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レベル20 穢れた聖職者カナミ 非処女 薄汚れた祭服 精液漬けのバレッタ 折れた癒しの杖 ステ:精神的動揺 暗所恐怖症 金6500JEM
自由都市メデオラ編③「訪れぬ平穏」
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「ごめんなさい……ごめんなさい」
早朝、悪夢の民家から脱出することに成功したカナミは、何度目か分からないくらいの謝罪を連呼している。
顔はやつれ足はフラフラ。着ている服も見るも無残な状態ではあったが、何とか体裁を整えメデオラの中心部までやってきた。
『カナミ、とにかく一度宿に行こう』
「そ、そうだね……。身体の汚れ、お風呂で落とさないと」
凌辱の最中はこちらの声が一切届かなかったはずなのに、解放されると同時に届くなんてずいぶんと失礼なシステムだ。
それでも、今はちゃんと意思疎通ができるだけでもありがたい。
俺の指示でカナミは宿へと向かい、5000JEMを支払って空いている部屋へと入り、ようやく一息つく。
「ごめんね。あたし、このままお風呂入るから。タクヤは今日も学園、あるんだよね?」
『あ、そうか! すっかり忘れてた』
「あたしのことはいいから行って? 夕方、また帰ってきて。それまでにあたし、心の整理をつけるからさ……」
一見、毅然とした態度で語るカナミ。しかし、その目じりにはじんわりと涙が浮かんでいた。
きっとこれから思う存分泣くのだろう。
『あ、ああ』
さすがの俺もそれ以上かける言葉が見つからず、おとなしくトリニティ・ワールド・オンラインを閉じゲームを終了させた。
(カナミ……)
いったいこれからどうなってしまうのか?
不安や心配にさいなまれ心の余裕が失われてしまった俺が、彼女の密かな性長とステータス更新に気付くのは、まだ先のことである――。
◇◆◇
その日の夕方。
結局、授業なんてこれっぽっちも頭に入らなかった俺は寄り道をすることなく帰宅し、いの一番でトリニティ・ワールド・オンラインを起動した。
『カナミ、いるか?』
「タクヤ。来てくれてありがとう」
良かった。
お風呂でサッパリしたらしい彼女の表情は少なからず晴れているような気がした。
祭服も洗濯をしたらしく、ところどころ擦り切れてはいるものの、ほぼ買ったときと同様の状態を取り戻していた。
しかし、さすがに嫌な思い出が残る服をこの先ずっと着続けるのも酷だろう。
そこで俺はカナミにこう提案した。
『気分転換に新しい服を買いに行ったらどうだ?』
「えっ」
『まだJEMは余ってるんだろ?』
「う、うん。でも……」
『宿を出て左手に洋裁店があったはずだ。ほら、行こうぜ』
散々迷ってはいたものの、そこはやはり女の子。
背中を押してやれば、ふわりと頬を緩め俺に従った。
◇◆◇
メデオラ外郭部の小さな洋裁店。
そろそろ日が暮れる時間とあって、店内は閑散としていた。
「いらっしゃいませ」
迎えてくれたのは、俺たちよりも一回り年齢差がありそうなキレイ目黒髪ショートカットのお姉さん。
前に組んだ手で控えめに主張するリングを見るに、どうやら既婚者のようだ。
「あの、新しい服が欲しくて……」
「デザインや色にこだわりはあるかしら」
優しい笑顔と物腰柔らかな接客のおかげで、カナミの表情もだいぶ和らぐ。
「できれば可愛いのがいいですけど、実はあまり持ち合わせがないんです」
宿代を差し引いた1500JEMしかないと正直に伝えると、マチルダと名乗ったお姉さんは売り場のとある一角に導いてくれる。
「それなら、こっちのコーナーは比較的安価で良い品を揃えているわよ」
「わぁ……」
やはりここに連れてきて正解だった。
カナミは色とりどりのデザインの服を夢中になって吟味して回る。
「あっ、これ」
そして数十着目。ピタリと指が止まった。
(キラキラしてて可愛いドレス。値段は……えっ!? どうしてこんなに安いの? 500JEMって……)
売り場にある服はどれも一着平均5000JEM。このコーナーの服でさえ、最低1500JEMはする。
ところが、この随所に宝石がちりばめられた煌びやかなピンク色のドレスはなんと最安値の500JEMなのだ。
「あら。あなた、それ……」
「マチルダさん、これ試着してみてもいいですか?」
「別に構わないけれど、後悔しない?」
後悔? いったいどういう意味か今ひとつ理解できないまま、カナミは首を縦に振る。
「そう。あなたみたいな若い子が……世も末ね」
「は、はぁ」
「ま、私は一商売人として、あなたの行動を止める気はないわ。せいぜい頑張ってね」
ますます意味が分からない激励を受け、カナミは購入したドレスとともに一度宿屋へと戻ったのであった――。
◇◆◇
「うっ、これよく見るとシースルーだったんだ。ちょっとエッチぃかな」
素肌がちょっぴり透けたセクシーなピンクドレスをまとったカナミの頬もまた、鮮やかなピンク色に染まる。
『でも、よく似合ってるぞ』
「ほ、ほんと? タクヤにそう言ってもらえると嬉しい……」
『ちょっとターンしてみてくれよ』
「いいよ。ほら、こんな感じ」
『おー、宝石がキラキラ輝いてキレイだ。どこかのお姫様みたい』
「うふふふ、そう?」
久々に流れる緩い時間。
少しずつ互いに言葉が溢れるようになった頃、それを遮る形でコンコンと扉がノックされる。
「誰だろう? こんな時間に」
『宿の従業員が言付けにでも来たんじゃないか』
「そうかもしれないね。はい、どなた……」
しかし、俺の予想に反して扉の先から現れたのは面識のないメタボ体質のスキンヘッド男。
柔和な笑みを浮かべてはいるが、逆に裏がありそうで胡散臭い印象を受ける。
また服装は先程洋裁店に出入りしたこともあり、上下高価そうな材質のもので固められている……と言うのがパッと見で分かった。ひとことで言えば金持ちの身なり。
「マチルダから聞いたんだ。へぇ、お前みたいな若い娘がな……世も末だ」
「あ、あの。あなたはいったい誰ですか? いきなり入ってきて」
「誰、とはご挨拶だな。これからお前の主人になるって言うのによ」
「主人!? い、いったい何を」
「とにかくお前に適正があるかワシが責任を持って試させてもらうぜ」
「ちょ、ちょっと。どうして内鍵をかけて……ぃゃっ、近づかないで!」
「外に声が漏れたら面倒だろう? ま、そうは言ってもこんな壁の薄いオンボロ宿では無駄な努力かもしれんがな」
『か、カナミ。こいつ、ヘンだぞ! とにかく部屋を出て助けを呼ぶんだ!』
「そ、そんなこと言ったって……。ぁっ、ぅぅッ、ドアが上手く開かないっ!」
「往生際の悪い娘だ。なぁに、おとなしくしていれば悪いようにはしない。さ、ワシと一緒にベッドにくるんだ」
「きゃああッッ!!」
スキンヘッド男の剛腕によって、カナミはいとも簡単にベッドへと転がされてしまう。
「ふむ。身体はなかなかのものだな。これは良い仕事をしてくれそうだ」
「し、仕事って……。ゃっ、やめっ」
理解が追いつかぬまま、スキンヘッド男はカナミに覆いかぶさろうとする。
質素なベッドがギシリと軋む音が、カナミの短い悲鳴とともに室内に空しく響く――。
◇◆◇
『カナミ! おい、大丈夫か……って、あれ?』
一方、モニター越しにその様子を見守っていた俺は、突如現れた見覚えがある文字列に戦慄した。
注意! ここから先をご覧になるには、課金アイテムの「監視カメラ」が必要です。また、向こうの声をお聴きになるには「マイク」が必要です。
「な、なんだって……。あのカメラとマイクは一度使ったらなくなっちゃうのかよ!!」
何という衝撃的な事実。
「あんな高額なアイテム、おいそれと買えるほど俺にも余裕が。でも……」
そうこうしている間に、カナミはあの趣味の悪い服装のスキンヘッド男に弄ばれてしまうかもしれない。
「ぐっ。こうなったら貯金を切り崩すしか……」
本当はカナミとのリアルデートのためにコツコツと貯めた虎の子の貯金。
しかし、今はそんなことを言っていられない。俺はすぐさまゲーム内のショップへと移動し、カメラとマイクのセットを購入してしまうのであった――。
早朝、悪夢の民家から脱出することに成功したカナミは、何度目か分からないくらいの謝罪を連呼している。
顔はやつれ足はフラフラ。着ている服も見るも無残な状態ではあったが、何とか体裁を整えメデオラの中心部までやってきた。
『カナミ、とにかく一度宿に行こう』
「そ、そうだね……。身体の汚れ、お風呂で落とさないと」
凌辱の最中はこちらの声が一切届かなかったはずなのに、解放されると同時に届くなんてずいぶんと失礼なシステムだ。
それでも、今はちゃんと意思疎通ができるだけでもありがたい。
俺の指示でカナミは宿へと向かい、5000JEMを支払って空いている部屋へと入り、ようやく一息つく。
「ごめんね。あたし、このままお風呂入るから。タクヤは今日も学園、あるんだよね?」
『あ、そうか! すっかり忘れてた』
「あたしのことはいいから行って? 夕方、また帰ってきて。それまでにあたし、心の整理をつけるからさ……」
一見、毅然とした態度で語るカナミ。しかし、その目じりにはじんわりと涙が浮かんでいた。
きっとこれから思う存分泣くのだろう。
『あ、ああ』
さすがの俺もそれ以上かける言葉が見つからず、おとなしくトリニティ・ワールド・オンラインを閉じゲームを終了させた。
(カナミ……)
いったいこれからどうなってしまうのか?
不安や心配にさいなまれ心の余裕が失われてしまった俺が、彼女の密かな性長とステータス更新に気付くのは、まだ先のことである――。
◇◆◇
その日の夕方。
結局、授業なんてこれっぽっちも頭に入らなかった俺は寄り道をすることなく帰宅し、いの一番でトリニティ・ワールド・オンラインを起動した。
『カナミ、いるか?』
「タクヤ。来てくれてありがとう」
良かった。
お風呂でサッパリしたらしい彼女の表情は少なからず晴れているような気がした。
祭服も洗濯をしたらしく、ところどころ擦り切れてはいるものの、ほぼ買ったときと同様の状態を取り戻していた。
しかし、さすがに嫌な思い出が残る服をこの先ずっと着続けるのも酷だろう。
そこで俺はカナミにこう提案した。
『気分転換に新しい服を買いに行ったらどうだ?』
「えっ」
『まだJEMは余ってるんだろ?』
「う、うん。でも……」
『宿を出て左手に洋裁店があったはずだ。ほら、行こうぜ』
散々迷ってはいたものの、そこはやはり女の子。
背中を押してやれば、ふわりと頬を緩め俺に従った。
◇◆◇
メデオラ外郭部の小さな洋裁店。
そろそろ日が暮れる時間とあって、店内は閑散としていた。
「いらっしゃいませ」
迎えてくれたのは、俺たちよりも一回り年齢差がありそうなキレイ目黒髪ショートカットのお姉さん。
前に組んだ手で控えめに主張するリングを見るに、どうやら既婚者のようだ。
「あの、新しい服が欲しくて……」
「デザインや色にこだわりはあるかしら」
優しい笑顔と物腰柔らかな接客のおかげで、カナミの表情もだいぶ和らぐ。
「できれば可愛いのがいいですけど、実はあまり持ち合わせがないんです」
宿代を差し引いた1500JEMしかないと正直に伝えると、マチルダと名乗ったお姉さんは売り場のとある一角に導いてくれる。
「それなら、こっちのコーナーは比較的安価で良い品を揃えているわよ」
「わぁ……」
やはりここに連れてきて正解だった。
カナミは色とりどりのデザインの服を夢中になって吟味して回る。
「あっ、これ」
そして数十着目。ピタリと指が止まった。
(キラキラしてて可愛いドレス。値段は……えっ!? どうしてこんなに安いの? 500JEMって……)
売り場にある服はどれも一着平均5000JEM。このコーナーの服でさえ、最低1500JEMはする。
ところが、この随所に宝石がちりばめられた煌びやかなピンク色のドレスはなんと最安値の500JEMなのだ。
「あら。あなた、それ……」
「マチルダさん、これ試着してみてもいいですか?」
「別に構わないけれど、後悔しない?」
後悔? いったいどういう意味か今ひとつ理解できないまま、カナミは首を縦に振る。
「そう。あなたみたいな若い子が……世も末ね」
「は、はぁ」
「ま、私は一商売人として、あなたの行動を止める気はないわ。せいぜい頑張ってね」
ますます意味が分からない激励を受け、カナミは購入したドレスとともに一度宿屋へと戻ったのであった――。
◇◆◇
「うっ、これよく見るとシースルーだったんだ。ちょっとエッチぃかな」
素肌がちょっぴり透けたセクシーなピンクドレスをまとったカナミの頬もまた、鮮やかなピンク色に染まる。
『でも、よく似合ってるぞ』
「ほ、ほんと? タクヤにそう言ってもらえると嬉しい……」
『ちょっとターンしてみてくれよ』
「いいよ。ほら、こんな感じ」
『おー、宝石がキラキラ輝いてキレイだ。どこかのお姫様みたい』
「うふふふ、そう?」
久々に流れる緩い時間。
少しずつ互いに言葉が溢れるようになった頃、それを遮る形でコンコンと扉がノックされる。
「誰だろう? こんな時間に」
『宿の従業員が言付けにでも来たんじゃないか』
「そうかもしれないね。はい、どなた……」
しかし、俺の予想に反して扉の先から現れたのは面識のないメタボ体質のスキンヘッド男。
柔和な笑みを浮かべてはいるが、逆に裏がありそうで胡散臭い印象を受ける。
また服装は先程洋裁店に出入りしたこともあり、上下高価そうな材質のもので固められている……と言うのがパッと見で分かった。ひとことで言えば金持ちの身なり。
「マチルダから聞いたんだ。へぇ、お前みたいな若い娘がな……世も末だ」
「あ、あの。あなたはいったい誰ですか? いきなり入ってきて」
「誰、とはご挨拶だな。これからお前の主人になるって言うのによ」
「主人!? い、いったい何を」
「とにかくお前に適正があるかワシが責任を持って試させてもらうぜ」
「ちょ、ちょっと。どうして内鍵をかけて……ぃゃっ、近づかないで!」
「外に声が漏れたら面倒だろう? ま、そうは言ってもこんな壁の薄いオンボロ宿では無駄な努力かもしれんがな」
『か、カナミ。こいつ、ヘンだぞ! とにかく部屋を出て助けを呼ぶんだ!』
「そ、そんなこと言ったって……。ぁっ、ぅぅッ、ドアが上手く開かないっ!」
「往生際の悪い娘だ。なぁに、おとなしくしていれば悪いようにはしない。さ、ワシと一緒にベッドにくるんだ」
「きゃああッッ!!」
スキンヘッド男の剛腕によって、カナミはいとも簡単にベッドへと転がされてしまう。
「ふむ。身体はなかなかのものだな。これは良い仕事をしてくれそうだ」
「し、仕事って……。ゃっ、やめっ」
理解が追いつかぬまま、スキンヘッド男はカナミに覆いかぶさろうとする。
質素なベッドがギシリと軋む音が、カナミの短い悲鳴とともに室内に空しく響く――。
◇◆◇
『カナミ! おい、大丈夫か……って、あれ?』
一方、モニター越しにその様子を見守っていた俺は、突如現れた見覚えがある文字列に戦慄した。
注意! ここから先をご覧になるには、課金アイテムの「監視カメラ」が必要です。また、向こうの声をお聴きになるには「マイク」が必要です。
「な、なんだって……。あのカメラとマイクは一度使ったらなくなっちゃうのかよ!!」
何という衝撃的な事実。
「あんな高額なアイテム、おいそれと買えるほど俺にも余裕が。でも……」
そうこうしている間に、カナミはあの趣味の悪い服装のスキンヘッド男に弄ばれてしまうかもしれない。
「ぐっ。こうなったら貯金を切り崩すしか……」
本当はカナミとのリアルデートのためにコツコツと貯めた虎の子の貯金。
しかし、今はそんなことを言っていられない。俺はすぐさまゲーム内のショップへと移動し、カメラとマイクのセットを購入してしまうのであった――。
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