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Chit-Chat! 19
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<作者より>
2021年10月のツイートをまとめた、短いトーク集です。
時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。
実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。
また、画像がないと意味がわからないものもあります。
1
涼夏「タイポグリセミアの検証をします」
千紗都「涼夏が難しい言葉使った。なんだっけ、それ」
涼夏「ちさと、こころから、あいてしる」
千紗都「……」
涼夏「ずっと、なかよしの、とだもちで、いようね」
千紗都「声に出すと違和感しかないけど」
涼夏「まあそうだね」
2
千紗都「奈都、まず目を閉じて」
奈都「うん」
千紗都「次に私を想像してください」
奈都「した」
千紗都「全身?」
奈都「うん」
千紗都「その私は服を着てますか?」
奈都「着てるから!」
千紗都「そう。どんな?」
奈都「えっと、制服?」
千紗都「私に聞かれても……」
3
涼夏「英語ぺらぺらになりたい」
千紗都「わかる」
涼夏「こないだ、街で英語ぺらぺらの人を見た!」
千紗都「すごいね」
涼夏「しかも外国の人だった!」
千紗都「……」
涼夏「2倍すごくない?」
千紗都「すごいね」
4
涼夏「何かすごいことをやりたい気持ちはある」
千紗都「あるね。帰宅部だし」
涼夏「でも、高校生の限界を感じる」
千紗都「卒業したらやろう」
涼夏「それはもう、帰宅部と言えるだろうか」
千紗都「いくつになっても、私たちはずっと帰宅部であろう」
涼夏「名言だな?」
千紗都「そう?」
5
千紗都「高校生の内にしかできないことってなんだろう」
奈都「青春じゃない?」
千紗都「青春。男女が目を合わせて顔を赤らめるやつ?」
奈都「恋愛は同性でするものだよ。普通」
千紗都「普通……」
奈都「恋愛以外でも、部活でもいいし」
千紗都「帰宅部頑張る」
奈都「まあ、うん。頑張ってね」
6
涼夏「エミューに紛れて私も脱走しよう。この社会から」
千紗都「……」
涼夏「何か言って」
千紗都「全然わかんなくて。もうちょっとわかりやすいのにして」
涼夏「甘えないで」
千紗都「えー」
涼夏「エミューに紛れて……」
千紗都「何か言うまでやるんだ」
7
涼夏「20羽のエミューが脱走しました。頑張って探し回った結果、23羽のエミューが戻りました。それは何故?」
千紗都「頑張ったから」
涼夏「まあそうなんだけど」
千紗都「3羽は野生のエミュー」
涼夏「それだ」
絢音「何のひねりもない会話だったね」
千紗都「涼夏が悪い」
涼夏「えー」
8
涼夏「私はみんなが思うような大人しいエミューじゃないんだよ」
千紗都「そもそも……いや、いい。どんなエミューなの?」
涼夏「割と飛び回るね。エミューかハヤブサかってくらい」
千紗都「飛ぶんだ」
涼夏「鳥だからね」
千紗都「ペリカンは?」
涼夏「ペリカンも飛ぶ」
千紗都「マジか……」
9
奈都「チサって、モノローグで難しいこと考えてる?」
千紗都「私、人生でモノローグとか意識したことがないけど」
奈都「そっか。変わってるね」
千紗都「えっ? いや、大半の人がそうだと思うよ?」
奈都「人って、自分がマジョリティーだと思い込む習性がある」
千紗都「その言葉、そのまま返す」
10
千紗都「絢音と奈都が、自分の可愛さに対して自己評価が低いのは、一人とんでもなく可愛い人がいるからだと思います」
涼夏「千紗都、よく自分でそんなこと言えるね」
千紗都「私じゃないし!」
涼夏「千紗都も自己評価が低い側の一人だね」
千紗都「涼夏の可愛さと、二人の可愛さは無関係なのに」
11
絢音「私はまあ、別に不細工だとは思ってないけど、ナンパとかされたことないし、客観的指標に基づいて、普通くらいって解釈かな」
千紗都「私がナンパされるのは、チョロそうだと思われるからだよ」
絢音「可愛い上にチョロいから」
千紗都「今、チョロそうから、チョロいって断言されたけど」
12
千紗都「○○が○○をverb、同時に言って文を作ります」
涼夏「決めた」
絢音「せーの」
千紗都「奈都が」
涼夏「カマキリを」
絢音「煮た」
涼夏「引くわー」
千紗都「ドン引き」
涼夏「千紗都が」
千紗都「私を」
絢音「食べた」
千紗都「ウロボロス?」
絢音「突然のウロボロス」
13
奈都「きらら展かー。アヤと行こうかな」
千紗都「待って。なんで私じゃないの?」
奈都「いや、チサ、興味ないでしょ」
千紗都「ないけど。奈都には興味がある!」
奈都「そういうのいいんで」
千紗都「目を輝かせてる奈都が見たい」
奈都「展示に興味がある子を探そう」
14
千紗都「学校って、友達がいると楽しいんだなぁ」
涼夏「悲しいこと呟いてる人がいる。ひしっ」
千紗都「いや、別に大丈夫だから」
涼夏「すりすり」
千紗都「楽しそうだね」
涼夏「もみもみ」
千紗都「ひぃ! 変なこと触らない!」
涼夏「変じゃないから!」
千紗都「そういうことじゃない」
15
奈都「オススメを聞かれて、もし自分のオススメがその人に合わなかった時、ダメージが大きいから、自分が本当に好きなものって教えない気がする」
千紗都「難しいこと考えて生きてるんだね」
奈都「チサはそういうのない?」
千紗都「そもそも大して何にもこだわりがないからなぁ」
奈都「一般人め!」
16
奈都「チサと涼夏の眩しいばかりの一般人感に、奇妙な劣等感を覚えることってない?」
絢音「劣等感は覚えないけど、よく私なんかと一緒にいてくれるなぁとは、時々思うね」
奈都「二人はもう太陽だね。Two Suns」
絢音「太陽の複数形。二人がとてつもなく可愛いのは確かだね」
奈都「わかる。可愛い」
17
涼夏「くんくん」
千紗都「なんで突然嗅ぐの? 恥ずかしいんだけど」
涼夏「猫も、飼い主の匂いに安心したりするんだって」
千紗都「へー」
涼夏「くんくん」
千紗都「質問に答えてもらってないようだけど」
18
千紗都「ぴよりんと一緒に涼夏食べたい」
涼夏「最近、ぴよりんへの想いが熱いね」
千紗都「美味しいに違いない」
涼夏「何が?」
千紗都「文脈から判断して」
涼夏「文脈から判断すると、それはあまり美味しくないと思う」
千紗都「私はそうは思わないけど」
19
奈都「うーん……」
千紗都「どうしたの? 動きがぎこちないよ?」
奈都「世界的に半導体が、ふ、不足シテテ、パーツのこう……交換がデキナクテ……」
千紗都「……何のパーツ?」
奈都「もっと優しくしてよ!」
千紗都「難しいこと言わないで!」
奈都「簡単でしょ?」
千紗都「理解に苦しむ」
20
奈都「チサの胸ポケットに押し込まれるスマホをなりたい」
千紗都「奈都がスマホになったら、インターネットしたりするよ」
奈都「そうだね。高速で検索する」
千紗都「あと、ゲームもする」
奈都「チサ、スマホになることは本題じゃないから」
千紗都「そうなんだ」
21
千紗都「おはよー」
絢音「……」
千紗都「ん? おーい」
絢音「……」
千紗都「絢音、あなた言葉どうしたの!?」
絢音「あはははは!」
千紗都「喋れた」
絢音「千紗都がそんなこと言うとは思わなかった」
千紗都「絢音が喋らないから」
絢音「可愛すぎて見惚れてた」
22
奈都「涼夏って可愛いなぁ」
千紗都「今頃気付いたの?」
奈都「いや、薄々気付いてた」
千紗都「いやいや、明らかに学年で一番可愛いし、私はユナ高で一番可愛いまであると思ってるよ? 先輩、あまり知らないけど」
奈都「二番じゃないの?」
千紗都「奈都の個人的な好みの問題は置いておこう」
23
奈都「チャーハンの調理が可能な待機状態に突入した。今さらラーメンがよかったと言われてももう遅い」
千紗都「それは?」
奈都「無慈悲なチャーハンともう遅い系のコラボ」
千紗都「日本語で喋って」
奈都「I love a cha-han」
千紗都「全部理解した」
奈都「本当かなぁ」
24
絢音「可愛い千紗都と花畑。勝った」
千紗都「涼夏みたいなこと言ってる」
絢音「っていうか真似した」
千紗都「写真撮ろう。そして送ろう」
絢音「今は亡き涼夏に」
千紗都「バイトだから」
25
涼夏「我々に足りないのは陽気さだ」
千紗都「確かに」
絢音「夏! 海! ウェーイ! ヤッフューーールリァァ! みたいな?」
千紗都「そのノリ、必要?」
涼夏「足りないままでいい気もしてきた」
絢音「守りに入っちゃダメ」
千紗都「攻める場所を間違えてる感はあるね」
2021年10月のツイートをまとめた、短いトーク集です。
時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。
実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。
また、画像がないと意味がわからないものもあります。
1
涼夏「タイポグリセミアの検証をします」
千紗都「涼夏が難しい言葉使った。なんだっけ、それ」
涼夏「ちさと、こころから、あいてしる」
千紗都「……」
涼夏「ずっと、なかよしの、とだもちで、いようね」
千紗都「声に出すと違和感しかないけど」
涼夏「まあそうだね」
2
千紗都「奈都、まず目を閉じて」
奈都「うん」
千紗都「次に私を想像してください」
奈都「した」
千紗都「全身?」
奈都「うん」
千紗都「その私は服を着てますか?」
奈都「着てるから!」
千紗都「そう。どんな?」
奈都「えっと、制服?」
千紗都「私に聞かれても……」
3
涼夏「英語ぺらぺらになりたい」
千紗都「わかる」
涼夏「こないだ、街で英語ぺらぺらの人を見た!」
千紗都「すごいね」
涼夏「しかも外国の人だった!」
千紗都「……」
涼夏「2倍すごくない?」
千紗都「すごいね」
4
涼夏「何かすごいことをやりたい気持ちはある」
千紗都「あるね。帰宅部だし」
涼夏「でも、高校生の限界を感じる」
千紗都「卒業したらやろう」
涼夏「それはもう、帰宅部と言えるだろうか」
千紗都「いくつになっても、私たちはずっと帰宅部であろう」
涼夏「名言だな?」
千紗都「そう?」
5
千紗都「高校生の内にしかできないことってなんだろう」
奈都「青春じゃない?」
千紗都「青春。男女が目を合わせて顔を赤らめるやつ?」
奈都「恋愛は同性でするものだよ。普通」
千紗都「普通……」
奈都「恋愛以外でも、部活でもいいし」
千紗都「帰宅部頑張る」
奈都「まあ、うん。頑張ってね」
6
涼夏「エミューに紛れて私も脱走しよう。この社会から」
千紗都「……」
涼夏「何か言って」
千紗都「全然わかんなくて。もうちょっとわかりやすいのにして」
涼夏「甘えないで」
千紗都「えー」
涼夏「エミューに紛れて……」
千紗都「何か言うまでやるんだ」
7
涼夏「20羽のエミューが脱走しました。頑張って探し回った結果、23羽のエミューが戻りました。それは何故?」
千紗都「頑張ったから」
涼夏「まあそうなんだけど」
千紗都「3羽は野生のエミュー」
涼夏「それだ」
絢音「何のひねりもない会話だったね」
千紗都「涼夏が悪い」
涼夏「えー」
8
涼夏「私はみんなが思うような大人しいエミューじゃないんだよ」
千紗都「そもそも……いや、いい。どんなエミューなの?」
涼夏「割と飛び回るね。エミューかハヤブサかってくらい」
千紗都「飛ぶんだ」
涼夏「鳥だからね」
千紗都「ペリカンは?」
涼夏「ペリカンも飛ぶ」
千紗都「マジか……」
9
奈都「チサって、モノローグで難しいこと考えてる?」
千紗都「私、人生でモノローグとか意識したことがないけど」
奈都「そっか。変わってるね」
千紗都「えっ? いや、大半の人がそうだと思うよ?」
奈都「人って、自分がマジョリティーだと思い込む習性がある」
千紗都「その言葉、そのまま返す」
10
千紗都「絢音と奈都が、自分の可愛さに対して自己評価が低いのは、一人とんでもなく可愛い人がいるからだと思います」
涼夏「千紗都、よく自分でそんなこと言えるね」
千紗都「私じゃないし!」
涼夏「千紗都も自己評価が低い側の一人だね」
千紗都「涼夏の可愛さと、二人の可愛さは無関係なのに」
11
絢音「私はまあ、別に不細工だとは思ってないけど、ナンパとかされたことないし、客観的指標に基づいて、普通くらいって解釈かな」
千紗都「私がナンパされるのは、チョロそうだと思われるからだよ」
絢音「可愛い上にチョロいから」
千紗都「今、チョロそうから、チョロいって断言されたけど」
12
千紗都「○○が○○をverb、同時に言って文を作ります」
涼夏「決めた」
絢音「せーの」
千紗都「奈都が」
涼夏「カマキリを」
絢音「煮た」
涼夏「引くわー」
千紗都「ドン引き」
涼夏「千紗都が」
千紗都「私を」
絢音「食べた」
千紗都「ウロボロス?」
絢音「突然のウロボロス」
13
奈都「きらら展かー。アヤと行こうかな」
千紗都「待って。なんで私じゃないの?」
奈都「いや、チサ、興味ないでしょ」
千紗都「ないけど。奈都には興味がある!」
奈都「そういうのいいんで」
千紗都「目を輝かせてる奈都が見たい」
奈都「展示に興味がある子を探そう」
14
千紗都「学校って、友達がいると楽しいんだなぁ」
涼夏「悲しいこと呟いてる人がいる。ひしっ」
千紗都「いや、別に大丈夫だから」
涼夏「すりすり」
千紗都「楽しそうだね」
涼夏「もみもみ」
千紗都「ひぃ! 変なこと触らない!」
涼夏「変じゃないから!」
千紗都「そういうことじゃない」
15
奈都「オススメを聞かれて、もし自分のオススメがその人に合わなかった時、ダメージが大きいから、自分が本当に好きなものって教えない気がする」
千紗都「難しいこと考えて生きてるんだね」
奈都「チサはそういうのない?」
千紗都「そもそも大して何にもこだわりがないからなぁ」
奈都「一般人め!」
16
奈都「チサと涼夏の眩しいばかりの一般人感に、奇妙な劣等感を覚えることってない?」
絢音「劣等感は覚えないけど、よく私なんかと一緒にいてくれるなぁとは、時々思うね」
奈都「二人はもう太陽だね。Two Suns」
絢音「太陽の複数形。二人がとてつもなく可愛いのは確かだね」
奈都「わかる。可愛い」
17
涼夏「くんくん」
千紗都「なんで突然嗅ぐの? 恥ずかしいんだけど」
涼夏「猫も、飼い主の匂いに安心したりするんだって」
千紗都「へー」
涼夏「くんくん」
千紗都「質問に答えてもらってないようだけど」
18
千紗都「ぴよりんと一緒に涼夏食べたい」
涼夏「最近、ぴよりんへの想いが熱いね」
千紗都「美味しいに違いない」
涼夏「何が?」
千紗都「文脈から判断して」
涼夏「文脈から判断すると、それはあまり美味しくないと思う」
千紗都「私はそうは思わないけど」
19
奈都「うーん……」
千紗都「どうしたの? 動きがぎこちないよ?」
奈都「世界的に半導体が、ふ、不足シテテ、パーツのこう……交換がデキナクテ……」
千紗都「……何のパーツ?」
奈都「もっと優しくしてよ!」
千紗都「難しいこと言わないで!」
奈都「簡単でしょ?」
千紗都「理解に苦しむ」
20
奈都「チサの胸ポケットに押し込まれるスマホをなりたい」
千紗都「奈都がスマホになったら、インターネットしたりするよ」
奈都「そうだね。高速で検索する」
千紗都「あと、ゲームもする」
奈都「チサ、スマホになることは本題じゃないから」
千紗都「そうなんだ」
21
千紗都「おはよー」
絢音「……」
千紗都「ん? おーい」
絢音「……」
千紗都「絢音、あなた言葉どうしたの!?」
絢音「あはははは!」
千紗都「喋れた」
絢音「千紗都がそんなこと言うとは思わなかった」
千紗都「絢音が喋らないから」
絢音「可愛すぎて見惚れてた」
22
奈都「涼夏って可愛いなぁ」
千紗都「今頃気付いたの?」
奈都「いや、薄々気付いてた」
千紗都「いやいや、明らかに学年で一番可愛いし、私はユナ高で一番可愛いまであると思ってるよ? 先輩、あまり知らないけど」
奈都「二番じゃないの?」
千紗都「奈都の個人的な好みの問題は置いておこう」
23
奈都「チャーハンの調理が可能な待機状態に突入した。今さらラーメンがよかったと言われてももう遅い」
千紗都「それは?」
奈都「無慈悲なチャーハンともう遅い系のコラボ」
千紗都「日本語で喋って」
奈都「I love a cha-han」
千紗都「全部理解した」
奈都「本当かなぁ」
24
絢音「可愛い千紗都と花畑。勝った」
千紗都「涼夏みたいなこと言ってる」
絢音「っていうか真似した」
千紗都「写真撮ろう。そして送ろう」
絢音「今は亡き涼夏に」
千紗都「バイトだから」
25
涼夏「我々に足りないのは陽気さだ」
千紗都「確かに」
絢音「夏! 海! ウェーイ! ヤッフューーールリァァ! みたいな?」
千紗都「そのノリ、必要?」
涼夏「足りないままでいい気もしてきた」
絢音「守りに入っちゃダメ」
千紗都「攻める場所を間違えてる感はあるね」
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