眠る少年トラン

たみ

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27 進化2

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27 進化2

ベルグは指先を小さく切り血を鑑定紙に垂らす。


鑑定紙が光りだす。


「「!!!」」
ベルグの血に反応すると思って無かった2人は驚く。

光りが収まり文字が浮き上がる。

●●●●●●●
◆ベルグ鑑定紙

種 :  超人
星  :★★★★★
色 :  黄
能 :  特剣、中魔、魔眼、理超

●●●●●●●

「、、、できちゃったな」

「びっくりだね。」


「、、、超人って何?」

「僕に聞かれてもわからないよ。本にも載ってないし。」


「よくわからないな。」

「★もよくわからないけど、黄?ってなんだろう。特剣、中魔、魔眼、理超も全然わからないね。」

「とりあえずトランも鑑定紙やってみよう。」

「よっしゃ!」

先程と同じ手順で、
鑑定紙が光りだす。


●●●●●●●
◆トラン鑑定紙

種 :  仙人
星  :★★★★★
色 :  赤
能 :  下剣、上魔、睡眠

●●●●●●●

「「仙人!!」」

「おい!また新しいのが出てきたぞ!!」

「だから!僕もわからないよ。」

「、、、あっ!でもこれ」
ベルグが何かに気づく。


「何かわかったのか?」

「おそらくだけど、この『色』は得意属性だと思う。赤が炎魔法で、黄が雷魔法。
僕はあんまり使わないけど雷魔法の適性があるんだ。トランも炎魔法が得意でしょ?」

「なるほど!!んじゃ『能』は?」

「これは多分だけど能力のことだと思う。僕の特剣、中魔とトランの下剣、上魔は同じことを言ってるんだと思うよ。
剣の技術が特、上、中、下のランクで表記されてるってことじゃないかな?
魔は魔法かな。」



ベルグは予想したことをトランに話す。
色=得意属性
能=能力
剣=剣術
魔=魔法
剣と魔は技術のレベルにより特>大>中>小とランク分けされていること。


「あー!!納得!」




「で、最後わからないのが、★と魔眼、理超だね。」


「確かに、俺にはないやつあるな。」

「、、、トランの睡眠って、、、っ」

「お前!今笑ったな!」


、、、、


2人は謎の光の正体をつかむことができた。
しかし、、、


新しい謎が増えたのである。
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