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数の暴力
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※前話を見てくれた読者様ならおわかりかと思いますが、虫が出ます。苦手な方はお気を付けください。
──────────────────────────────
耳からは不快な羽音と威嚇音が聞こえ、目からは野鳥の会会員でも数を数えるのが困難な数の様々な種類の虫が見え、鼻からは刺激臭を伴う体液の臭いや身体に悪そうな液体の臭いが押し寄せ、身体には虫が這いずる不快な感覚や肉を噛みちぎられる痛みが絶え間なく襲い来る。
五感の内、四つをボロボロにされてなお正気を保てている不思議に感心しながら、条件反射で虫を駆逐していく。このダンジョンで鍛えあげられた精神力や脳筋な方面に偏るスキルが無かったら、今頃俺はこの虫共に敗北して食べられていただろう。
「燃えろ......潰れろ......死ね......」
集られすぎて身体の動きが鈍れば途中で身体を火達磨にして虫共をリセットしてまた潰して回る。
生存本能に任せて脳死でただ動き続ける匠は最早立派な害虫駆除業者であった。文明の利器には頼らない、ただただ原始的な暴力で立ち向かう勇者匠だったが――
「......は!?」
突如、膝を折って崩れ落ちてしまう。
ソレを逃す虫共ではなく、匠は一瞬で集られて虫の山が出来上がった。
急に手足に力が入らなくなった。どんな虫に噛まれたのか、何処が痛むかなんてわからない状況でのコレはクソゲーすぎる。まぁ仮に噛まれた部位に激痛が襲ってきていても首なんて動かせないから確認しようがないんだけど......
「グッ......」
皮が厚い所、薄い所、肉のある箇所無い箇所関係無く虫が引き裂き、噛みちぎっていく。
魔法で火達磨にしてやろうと思っても、何故か発動しないから為す術なくヤラれるしかない辛い状況。魔封じの虫か毒かしらないけど、オカルト的な力に干渉する毒とかやめてほしい......幸いというか不幸というか魔法以外のスキルは......いや、身体動かせなくて他のは動くか知らない。再生だけは平常運転だから一応は無事だけど。
「ギギギギギギギギギギギギギギギ......」
「キチキチキチキチキチキチキチキチ......」
「ブブブブブブブブブブブブブブブ......」
「グチャッグチャッグチュッグチュッ」
聞こえてくるのは虫と俺の身体が奏でる不快な音だけ。気色悪い腹の部分や足の節、口の中や複眼がハッキリ見える。本当は見たくないんだけど、閉じた瞼を食い破って強制的に開眼させるクソ鬼畜な虫がいるのが悪い。
......所々で共食いしている虫が居るのは笑える。でもさ、そういう事はもっと大々的に、俺に遠慮しないでやっておくれよ。ほらもう今流行りのコンプライアンスとかモザイク処理とかアカウントをBANされるとか気にしないで、ね? 俺はソレをちゃぁんと特等席で眺めててあげるから。
生き餌を意識あるまま食いたいらしい残酷な虫共はそれから暫く、無限再生する生き餌を貪り続けた。俺はそれを耐え続けた。虫の口の中ってこんなんなってるんだなーとか、普通に生きていたらド近距離で見る事の無い複眼や足の毛の生え方、ドアップで見るお腹や俺の代わりに食いちぎられた虫の断面やらを見させられながら耐えた。よく頑張ったと思う本当に。
そんな状況では流石に秒数とかを数える余裕なんてなかったから体感でになるけど大体二時間くらい......ずーーーーっと。
その持て余した暇&狂いそうになる時間にステータスチェックや鑑定、空間認識などを試してみたら、それらは確りと機能していたので血の量を確認しながら階段を必死に探した。足りなくなりそうと思っていた血も虫の体液などをそこそこ回収出来ていたのでまぁまぁ減らした程度で済んだのは有難かった。
どうやらこの毒は身体の機能を奪って魔法を封じて且つ俺の耐性をぶち抜く強力な毒らしい。やったのが何処のクソ虫か知らないけど、そんなクソみたいな毒を持つ毒虫が居る。それに他にもヤバい虫が居ると思われる。本当にこのダンジョンの虫コーナーは殺意高い。
「......よし」
必死に耐え続けたこの時間は無駄じゃなかった。
動く隙間も無い中で指先に力を込めるとちゃんと動くのを確認。漸く身体に力が入るようになってきた。毒が抜けたか耐性が勝ったかは知らない。けど......
――ここからは反撃の時間だ。
「ふぅぅぅぅ......」
いつもより強めに人体発火を起こして纏わりつく虫山を焼却する。燃やしている間に口を開けて口の中を燃やして殺菌。同様に鼻呼吸をして鼻の中と気道から肺や胃を燃やして殺菌消毒。体内が臓器が焼ける痛みよりも不快感除去の方が優先である。
虫の拘束と虫臭さから解放されたMPの事は考えないで燃えたまま、当たりをつけていた階段のある方向目掛けて走り出した。
その途中小さい虫山を見つけたので焼いてみたら中にはナイフがあったので回収したら触手がビチビチ暴れて気持ち悪かった。流石の触手ナイフでも物理には勝てなかったらしい。
走った。前だけを見て。
後ろから左右から上下から......そして前からも、炎に包まれていても聞こえる不快な虫の音。一切を無視してただ、駆ける。
炎のランナーに加えて虫避けの為頑張ってくれる燃える触手ナイフ君も相俟って、途中で一箇所も噛まれることや集られることはなく階段周辺までやって来ることができた。
しかし、簡単に階層を抜けさせてくれる程このダンジョンは甘くなかった。
「......チィッ!」
背丈よりも高い雑草を燃やしながら掻き分けて階段のある場所へ向かうと、階段の四方を固める巨大なスズメバチの巣によく似たモノが地面から生えていた。何かオブジェらしき目印があるのは知っていたが、まさかこんなモノとは夢にも思っていなかった。
そして、巣の上方には小型犬サイズのスズメバチがわんさかと居て、その全てがこのフロアの異物である俺を捉えている。流石にコレに突っ込んでいく覚悟は決まっておらず匠は足を止めてしまった。
「カチカチカチカチカチカチカチカチ」
「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」
総大将と思しき一際大きなスズメバチが俺を睨みつけながら音を鳴らしだすと、それに追従するように他のスズメバチも同様に音を鳴らしだす。
それはいつの間にか広がり、気付けば囲まれていて四方八方から音の暴力が耳を犯していく。
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
大量のデカいスズメバチに囲まれるのは恐怖でしかない。多分だけどコレは威嚇か警告かなんだろう。その証拠に蜂の巣からは次々と新しいスズメバチが湧いてきて俺の包囲網に加わっていく。
光は遮られて羽音と威嚇音が支配するスズメバチドーム。他に虫モンスターが居ないのだけが救い。だが、スズメバチドームは徐々に狭まってきているから大ピンチであった。
「炎は切らせたら終わる......ヒヨコを出すMP最低量は割っている......やばいなぁ......コレどうしよ......」
炎を切ればその瞬間、スズメバチは押し寄せてきて俺を圧殺若しくは毒殺を計るだろう。それと確か、蜂は蜂球になって敵を焼き殺すか蒸し殺すかするんだっけ? それも候補かなぁ......いやぁ割と真面目に大ピンチが過ぎる状況になっていて笑えない。
強引に通り抜けようとしても、数匹押し退けたら勢いが死んで止められるだろうし......その後は俺が死ぬまでぐちゅぐちゅされてミートボールになって蜂の子に与えられ続けるのが最期とか嫌すぎる。開頭されて脳みそクチュクチュよりはマシ......なのかわからないけどそれと同等レベルに最悪。
「それにさっきからなんか蒸発するような音がしてるのは毒を飛ばしてやがるのかなぁ? うーん、残りMPは52%......どうにか出来る気がしない」
考えている間にもどんどん狭まるスズメバチドームと勢いを増す毒液噴射。気化した毒煙にヤられて数匹地面に落ちてくるが焼け石に水。さてどうしたものか。
「............お? これ、イイんじゃね」
天啓が下るかの如く閃いた妙案。起死回生の一手とまでは言えないけど、悪足掻きとしては十分ではないかと思える。
「アハッ」
触手に火を纏うのを止めるよう指示してから落ちてきた小型犬サイズのスズメバチへと歩み寄った。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
人化悪魔
職業:暴狂血
Lv:24→28
HP:100%
MP:100%
物攻:300
物防:1
魔攻:200
魔防:60
敏捷:250
幸運:30
残SP:50→62
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残218.4L
不死血鳥
部位魔化
魔法操作
血流操作
漏れ出す混沌
上位隠蔽
中位鑑定
中位収納
中位修復
空間認識
殺戮
状態異常耐性Lv10
壊拳術Lv4
鈍器(統)Lv8
上級棒術Lv4
小剣術Lv7
投擲Lv8
歩法Lv8
強打
強呪耐性Lv5
石化耐性Lv4
病気耐性Lv4
熱傷耐性Lv8
耐圧Lv3
解体・解剖
回避Lv10
溶解耐性Lv6
洗濯Lv3
アウナスの呪縛
装備:
壊骨砕神
悪魔骨のヌンチャク
肉触手ナイフ
貫通寸鉄
火山鼠革ローブ
再生獣革のブーツ
貫突虫のガントレット
聖銀の手甲
鋼鉄虫のグリーブ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高17000
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耳からは不快な羽音と威嚇音が聞こえ、目からは野鳥の会会員でも数を数えるのが困難な数の様々な種類の虫が見え、鼻からは刺激臭を伴う体液の臭いや身体に悪そうな液体の臭いが押し寄せ、身体には虫が這いずる不快な感覚や肉を噛みちぎられる痛みが絶え間なく襲い来る。
五感の内、四つをボロボロにされてなお正気を保てている不思議に感心しながら、条件反射で虫を駆逐していく。このダンジョンで鍛えあげられた精神力や脳筋な方面に偏るスキルが無かったら、今頃俺はこの虫共に敗北して食べられていただろう。
「燃えろ......潰れろ......死ね......」
集られすぎて身体の動きが鈍れば途中で身体を火達磨にして虫共をリセットしてまた潰して回る。
生存本能に任せて脳死でただ動き続ける匠は最早立派な害虫駆除業者であった。文明の利器には頼らない、ただただ原始的な暴力で立ち向かう勇者匠だったが――
「......は!?」
突如、膝を折って崩れ落ちてしまう。
ソレを逃す虫共ではなく、匠は一瞬で集られて虫の山が出来上がった。
急に手足に力が入らなくなった。どんな虫に噛まれたのか、何処が痛むかなんてわからない状況でのコレはクソゲーすぎる。まぁ仮に噛まれた部位に激痛が襲ってきていても首なんて動かせないから確認しようがないんだけど......
「グッ......」
皮が厚い所、薄い所、肉のある箇所無い箇所関係無く虫が引き裂き、噛みちぎっていく。
魔法で火達磨にしてやろうと思っても、何故か発動しないから為す術なくヤラれるしかない辛い状況。魔封じの虫か毒かしらないけど、オカルト的な力に干渉する毒とかやめてほしい......幸いというか不幸というか魔法以外のスキルは......いや、身体動かせなくて他のは動くか知らない。再生だけは平常運転だから一応は無事だけど。
「ギギギギギギギギギギギギギギギ......」
「キチキチキチキチキチキチキチキチ......」
「ブブブブブブブブブブブブブブブ......」
「グチャッグチャッグチュッグチュッ」
聞こえてくるのは虫と俺の身体が奏でる不快な音だけ。気色悪い腹の部分や足の節、口の中や複眼がハッキリ見える。本当は見たくないんだけど、閉じた瞼を食い破って強制的に開眼させるクソ鬼畜な虫がいるのが悪い。
......所々で共食いしている虫が居るのは笑える。でもさ、そういう事はもっと大々的に、俺に遠慮しないでやっておくれよ。ほらもう今流行りのコンプライアンスとかモザイク処理とかアカウントをBANされるとか気にしないで、ね? 俺はソレをちゃぁんと特等席で眺めててあげるから。
生き餌を意識あるまま食いたいらしい残酷な虫共はそれから暫く、無限再生する生き餌を貪り続けた。俺はそれを耐え続けた。虫の口の中ってこんなんなってるんだなーとか、普通に生きていたらド近距離で見る事の無い複眼や足の毛の生え方、ドアップで見るお腹や俺の代わりに食いちぎられた虫の断面やらを見させられながら耐えた。よく頑張ったと思う本当に。
そんな状況では流石に秒数とかを数える余裕なんてなかったから体感でになるけど大体二時間くらい......ずーーーーっと。
その持て余した暇&狂いそうになる時間にステータスチェックや鑑定、空間認識などを試してみたら、それらは確りと機能していたので血の量を確認しながら階段を必死に探した。足りなくなりそうと思っていた血も虫の体液などをそこそこ回収出来ていたのでまぁまぁ減らした程度で済んだのは有難かった。
どうやらこの毒は身体の機能を奪って魔法を封じて且つ俺の耐性をぶち抜く強力な毒らしい。やったのが何処のクソ虫か知らないけど、そんなクソみたいな毒を持つ毒虫が居る。それに他にもヤバい虫が居ると思われる。本当にこのダンジョンの虫コーナーは殺意高い。
「......よし」
必死に耐え続けたこの時間は無駄じゃなかった。
動く隙間も無い中で指先に力を込めるとちゃんと動くのを確認。漸く身体に力が入るようになってきた。毒が抜けたか耐性が勝ったかは知らない。けど......
――ここからは反撃の時間だ。
「ふぅぅぅぅ......」
いつもより強めに人体発火を起こして纏わりつく虫山を焼却する。燃やしている間に口を開けて口の中を燃やして殺菌。同様に鼻呼吸をして鼻の中と気道から肺や胃を燃やして殺菌消毒。体内が臓器が焼ける痛みよりも不快感除去の方が優先である。
虫の拘束と虫臭さから解放されたMPの事は考えないで燃えたまま、当たりをつけていた階段のある方向目掛けて走り出した。
その途中小さい虫山を見つけたので焼いてみたら中にはナイフがあったので回収したら触手がビチビチ暴れて気持ち悪かった。流石の触手ナイフでも物理には勝てなかったらしい。
走った。前だけを見て。
後ろから左右から上下から......そして前からも、炎に包まれていても聞こえる不快な虫の音。一切を無視してただ、駆ける。
炎のランナーに加えて虫避けの為頑張ってくれる燃える触手ナイフ君も相俟って、途中で一箇所も噛まれることや集られることはなく階段周辺までやって来ることができた。
しかし、簡単に階層を抜けさせてくれる程このダンジョンは甘くなかった。
「......チィッ!」
背丈よりも高い雑草を燃やしながら掻き分けて階段のある場所へ向かうと、階段の四方を固める巨大なスズメバチの巣によく似たモノが地面から生えていた。何かオブジェらしき目印があるのは知っていたが、まさかこんなモノとは夢にも思っていなかった。
そして、巣の上方には小型犬サイズのスズメバチがわんさかと居て、その全てがこのフロアの異物である俺を捉えている。流石にコレに突っ込んでいく覚悟は決まっておらず匠は足を止めてしまった。
「カチカチカチカチカチカチカチカチ」
「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」
総大将と思しき一際大きなスズメバチが俺を睨みつけながら音を鳴らしだすと、それに追従するように他のスズメバチも同様に音を鳴らしだす。
それはいつの間にか広がり、気付けば囲まれていて四方八方から音の暴力が耳を犯していく。
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
「「「「「「カチカチカチカチカチカチカチカチ」」」」」」
大量のデカいスズメバチに囲まれるのは恐怖でしかない。多分だけどコレは威嚇か警告かなんだろう。その証拠に蜂の巣からは次々と新しいスズメバチが湧いてきて俺の包囲網に加わっていく。
光は遮られて羽音と威嚇音が支配するスズメバチドーム。他に虫モンスターが居ないのだけが救い。だが、スズメバチドームは徐々に狭まってきているから大ピンチであった。
「炎は切らせたら終わる......ヒヨコを出すMP最低量は割っている......やばいなぁ......コレどうしよ......」
炎を切ればその瞬間、スズメバチは押し寄せてきて俺を圧殺若しくは毒殺を計るだろう。それと確か、蜂は蜂球になって敵を焼き殺すか蒸し殺すかするんだっけ? それも候補かなぁ......いやぁ割と真面目に大ピンチが過ぎる状況になっていて笑えない。
強引に通り抜けようとしても、数匹押し退けたら勢いが死んで止められるだろうし......その後は俺が死ぬまでぐちゅぐちゅされてミートボールになって蜂の子に与えられ続けるのが最期とか嫌すぎる。開頭されて脳みそクチュクチュよりはマシ......なのかわからないけどそれと同等レベルに最悪。
「それにさっきからなんか蒸発するような音がしてるのは毒を飛ばしてやがるのかなぁ? うーん、残りMPは52%......どうにか出来る気がしない」
考えている間にもどんどん狭まるスズメバチドームと勢いを増す毒液噴射。気化した毒煙にヤられて数匹地面に落ちてくるが焼け石に水。さてどうしたものか。
「............お? これ、イイんじゃね」
天啓が下るかの如く閃いた妙案。起死回生の一手とまでは言えないけど、悪足掻きとしては十分ではないかと思える。
「アハッ」
触手に火を纏うのを止めるよう指示してから落ちてきた小型犬サイズのスズメバチへと歩み寄った。
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吉持ㅤ匠
人化悪魔
職業:暴狂血
Lv:24→28
HP:100%
MP:100%
物攻:300
物防:1
魔攻:200
魔防:60
敏捷:250
幸運:30
残SP:50→62
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残218.4L
不死血鳥
部位魔化
魔法操作
血流操作
漏れ出す混沌
上位隠蔽
中位鑑定
中位収納
中位修復
空間認識
殺戮
状態異常耐性Lv10
壊拳術Lv4
鈍器(統)Lv8
上級棒術Lv4
小剣術Lv7
投擲Lv8
歩法Lv8
強打
強呪耐性Lv5
石化耐性Lv4
病気耐性Lv4
熱傷耐性Lv8
耐圧Lv3
解体・解剖
回避Lv10
溶解耐性Lv6
洗濯Lv3
アウナスの呪縛
装備:
壊骨砕神
悪魔骨のヌンチャク
肉触手ナイフ
貫通寸鉄
火山鼠革ローブ
再生獣革のブーツ
貫突虫のガントレット
聖銀の手甲
鋼鉄虫のグリーブ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高17000
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