94 / 146
厄介/ペナ
しおりを挟む
見渡す限り敵、敵、敵。
まだこれだけ居るのか! 楽しいなぁ!
「アハハハハハ! ぶち殺してみろやぁ!!」
ただただ剥き出しの殺意が肌を突き刺す。
貶めようとする悪意や隠そうともしない不快感や嫌悪感、侮蔑の視線などが無いだけ気が楽だ。死ねばいいと思うのなら、社会のルール云々言わずに黙って殺しに来ればいいのに......コイツらのように。
「グガッ!!」
飛び込んできた汚泥の塊のようなモンスターの頭を叩き潰すと共に嫌な予感が胸を過ぎる。叩き潰す寸前に見えた顔が嗤う様に歪んだ風に見えたのもその要因だろう。
「......ッ!? チッ、クソがぁっ!!」
予感に従いバックステップで距離を取ろうとしたが、目の前で頭を潰されたヤツと同系統のモンスターが数体、アメフトのタックルのような行動を取り俺の行動を阻害する。
言葉を要しない意思疎通が出来ていないと不可能なその行動に思わず舌打ちをしてしまう。泥人形みたいな姿形をしていたのでパーティプレイをするモンスターではないと決め付けてしまっていた事、バックステップをする前に他方向へと気を使えていなかった故の失態だった。
「......嘘だろ......ッッ!! 振りほどけねぇ!!」
頭を叩き潰される前の笑顔の意味が理解った。
クソッ、巫山戯やがって。人の様に直ぐ死なない生命力を持つのか、急所が別だったか......頭を潰されながらもヨタヨタとこちらへ近付くと共に膨れ上がる身体。
ヤバいと思い、どうにか被害を減らす為に死ぬ気で脳味噌をフル稼働させる。目の前のヤツはみるみる膨れ上がり......そして―――
破裂した。
腰や下半身にへばり付いて動きを阻害していたヤツも連鎖して破裂していった。目の前で破裂したヤツから受ける被害を最小限にする為、両手に持つ武器を手放し手の届く範囲に居たヒト型モンスターの首を掴み目の前に持ってきて受けたが、それは無駄に終わる。寧ろやらない方が良かったかもしれない。
「何ッッッで此処のモンスター共はクソ面倒な生態をしているかなぁ!!」
ただの自爆特攻ならば頭さえ爆風から守れればその後はどうにでもなった。しかし、このクソ泥共は粘着質な泥をばら撒いて散っていったのだ。本当に巫山戯たモンスターだよクソッ。
──────────────────────────────
アドゥヒーシブクレイ
レベル:62
──────────────────────────────
──────────────────────────────
チェインクレイ
レベル:58
──────────────────────────────
弾け飛ぶ寸前にステータスチェックで確認したらこう出た。最初に弾け飛んだヤツの名前から性能は推測出来ないが、俺にしがみついていたヤツは......多分連鎖とかそんな感じだろう。
......ダメだ、ネバネバが結構キツくて身体が動かし難い。クソッ。盾にしたモンスターはビクンビクンしてるからきっと窒息している。そして完全に俺の手とくっ付いていて離れない。
ネバネバ自爆に被弾した前衛のヤツらを踏み越えて襲ってくる後列のモンスター。......これは詰んだ。
俺が動けているのは上げまくっている物攻のお陰だろうか? 同じように被ったモンスターは身動ぎ程度しか出来ていない。
「あぁっ!! クソッ!!」
目の前や知覚範囲には既に複数の攻撃が来ていた。ここから挽回するにもノーダメージは有り得ないだろう。クソッ、やってくれる......
だが、ただでやられるつもりはない。精々足掻かせてもらうよ。
ギシギシ......ミシッ......
ありったけの力を込めて腕を動かすと固まりかけている泥と筋肉が音を立てて軋む。よし、イケる。
泥でカッチカチにコーティングされたモンスターハンマーだ、とくと味わえクソ野郎共。
一斉に飛び掛かってくるモンスターの最前列の内、十数体はモンスターハンマーで骸に変えるも動きが阻害されたままではそれが精一杯だった。
硬化した泥が防具の代わりにもなったが、数の暴力には勝てずに四肢を捥がれ、肉を削がれ、噛み千切られ......やがて肉付きのいい胴体部分を食べきったモンスター共は肉付きが少ないからか、珍味としてデザート感覚でかわからないが残していた顔面へと興味が移った。
普通ならば絶体絶命だろう。覚悟を決める場面だろう。
だが、俺は自由を得た。
噛み付かれていたりすると再生が始まらないのが不思議だ。
「生きたまま喰われる貴重な体験ありがとよ」
生臭い口、生温い吐息、歯がズブズブと身体に侵入っていく感覚に咀嚼される感覚。復活しても尚怖気がする......
ムカつく。捕食者はお前らじゃない。
血を返せ、肉を寄越せ、食事の対価は生命で払え。
燃やすのは無しだ。血が勿体ないからな。
「相手が死亡したかの確認はちゃんとしないとダメだろう? 死んだフリして油断させるモンスターも居るんだし......なッッッ!!」
一気に再生した身体に戸惑いを見せる隙に手放した金砕棒を掴み振り抜く。モンスターはバカばかりで助かる。
「グルァァァァァ!!」
「ギシャァァァァ!!」
呑気に骨付き肉を齧っていた鬼型モンスターのボスっぽいヤツ、その腹心らしきヤツの断末魔が響く。油断大敵だよ、俺が言えた義理じゃないけど。
「第二ラウンドだゴラァッ!!」
血肉をブチ撒け、臓物をブチ撒けろ!!
◆◆◆◆◆
―――日本は荒れに荒れていた。
探索者狩りと云う者たちの台頭で正に戦乱の世と言っても過言では無い現実。
レベルの上がった人間は良い経験値が入る。そう人々の間に知れ渡ってから探索者は二分し、ダンジョンの攻略、重要施設及び地域の解放という人類のやるべき事が蔑ろにされていた。
攻略や解放を目指す探索者たちはパーティ単位では危険と判断し、クランを結成し大人数での攻略が主となりステータス増加やレベルアップが停滞していく。
代わりに探索者狩りたちは少数で攻略者たちの隙を付いて殺害したり、攻略者たちがダンジョンに挑む隙を狙って非戦闘員や一般人の殺害や暴行とやりたい放題。政府も取締まりを強化するも成果は微々たる物で混乱は加速する一方だった。
そんな中、取締まりの強化で思う様に探索者を狩れず、ストレスが溜まって荒れていた探索者狩りの考え無しの巫山戯た行動が、とある地域を危機に陥れる事となる。
――ダンジョン入口の石像破壊による大規模スタンピードの勃発――
ダンジョンの外に居るその地域に住む者全てにアナウンスが流れた。
『明確な敵対行為ヲ確認。悪質と判断シ、コレよリ三十分に裁キヲ下す。当該ダンジョンかラ五km以内の者、開始ヨリ十二時間、出入リヲ禁ず。
死にたクなくバタだ抗エ、耐えロ、打チ勝て』
この時ダンジョン内に居た探索者には何もペナルティ的なモノは無かったが、ダンジョンから外に出る事は叶わず、スタンピードが鎮まるまでの十二時間外には出られなかった。
アナウンスを聞き、各々が大急ぎで近場にあるダンジョンへ駆けつけた。その中で当たりと言える箇所へ到着した探索者が見たのは、入口が塞がれたダンジョンと、石像に男が一人一目見て死んでいると思える損壊を受けて磔にされている凄惨な光景だった。
吐き気を堪える者、怯える者、逃げ出す者、怒りに震える者、戦意喪失する者など反応は様々だったが、ダンジョンは待ってくれない。
『これヨり裁きを下ス』
無機質な声が無慈悲な宣告をすると同時に空間が裂け、その先の黒よりも黒い闇から次々と異形の者が溢れ出した。
そこから先はただの蹂躙。
戦闘員の生存者は二名、どちらも生きているのが奇跡とも言える重症を負っていたが奇跡的に一命は取り留めた。
非戦闘員の生存者は三桁に届かず。戦闘員、非戦闘員共に大量の死者を出したこの一件は重く受け止められ、原因を作った者が探索者狩りの者と判明してからは探索者狩りへの規制が強くなり、徐々に居場所を失っていく。
心を入れ替え、真面目に探索者になろうとする者、表面だけは真面に見えるよう振る舞う者も出てくるが、ダンジョン側がそれを許さず。
どのような判定でそうなるか、機能はどうなっているのかは不明だが、ダンジョン側の介入により石像でのステータスチェックは午前六時から午後二十時の間にのみチェック可能になると共に、探索者狩りに属していた者やそれに準ずる行為をした者がチェックを行うと石像が血の涙を流すようになり、急速に探索者狩りの勢力は衰えていく事になる。
だが、必死に人目を逃れながらコソコソと生き延びた探索者狩りもいる。人の少ない田舎まで赴いたりと涙ぐましい努力をし、地道に探索者を狩りながら成長していく者もいた。勢力は衰えるも、し太く生き永らえた彼らは日本に新たな波乱を生み出す事となる。
――匠の父も当然、その内の一人だった。
まだこれだけ居るのか! 楽しいなぁ!
「アハハハハハ! ぶち殺してみろやぁ!!」
ただただ剥き出しの殺意が肌を突き刺す。
貶めようとする悪意や隠そうともしない不快感や嫌悪感、侮蔑の視線などが無いだけ気が楽だ。死ねばいいと思うのなら、社会のルール云々言わずに黙って殺しに来ればいいのに......コイツらのように。
「グガッ!!」
飛び込んできた汚泥の塊のようなモンスターの頭を叩き潰すと共に嫌な予感が胸を過ぎる。叩き潰す寸前に見えた顔が嗤う様に歪んだ風に見えたのもその要因だろう。
「......ッ!? チッ、クソがぁっ!!」
予感に従いバックステップで距離を取ろうとしたが、目の前で頭を潰されたヤツと同系統のモンスターが数体、アメフトのタックルのような行動を取り俺の行動を阻害する。
言葉を要しない意思疎通が出来ていないと不可能なその行動に思わず舌打ちをしてしまう。泥人形みたいな姿形をしていたのでパーティプレイをするモンスターではないと決め付けてしまっていた事、バックステップをする前に他方向へと気を使えていなかった故の失態だった。
「......嘘だろ......ッッ!! 振りほどけねぇ!!」
頭を叩き潰される前の笑顔の意味が理解った。
クソッ、巫山戯やがって。人の様に直ぐ死なない生命力を持つのか、急所が別だったか......頭を潰されながらもヨタヨタとこちらへ近付くと共に膨れ上がる身体。
ヤバいと思い、どうにか被害を減らす為に死ぬ気で脳味噌をフル稼働させる。目の前のヤツはみるみる膨れ上がり......そして―――
破裂した。
腰や下半身にへばり付いて動きを阻害していたヤツも連鎖して破裂していった。目の前で破裂したヤツから受ける被害を最小限にする為、両手に持つ武器を手放し手の届く範囲に居たヒト型モンスターの首を掴み目の前に持ってきて受けたが、それは無駄に終わる。寧ろやらない方が良かったかもしれない。
「何ッッッで此処のモンスター共はクソ面倒な生態をしているかなぁ!!」
ただの自爆特攻ならば頭さえ爆風から守れればその後はどうにでもなった。しかし、このクソ泥共は粘着質な泥をばら撒いて散っていったのだ。本当に巫山戯たモンスターだよクソッ。
──────────────────────────────
アドゥヒーシブクレイ
レベル:62
──────────────────────────────
──────────────────────────────
チェインクレイ
レベル:58
──────────────────────────────
弾け飛ぶ寸前にステータスチェックで確認したらこう出た。最初に弾け飛んだヤツの名前から性能は推測出来ないが、俺にしがみついていたヤツは......多分連鎖とかそんな感じだろう。
......ダメだ、ネバネバが結構キツくて身体が動かし難い。クソッ。盾にしたモンスターはビクンビクンしてるからきっと窒息している。そして完全に俺の手とくっ付いていて離れない。
ネバネバ自爆に被弾した前衛のヤツらを踏み越えて襲ってくる後列のモンスター。......これは詰んだ。
俺が動けているのは上げまくっている物攻のお陰だろうか? 同じように被ったモンスターは身動ぎ程度しか出来ていない。
「あぁっ!! クソッ!!」
目の前や知覚範囲には既に複数の攻撃が来ていた。ここから挽回するにもノーダメージは有り得ないだろう。クソッ、やってくれる......
だが、ただでやられるつもりはない。精々足掻かせてもらうよ。
ギシギシ......ミシッ......
ありったけの力を込めて腕を動かすと固まりかけている泥と筋肉が音を立てて軋む。よし、イケる。
泥でカッチカチにコーティングされたモンスターハンマーだ、とくと味わえクソ野郎共。
一斉に飛び掛かってくるモンスターの最前列の内、十数体はモンスターハンマーで骸に変えるも動きが阻害されたままではそれが精一杯だった。
硬化した泥が防具の代わりにもなったが、数の暴力には勝てずに四肢を捥がれ、肉を削がれ、噛み千切られ......やがて肉付きのいい胴体部分を食べきったモンスター共は肉付きが少ないからか、珍味としてデザート感覚でかわからないが残していた顔面へと興味が移った。
普通ならば絶体絶命だろう。覚悟を決める場面だろう。
だが、俺は自由を得た。
噛み付かれていたりすると再生が始まらないのが不思議だ。
「生きたまま喰われる貴重な体験ありがとよ」
生臭い口、生温い吐息、歯がズブズブと身体に侵入っていく感覚に咀嚼される感覚。復活しても尚怖気がする......
ムカつく。捕食者はお前らじゃない。
血を返せ、肉を寄越せ、食事の対価は生命で払え。
燃やすのは無しだ。血が勿体ないからな。
「相手が死亡したかの確認はちゃんとしないとダメだろう? 死んだフリして油断させるモンスターも居るんだし......なッッッ!!」
一気に再生した身体に戸惑いを見せる隙に手放した金砕棒を掴み振り抜く。モンスターはバカばかりで助かる。
「グルァァァァァ!!」
「ギシャァァァァ!!」
呑気に骨付き肉を齧っていた鬼型モンスターのボスっぽいヤツ、その腹心らしきヤツの断末魔が響く。油断大敵だよ、俺が言えた義理じゃないけど。
「第二ラウンドだゴラァッ!!」
血肉をブチ撒け、臓物をブチ撒けろ!!
◆◆◆◆◆
―――日本は荒れに荒れていた。
探索者狩りと云う者たちの台頭で正に戦乱の世と言っても過言では無い現実。
レベルの上がった人間は良い経験値が入る。そう人々の間に知れ渡ってから探索者は二分し、ダンジョンの攻略、重要施設及び地域の解放という人類のやるべき事が蔑ろにされていた。
攻略や解放を目指す探索者たちはパーティ単位では危険と判断し、クランを結成し大人数での攻略が主となりステータス増加やレベルアップが停滞していく。
代わりに探索者狩りたちは少数で攻略者たちの隙を付いて殺害したり、攻略者たちがダンジョンに挑む隙を狙って非戦闘員や一般人の殺害や暴行とやりたい放題。政府も取締まりを強化するも成果は微々たる物で混乱は加速する一方だった。
そんな中、取締まりの強化で思う様に探索者を狩れず、ストレスが溜まって荒れていた探索者狩りの考え無しの巫山戯た行動が、とある地域を危機に陥れる事となる。
――ダンジョン入口の石像破壊による大規模スタンピードの勃発――
ダンジョンの外に居るその地域に住む者全てにアナウンスが流れた。
『明確な敵対行為ヲ確認。悪質と判断シ、コレよリ三十分に裁キヲ下す。当該ダンジョンかラ五km以内の者、開始ヨリ十二時間、出入リヲ禁ず。
死にたクなくバタだ抗エ、耐えロ、打チ勝て』
この時ダンジョン内に居た探索者には何もペナルティ的なモノは無かったが、ダンジョンから外に出る事は叶わず、スタンピードが鎮まるまでの十二時間外には出られなかった。
アナウンスを聞き、各々が大急ぎで近場にあるダンジョンへ駆けつけた。その中で当たりと言える箇所へ到着した探索者が見たのは、入口が塞がれたダンジョンと、石像に男が一人一目見て死んでいると思える損壊を受けて磔にされている凄惨な光景だった。
吐き気を堪える者、怯える者、逃げ出す者、怒りに震える者、戦意喪失する者など反応は様々だったが、ダンジョンは待ってくれない。
『これヨり裁きを下ス』
無機質な声が無慈悲な宣告をすると同時に空間が裂け、その先の黒よりも黒い闇から次々と異形の者が溢れ出した。
そこから先はただの蹂躙。
戦闘員の生存者は二名、どちらも生きているのが奇跡とも言える重症を負っていたが奇跡的に一命は取り留めた。
非戦闘員の生存者は三桁に届かず。戦闘員、非戦闘員共に大量の死者を出したこの一件は重く受け止められ、原因を作った者が探索者狩りの者と判明してからは探索者狩りへの規制が強くなり、徐々に居場所を失っていく。
心を入れ替え、真面目に探索者になろうとする者、表面だけは真面に見えるよう振る舞う者も出てくるが、ダンジョン側がそれを許さず。
どのような判定でそうなるか、機能はどうなっているのかは不明だが、ダンジョン側の介入により石像でのステータスチェックは午前六時から午後二十時の間にのみチェック可能になると共に、探索者狩りに属していた者やそれに準ずる行為をした者がチェックを行うと石像が血の涙を流すようになり、急速に探索者狩りの勢力は衰えていく事になる。
だが、必死に人目を逃れながらコソコソと生き延びた探索者狩りもいる。人の少ない田舎まで赴いたりと涙ぐましい努力をし、地道に探索者を狩りながら成長していく者もいた。勢力は衰えるも、し太く生き永らえた彼らは日本に新たな波乱を生み出す事となる。
――匠の父も当然、その内の一人だった。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
白と黒
更科灰音
ファンタジー
目を覚ますと少女だった。
今までの日常と同じようで何かが違う。
のんびり平穏な暮らしたがしたいだけなのに・・・
だいたい週1くらいの投稿を予定しています。
「白と黒」シリーズは
小説家になろう:神様が作った世界
カクヨム:リーゼロッテが作った世界
アルファポリス:神様の住む世界
で展開しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる