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番外編 グッズ(3)
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※(2)からそのまま繋がっています。
* * *
古沼に着くまでTシャツの話で盛り上がり、高校生の内に作ろうと言って、涼夏は帰っていった。その背中を手を振って見送ってから、絢音と二人でマックに移動する。空間が好きということはないが、100円や200円で何時間もいられる場所はマックしかない。
シェイクを頼んで席につくと、今度は私から切り出した。
「奈都のしたいことを考えよう」
「そうだね。千紗都のグッズは、またのんびり考えよう」
「考えなくていい」
限定シェイクはなかなか美味しかった。3Lくらいでもよかったかもしれない。一口交換してから、絢音が言った。
「私たちじゃ思い付かないことっていうより、私たちは別にしたいと思わないことの可能性が高いね。アクリルスタンドはまあ、作るなら私も欲しいけど、千紗都がドン引きするような内容じゃなかったし」
「アクリルスタンドは大丈夫だったって言ってたから、不安はあったみたいだよ?」
「じゃあ、少なからず私たちもしてみたいことかなぁ。実は今、シェイクを交換したと見せかけて、私は口に含んだシェイクをカップに戻した」
「えっ?」
「それを千紗都が飲むと思うとすごく興奮する」
絢音がそう言って、うっとりと目を細める。私がじっと自分のシェイクを見つめると、絢音が念のためというニュアンスで、「してないよ?」と笑った。
一瞬驚いたが、もし本当にしていたとして、果たしてドン引きするだろうか。思案げに首をひねると、絢音が呆れたように肩をすくめた。
「それでドン引きしないなら、千紗都をドン引きさせるのは難しいね」
「私が同じことをしたら?」
「喜んで飲むけど。むしろして」
絢音が目を輝かせてシェイクを渡してくる。そっちの方がドン引きだと言いながら押し戻して、シートの背もたれにもたれた。
「私は何も思い付かない。とてもノーマルな女だ」
「美容室で切った千紗都の髪を集めて、煎じて飲むとか」
「それは気持ち悪いね。絢音との仲もこれまでだね」
「私じゃなくて、ナツね」
しれっと手を振って、絢音が自分の髪を指に巻いた。その髪を眺めながら想像してみたが、どれだけ絢音を愛していても、髪の毛を煎じて飲みたいとは思わない。
そのまま絢音の唇やうなじを見つめながら、何かないかと考えてみたが、やはり何も思い付かなかった。
絢音も同じように私を見つめながら、表面を潤すように舌先で唇を舐めた。
「千紗都の生き血をすすりたい」
「私、用事を思い出したから」
慌ててリュックを掴むと、絢音がもう一度「私じゃなくて、ナツね」と繰り返した。
「ナツは先祖にヴァンパイアがいて、時々血を飲みたくなるの」
「血筋のせいならしょうがないね。先天性の病気みたいなものでしょ?」
「じゃあ、ただの性癖。血液検査で抜いた血じゃダメ。うなじに噛み付いて生き血をすすらないと。血は鮮度が命」
「私は、奈都がずっとその想いを心に秘め続けて生きていくことを願うよ」
なんとなく話に区切りがついたので、その後はいつものように授業の予習をして過ごした。
一人になって今日を振り返ると、妙に情報量の多い一日だった気がする。喋っていただけで、特別なことは何もしていないのだが、色々な企画やイベントは何気ない会話から生まれるものだ。奈都次第ではあるが、本当に私のアクリルスタンドを作る流れになるかもしれない。
1円も出さなくていいなら、付き合ってあげないでもない。知らない世界を知るのは楽しいし、好奇心を失ったらおしまいだ。
翌朝、奈都がどう出るかワクワクしていたが、残念ながらアクリルスタンドの話は一言も出なかった。大体いつもあまり考えずに話しているのは知っているが、昨日帰宅部であれだけ熱心に奈都の話を膨らませたのに、あんまりである。
もっとも、奈都はそのことを知らないから仕方ない。自分から切り出すのも負けた感じがするし、私が自分のアクリルスタンドを作りたがっていると誤解されるのも嫌だ。
困ったものだとため息をつくと、奈都が怪訝そうに首を傾げた。
「どうしたの?」
「別に。奈都って奈都だなって思って」
「その、私の名前を一般名詞みたいに使うのやめて」
奈都がジトッとした目で睨んでくる。今のはちょっと面白かった。私はくすっと笑って口を開いた。
「昨日ね、奈都が言ってた私の生き血をすすりたいって話について考えてたの」
「待って! 言ってない!」
奈都が秒で悲鳴を上げる。私は構わずに続けた。
「まあ、言ったかどうかはいいよ。小出しにしていくんでしょ?」
「それ、私のしたいことリストに入ってないから!」
「まずね、吸血鬼の血脈と、蚊の血脈と、大きく2つに分けようと思うの」
吸血鬼は伝承や種類にもよるが、嗜好品の感覚で吸っている感じがする。そもそも吸血鬼は不老不死である場合が多く、その維持のために必要という感じでもない。
対して蚊は本能的である。世界一人間を殺した生き物として、恐ろしい生物の頂点に君臨している。もはや恐怖の大王と言っていい。
「奈都は蚊かな」
本能的のまま人の血を求め、相手を死に至らしめる殺戮の王。実にオタクが好きそうな響きだと続けようとしたが、奈都は私の腕を掴んでブンブンと首を振った。
「そもそも思ってないから!」
「会話して」
「前提がおかしいから!」
随分と必死な様子で訴える。誤解されては困る一線なのだろうか。
その辺りはテキトーに流して冗談に付き合ってくれると嬉しいが、必死なポイントがよくわからないのもまた奈都っぽい。
「もし擦りむいたり引っ掻いたりしたら、舐めさせてあげるね」
爽やかにそう言うと、奈都はしばらく不服そうに頬を膨らませてから、「舐める」と呟いた。
結局舐めるのか。本当によくわからないが、そういうところも可愛い。
アクリルスタンドの話はもう出ないのだろうか。もしそうなら、いっそ帰宅部で作って、サプライズでプレゼントするのもいいかもしれない。
いや、自分のアクリルスタンドを贈るのは、自意識過剰な痛い女のムーブという気がする。
ただ、それで私の好きな人たちが楽しんでくれるなら、痛い女になってもいい。うなじには噛み付かれたくはないけれど。
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古沼に着くまでTシャツの話で盛り上がり、高校生の内に作ろうと言って、涼夏は帰っていった。その背中を手を振って見送ってから、絢音と二人でマックに移動する。空間が好きということはないが、100円や200円で何時間もいられる場所はマックしかない。
シェイクを頼んで席につくと、今度は私から切り出した。
「奈都のしたいことを考えよう」
「そうだね。千紗都のグッズは、またのんびり考えよう」
「考えなくていい」
限定シェイクはなかなか美味しかった。3Lくらいでもよかったかもしれない。一口交換してから、絢音が言った。
「私たちじゃ思い付かないことっていうより、私たちは別にしたいと思わないことの可能性が高いね。アクリルスタンドはまあ、作るなら私も欲しいけど、千紗都がドン引きするような内容じゃなかったし」
「アクリルスタンドは大丈夫だったって言ってたから、不安はあったみたいだよ?」
「じゃあ、少なからず私たちもしてみたいことかなぁ。実は今、シェイクを交換したと見せかけて、私は口に含んだシェイクをカップに戻した」
「えっ?」
「それを千紗都が飲むと思うとすごく興奮する」
絢音がそう言って、うっとりと目を細める。私がじっと自分のシェイクを見つめると、絢音が念のためというニュアンスで、「してないよ?」と笑った。
一瞬驚いたが、もし本当にしていたとして、果たしてドン引きするだろうか。思案げに首をひねると、絢音が呆れたように肩をすくめた。
「それでドン引きしないなら、千紗都をドン引きさせるのは難しいね」
「私が同じことをしたら?」
「喜んで飲むけど。むしろして」
絢音が目を輝かせてシェイクを渡してくる。そっちの方がドン引きだと言いながら押し戻して、シートの背もたれにもたれた。
「私は何も思い付かない。とてもノーマルな女だ」
「美容室で切った千紗都の髪を集めて、煎じて飲むとか」
「それは気持ち悪いね。絢音との仲もこれまでだね」
「私じゃなくて、ナツね」
しれっと手を振って、絢音が自分の髪を指に巻いた。その髪を眺めながら想像してみたが、どれだけ絢音を愛していても、髪の毛を煎じて飲みたいとは思わない。
そのまま絢音の唇やうなじを見つめながら、何かないかと考えてみたが、やはり何も思い付かなかった。
絢音も同じように私を見つめながら、表面を潤すように舌先で唇を舐めた。
「千紗都の生き血をすすりたい」
「私、用事を思い出したから」
慌ててリュックを掴むと、絢音がもう一度「私じゃなくて、ナツね」と繰り返した。
「ナツは先祖にヴァンパイアがいて、時々血を飲みたくなるの」
「血筋のせいならしょうがないね。先天性の病気みたいなものでしょ?」
「じゃあ、ただの性癖。血液検査で抜いた血じゃダメ。うなじに噛み付いて生き血をすすらないと。血は鮮度が命」
「私は、奈都がずっとその想いを心に秘め続けて生きていくことを願うよ」
なんとなく話に区切りがついたので、その後はいつものように授業の予習をして過ごした。
一人になって今日を振り返ると、妙に情報量の多い一日だった気がする。喋っていただけで、特別なことは何もしていないのだが、色々な企画やイベントは何気ない会話から生まれるものだ。奈都次第ではあるが、本当に私のアクリルスタンドを作る流れになるかもしれない。
1円も出さなくていいなら、付き合ってあげないでもない。知らない世界を知るのは楽しいし、好奇心を失ったらおしまいだ。
翌朝、奈都がどう出るかワクワクしていたが、残念ながらアクリルスタンドの話は一言も出なかった。大体いつもあまり考えずに話しているのは知っているが、昨日帰宅部であれだけ熱心に奈都の話を膨らませたのに、あんまりである。
もっとも、奈都はそのことを知らないから仕方ない。自分から切り出すのも負けた感じがするし、私が自分のアクリルスタンドを作りたがっていると誤解されるのも嫌だ。
困ったものだとため息をつくと、奈都が怪訝そうに首を傾げた。
「どうしたの?」
「別に。奈都って奈都だなって思って」
「その、私の名前を一般名詞みたいに使うのやめて」
奈都がジトッとした目で睨んでくる。今のはちょっと面白かった。私はくすっと笑って口を開いた。
「昨日ね、奈都が言ってた私の生き血をすすりたいって話について考えてたの」
「待って! 言ってない!」
奈都が秒で悲鳴を上げる。私は構わずに続けた。
「まあ、言ったかどうかはいいよ。小出しにしていくんでしょ?」
「それ、私のしたいことリストに入ってないから!」
「まずね、吸血鬼の血脈と、蚊の血脈と、大きく2つに分けようと思うの」
吸血鬼は伝承や種類にもよるが、嗜好品の感覚で吸っている感じがする。そもそも吸血鬼は不老不死である場合が多く、その維持のために必要という感じでもない。
対して蚊は本能的である。世界一人間を殺した生き物として、恐ろしい生物の頂点に君臨している。もはや恐怖の大王と言っていい。
「奈都は蚊かな」
本能的のまま人の血を求め、相手を死に至らしめる殺戮の王。実にオタクが好きそうな響きだと続けようとしたが、奈都は私の腕を掴んでブンブンと首を振った。
「そもそも思ってないから!」
「会話して」
「前提がおかしいから!」
随分と必死な様子で訴える。誤解されては困る一線なのだろうか。
その辺りはテキトーに流して冗談に付き合ってくれると嬉しいが、必死なポイントがよくわからないのもまた奈都っぽい。
「もし擦りむいたり引っ掻いたりしたら、舐めさせてあげるね」
爽やかにそう言うと、奈都はしばらく不服そうに頬を膨らませてから、「舐める」と呟いた。
結局舐めるのか。本当によくわからないが、そういうところも可愛い。
アクリルスタンドの話はもう出ないのだろうか。もしそうなら、いっそ帰宅部で作って、サプライズでプレゼントするのもいいかもしれない。
いや、自分のアクリルスタンドを贈るのは、自意識過剰な痛い女のムーブという気がする。
ただ、それで私の好きな人たちが楽しんでくれるなら、痛い女になってもいい。うなじには噛み付かれたくはないけれど。
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