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第1章 異世界転生
第7話 王都ベアトリス
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「アリスがこの国のお姫様?本当なのか?」
流石に驚いたな。たしかにすごく綺麗な子だったけど、まさかお姫様だったなんて、
しかし、その姫様がおれを召喚した理由、、、
この国の危機だとか言ってたな。
これは一度会いに行かないとだとは思っていたけど、
リリィは、当たり前と言った様に笑っている。
「何を言っているんだい?アリス様が姫様なんて常識だろ?まさか本当に知らなかったのかい?」
「ああ、、知らなかった、そのお姫様はどこにいるんだ?」
俺のその問いかけに
リリィはすぐに答えてくれた。
「王都ベアトリスにいるはずだよ!」
「そうか、、そんじゃ行ってくるわ!」
俺の言葉にリリィはかなり驚いた様子だった。
「ええ!?王都まではここから北西に1000kmだよ?馬車で1ヶ月はかかるんだよ?」
「ああ、名前と距離さえ分かれば大丈夫だ」
そう、俺は目的地の名前と距離さえ分かれば転移魔法で移動できる。
しかし、ここでは多くの人の目に着く、
恐らく転移魔法が使えるなんてのもチートだと思うしな。
そんなことを考えているとリリィが少し寂しそうな顔をしていた。
「そうかあ、では拓哉は行ってしまうんだな。」
俺は無意識のうちにリリィの頭に触れていた。
「チョッ!なにすんだー!」
「大丈夫だ、またすぐ帰ってくるからさ!
寂しがるなよ」
「ムッ、、なんか子供扱いしてない?私はこう見えても成人してるんだからね!」
その言葉には驚く以外の選択肢はなかった、
見るからに小学生高学年か中学生くらいの歳のはずだが、、
これだから異世界は分からないことが多い。
「そうなのか笑、とにかく少し王都に行ってくる
またな!」
「うん!また遊びにきなよ!」
リリィはそう言うと笑顔で見送ってくれた。
.........
~路地裏~
「この辺でいいかな」
辺りに人の気配はない、魔力感知という魔法を使って見ているが、これは半径1kmの範囲なら感知可能だ、全く本当にこれがゲームなら完全にGMに訴えて即垢BANだろう。
「よし、行くか!」
右手を上に突き上げ
「ワープ!王都ベアトリス!」
.........
~王都ベアトリス、城門前~
シュッ、
「おお!ここが王都ベアトリス!すげーでかい門だな!」
目の前には某作品の50m級だろうが城壁の上に顔を出すことはできないだろう
「で、どっから入るんだ?とりあえず門でも叩いてみるか」
少しトントン叩いて見た
すると反応があったようで数人の武装した兵士がやってきた。
「ここは王都ベアトリス。通行証を拝見しよう。」
俺の初めて聞く言葉だ、
通行証?なんだそれ、そんなのないと入れないのか?
「通行証はないけど、とにかく中に入りたいんだ」
しかし兵士には通じず、
「通行証がないが中に入りたいだと?
最近ではそう言って王都内に侵入し、悪事を働くものがよくいる。貴様もそのうちの1人だな?」
「なっ!違うぞ!俺はアリスに会いたいんだ」
火に油を、とはこのことだったようだ、
姫の名前を出した途端兵士達は俺のことを取り押さえた。
「貴様!魔王の手先だな!姫さまに近づき暗殺でも考えたかこの人外め!
このものを地下牢に打ち込め!」
おいおいまじかよ、逃げることは簡単だがそうしたら完全に王都には入れない。
今は理由はなんでもいいから王都に入ることが先決だな。
そして俺は、王都に着き次第ブタ箱行きになってしまった。
流石に驚いたな。たしかにすごく綺麗な子だったけど、まさかお姫様だったなんて、
しかし、その姫様がおれを召喚した理由、、、
この国の危機だとか言ってたな。
これは一度会いに行かないとだとは思っていたけど、
リリィは、当たり前と言った様に笑っている。
「何を言っているんだい?アリス様が姫様なんて常識だろ?まさか本当に知らなかったのかい?」
「ああ、、知らなかった、そのお姫様はどこにいるんだ?」
俺のその問いかけに
リリィはすぐに答えてくれた。
「王都ベアトリスにいるはずだよ!」
「そうか、、そんじゃ行ってくるわ!」
俺の言葉にリリィはかなり驚いた様子だった。
「ええ!?王都まではここから北西に1000kmだよ?馬車で1ヶ月はかかるんだよ?」
「ああ、名前と距離さえ分かれば大丈夫だ」
そう、俺は目的地の名前と距離さえ分かれば転移魔法で移動できる。
しかし、ここでは多くの人の目に着く、
恐らく転移魔法が使えるなんてのもチートだと思うしな。
そんなことを考えているとリリィが少し寂しそうな顔をしていた。
「そうかあ、では拓哉は行ってしまうんだな。」
俺は無意識のうちにリリィの頭に触れていた。
「チョッ!なにすんだー!」
「大丈夫だ、またすぐ帰ってくるからさ!
寂しがるなよ」
「ムッ、、なんか子供扱いしてない?私はこう見えても成人してるんだからね!」
その言葉には驚く以外の選択肢はなかった、
見るからに小学生高学年か中学生くらいの歳のはずだが、、
これだから異世界は分からないことが多い。
「そうなのか笑、とにかく少し王都に行ってくる
またな!」
「うん!また遊びにきなよ!」
リリィはそう言うと笑顔で見送ってくれた。
.........
~路地裏~
「この辺でいいかな」
辺りに人の気配はない、魔力感知という魔法を使って見ているが、これは半径1kmの範囲なら感知可能だ、全く本当にこれがゲームなら完全にGMに訴えて即垢BANだろう。
「よし、行くか!」
右手を上に突き上げ
「ワープ!王都ベアトリス!」
.........
~王都ベアトリス、城門前~
シュッ、
「おお!ここが王都ベアトリス!すげーでかい門だな!」
目の前には某作品の50m級だろうが城壁の上に顔を出すことはできないだろう
「で、どっから入るんだ?とりあえず門でも叩いてみるか」
少しトントン叩いて見た
すると反応があったようで数人の武装した兵士がやってきた。
「ここは王都ベアトリス。通行証を拝見しよう。」
俺の初めて聞く言葉だ、
通行証?なんだそれ、そんなのないと入れないのか?
「通行証はないけど、とにかく中に入りたいんだ」
しかし兵士には通じず、
「通行証がないが中に入りたいだと?
最近ではそう言って王都内に侵入し、悪事を働くものがよくいる。貴様もそのうちの1人だな?」
「なっ!違うぞ!俺はアリスに会いたいんだ」
火に油を、とはこのことだったようだ、
姫の名前を出した途端兵士達は俺のことを取り押さえた。
「貴様!魔王の手先だな!姫さまに近づき暗殺でも考えたかこの人外め!
このものを地下牢に打ち込め!」
おいおいまじかよ、逃げることは簡単だがそうしたら完全に王都には入れない。
今は理由はなんでもいいから王都に入ることが先決だな。
そして俺は、王都に着き次第ブタ箱行きになってしまった。
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