37 / 92
第三十六話 カップル対決とイベント終了
しおりを挟む
心地よい風が草原で寝転がっている僕の眠気を誘う。現在、僕は二百六十ポイント所持している。
移動はしたもののやっぱり一番ポイントを稼げる場所は最初に転送されたこの場所だった。
「もう終わっちゃうのか……ツキナと戦ってみたかったな……」
僕は少し寂しさを感じながら呟く。一回死んだらイベントから脱落してしまうと言う条件があったので、久々に緊張感を持って戦うことができた。
「ヒビト! ヒビト!」
僕は女性プレイヤーに声をかけられたので、目を開ける。あまりにも気持ちが良さすぎて、いつのまにか眠ってしまっていたようだ。
僕としたことが……。それより攻撃せずに起こしてくれる優しい人はどこの誰なんだろう。
「ヒビト! やっと起きたわね!」
この声には聞き覚えがあった。ぼやけた視界が次第にクリアになっていき、女性プレイヤーの正体を見ることができた。目の前にいたのは僕の彼女のツキナだった。
「おはよう! ツキナ!」
「おはよう、じゃないわよ! 緊張感なさすぎよ!」
「風が心地良くて……つい……」
ツキナに指摘をされてしまったので、僕は言い訳を述べる。
「つい、じゃないわよ! 私じゃなかったらどうしてたの?」
「死んでた!」
「自信を持って言うことじゃないわよ!」
「はい……そうでした……」
僕は苦笑いを浮かべる。そのことはさておき、さっきから後頭部から柔らかい感触が伝わってきている。
「もしかして、膝枕してくれてるのか?」
「そうよ! 地面に頭をつけてたら汚いでしょ!」
「そうだけれども……」
「嫌だった?」
「いえいえ! 全然! むしろ嬉しいです!」
「ならいいじゃない!」
ツキナもどんどん積極的になってきている。大人の階段を登ったことに影響しているのか……。
「ヒビト! 全力で勝負しましょ!」
ツキナは一転して本題を切り出してくる。
そうだった今はイベント中だった……。幸せすぎてすっかり忘れていた……。
「いいぜ!」
そう言うと僕はゆっくりと体を起こして、星斗天雷刃を構え、アサとヨルに雷攻撃をしてもらい【窮地】を発動する。ツキナも月虹玉花を構える。
「勝負‼︎」
僕とツキナは同時に腹の底から声を出す。
「兜割!」
僕は剣を振り下ろし、ツキナを目掛けて斬撃を飛ばす。ツキナに僕が【貫通攻撃】スキルを持っていることはすでに割れているので、【シールド】を使わずに右に回避する。
「炎の舞! フレイムラーミナ!」
ツキナは炎の刃を作り出し、僕に向けて放ってくる。僕は一つずつ正確に斬り落としていく。
魔法を斬るためには核になっている部分を正確に見極めて斬る必要があり難易度が高いと言われているが、剣道で鍛えられた動体視力と極限まで研ぎ澄まされた集中力によってそれを可能にした。
「嘘でしょ! 魔法を斬るのは難しいはずよ!」
「勝つために隠れて練習してたんだ!」
僕は胸を張りながら言い放つ。そう、僕はもしツキナや魔法使いとイベントでバトルすることになった時、対応できるようになるために内緒でリリに魔法しか使ってこないモンスターが出るダンジョンを教えて貰い、そこに潜って練習を行なっていた。五十回以上死んだ苦い記憶も一緒に思い出す。このことは人には絶対言えない。
「対策済みと言うことね! ならこれならどうかしら! 銀世界《シルバー》!」
ツキナは一瞬にして僕を氷漬けにする。
「終わったわね!」
ツキナは勝ったことを確信しているようだが、このスキルも対策してある。
「燃焼」
僕が声にならない呟きをすると体が自然発火し、僕を覆っていた氷を溶かす。ツキナは唖然として僕をまじまじと見つめていた。
「炎属性のモンスターを食したことで手に入れたスキルだ!」
「食すなんて普通考えないわよ! ヒビトの行動には驚かないと決めていたけどやっぱり無理ね!」
「そうか? ツキナも今度、モンスターを食べてみたら? 意外と美味しいぞ!」
「ぜ、ぜ、ぜ、絶対! 食べないわよ!」
ツキナは全力で嫌がっているようだ。
モンスターを食すことで相手が触れるだけで状態異常にするスキルが手に入ると言うことが分かったので、それをツキナに教えるために言ったのにあそこまで拒絶されるとは……。よく考えてみると普通、食べたくないか……。
「次の攻撃で絶対、終わらせてやるわ!」
「受けて立つ!」
ツキナがいつもプレイヤーを倒している戦法をことごとく僕が打ち破っているので、少しイライラしている様子だ。(対策しすぎたかな)と心の中で反省しつつ全力で応えることにした。対策したと言っても魔法を斬ること。それから【銀世界《シルバー》】の対策しかしてない。
他の属性の攻撃をされたら一瞬にして負けしまうと思う。それでもツキナは僕が全ての攻撃で対策していると踏んだみたいで、大技を使ってくるみたいだ。これなら勝機はあるかも……。
「天変! 地異!」
ツキナは月虹玉花を光らせながら空中に浮いていき、凄まじい声を出すと風が荒々しく草を吹き倒し始める。踏ん張っていないとどっかに飛んで行ってしまいそだ。さらに上空からは複数の隕石が落ちて来ている。
「これは出し惜しみしているとやられるな! 疾風迅雷発動!」
僕はAGIをSTRと同じにして、隕石を回避しながらツキナを目指して進む。
地面に隕石が激突すると噴火が起こる。さらに地面が地震のように激しく揺れる。殺傷能力の高いスキルだな、これは……。僕はそんな中で足を進め、ツキナの真下まで来た。
「ごめん! ツキナ! 勝たせてもらうぞ!」
僕は全力で地面を蹴ってツキナの目の前まで跳ぶ。そしてHPを一にしてSTRを三十六倍にする。完全に賭けである。ツキナがこのスキルを発動している間に動ければ僕の負けだ。
「雪・月・花!」
僕は自身の中で最高威力の攻撃をした。
「私の負けね!」
ツキナはそう言うと目を瞑った。僕は視聴者に見えないように軽くキスをして、ツキナを斬った。ツキナのHPはゼロになり消滅した。
「これでイベントを終了します! 優勝プレイヤーはヒビトさんです! ヒビトさんには九尾がプレゼントされます! ストレージを確認してください! なお、惜しくも優勝できなかった三位以内のプレイヤーにはイベントでしか手に入れることのできない子龍をプレゼントします! しっかり育成すれば幻獣と同等の力を手に入れることができるかもしれませんよ……頑張ってください!」
「まさか……僕が優勝できるなんて……」
僕は驚愕のあまり足がガクガクになっていた。僕の所持ポイントは六百。ツキナが相当稼いでいたことが分かった。
「後で感謝を言わなきゃな!」
僕はそう心に決め、噴水広場に転送されるのを待った。
移動はしたもののやっぱり一番ポイントを稼げる場所は最初に転送されたこの場所だった。
「もう終わっちゃうのか……ツキナと戦ってみたかったな……」
僕は少し寂しさを感じながら呟く。一回死んだらイベントから脱落してしまうと言う条件があったので、久々に緊張感を持って戦うことができた。
「ヒビト! ヒビト!」
僕は女性プレイヤーに声をかけられたので、目を開ける。あまりにも気持ちが良さすぎて、いつのまにか眠ってしまっていたようだ。
僕としたことが……。それより攻撃せずに起こしてくれる優しい人はどこの誰なんだろう。
「ヒビト! やっと起きたわね!」
この声には聞き覚えがあった。ぼやけた視界が次第にクリアになっていき、女性プレイヤーの正体を見ることができた。目の前にいたのは僕の彼女のツキナだった。
「おはよう! ツキナ!」
「おはよう、じゃないわよ! 緊張感なさすぎよ!」
「風が心地良くて……つい……」
ツキナに指摘をされてしまったので、僕は言い訳を述べる。
「つい、じゃないわよ! 私じゃなかったらどうしてたの?」
「死んでた!」
「自信を持って言うことじゃないわよ!」
「はい……そうでした……」
僕は苦笑いを浮かべる。そのことはさておき、さっきから後頭部から柔らかい感触が伝わってきている。
「もしかして、膝枕してくれてるのか?」
「そうよ! 地面に頭をつけてたら汚いでしょ!」
「そうだけれども……」
「嫌だった?」
「いえいえ! 全然! むしろ嬉しいです!」
「ならいいじゃない!」
ツキナもどんどん積極的になってきている。大人の階段を登ったことに影響しているのか……。
「ヒビト! 全力で勝負しましょ!」
ツキナは一転して本題を切り出してくる。
そうだった今はイベント中だった……。幸せすぎてすっかり忘れていた……。
「いいぜ!」
そう言うと僕はゆっくりと体を起こして、星斗天雷刃を構え、アサとヨルに雷攻撃をしてもらい【窮地】を発動する。ツキナも月虹玉花を構える。
「勝負‼︎」
僕とツキナは同時に腹の底から声を出す。
「兜割!」
僕は剣を振り下ろし、ツキナを目掛けて斬撃を飛ばす。ツキナに僕が【貫通攻撃】スキルを持っていることはすでに割れているので、【シールド】を使わずに右に回避する。
「炎の舞! フレイムラーミナ!」
ツキナは炎の刃を作り出し、僕に向けて放ってくる。僕は一つずつ正確に斬り落としていく。
魔法を斬るためには核になっている部分を正確に見極めて斬る必要があり難易度が高いと言われているが、剣道で鍛えられた動体視力と極限まで研ぎ澄まされた集中力によってそれを可能にした。
「嘘でしょ! 魔法を斬るのは難しいはずよ!」
「勝つために隠れて練習してたんだ!」
僕は胸を張りながら言い放つ。そう、僕はもしツキナや魔法使いとイベントでバトルすることになった時、対応できるようになるために内緒でリリに魔法しか使ってこないモンスターが出るダンジョンを教えて貰い、そこに潜って練習を行なっていた。五十回以上死んだ苦い記憶も一緒に思い出す。このことは人には絶対言えない。
「対策済みと言うことね! ならこれならどうかしら! 銀世界《シルバー》!」
ツキナは一瞬にして僕を氷漬けにする。
「終わったわね!」
ツキナは勝ったことを確信しているようだが、このスキルも対策してある。
「燃焼」
僕が声にならない呟きをすると体が自然発火し、僕を覆っていた氷を溶かす。ツキナは唖然として僕をまじまじと見つめていた。
「炎属性のモンスターを食したことで手に入れたスキルだ!」
「食すなんて普通考えないわよ! ヒビトの行動には驚かないと決めていたけどやっぱり無理ね!」
「そうか? ツキナも今度、モンスターを食べてみたら? 意外と美味しいぞ!」
「ぜ、ぜ、ぜ、絶対! 食べないわよ!」
ツキナは全力で嫌がっているようだ。
モンスターを食すことで相手が触れるだけで状態異常にするスキルが手に入ると言うことが分かったので、それをツキナに教えるために言ったのにあそこまで拒絶されるとは……。よく考えてみると普通、食べたくないか……。
「次の攻撃で絶対、終わらせてやるわ!」
「受けて立つ!」
ツキナがいつもプレイヤーを倒している戦法をことごとく僕が打ち破っているので、少しイライラしている様子だ。(対策しすぎたかな)と心の中で反省しつつ全力で応えることにした。対策したと言っても魔法を斬ること。それから【銀世界《シルバー》】の対策しかしてない。
他の属性の攻撃をされたら一瞬にして負けしまうと思う。それでもツキナは僕が全ての攻撃で対策していると踏んだみたいで、大技を使ってくるみたいだ。これなら勝機はあるかも……。
「天変! 地異!」
ツキナは月虹玉花を光らせながら空中に浮いていき、凄まじい声を出すと風が荒々しく草を吹き倒し始める。踏ん張っていないとどっかに飛んで行ってしまいそだ。さらに上空からは複数の隕石が落ちて来ている。
「これは出し惜しみしているとやられるな! 疾風迅雷発動!」
僕はAGIをSTRと同じにして、隕石を回避しながらツキナを目指して進む。
地面に隕石が激突すると噴火が起こる。さらに地面が地震のように激しく揺れる。殺傷能力の高いスキルだな、これは……。僕はそんな中で足を進め、ツキナの真下まで来た。
「ごめん! ツキナ! 勝たせてもらうぞ!」
僕は全力で地面を蹴ってツキナの目の前まで跳ぶ。そしてHPを一にしてSTRを三十六倍にする。完全に賭けである。ツキナがこのスキルを発動している間に動ければ僕の負けだ。
「雪・月・花!」
僕は自身の中で最高威力の攻撃をした。
「私の負けね!」
ツキナはそう言うと目を瞑った。僕は視聴者に見えないように軽くキスをして、ツキナを斬った。ツキナのHPはゼロになり消滅した。
「これでイベントを終了します! 優勝プレイヤーはヒビトさんです! ヒビトさんには九尾がプレゼントされます! ストレージを確認してください! なお、惜しくも優勝できなかった三位以内のプレイヤーにはイベントでしか手に入れることのできない子龍をプレゼントします! しっかり育成すれば幻獣と同等の力を手に入れることができるかもしれませんよ……頑張ってください!」
「まさか……僕が優勝できるなんて……」
僕は驚愕のあまり足がガクガクになっていた。僕の所持ポイントは六百。ツキナが相当稼いでいたことが分かった。
「後で感謝を言わなきゃな!」
僕はそう心に決め、噴水広場に転送されるのを待った。
0
お気に入りに追加
180
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷
くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。
怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。
最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。
その要因は手に持つ箱。
ゲーム、Anotherfantasia
体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。
「このゲームがなんぼのもんよ!!!」
怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。
「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」
ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。
それは、翠の想像を上回った。
「これが………ゲーム………?」
現実離れした世界観。
でも、確かに感じるのは現実だった。
初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。
楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。
【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】
翠は、柔らかく笑うのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
New Life
basi
SF
なろうに掲載したものをカクヨム・アルファポにて掲載しています。改稿バージョンです。
待ちに待ったVRMMO《new life》
自分の行動でステータスの変化するアビリティシステム。追求されるリアリティ。そんなゲームの中の『新しい人生』に惹かれていくユルと仲間たち。
ゲームを進め、ある条件を満たしたために行われたアップデート。しかし、それは一部の人々にゲームを終わらせ、新たな人生を歩ませた。
第二部? むしろ本編? 始まりそうです。
主人公は美少女風美青年?
【第二部完結】 最強のFランク光魔導士、追放される
はくら(仮名)
ファンタジー
※2024年6月5日 番外編第二話の終結後は、しばらくの間休載します。再開時期は未定となります。
※ノベルピアの運営様よりとても素敵な表紙イラストをいただきました! モデルは作中キャラのエイラです。本当にありがとうございます!
※第二部完結しました。
光魔導士であるシャイナはその強すぎる光魔法のせいで戦闘中の仲間の目も眩ませてしまうほどであり、また普段の素行の悪さも相まって、旅のパーティーから追放されてしまう。
※短期連載(予定)
※当作品はノベルピアでも公開しています。
※今後何かしらの不手際があるかと思いますが、気付き次第適宜修正していきたいと思っています。
※また今後、事前の告知なく各種設定や名称などを変更する可能性があります。なにとぞご了承ください。
※お知らせ
戦国時代の武士、VRゲームで食堂を開く
オイシイオコメ
SF
奇跡の保存状態で頭部だけが発見された戦国時代の武士、虎一郎は最新の技術でデータで復元され、VRゲームの世界に甦った。
しかし甦った虎一郎は何をして良いのか分からず、ゲーム会社の会長から「畑でも耕してみたら」と、おすすめされ畑を耕すことに。
農業、食堂、バトルのVRMMOコメディ!
※この小説はサラッと読めるように名前にルビを多めに振ってあります。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
ルキファナス・オンライン-もふもふ従魔が厨二病に目覚めた件
セフェル
SF
モンスターを自在に操るテイマーという職業がある。
もふもふ従魔たちが厨二病に目覚めていくんですけど!?
厨二病に目覚めた従魔たちと様々な事件に巻き込まれていく、ほのぼのゲーム生活が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる