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罠とダンス2
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禿山チャレンジを始めてから三回寝たので、大体三日くらいは経過したと思う。
その間に折れた針は二本、硬すぎて一日半で一本しか無理だった。それも鈍器類はどれだけ撃ち込んでも全くダメージを与えられず、肉食ナイフを炎で限界まで熱して灼き斬るようにするしか方法が無かった。
そこまでして漸く三度目の就寝前に魔力を絞り尽くした結果二本目が折れた。
このトライで申し訳程度に棒術と小剣術のスキルレベルがあがっていた。これは素直に嬉しい。
「予備も含めて計三本は欲しかったけど......こんな所でメインを摩耗させたくないからな。うん」
耐久値みたいに明確な数値が測れないので何とも言えないが、メインウェポンである金砕棒や悪魔骨、サブウェポンである肉食ナイフを酷使してまで予備を欲しい訳ではないので二本採取出来たこの段階で次へ進もうと決意した。
「......嘘だ。二本目取れた時点で溜め込んだストレスが霧散してしまっただけだ」
誰に対して言い訳しているのかわからないが、まぁそういう事である。二本圧し折って爆睡したらスッキリ爽やかなお目覚めが出来てもういいやとなったのだ。
「さて、罠に注意しながらこの部屋と残りの部屋を調べていこう。何も考えずに殴ればいいだけだった一個上まではよかったなぁ......」
そう愚痴を零しながら匠は緩慢な動きで立ち上がり、ボロボロで安定感の無い纏めただけの荷物を持ち上げ歩き出す。
罠やギミックに関しては勘及び直感、それとこの階層から全然役に立たなくなってしまった【空間把握】を頼るしかない状態。こんなんでも無いよりはマシだろう、使っていればそれらしいスキルが生えるかもといった希望的観測のみな自分が恨めしい。
「はぁぁぁぁぁ......罠察知とか罠看破とか生えてくれそうなムーブをしながら進むの面倒......この部屋だと罠に掛かる=活け花コースだろうから......はぁ」
最初は怪しい箇所を凝視したり、悪魔骨棒で突っつきながら進んでいた。が、酷く効率が悪くフラストレーションしか貯まらず断念。この様子は不思議なダンジョンシリーズで一マス毎に素振りしながら進むのを想像して欲しい。
諦めた後、先程までのような慎重さはないが、少し進んでは針山によって砕かれた魔石や小石を撒き、それを拾って進んではまた撒くといった行動をしながら探索を進めていった。
そして......その行動が間違っていなかったと理解するのにそう時間は掛からなかった。
―――ゴウッ!!
針山がある方へ棘付きの石柱が高速で目の前を横切るのを見て冷や汗を流す。
最初に掛かった撥ね床を想像していただけに、それ以上な罠を見て慎重な行動をしておいてよかったと言わざるを得ない。
「最初に掛かったトラップがアレでよかった......」
全くもって自分らしくないがこのダンジョンに侵入してから始めて、ガチで戦闘以外で死にかねないと確信したので、本気で慎重に行く! と、そう心に決め部屋の中を調べ始めた。
◆◆◆◆◆
「クッッッソォォォォォッ!!!!」
串刺し部屋は何も無かった。正しくは針山直行便の乗車チケットは13個落ちていた。それだけだった。
殺意だけの部屋を神経擦り減らしながら隅々まで調べあげたのみ。スキルが何も生えなかったのが余計に擦り減った神経を逆撫でする。
「......このままじゃ慎重になんてなれないから寝て気持ちをリセットしようにも昂りすぎて寝れん。かといってこのまま大人しくするのも許せない......もういい、行く」
せめてもの腹いせとしてトラップ探知の為の石撒きの威力を上げた。匠の通った後は穴ボコだらけになっていたのは言うまでもない。
――そうして辿り着いた中央、残す扉は正面と左の二つ。どっちが正解か......面倒な階層は早く終わらせたい......が、当たらないんだろう。ならばハズレそうな方を選ぼう。
「前か、左か......前だな。前の方がハズレそう」
なんとも情けない選び方だが、仕方ない。ここまで染み付いた負け犬根性は油汚れよりもしぶとい。
同じように穴を開けながら進み辿り着いた正面の扉。開けようと手を伸ばし、ドアノブを捻―――
―――れなかった。
どうやら鍵が掛かっているようだ。
「ハハッ......アハハハハハッ!!! どこまでもバカにしやがってェ!!!
鍵如きで止められると思うな......ッ!! オォォォォォォォォォオッラァァァァァァ!!!」
ミシミシビキッ!!
腕の筋肉が音を立てているのと、ドアノブが軋む音が聞こえるが決して力は緩めない。
全力でノブを捻りあげる。ぶち壊してでも進んでやるという断固たる決意を込めて――
だが、この時の自分は冷静さを欠いていた。
このトラップオンリーの階層には意味の無いトラップは無い事を。
全てが殺意と悪意に満ち溢れていた。慎重に、とここまでずっと考えて調べていたのだが、そんなのは簡単に消えていた。怒りで沸騰した頭からは......
バキャンッ(カチンッ)!
捻じ切れたドアノブを見て愉悦を感じ、勝ち誇る。罠や思惑を力業で突破してやったぜ! と。
―――しかし......古来より似たような争いは繰り返されている。知能が少しでもある脳筋は謀略タイプの智将に強いが、理性を無くした脳筋は簡単に智将の仕掛ける罠に引っ掛かる......これが真理。
「アハハハハハハッ!! ............は?」
勝ち誇り高笑いをあげていた匠は、不意に訪れた浮遊感に困惑してしまう。強引な行動は不幸のピタ〇ラスイッチのスタートボタンを押してしまったのだ。
「っざけんなぁぁぁぁぁぁ!!」
またも作動した撥ね床は部屋の中央へと匠を飛ばす。
飛ばされた匠は再び剣山に直行すると悟る......が、待っていたのは中央の撥ね床ではなく古典的な丸太だった。
「F〇CK」
中央へ戻された匠をタイミング良く丸太が襲い、丸太は無防備な身体を強制的に左の扉の中へと押し込んだ。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
半悪魔
職業:血狂い
Lv:15
HP:100%
MP:100%
物攻:200
物防:1
魔攻:100
魔防:1
敏捷:170
幸運:10
残SP:0
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残146.6L
不死血鳥
部分魔化
血流操作
簡易鑑定
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv4
上級棒術Lv2
小剣術Lv6
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv7
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv8
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
普通のボロボロシャツ
快適なダメージパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック(破損)
厚手の肩掛け鞄(破損)
元微速のボロボロベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
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その間に折れた針は二本、硬すぎて一日半で一本しか無理だった。それも鈍器類はどれだけ撃ち込んでも全くダメージを与えられず、肉食ナイフを炎で限界まで熱して灼き斬るようにするしか方法が無かった。
そこまでして漸く三度目の就寝前に魔力を絞り尽くした結果二本目が折れた。
このトライで申し訳程度に棒術と小剣術のスキルレベルがあがっていた。これは素直に嬉しい。
「予備も含めて計三本は欲しかったけど......こんな所でメインを摩耗させたくないからな。うん」
耐久値みたいに明確な数値が測れないので何とも言えないが、メインウェポンである金砕棒や悪魔骨、サブウェポンである肉食ナイフを酷使してまで予備を欲しい訳ではないので二本採取出来たこの段階で次へ進もうと決意した。
「......嘘だ。二本目取れた時点で溜め込んだストレスが霧散してしまっただけだ」
誰に対して言い訳しているのかわからないが、まぁそういう事である。二本圧し折って爆睡したらスッキリ爽やかなお目覚めが出来てもういいやとなったのだ。
「さて、罠に注意しながらこの部屋と残りの部屋を調べていこう。何も考えずに殴ればいいだけだった一個上まではよかったなぁ......」
そう愚痴を零しながら匠は緩慢な動きで立ち上がり、ボロボロで安定感の無い纏めただけの荷物を持ち上げ歩き出す。
罠やギミックに関しては勘及び直感、それとこの階層から全然役に立たなくなってしまった【空間把握】を頼るしかない状態。こんなんでも無いよりはマシだろう、使っていればそれらしいスキルが生えるかもといった希望的観測のみな自分が恨めしい。
「はぁぁぁぁぁ......罠察知とか罠看破とか生えてくれそうなムーブをしながら進むの面倒......この部屋だと罠に掛かる=活け花コースだろうから......はぁ」
最初は怪しい箇所を凝視したり、悪魔骨棒で突っつきながら進んでいた。が、酷く効率が悪くフラストレーションしか貯まらず断念。この様子は不思議なダンジョンシリーズで一マス毎に素振りしながら進むのを想像して欲しい。
諦めた後、先程までのような慎重さはないが、少し進んでは針山によって砕かれた魔石や小石を撒き、それを拾って進んではまた撒くといった行動をしながら探索を進めていった。
そして......その行動が間違っていなかったと理解するのにそう時間は掛からなかった。
―――ゴウッ!!
針山がある方へ棘付きの石柱が高速で目の前を横切るのを見て冷や汗を流す。
最初に掛かった撥ね床を想像していただけに、それ以上な罠を見て慎重な行動をしておいてよかったと言わざるを得ない。
「最初に掛かったトラップがアレでよかった......」
全くもって自分らしくないがこのダンジョンに侵入してから始めて、ガチで戦闘以外で死にかねないと確信したので、本気で慎重に行く! と、そう心に決め部屋の中を調べ始めた。
◆◆◆◆◆
「クッッッソォォォォォッ!!!!」
串刺し部屋は何も無かった。正しくは針山直行便の乗車チケットは13個落ちていた。それだけだった。
殺意だけの部屋を神経擦り減らしながら隅々まで調べあげたのみ。スキルが何も生えなかったのが余計に擦り減った神経を逆撫でする。
「......このままじゃ慎重になんてなれないから寝て気持ちをリセットしようにも昂りすぎて寝れん。かといってこのまま大人しくするのも許せない......もういい、行く」
せめてもの腹いせとしてトラップ探知の為の石撒きの威力を上げた。匠の通った後は穴ボコだらけになっていたのは言うまでもない。
――そうして辿り着いた中央、残す扉は正面と左の二つ。どっちが正解か......面倒な階層は早く終わらせたい......が、当たらないんだろう。ならばハズレそうな方を選ぼう。
「前か、左か......前だな。前の方がハズレそう」
なんとも情けない選び方だが、仕方ない。ここまで染み付いた負け犬根性は油汚れよりもしぶとい。
同じように穴を開けながら進み辿り着いた正面の扉。開けようと手を伸ばし、ドアノブを捻―――
―――れなかった。
どうやら鍵が掛かっているようだ。
「ハハッ......アハハハハハッ!!! どこまでもバカにしやがってェ!!!
鍵如きで止められると思うな......ッ!! オォォォォォォォォォオッラァァァァァァ!!!」
ミシミシビキッ!!
腕の筋肉が音を立てているのと、ドアノブが軋む音が聞こえるが決して力は緩めない。
全力でノブを捻りあげる。ぶち壊してでも進んでやるという断固たる決意を込めて――
だが、この時の自分は冷静さを欠いていた。
このトラップオンリーの階層には意味の無いトラップは無い事を。
全てが殺意と悪意に満ち溢れていた。慎重に、とここまでずっと考えて調べていたのだが、そんなのは簡単に消えていた。怒りで沸騰した頭からは......
バキャンッ(カチンッ)!
捻じ切れたドアノブを見て愉悦を感じ、勝ち誇る。罠や思惑を力業で突破してやったぜ! と。
―――しかし......古来より似たような争いは繰り返されている。知能が少しでもある脳筋は謀略タイプの智将に強いが、理性を無くした脳筋は簡単に智将の仕掛ける罠に引っ掛かる......これが真理。
「アハハハハハハッ!! ............は?」
勝ち誇り高笑いをあげていた匠は、不意に訪れた浮遊感に困惑してしまう。強引な行動は不幸のピタ〇ラスイッチのスタートボタンを押してしまったのだ。
「っざけんなぁぁぁぁぁぁ!!」
またも作動した撥ね床は部屋の中央へと匠を飛ばす。
飛ばされた匠は再び剣山に直行すると悟る......が、待っていたのは中央の撥ね床ではなく古典的な丸太だった。
「F〇CK」
中央へ戻された匠をタイミング良く丸太が襲い、丸太は無防備な身体を強制的に左の扉の中へと押し込んだ。
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吉持ㅤ匠
半悪魔
職業:血狂い
Lv:15
HP:100%
MP:100%
物攻:200
物防:1
魔攻:100
魔防:1
敏捷:170
幸運:10
残SP:0
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残146.6L
不死血鳥
部分魔化
血流操作
簡易鑑定
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv4
上級棒術Lv2
小剣術Lv6
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv7
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv8
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
普通のボロボロシャツ
快適なダメージパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック(破損)
厚手の肩掛け鞄(破損)
元微速のボロボロベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
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