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第二十一話 初クエストと新パーティーメンバー
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合成を終えて、僕たちは街を歩いていた。
「リリ! 本当にこっちであってるの?」
ツキナは計画性もなく歩いているように見えるリリに対して、そんなことを言う。
「あってるよ! もうすぐクエストを受けられる場所に着くよ!」
リリは胸を張って答える。
僕たちが街を歩いている理由はリリがどうしても受けたいと言うクエストをするためである。
クエストは四人パーティーでないと受けられないらしく、僕たちが再び店に訪れているのを待っていたらしい。そしてたまたま人数が揃っていたのでこの話を切り出してきた。リリがこんなに欲しがるものとは何だろうか……。
ツキナに説明されたのだが、クエストと言うのはプレイヤーがNPC《ノンプレイヤーキャラクター》から出される課題をこなすことらしい。ちなみにNPCはプレイヤーが操作しないキャラクターのことを指しており、いわばこのゲームの住人ともいえる存在みたいだ。
「着いたよ! ここがクエストを受ける場所!」
リリが指差す方向に顔を向けると洋風モダン建築の家があった。
リリはインターホンも鳴らさずに勝手に家の中に入っていく。勝手に入っていいのかと思ったが、僕たちはリリの後に続く。
家の中に入ってみるとNPCの家族が普通に生活していた。NPCの家族は僕たちの方を見るや否や両手を合わせて祈り出した。
「神様! ありがたや、ありがたや」
「家に冒険者が来てくださいました!」
NPCは設定されたセリフを喋っているだけなのでしょうがないのだが、引いてしまう。
僕たちはクエストが先に進むのをじっと待った。
NPCが変な行動を取り始めてから五分が経ち、やっと本題を切り出してきた。五分間は長かった……。
「冒険者様にお願いがあります」
「何でしょうか?」
NPC家族のお父さんらしき人が僕たちに語りかけてきてので、リリが代表して返事を返す。
「天魔島《てんまとう》に行って、天魔浄玉《てんまじょうぎょく》を手に入れてきてきてください! それで私たちは救われます!」
(宗教団体か!)と突っ込みたくないが、NPCに言っても意味がないので何も言わなかったが……。
「分かりました! いこ! みんな!」
リリはすごく楽しそうにしている。
何がそこまで楽しみなのか、さっぱり分からない。
僕たちはリリに連れられてきたのは、海が目の前に広がっている港だった。
「ゲームの中にもこんなところがあるのか……」
僕は目の前に広がる光景を見て、感銘を受けていた。
「このゲームは島を舞台にしているから、海も存在しているのよ!」
「そうなのか……」
ツキナがそんなことを言ってきた。
島を舞台にしているのか……。どんな島が存在しているのか、一度見てみたい……。
「ヒビト! 今度いろいろな場所に行ってみるか?」
僕の心の中を見透かすかしているかのようにトモがそんな提案をしてくる。
「おう!」
僕は明るく返事をした。
そんな話しをしているうちに船の出港時間が来たみたいなので、僕たちは急いで乗り込む。
船の中はとてもゴージャスだった。乗っているプレイヤーは全員が個室の部屋に案内されている。
僕たちの部屋は座り心地の良いソファーが二つ。そして部屋の真ん中にはテーブルが配置してある。さらにティーセットが机の上に置いてある。
こんなに優遇されているのに五万ゴールドしか取られないなんてなんてお手頃なんなだ。席の配置はもちろん、カップル同士が隣り合わせだ。
天魔島には三十分かかるらしい。天魔島に着くまでの間に僕たちはお茶会をして時間を潰すことになった。
「ねぇねぇ! ヒビト!」
「どうした?」
リリが僕に話しかけてきたので、返答する。
「ツキナとどこまでいったの?」
リリがいきなりそんな話をしてきたので、口に含んだお茶を吹き出しそうになった。
「まだ全然だよ……」
家にツキナが来てると言ったら、変な誤解を招く可能性があるのでばれないように慎重に選んだ回答がこれだ。
「ふ~ん、そうなんだ……」
リリは僕の回答を疑うような表情で言ってくる。
「ツキナ! ヒビトとどこまでいったの?」
僕に言っても聞き出せないと踏んだのか、今度はツキナに僕と同じ質問をぶつけた。ツキナは嘘をつくのが下手くそなので、ばれてしまうかもしれないと心配しながら二人の会話の続きを聞く。
「え? な、何もしてないよ!」
ツキナはあからさまに動揺してしまっている。やっぱりツキナは嘘をつくのが下手だ。ツキナが家にきていることがばれてしまうかも……。
「へぇ~! いいことがあったみたいだね! 何があったのか聞きたいところだけど……今は聞かないどいてあげる!」
追及されなくてよかったと僕とツキナは同時に吐息を洩らす。
しばらくリリと話を続けたが、トモが一回も会話に入ってこないのでトモの方を見てみる。するとトモは静かに寝息をたて、リリの肩にもたれかかるようにして眠っている。
「トモも可愛いところあるじゃん!」
僕の言葉にツキナとリリもうんうんと二回頷き、三人で笑い合った。
トモは狩人シリーズを手に入れるまでに一時間で千体以上のモンスターを倒したと言っていた気がする。そのため疲れが溜まっており、船の緩やかな揺れが眠気を誘ったのだろう。
天魔島に着くまではそっとしといてあげよう……。
その後も僕とツキナとリリが楽しく会話を続けているうちに天魔島に到着したようだ。
天魔島に到着したのにトモは全く起きる気配がないので、リリが優しく体を揺すって起こした。それでもトモは起きないので、リリは容赦なく顔面を平手打ちする。
「もうご飯終わり⁉︎」
平手打ちを受けたトモは寝言をしゃべりながら飛び起きる。どんな夢を見ていたのだろうか……。
ほっぺたにはモミジの跡がまだ残っている。痛くはないのか……。
「トモ! おはよう!」
リリが起きたてのトモに挨拶をする。
「俺は寝てたのか?」
「ぐっすりとな!」
自分が寝ていることには気付いていなかったみたいだ。僕はトモに寝ていた時の話を嘘偽りなく話した。
「そうか……そうか……リリの肩を枕にして寝ていたのか……。 ていうかそんなことしてよかったのか⁉︎」
トモはリリの方に顔を向けて、疑問を投げかける。
「大丈夫だよ! 気にしないで! 彼氏なんだから……!」
「そうか、そうか……ならよかった!」
トモはほっとしているようだ。平手打ちされていたけど……。僕たちは船から降りた。
「リリ! 本当にこっちであってるの?」
ツキナは計画性もなく歩いているように見えるリリに対して、そんなことを言う。
「あってるよ! もうすぐクエストを受けられる場所に着くよ!」
リリは胸を張って答える。
僕たちが街を歩いている理由はリリがどうしても受けたいと言うクエストをするためである。
クエストは四人パーティーでないと受けられないらしく、僕たちが再び店に訪れているのを待っていたらしい。そしてたまたま人数が揃っていたのでこの話を切り出してきた。リリがこんなに欲しがるものとは何だろうか……。
ツキナに説明されたのだが、クエストと言うのはプレイヤーがNPC《ノンプレイヤーキャラクター》から出される課題をこなすことらしい。ちなみにNPCはプレイヤーが操作しないキャラクターのことを指しており、いわばこのゲームの住人ともいえる存在みたいだ。
「着いたよ! ここがクエストを受ける場所!」
リリが指差す方向に顔を向けると洋風モダン建築の家があった。
リリはインターホンも鳴らさずに勝手に家の中に入っていく。勝手に入っていいのかと思ったが、僕たちはリリの後に続く。
家の中に入ってみるとNPCの家族が普通に生活していた。NPCの家族は僕たちの方を見るや否や両手を合わせて祈り出した。
「神様! ありがたや、ありがたや」
「家に冒険者が来てくださいました!」
NPCは設定されたセリフを喋っているだけなのでしょうがないのだが、引いてしまう。
僕たちはクエストが先に進むのをじっと待った。
NPCが変な行動を取り始めてから五分が経ち、やっと本題を切り出してきた。五分間は長かった……。
「冒険者様にお願いがあります」
「何でしょうか?」
NPC家族のお父さんらしき人が僕たちに語りかけてきてので、リリが代表して返事を返す。
「天魔島《てんまとう》に行って、天魔浄玉《てんまじょうぎょく》を手に入れてきてきてください! それで私たちは救われます!」
(宗教団体か!)と突っ込みたくないが、NPCに言っても意味がないので何も言わなかったが……。
「分かりました! いこ! みんな!」
リリはすごく楽しそうにしている。
何がそこまで楽しみなのか、さっぱり分からない。
僕たちはリリに連れられてきたのは、海が目の前に広がっている港だった。
「ゲームの中にもこんなところがあるのか……」
僕は目の前に広がる光景を見て、感銘を受けていた。
「このゲームは島を舞台にしているから、海も存在しているのよ!」
「そうなのか……」
ツキナがそんなことを言ってきた。
島を舞台にしているのか……。どんな島が存在しているのか、一度見てみたい……。
「ヒビト! 今度いろいろな場所に行ってみるか?」
僕の心の中を見透かすかしているかのようにトモがそんな提案をしてくる。
「おう!」
僕は明るく返事をした。
そんな話しをしているうちに船の出港時間が来たみたいなので、僕たちは急いで乗り込む。
船の中はとてもゴージャスだった。乗っているプレイヤーは全員が個室の部屋に案内されている。
僕たちの部屋は座り心地の良いソファーが二つ。そして部屋の真ん中にはテーブルが配置してある。さらにティーセットが机の上に置いてある。
こんなに優遇されているのに五万ゴールドしか取られないなんてなんてお手頃なんなだ。席の配置はもちろん、カップル同士が隣り合わせだ。
天魔島には三十分かかるらしい。天魔島に着くまでの間に僕たちはお茶会をして時間を潰すことになった。
「ねぇねぇ! ヒビト!」
「どうした?」
リリが僕に話しかけてきたので、返答する。
「ツキナとどこまでいったの?」
リリがいきなりそんな話をしてきたので、口に含んだお茶を吹き出しそうになった。
「まだ全然だよ……」
家にツキナが来てると言ったら、変な誤解を招く可能性があるのでばれないように慎重に選んだ回答がこれだ。
「ふ~ん、そうなんだ……」
リリは僕の回答を疑うような表情で言ってくる。
「ツキナ! ヒビトとどこまでいったの?」
僕に言っても聞き出せないと踏んだのか、今度はツキナに僕と同じ質問をぶつけた。ツキナは嘘をつくのが下手くそなので、ばれてしまうかもしれないと心配しながら二人の会話の続きを聞く。
「え? な、何もしてないよ!」
ツキナはあからさまに動揺してしまっている。やっぱりツキナは嘘をつくのが下手だ。ツキナが家にきていることがばれてしまうかも……。
「へぇ~! いいことがあったみたいだね! 何があったのか聞きたいところだけど……今は聞かないどいてあげる!」
追及されなくてよかったと僕とツキナは同時に吐息を洩らす。
しばらくリリと話を続けたが、トモが一回も会話に入ってこないのでトモの方を見てみる。するとトモは静かに寝息をたて、リリの肩にもたれかかるようにして眠っている。
「トモも可愛いところあるじゃん!」
僕の言葉にツキナとリリもうんうんと二回頷き、三人で笑い合った。
トモは狩人シリーズを手に入れるまでに一時間で千体以上のモンスターを倒したと言っていた気がする。そのため疲れが溜まっており、船の緩やかな揺れが眠気を誘ったのだろう。
天魔島に着くまではそっとしといてあげよう……。
その後も僕とツキナとリリが楽しく会話を続けているうちに天魔島に到着したようだ。
天魔島に到着したのにトモは全く起きる気配がないので、リリが優しく体を揺すって起こした。それでもトモは起きないので、リリは容赦なく顔面を平手打ちする。
「もうご飯終わり⁉︎」
平手打ちを受けたトモは寝言をしゃべりながら飛び起きる。どんな夢を見ていたのだろうか……。
ほっぺたにはモミジの跡がまだ残っている。痛くはないのか……。
「トモ! おはよう!」
リリが起きたてのトモに挨拶をする。
「俺は寝てたのか?」
「ぐっすりとな!」
自分が寝ていることには気付いていなかったみたいだ。僕はトモに寝ていた時の話を嘘偽りなく話した。
「そうか……そうか……リリの肩を枕にして寝ていたのか……。 ていうかそんなことしてよかったのか⁉︎」
トモはリリの方に顔を向けて、疑問を投げかける。
「大丈夫だよ! 気にしないで! 彼氏なんだから……!」
「そうか、そうか……ならよかった!」
トモはほっとしているようだ。平手打ちされていたけど……。僕たちは船から降りた。
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