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しおりを挟む「もうっ!木中!セクハラはやめてって言ってるでしょ!」
「いっ・・・痛いよ、里奈ちゃん」
「名前で呼ばないで」
こいつの名前は木沖隼人。
ただのクラスメイトのはずなのに会うたびに私の胸やお尻を触ってくる。
まぁ最近は慣れてきたから触られる前に気配で分かるから手ではたき落としてるけど
「ねぇ、里奈ちゃん僕のこと名前で呼んでよ」
「い・や!!!!」
後ろでぎゃーぎゃー騒ぐ木沖を置いてさっさと教室に向かう。
はぁ、いつからこうなったんだか。
最初の頃は普通に仲のいいクラスメイトだったのに・・・
1人でさっさと歩いてると仲のいい女友達が後ろから声をかけてきた。
「やほ、木沖とあいかわらずだね~」
「仲良しみたいに言わないでよ、全くもう。」
仲良い友達に木沖との仲をイジられるのももう慣れたもので、早く折れてあげたらと言われることもある。
というのも木沖は成績優秀で将来有望株だから。
私達が通っている花笠学園は学力、才能、実力重視で卒業生は総理大臣、官僚、大企業の社長、最早日本のトップに立つ人はほとんどここの卒業生だ。
木沖はその生徒達の中でもトップクラスの頭脳を持っており、私達の学年では1番将来を期待されている。
「いくら頭よくてもセクハラ野郎はお断り!」
「でも前は里奈木沖のこと好きだったじゃん。今はもう好きじゃないの?」
「・・・・いいの!早く教室行こうよ」
教室に着くと先生は既に到着していたようで慌てて友達と一緒に席に着こうとすると横から木沖がやって来た。
「里奈ちゃん、僕と一緒に座ろうよ」
「・・じゃ、私は奏と座るから」
「え、一緒に座ろうよ」
「嫌よ、木沖に変なことで恨まれたくないしね」
私の方が先に教室に向かったはずなのにいつの間にか木沖は先に到着していたらしく、一番後ろの端っこの席を取っていた。
残り余ってるのは前の方・・・
でもこいつと一緒に座るのはなぁ・・
「中谷!早く座れ」
「は、はい」
先生からも睨まれ、大人しく木沖の隣りに腰掛ける。
「~~~で、ここは~~~~、あるからして~~」
先生と授業内容を聞きながらノートを取っているといきなり太ももに木沖の手が触れる。
こいつっ・・・授業中なのに
木沖の方を睨むとこいつは私の視線に気づいたのか黒板から私の方へ顔を向け、目を細ませて微笑んでくる。
こいつの顔、私好みなんだよな。
笑顔とか可愛いし。
もういい、無視無視!とりあえず今は授業に集中しないと!
授業に意識を集中させると意外と太ももに手を置かれるくらい何ともないことに気づく。
数十分程その状態が続いていると、手がスカートの中にまで入ってきた。
ちょっと、これは・・
止めたい、けど授業中だし、大きな声出すわけには・・
手で無言の抵抗を試みるが、木沖の手はどこ吹く風でパンツの上から女性器の部分に触れてくる。
「・・・っ」
「大丈夫?里奈ちゃん」
小声で木沖がそう声をかけてくるが、どの口が言ってるんだ!
自分でもそんなところいじったことないのに、急な刺激に思考がまともに働かない。
ど、どうしよう、やめて欲しいのに
パンツの上からある一点を掠めた時強烈な刺激になる。
「んっ・・・」
「声我慢して」
分かってるわよ!
大声でそう反論したいがグッと堪える。
木沖の手を両足で挟む。
これで好き勝手動かせないだろう。
はぁ、やっと授業に集中できる。
そう思ったのも束の間で両足で挟んだということは逆に木沖の手は常に女性器に触れることになるわけで、木沖は器用にも先程触れた場所をピンポイントで優しく撫で回してくる。
「・・・・~っ」
反応しちゃダメなのに
息が乱れる
仕方なく、足を開くと今度は待ってましたとばかりに木沖の手がパンツの中に入って今度は直接撫でられる。
ちょっと、これはやりすぎっ
木沖の腕を掴むが好きなように性器をいじられている私に抵抗らしい抵抗は不可能で、
くちゅ、
濡れてる、その事実に全身が沸騰したように熱を持つ。
皆に聞こえてはないらしいが、それでも恥ずかしいことに変わりはない。
木沖を睨みつけたいが恥ずかしくて顔なんて見れるわけもない。
俯いて自身のノートをただ見つめただただ授業の終わりを待つしか私に残された選択肢はなかった。
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