【R18】趣味で作ったエロゲーの神様になりました

黄泉坂羅刹

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第5話 生贄 - 裏エピローグ -

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「れ、レイ様、いや、レイ……!! 貴様、この村を滅ぼす気か……!?」
「ユキちゃんが可哀想だもの。同じ報いを受けてもらわないと……ね?」
「うふふふふ……。勿論ですわぁ? レイお姉さまが言うことは全て正しいんですもの♡」
「まさか、盗賊団である赤猫団の頭領カエデと繋がっておったとは……!! ぐはっ!」

赤い着物を纏った不敵な笑みを浮かべる少女が、複数の女盗賊団員を連れて現れる。
彼女は女のみで構成された盗賊団、通称赤猫団の団長……ではなく、その上の頭領。
彼女の正体は、このゲームで登場予定の無かったオリジナルキャラにして、リンと同じ私のサポートキャラの一人。
NPCではないため、彼女もまた、私の世界の知識を持ち合わせている。ちなみにルンは純粋なNPC。
NPCとサポートキャラの違いは、私の世界の知識を持っているか持っていないか。だから、それ以外は全部この世界の住人となんら変わることは無い。
レイのデバッグの影響も受けるし、この世界の常識も持ち合わせる。
だからサポートキャラであるリンやカエデも、どちらもNPCではあるのだけれども。
ちなみに基本レイはロリが好きだから、はべらせたり目の保養には女子小学生相当の年齢の子を使うけれども、生贄や犯罪者には女子中学生相当を使う。決して女子高生以上を使わないということは無いけれども、ほとんど小学生メインだ。
だから、カエデ含む彼女達は今13歳の年齢だ。容姿はバラバラだけど、基本的には皆思考や性格が似たり寄ったりになっている。
そこまで個性を持たせてはモブキャラとして使えなくなる。

「さぁ、みんな? レイお姉さまのご指示の通り、女と少女以外は皆殺しにしましょ♡」
「「「はーい♡♡♡」」」
「どんだけお前好きなんだよ……」

黄色い歓声に飽きれた表情を向けるのは、暗殺ギルドのギルドマスター、レオナ。
レイの生前の友達を基に作った女友達で、レイの趣味を一番理解してくれた理解者。
今はサポートキャラとしてカエデとツーマンセルで行動をさせている。
カエデとの兼ね合いもあるから、13歳の設定にして性格はほとんど変えてない。この世界でレイにため口で話せる数少ない人間……まぁNPCも人間か。人間に設定している。
とは言え実際にはそんなに数少ないわけではないと言うことに、今のレイは気付いていなかった。

「にしても、こんな小さな村で、なんで今まで襲われたり滅ぼされたりしてねぇんだよ?」
「はぐれの盗賊しか襲わないし、何年も襲われてるから対処は一応罠とかで出来てたみたい」
「罠? んなの、何処にも無かったぞ?」
「邪魔だから消したわ。だから、此処に居るのは、ただの鎌やら鍬やらを持った農民でしかない。私のサポートキャラ隷下のNPCが、そんなのに負けるわけないでしょう?」
「えげつねぇ……。……あん?」
「ぱ、パパをよくもころしたな! ママも、つれてくな!!」
「おーい、レイ。男のガキは殺して良いんだよな?」
「えぇ。私は女にしか興味無いの。特にロリに興味があるのであって、ショタには興味ないわ。それは、サポートキャラのメンバー全員も同じのはずよ」
「分かってるよ。じゃあなクソガキ、恨むなら自分が男に生まれたことを恨め。まぁ、システムデータ上でステータスが死亡に代わるだけだから、幽霊になんかなれないけどな!」

高く小さな音が聞こえると、脳天に銃弾を撃ち込まれた少年が倒れる。
この世界には拳銃が存在しないけれども、サポートキャラにも想像のスキルを与えているから現実に存在している武器を創ることが出来る。
もちろんそんなので反乱を起こされたり、歴史を変えられても困るから、死体から武器を特定されないように遺体は消し炭にするし、レイの命令以外ではこの世界の武器しか使用を認めてないけれども。

「姉ちゃん! いつもご贔屓、助かるぜ!」

金髪のロリ少女が、快活な笑みを浮かべてサムズアップをしてくる。
元赤猫団最年少メンバー、現闇ギルドのギルドマスターを務めているレイト。同じくサポートメンバー。
厳密には今さっきカエデが連れて来た中で仕事が早く、会話をしたら頭も切れるキャラだったから、NPCからサポートキャラに昇格させたのだけれども。
こんなこともあるんだな、と誰よりも彼女が驚いていた。

「さて、それじゃぁ恒例の行事を始めるか」
「まぁ世界を今さっき改変したから、恒例って言ってもこれが初だけど」
「……んなことは分かってるよ、姉ちゃんは空気が読めないな~」
「分かってて言ってるのよ。で、何をするの?」
「ん~? 公開処刑みたいなもんだな」

そう言ってレイトは青色に輝く指輪を地面に叩きつける。
レイト自身、中二病チックな大袈裟な言動を好むように設定されていることを知っているが、それをレイト好みの性格や人格に自分自身を改変することは出来ない。
創造作成や改変デバッグの能力はあくまで左手の指輪が青色になっている時だけ全権能を解放出来る。
だからレイの目の前で改変しようとすれば直ぐに止めれるし、それ以外の所で変えようとしても一時的なものでしかない。
普段は赤色で、緊急時に黄色に変わり、一時的に創造の権能を使える指輪、それが「創造主の指輪」である。

「まずアタシは『千手』のレイトだ。そしてアタシ自身に、千本の手を使う能力を付与する」

改変されたことに気付かない、それもまたサポートメンバーとNPCの共通事項であり、レイとは違う部分になる。
邪悪な笑みを浮かべたレイトは、先ず近くに居る22歳の村娘に手をかざす。
すると地面から彼女の太ももと脹脛、足首を掴んで持ち上げる。

「ひぃっ!? な、なに!? やめて、離して!」
「商品がわめくなよ」
「あ、あぁっ……」

そのまま靴と靴下を脱がされると、手は両腕と腰を掴み、そのまま顔を差し出す形でレイトに差し出される。
地面からだけではない、彼女の背中から生えた手が、彼女の髪を真横に引っ張り、首をさらけ出す。

「いっ、痛いっ……」
「おめでとう、アンタは今日から奴隷の仲間入りだ」
「ひっ!? いやだ、奴隷なんかになりたくない……!! 助けて!!」
「はい、がちゃりんこ」

さらけ出された首に、奴隷の首輪をつけさせられる。
特別性の奴隷の首輪は、一般の奴隷商が使うものとレベルが違う。
奴隷は通常、借金を払えない者や犯罪者等がやむを得ずになるものである。
そのため必要な審査や書類も多いのだが、その工程を全て省くのが唯一『闇ギルド』のギルドマスターが持つ奴隷の首輪なのである。

「命令だ、お前は今後、靴を履くことを禁ずる」
「そんな……あ、あぁ……わぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」
「さぁ命令だ、レイ姉ちゃんの前で服を全部脱いで、目の前でオナニーをしろ」
「い、いやだ、やりたく……かっ、身体が、勝手に……!? いや、いやっ!!」
「奴隷なんだから、嫌なんて言えるわけねぇだろ。ほら、とっととやれよ」

レイの前に来た女の子が自ら服を脱ぐと、目の前で自ら指を使って慰み行為をする。
桃色のひだがさらけ出され、指を入れたり抜いたりして、気持ち良さそうに目を細める。
だから、レイはそんな彼女のマンコ目がけて、

「があっ!!?」
「私、ロリにしか興味無いの」
「じゃぁ、ロリにしちまえば良いじゃねぇか」
「それもそうね」
「ひっ、な、何をする気!?」
「末永く売れる様にしてあげるのよ」

マン蹴りを受けて蹲る彼女の生きて来た時間を巻き戻す。8歳くらいまで戻したことにより、ママを探している少女にとっては未来に来た感覚に陥ることだろう。
とは言え明確に時間の概念を知らない彼女にとって、14年前の8歳の頃と今の8歳で違いは感じないだろうけれども。

「お腹……痛いよぉ……ママ、どこ……?」
「貴女のママは殺したわ。そして、今の貴女は奴隷。その証拠に首輪もあるし、命令で靴も履けないわ」
「!? うそ! ユイ、悪いことしてないもん! 奴隷は、悪いことをした人がなるって聞いたもん!」
「貴女は悪い子なの。さぁ、続きを始めしょう?」
「え? あ、身体が勝手に……ジンジンするのに、変な感じする……怖い……」
「そのまま広げたままにしなさい。リン、可愛がってあげて」
「はーい!!」

リンが女の子に股を広げてもらい、露になったクリトリスを舌で犯す。
幼い身体でも感じるのか、それとも分からないなりにただ恥ずかしいのか、全身を真っ赤にしてリンになされるがままになっている。
それを横目に、他の女子供もまた無理矢理裸足にさせられ、奴隷の首輪をつけさせられ、靴を履くことを禁じられていく。
とりあえず近くに居る怯えた少女の足を触り、胸を揉み、キスをする。
嫌がっているが、それでも奴隷の首輪のせいで拒むことが出来ない。

「レオナ、私がこの子とやってるのを見て、どう思う?」
「いや、普通に気持ち悪いけど。お前が昔からそう言うゲームを作ってたり、そう言う本を読んでるのは知ってるけど、アタシまでそっちの世界に引っ張るんじゃねぇよ」
「ううん、私の思考は普通じゃない、だから普通でいてくれる貴女の意見を聞きたいのよ。でもだったらまた一つ、意味合いを行為に持たせようかしら」
「好きにしな。アタシは仕事が終わったから先に王都へ戻るぜ。ほらカエデ、帰んぞ!」

レオナ、カエデ、及び赤猫団のメンバーは転移石を使って王都へと帰還する。
レイトも女子供を8人檻に閉じ込めて、奴隷を奴隷市場へと運ぶためにその場から離脱する。
残されたのは無残な死体の数々と、レイ、リン、ルンの3人だけだった。

「お姉ちゃん、次は何処行くの?」
「折角赤猫団が居るのだから、近くの町で赤猫団のイベントを見ていく積もりよ」

『最初の村』が滅んだことにより、『はじまりの村』も同様の理由で滅んだこと、この近くに生贄の洞窟があることから何かの封印が解けたことが尾ひれをつけて噂となり、周辺諸国で大騒ぎになり始める。

この騒ぎを利用したイベントが新たにいずれ作られるだろうと思いながら、彼女達は村を後にするのだった。
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