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事件 おとまりかい 大人達の罪

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 リョウside

 凛『リョウくん、おとまりかいでねリンゆびきったのタッくんたすけてくれたのにおこられたの。タッくんにごめんねしてないの…』

 近くにいた拓くんは、表情を強張らせると

拓『去年児童館のお泊まり会に俺と、凛参加したんだ。二人で料理班希望したのに… 俺レク班に回されて。オリエンテーリングの地図描いてたら先生が『指切った!』って。俺『指無くなっちゃったの』っ?て思っちゃって。凛のとこに… 先生達凛の手見ないで『医者?』『施設長先よ?向こうの園長?』俺『早くっ!』って頼んだのに… 凛の事守れなかったゴメンって言ってない』

 ずっと。そうなのかな?って思った事を

 チョー先生や、ウチの人達の話しも聞いてみようって思ったんだ


風華『私は何もしてあげられなかったんです。『早くっ!』て頼んで『痛いっ!』て泣いてるのに… 近くに居てあげなかったんです… 』

リョウ『『ふうちゃん去年大学生で、一人暮らしの状況。物理的に無理だよ… じゃ無くさ、気持ち的な物なんだよね… でも余り気に病むな。って敢えて言うよ俺は』しか言えなかった』

心紀『珠稀ちゃんも同じ事…』

倫『子供達の話… いつも大人達のシガラミ。ルールが見え隠れしてるな…』

英士『ゴメン…』


 この時山乃さんだけ全く違う事

 ゴメン?って思ってたけど


 今日の様子を見て

 (ふうちゃんと、山乃さんは何かあるって…


 確信したんだ…


 



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