眠る少年トラン

たみ

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20 トランの暗躍

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20 トランの暗躍

トランは機嫌が良かった。
トランは休養期間をつかい買取屋に来ていた。黒い魔物の素材を売りに来たのである。

ひとけの無い暗い路地裏にその店はあった。
見かけは普通の古屋である。

とても店には見えないが、、、

トランは店に入った。

「いらっしゃい!!」
店主がトランに声をかける


「ボウズ久しぶりだな。また素材か?」



「いろいろあったんだ。
今日は魔石を売りに来た。コレだ。」

「こいつはすげー!A等級くらい大きいな。」
「ボウズが倒したのか?」

「1人じゃない。恐ろしく強い仲間と一緒にな」

「有名な冒険者か?」

「いや無名だ。今のところは」

「今のところはね、、、」


「で、いくらになる」


「すまん!すまん!つい気になってな。なんせこんな大物久しぶりに見るもんで。」

「850いや900はいくだろうな。
是非買い取りたいんだが少し時間をもらっていいか?こいつを買うための金を用意する。」

「どのくらいかかりそうだ?」

「明日にはなんとかよういする。それじゃダメかい?」

「いや大丈夫だ。あんたにはいつも世話になってるからな。 あんたに売るよ。」


「ボウズ嬉しいこと言ってくれるじゃないか。」





、、、

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