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Chit-Chat! 40

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<作者より>
2022年6月のツイートをまとめた、短いトーク集です。
時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。
実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。
また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1

涼夏「飲み物飲んでる千紗都可愛い」
千紗都「なんでも可愛いね」
涼夏「カンガルーケアしたい」
千紗都「ぶっ! げほげほっ!」
涼夏「拭いてあげるね」
千紗都「頭おかしいでしょ!」
涼夏「普通普通」
千紗都「普通の人は友達をカンガルーケアしたがらない!」
涼夏「そんなことないよ。例は私」

  2

奈都「ミラノサンド美味しい」
絢音「わかる。ミラノってどこ?」
奈都「イタリアでしょ?」
絢音「イタリアってどこ?」
奈都「ヨーロッパ」
絢音「私の拳が地球で、ここが日本だとしたら、どの辺?」
奈都「えっと、どこだろう」
絢音「ここ赤道ね。ここが北極」
奈都「この辺かな?」

  3

涼夏「インバウンド!」
絢音「インバウンドって何?」
涼夏「バウンドが内側に来ることだな」
絢音「予想外の跳ね方すること、あるよね」
涼夏「時々バ先で海外の人に話しかけられる」
絢音「英語話してみたいからちょっと羨ましい」
涼夏「緊張しかしない。まあでも楽しいよ」

  4

涼夏「かわいい。それだけ」
千紗都「何のこと?」
涼夏「千紗都だな」
千紗都「可愛い以外に何もないって話?」
涼夏「ロシアのハンバーガーショップのオマージュだ」
千紗都「私がハンバーガーみたいに可愛いってこと?」
涼夏「違う」
千紗都「グランドビッグマックが食べたい」
涼夏「私も」

  5

絢音「こないだ雨の日にね、千紗都が傘差して屈んで猫を見てて可愛かった」
涼夏「へー」
千紗都「記憶にないね」
絢音「私の想像なんだけどね」
千紗都「見てないじゃん」
涼夏「そういう千紗都もいいな」
絢音「ねー。まあ、私はあんまり猫好きじゃないけど」
千紗都「何もかもテキトーだね」

  6

千紗都「尊いってどういう時に使うの?」
奈都「尊い時だよ」
千紗都「Please speak in Japanese」
奈都「日本語だから! しかも普通の日本語だから」
千紗都「オンライン辞書によると、崇高で近寄りがたいって書いてあるね」
奈都「そういう意味だけど」
千紗都「神聖な存在が多い人たちだなぁ」

  7

千紗都「おはよー」
奈都「おはようございますっ!」
千紗都「……」
奈都「い、行きましょうか!」
千紗都「ごめん。鳩にエサあげてくるから、先に行ってて」
奈都「あげなくていいし」
千紗都「で、なんなの?」
奈都「緊張してる女の子を演じてみた」
千紗都「なぜ……?」
奈都「なんとなく?」

  8

千紗都「じゃあ、また明日」
奈都「マンガとか、すごく続きが気になる終わり方するじゃん?」
千紗都「えっ? そうだね」
奈都「そういう別れ方をしよう」
千紗都「あー、そういえばさぁ」
奈都「うん」
千紗都「まあいいや。じゃあ、また明日」
奈都「気になるけど、そうじゃなくて!」

  9

奈都「チサは、私をからかうことを生き甲斐にしてるんじゃ……」
絢音「良かったね」
奈都「良くないから!」
絢音「羨ましい」
奈都「いつでも替わるけど?」
絢音「千紗都、全然私のこと、からかってくれない。いいなぁ。ナツ、いいなぁ」
奈都「これ、喜ばないといけない感じ?」

  10

千紗都「旅に出たい」
涼夏「お土産期待してる」
千紗都「涼夏は一緒に来てくれない」
涼夏「一人旅がしたそうな雰囲気だったぞ?」
千紗都「寂しくて死ぬ。私は旅がしたいわけじゃないの」
涼夏「日本語で喋って」
千紗都「私、44都道府県くらい行ったことがない」
涼夏「似たようなもんだぞ?」

  11

千紗都「各県、1つずつ名所を設定しよう」
涼夏「宮城は?」
千紗都「仙台」
涼夏「広くない? 千葉は?」
千紗都「明治百年記念展望塔」
涼夏「なんだそれ」
絢音「変な形の展望台だね」
涼夏「佐賀は?」
千紗都「煙突」
絢音「あれ、もうないよ?」
千紗都「じゃあ、佐賀には何もない」

  12

絢音「涼夏と千紗都がチューしてる写真集作りたい」
千紗都「どうするの、それ」
絢音「毎晩眺める」
涼夏「絢音のために頑張ろう!」
千紗都「いやいや、色々おかしいから」
涼夏「とりあえず教室風景? ちゅっ」
千紗都「んっ」
絢音「美しい」
千紗都「ここには頭のおかしな人しかいない」

  13

涼夏「今年も47都道府県、地元フラペチーノの季節がやってきた!」
千紗都「山形に梨のやつ食べに行きたい」
涼夏「遠いな。大人になるまで待とう」
千紗都「毎年やるかなぁ」
涼夏「やるでしょ。長い年月かけて全部飲もうねって企画だ」
千紗都「今年は隣の県くらいは行こう」
涼夏「そうしよう」

  14

涼夏「この駅で、列車が20本通過します。しばらくお待ちください」
千紗都「多くない?」
涼夏「まず7本の特急が30秒置きに通過する」
千紗都「間隔、短くない?」
涼夏「30秒って結構長いから大丈夫。1日1本の特急沖縄行きが見れる」
千紗都「海は?」
涼夏「鹿沖大橋渡ればいいじゃん」

  15

奈都「チサはどんどん変になってくじゃん?」
千紗都「私、どんどん奈都と仲良くなってるよね?」
奈都「うん」
千紗都「つまり、奈都のせい。正の相関がある」
奈都「関係ないし!」
千紗都「奈都も大概変だよ?」
奈都「それはチサのせいだよ」
千紗都「他の追随を許さない棚上げ力だね」

  16

絢音「私も面白いこと言いたい」
千紗都「絢音は面白いよ? 面白いっていう形容詞を形にすると、絢音みたいな存在が爆誕する」
絢音「千紗都って、美人なのに発言が変だよね」
千紗都「美しいを形にすると、私みたいな容姿になる」
絢音「うん」
千紗都「冗談だから!」
絢音「どこが冗談だった?」

  17

涼夏「ぷっ! あはははっ!」
千紗都「えっ? 何かあった?」
涼夏「思い出し笑い」
千紗都「何を?」
涼夏「前にぬくみ温泉やった時、千紗都が鶏が飛来しないとか言ってたの、面白いなぁって」
千紗都「だいぶ前だし、そんなこと言ったっけ?」
涼夏「言ってたね」
千紗都「まあ、渡り鳥だしね」

  18

涼夏「私は冗談でドバイの話をするけど、ドバイについて何も知らない」
千紗都「ブルジュ・ハリファがある」
涼夏「高い建物だな」
絢音「大きい額縁がある」
千紗都「何それ」
涼夏「大きいの?」
絢音「画像検索するね。これ」
涼夏「私の想像よりだいぶ大きかった」
千紗都「っていうか、これ何?」

  19

奈都「超薄型で、まるで何もつけていないよう」
千紗都「また何も穿いてないの!?」
奈都「穿いてるから! またって何!?」
千紗都「ああ、そう?」
奈都「昨日から生理でさぁ」
千紗都「二日目なのに何も穿いてないの!?」
奈都「穿いてるってば!」
千紗都「ああ、そう?」

  20

千紗都「レビューサイトで低評価付けられて落ち込んでるキッチンスズカの店長を慰めたい」
涼夏「なんでいつも店名がそのままなの?」
千紗都「店長も料理も良かったけど、さらなる期待を込めて★2です!」
涼夏「嫌がらせじゃん! 二度と来ないで!」
千紗都「涼夏、可哀想……」
涼夏「私も泣く」

  21

奈都「好きな一般人女性にオタク語りすると嫌われるって話を見た」
千紗都「私は大丈夫だよ」
奈都「つまり、チサは一般人じゃない」
千紗都「奇怪な発想だね。内容はわかんないけど、楽しそうに話してる奈都は好き」
奈都「内容もわかって」
千紗都「それはまあ、頑張るよ」

  22

涼夏「エジプト行ってみたいな」
千紗都「安全で清潔なら行ってみたい」
涼夏「それはエジプトなの?」
千紗都「危険で不衛生なのは、エジプトの構成要素じゃないでしょ?」
涼夏「確かに、ピラミッドが見たいだけだ」
千紗都「安全で清潔ならインドも行きたい」
涼夏「安全で清潔なインドか……」

  23

千紗都「涼夏は頑張ってるから、幸せになって欲しい」
涼夏「そこは、幸せにしたいとか、主体的に言って」
千紗都「私に出来ることなんて……」
涼夏「いっぱいあるから」
千紗都「例えば?」
涼夏「洗濯物を取り込んで、畳んでくれるとか」
千紗都「思ったのと全然違った……」

  24

千紗都「おはよー」
奈都「おはよ」
千紗都「あー、What brought you to Japan?」
奈都「ん? ごめん、訳せなかった」
千紗都「あなたはどうして日本に来たの?」
奈都「生まれも育ちも日本だから!」
千紗都「覚えた英語を使いたかっただけ」
奈都「会話しよう。言語はあくまで手段だから」

  25

涼夏「私と千紗都って、同じ階級じゃん?」
千紗都「何の?」
涼夏「戦いの」
千紗都「戦うのか……」
涼夏「柔らかい棒でチャンバラしたい」
千紗都「涼夏にそんな好戦的な感情があったなんて」
涼夏「私、信長ね」
千紗都「じゃあ、私、今川義元ね」
涼夏「誰か知らないけど、強そうだな」
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