Garnet 真恋 〈ホントの恋を掴みたい〉~初恋と宝石~

桜花(sakura)

文字の大きさ
上 下
23 / 227

美し過ぎる女の子

しおりを挟む
リョウside

  うん、悲しそうな顔は似合わないよ…

 綺麗という形容はふうちゃんの為にあるんだよ

 色白で、目がクリっとして大きくて。美しい二重で、瞳はいつもキラキラ輝いて、魅惑的な少しポテってりした唇
 
 飲食や、児童養護施設の先生という仕事柄か、ほぼスッピンに近いナチュラルメイクだというのに、メイクなんていらないでしょっ?ていう位

 美しすぎる女の子だった

風華「瑠璃ちゃんが『まちちゃんもメっ!てされるの?るりにゴメンなしゃいしたよ?』って。『よーこちゃんとえんちょせんしぇにおはなししてあげるね!まちちゃん、にゅうにゅうは?…』『瑠璃ちゃん…ありがとう…牛乳飲まなくて良いよ瑠璃ちゃんの大好きなヨーグルト持ってまた保育園に…来てくれますか?』『…ふうちゃんと、チョーせんしぇと、おはなし…』『うん、待ってるから…』って抱きしめて下さって…」

リョウ「ルリちゃんには、先生の心からのゴメンなさい。の気持ちが届いてたんだね?」

 ふうちゃんは

風華『もう一度、瑠璃ちゃんの気持ちを確かめて、施設長や他の先生方とも話し合って見ますね!』

 って…

リョウ「帰っちゃった…」

 明日の出勤前や、賄いの後から、俺も動き始めなきゃ…時間ギリまで事務室で作戦を練ってた…というより

 俺は…

風華『ディナーの時間なのに…遅くなっちゃっいましたね。スミマセンでした。御免なさい帰りますね』

リョウ『やっぱり謝ったね…俺からしたら『ありがとう』なの、ふうちゃんも『ゴメンよりありがとうで』悪い事してない時はさ』

 そう言ったら、ためらいがちに

風華『話を聞いて下さってありがとうございました』

 って…

 作戦より、ふうちゃんの事考えていたんだ

 帰ったはずのふうちゃんに、魔の手が伸びている事に気が付きもしないで…



 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

その眼差しは凍てつく刃*冷たい婚約者にウンザリしてます*

音爽(ネソウ)
恋愛
義妹に優しく、婚約者の令嬢には極寒対応。 塩対応より下があるなんて……。 この婚約は間違っている? *2021年7月完結

すれ違ってしまった恋

秋風 爽籟
恋愛
別れてから何年も経って大切だと気が付いた… それでも、いつか戻れると思っていた… でも現実は厳しく、すれ違ってばかり…

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

愛してほしかった

こな
恋愛
「側室でもいいか」最愛の人にそう問われ、頷くしかなかった。  心はすり減り、期待を持つことを止めた。  ──なのに、今更どういうおつもりですか? ※設定ふんわり ※何でも大丈夫な方向け ※合わない方は即ブラウザバックしてください ※指示、暴言を含むコメント、読後の苦情などはお控えください

もう惚れたりしないから

夢川渡
恋愛
恋をしたリーナは仲の良かった幼馴染に嫌がらせをしたり、想い人へ罪を犯してしまう。 恋は盲目 気づいたときにはもう遅かった____ 監獄の中で眠りにつき、この世を去ったリーナが次に目覚めた場所は リーナが恋に落ちたその場面だった。 「もう貴方に惚れたりしない」から 本編完結済 番外編更新中

【完結】双子の伯爵令嬢とその許婚たちの物語

ひかり芽衣
恋愛
伯爵令嬢のリリカとキャサリンは二卵性双生児。生まれつき病弱でどんどん母似の美女へ成長するキャサリンを母は溺愛し、そんな母に父は何も言えない……。そんな家庭で育った父似のリリカは、とにかく自分に自信がない。幼い頃からの許婚である伯爵家長男ウィリアムが心の支えだ。しかしある日、ウィリアムに許婚の話をなかったことにして欲しいと言われ…… リリカとキャサリン、ウィリアム、キャサリンの許婚である公爵家次男のスターリン……彼らの物語を一緒に見守って下さると嬉しいです。 ⭐︎2023.4.24完結⭐︎ ※2024.2.8~追加・修正作業のため、2話以降を一旦非公開にしていました。  →2024.3.4再投稿。大幅に追加&修正をしたので、もしよければ読んでみて下さい(^^)

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

処理中です...