眠る少年トラン

たみ

文字の大きさ
上 下
25 / 28

25 光の謎

しおりを挟む
25 光の謎

「すごいことがわかったな!これであの剣の性能期待できそうたぜ!!」
トランは嬉しそうにはしゃぐ

「そうだね!楽しみだね!」
「あと、もう一つわかったんだけど、青い光について調べたんだ、、」


「なんかわかったのか!?」
黒い魔物と戦った後にトランとベルグを救った青い光についてベルグは調べていた。

「うん。それらしき情報を見つけたよ」

「おー!さすが自称・・」
トランが良からぬことをまた言おうとする

「それ!もういいから!」
ベルグがそれを制止する。

「で!あの光なんだけど、進化の光じゃないかと思いんだ。」

「進化の光?」

「魔物が進化するのは知ってるよね?」

「あー教官言ってたな。」

「そうそれ。魔物は長い間、生続けると上位の存在に進化する。だから500年以上生き続けてるダギラめちゃくちゃ強かったんだけど、、、。
魔物が進化する時にあの青い光が出る見たいなんだ。」

「オレたち魔物じゃないけど?」

「そうなんだけど、あんまり知られてないけど人間も進化するんだよ。」

「えっ!!マジ!?」


「過去に進化できた人はかなり少数なんだけどね。」


「、、、なるほど」
トランは納得したように考えこむ。

「あれから怖いくらい体が冴えてる理由がわかった気がするぜ。」

「やっぱりトランもそうだったんだ。」
ベルグにも心当たりがあった。

「ああ」


、、、
、、


「それで、人間は進化したら何になるんだ?魔物にでもなるのか?」


「えっと、それについては魔物の本に書いてあるんだよ。」

「トランここ見て」
ベルグは本の内容をトランに見せる。




●●●●●●●●

◆人族の進化について

通常種 :  人

上位種 :  剣人、賢人、聖人、戦人、拳人

幻種  :  勇者、賢者、聖者



「え!勇者って進化でなれんの?」


「いや、勇者は例外なんだ。」
ベルグが答える。

「この幻種は選ばれた人しかなれないみたいだよ。しかも勇者は勇者の状態で生まれてくるんだって」

「その本面白いこと書いてあるな。」


「この本は500年前に賢者カルヤ様の書いたものだから、信憑性は高いよね。」


「おー!!賢者が書いた本なのか。そんな高そうな本どこで手に入れたんだ。」

「ふっふっふっ!僕は貴族だからね。いろいろルートがあるんだよ。」
ベルグが自慢げに笑う。

「おー!闇に堕ちた天才剣士!」


「堕ちてない!!」


、、、

、、、
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

入れ替わった恋人

廣瀬純一
ファンタジー
大学生の恋人同士の入れ替わりの話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...