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生意気!颯汰のクセして!2

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珠稀「颯汰くん…小言聞きたく無い気分なんだけど…」

颯汰「酷えな(笑)珠ちゃん。そんな怖い声出すなよ。俺さ、時ちゃんは先生としては良いけど、誰にでも優しい感じで…でも、冴多さんは考えてみてもいいんじゃないかな?」

珠稀「生意気!颯汰のくせして!」

颯汰「何だよ!それ!だってさ、きっと、もう心の中占めてんじゃない?ふうちゃんは難しい人を好きになっただろ?ふうちゃんに悲しそうな顔させてさ…」


風華「どういう意味?」

颯汰「御厨さん。気持ち丸見えだったけど?」

珠稀「私もそう思う。御厨さんならふうちゃんの事…」

風華「二人して訳わかんない事言ってないでよ!颯汰くんくんは?好きな人いないの?」

颯汰「いたよ(ふうちゃんがね)。俺の場合憧れだよね。俺も考えてるよ。鈴奈の事傷付たからさ。でも最近…鈴奈根性あるよね?あんな目にあってもさ、学校1日も休まないじゃん?そういう所がさ俺いいな…って思ったんだよね」


風華.珠稀「良かった…」

颯汰「俺さ、鈴奈が中学校入った時(颯汰中3)、ちょっと嫌がらせしてされてるのを見て『辞めろ』とか、アイツの教室行って話をしたり。それがアイツを守ることだって思って…けどさ"特別扱い" とかが女子達には…いじめられてさ、俺の所為で…事を悪化させた。それなのに『ありがと颯汰くん』て言ったんだぜ。鈴奈の気持ち気付いてたけど…俺は…でも、さっきも言った通り、鈴奈の頑張り、俺本当にすげえと思って!最近本当に鈴奈の事は気になるんだ。俺の方からアクション起こさないとだよね?女の子からとかさ。男として…ね」

珠稀「颯汰のくせに生意気!」


 あははは!


颯汰「珠ちゃん…可愛いげないと冴多さんに嫌われるぞ!」

珠稀「ナゼ?冴多さんが出てくるの?もう連絡取らないから…」

風華「私も…」

颯汰「何で?」
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