来ました。好きだから『公明正大に覚悟』っていう言い方も悪かった。少しずつ俺の事知っていって欲しんだ。だから…」
(… どうしよう?)
リョウ「ふうちゃん、ユックリ考えて?ふうちゃん… 何か又抱え込んだんだろ?俺に話してみなよ」
あるけど… 抱え込んだというか。チョット変わった事が起きたんだよね
で、話しちゃったんだけど…
リョウ「萌ちゃんやるなー(笑)」
御厨さんは笑ってくれて…
あ、何か雰囲気が… 空気が変わった?
リョウ『ふうちゃん、俺ね離婚が成立したんだ』
風華『リコン?』
(言ってる事が… 意味じゃなくて!御厨さんはナゼいつも家庭の事情を私に伝えてくるの?)
風華「御厨さん、私はそれに対して何を言えばいいんですか?」
リョウ「ふうちゃん、すげぇ警戒モードに入ったね?『ナゼいつも私に?』って思ってるよね?」
(〰何で?ナンで?)
リョウ「ふうちゃん俺ね、ずっと冴多さんが羨ましかった。公明正大に珠稀ちゃんに想いを伝えられてさ。これからは俺も公明正大に想いを伝えるから!ふうちゃん覚悟してね?」
(覚悟?ムリ… 無理だもん…)
御厨さんの言葉に体が強張って…
コーヒーカップを持つ手が小刻みに震えて…
私はカップを受皿に置いた…
で、ふと御厨さんと目が合って…
リョウ「ふうちゃんゴメンね。性急過ぎたね?肝心なとこスっ飛ばしたし。俺ね、初めてふうちゃんと出会ってから… いいな。良い子だなって思っていました。大好きです… 今まで自分のしでかした事にスンゲー後悔して… 貴女に『想いを伝えられたら』ってずっとずっと考えて来ました。好きだから『公明正大に覚悟』っていう言い方も悪かった。少しずつ俺の事知っていって欲しんだ。だから…」
(… どうしよう?)
リョウ「ふうちゃん、ユックリ考えて?ふうちゃん… 何か又抱え込んだんだろ?俺に話してみなよ」
あるけど… 抱え込んだというか。チョット変わった事が起きたんだよね
で、話しちゃったんだけど…
リョウ「萌ちゃんやるなー(笑)」
御厨さんは笑ってくれて…
あ、何か雰囲気が… 空気が変わった?
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