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第六十四話 赤鬼
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七日間行われるうちの二日目が始まった。僕たちはさらなる妖怪ポイントを手に入れるためにフウラでフィールドに向かっていた。
一日で二百ポイント以上を集めたのだが、簡単に集まる分、交換するポイントが高いので、これでも全然交換できないと思われる。
「昨日は結構、稼げたから今日もその調子で行くよ!」
リリは顔はやる気に満ち溢れていた。なんでこんなにやる気があるのかは大体、予想ができる。僕が現実世界で全員にご飯を奢ることになったからだろう。
「おー!」
ギルドメンバーは明るく返事を返す。僕も同様にだ。今日は全体的に士気も高い気がする。
これが良いことなのかは分からないが、この士気の高さなら昨日よりも多くのポイントが手に入れることができるかもしれない。
目的のフィールドに着いたので、僕達はフウラから降りる。今回は花桃の木が所々に点在するフィールドだ。地面を見てみると強い衝撃が入ると崩れそうな箇所もある。
「あそこは避けて通ったほうがよさそうだな」
僕は崩れそうになっている地面を指差して言う。
「そうね! 避けて通りましょ!」
ツキナがすぐに答えてくれた。僕達は崩れそうな地面を避けるように進む。イベント中なのだが、妖怪以外のモンスターも出現するので、そいつらも倒していく。
しばらく進んでいると二体の山姥が現れた。両手には包丁を持っており、こちらに投擲しようとしている。
「戦闘準備!」
僕は全員に警戒を促す。数秒後、五メートルくらいの距離から山姥が同時に包丁を投げてくる。それを僕たちの前に入ったコジロウが迎え撃つ。
「ゼロの太刀! 燕《つばめ》返し!」
コジロウが刀を縦に振ると不思議な事に包丁が山姥の方向に跳ね返っていく。
一瞬のことではっきりとは分からなかったが、ゴジロウが刀を振った瞬間に風が発生した気がする。
跳ね返った包丁は見事に山姥の胸部に命中した。この一撃で山姥のHPを半分まで削った。HPの減り具合を見る限り、投擲された包丁に当たっていたら、結構HPを持ってかれたに違いない。
「風の舞! トルネード!」
山姥の隙をついて誰よりも早く、ツキナが追撃をする。
山姥の真下から黒色の大竜巻が現れ、HPを奪い去る。どうやらこのスキルは狙った場所に発動させることができるらしい。非常に使い勝手が良そうだ。
「ナイス! ツキナ!」
僕は口元をほころばせながらツキナに言う。
ムサシ
「ツキナさんが味方でよかったです」
コジロウ
「絶対、敵に回したくない」
アサガオ
「さすがです! ツキナさん!」
トモ
「いつ見てもすごい威力だな~」
リリ
「あいかわらず、すごいね」
みんなも各々でツキナに声を掛ける。
「ありがとう! でもコジロウが隙を作ってくれたからできたことよ」
「そんな事ないですよ」
ツキナはお礼を言いつつも、コジロウのフォローは忘れていない。コジロウは照れ笑いを浮かべ、ツキナに返事を返す。確かにコジロウが隙を作ったことで決まった連携なのだ。戦国兄弟の実力は凄まじい。
そんなことを思っていると目の前で赤いエフェクトが発生する。
「モンスターがスポーンするわよ! 気をつけて!」
ツキナが警戒を促してきたので、僕達はすぐに赤いエフェクトから距離を取る。スポーンした瞬間に攻撃されても困るからだ。
それにしてもモンスターがスポーンする時はこんな派手なエフェクトが発生するとは思っていなかった。
次第にモンスターの姿が見えて来た。全長は五メートルくらいで、頭には角が二つ生えている。そして手には巨大な棍棒を持っていた。
「鬼じゃん……」
僕は目の前に出現した赤鬼を見て、呟く。鬼と言えば怖くて強いイメージがある。さてこの鬼はどうだろうか。見た目的には強そうだが。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼はフィールド中に響き渡る声で叫ぶ。声を出した時の風圧で飛ばされそうになった。僕達は必死で踏ん張り、耐える。
赤鬼は叫び終わった後、すぐに棍棒を振り落としてきた。近距離武器をメイン武器としている僕とギルドメンバーはその攻撃を後ろに飛んで避ける。
地面と棍棒が接触した瞬間、音が爆発したように一瞬だけ広がる。
この攻撃を見てはっきりしたことがある赤鬼は攻撃スピードが遅い分、攻撃力がかなり高いようだ。攻撃を受け止めると言う選択肢は除外したほうが良さそうだ。
「六明神! 水! ピュアスアローウ!」
トモの弓から三本の矢が同時に放たれる。トモの弓には【マルチショット】というスキルがついているので、複数の矢を同時に発射することができるのだ。
トモが放った矢は赤鬼にしっかり命中したのだが、一割ほどしかHPが減っていないようだ。
「くっ……これだけかよ」
トモは呟く。弓には他にも【貫通射撃】と言うスキルもついているので防御力を無視して攻撃できるのはずなので、赤鬼はHPが多く設定されていることが分かる。
またしても低確率でしか遭遇できないボスモンスターに会ってしまった。良いことなのだが、厳しい戦いを強いられそうだ。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼は棍棒を薙ぎ払うように振ってくる。大振りなので避けれない程ではないが、後から衝撃波が僕達を襲う。
「シールド!」
ツキナは瞬時に前衛陣を囲むようにシールドを張る。シールドが無かったら多くのダメージを受けていただろう。僕はツキナに感謝しつつ、赤鬼を迫る。
「六明神! 水!」
僕は剣に水を纏わせ、縦に一振り。僕とトモの攻撃で赤鬼は水属性やられ状態になる。
今は防御力が大きく低下しているはずなので【貫通】関係のスキルを持っていなくても多くのダメージを与えることができるはずだ。
「一の太刀! 旋風!」
「滝落とし!」
すぐに戦国兄弟が追撃をかける。
「氷撃!」
「拡散爆弾!」
まだ、僕達のターンは終わっていない。戦国兄弟と入れ替わるようにリリとアサガオも攻撃する。
「アイシクルスピア!」
「六明神 氷! ピュアスアローウ高速三連射!」
ギルドメンバー全員の連携が決まった。トモの最後の攻撃には【属性特攻】の効果も加わっているので、赤鬼のHPはみるみると減っていき、半分くらいになる。
どれだけの耐久力を持っているんだ。普通のボスモンスターと違ってHPの数値が出ないのでどれだけ減ったのかが分からないのだ。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼は頭の上に棍棒を持ってきて、何やらチャージを始めだ。大技が来る。
「みんな、回避の準備だ!」
僕の指示で、みんなは回避の準備を始める。そして赤鬼が棍棒を地面に叩きつけたのと同時にジャンプして避ける。
地軸もろとも引き裂くような爆発音とともに地面が崩れ始めた。僕達の真下はこのフィールドに着いた時に避けて通った今にも崩れそうな地面だったのだ。
「嘘だろっ! うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕達は絶叫を上げながら底が見えない地面の下に落下していく。トモがクウガを使って僕達を地上に上げようとするが、崩れた地面が塞がれてしまった。
上がることができなくなった僕達は死ななにことを祈りながら、クウガに乗って下に降りていく。
一日で二百ポイント以上を集めたのだが、簡単に集まる分、交換するポイントが高いので、これでも全然交換できないと思われる。
「昨日は結構、稼げたから今日もその調子で行くよ!」
リリは顔はやる気に満ち溢れていた。なんでこんなにやる気があるのかは大体、予想ができる。僕が現実世界で全員にご飯を奢ることになったからだろう。
「おー!」
ギルドメンバーは明るく返事を返す。僕も同様にだ。今日は全体的に士気も高い気がする。
これが良いことなのかは分からないが、この士気の高さなら昨日よりも多くのポイントが手に入れることができるかもしれない。
目的のフィールドに着いたので、僕達はフウラから降りる。今回は花桃の木が所々に点在するフィールドだ。地面を見てみると強い衝撃が入ると崩れそうな箇所もある。
「あそこは避けて通ったほうがよさそうだな」
僕は崩れそうになっている地面を指差して言う。
「そうね! 避けて通りましょ!」
ツキナがすぐに答えてくれた。僕達は崩れそうな地面を避けるように進む。イベント中なのだが、妖怪以外のモンスターも出現するので、そいつらも倒していく。
しばらく進んでいると二体の山姥が現れた。両手には包丁を持っており、こちらに投擲しようとしている。
「戦闘準備!」
僕は全員に警戒を促す。数秒後、五メートルくらいの距離から山姥が同時に包丁を投げてくる。それを僕たちの前に入ったコジロウが迎え撃つ。
「ゼロの太刀! 燕《つばめ》返し!」
コジロウが刀を縦に振ると不思議な事に包丁が山姥の方向に跳ね返っていく。
一瞬のことではっきりとは分からなかったが、ゴジロウが刀を振った瞬間に風が発生した気がする。
跳ね返った包丁は見事に山姥の胸部に命中した。この一撃で山姥のHPを半分まで削った。HPの減り具合を見る限り、投擲された包丁に当たっていたら、結構HPを持ってかれたに違いない。
「風の舞! トルネード!」
山姥の隙をついて誰よりも早く、ツキナが追撃をする。
山姥の真下から黒色の大竜巻が現れ、HPを奪い去る。どうやらこのスキルは狙った場所に発動させることができるらしい。非常に使い勝手が良そうだ。
「ナイス! ツキナ!」
僕は口元をほころばせながらツキナに言う。
ムサシ
「ツキナさんが味方でよかったです」
コジロウ
「絶対、敵に回したくない」
アサガオ
「さすがです! ツキナさん!」
トモ
「いつ見てもすごい威力だな~」
リリ
「あいかわらず、すごいね」
みんなも各々でツキナに声を掛ける。
「ありがとう! でもコジロウが隙を作ってくれたからできたことよ」
「そんな事ないですよ」
ツキナはお礼を言いつつも、コジロウのフォローは忘れていない。コジロウは照れ笑いを浮かべ、ツキナに返事を返す。確かにコジロウが隙を作ったことで決まった連携なのだ。戦国兄弟の実力は凄まじい。
そんなことを思っていると目の前で赤いエフェクトが発生する。
「モンスターがスポーンするわよ! 気をつけて!」
ツキナが警戒を促してきたので、僕達はすぐに赤いエフェクトから距離を取る。スポーンした瞬間に攻撃されても困るからだ。
それにしてもモンスターがスポーンする時はこんな派手なエフェクトが発生するとは思っていなかった。
次第にモンスターの姿が見えて来た。全長は五メートルくらいで、頭には角が二つ生えている。そして手には巨大な棍棒を持っていた。
「鬼じゃん……」
僕は目の前に出現した赤鬼を見て、呟く。鬼と言えば怖くて強いイメージがある。さてこの鬼はどうだろうか。見た目的には強そうだが。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼はフィールド中に響き渡る声で叫ぶ。声を出した時の風圧で飛ばされそうになった。僕達は必死で踏ん張り、耐える。
赤鬼は叫び終わった後、すぐに棍棒を振り落としてきた。近距離武器をメイン武器としている僕とギルドメンバーはその攻撃を後ろに飛んで避ける。
地面と棍棒が接触した瞬間、音が爆発したように一瞬だけ広がる。
この攻撃を見てはっきりしたことがある赤鬼は攻撃スピードが遅い分、攻撃力がかなり高いようだ。攻撃を受け止めると言う選択肢は除外したほうが良さそうだ。
「六明神! 水! ピュアスアローウ!」
トモの弓から三本の矢が同時に放たれる。トモの弓には【マルチショット】というスキルがついているので、複数の矢を同時に発射することができるのだ。
トモが放った矢は赤鬼にしっかり命中したのだが、一割ほどしかHPが減っていないようだ。
「くっ……これだけかよ」
トモは呟く。弓には他にも【貫通射撃】と言うスキルもついているので防御力を無視して攻撃できるのはずなので、赤鬼はHPが多く設定されていることが分かる。
またしても低確率でしか遭遇できないボスモンスターに会ってしまった。良いことなのだが、厳しい戦いを強いられそうだ。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼は棍棒を薙ぎ払うように振ってくる。大振りなので避けれない程ではないが、後から衝撃波が僕達を襲う。
「シールド!」
ツキナは瞬時に前衛陣を囲むようにシールドを張る。シールドが無かったら多くのダメージを受けていただろう。僕はツキナに感謝しつつ、赤鬼を迫る。
「六明神! 水!」
僕は剣に水を纏わせ、縦に一振り。僕とトモの攻撃で赤鬼は水属性やられ状態になる。
今は防御力が大きく低下しているはずなので【貫通】関係のスキルを持っていなくても多くのダメージを与えることができるはずだ。
「一の太刀! 旋風!」
「滝落とし!」
すぐに戦国兄弟が追撃をかける。
「氷撃!」
「拡散爆弾!」
まだ、僕達のターンは終わっていない。戦国兄弟と入れ替わるようにリリとアサガオも攻撃する。
「アイシクルスピア!」
「六明神 氷! ピュアスアローウ高速三連射!」
ギルドメンバー全員の連携が決まった。トモの最後の攻撃には【属性特攻】の効果も加わっているので、赤鬼のHPはみるみると減っていき、半分くらいになる。
どれだけの耐久力を持っているんだ。普通のボスモンスターと違ってHPの数値が出ないのでどれだけ減ったのかが分からないのだ。
「ウォォォォォォォ!」
赤鬼は頭の上に棍棒を持ってきて、何やらチャージを始めだ。大技が来る。
「みんな、回避の準備だ!」
僕の指示で、みんなは回避の準備を始める。そして赤鬼が棍棒を地面に叩きつけたのと同時にジャンプして避ける。
地軸もろとも引き裂くような爆発音とともに地面が崩れ始めた。僕達の真下はこのフィールドに着いた時に避けて通った今にも崩れそうな地面だったのだ。
「嘘だろっ! うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕達は絶叫を上げながら底が見えない地面の下に落下していく。トモがクウガを使って僕達を地上に上げようとするが、崩れた地面が塞がれてしまった。
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===========目録======================
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====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
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