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悪童の流儀(2)※
(19)
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レジナルドの体がすっかり情交に馴染んだのをいいことに、ジェイムズは遠慮を捨ててそのしなやかな体を貪った。三度も極めさせられ力の抜けきった両脚を肩に掛けて、浮き上がった細腰に剛直を打ちつけ、かき回す。肌と肌がぶつかり合う音に合わせて、レジナルドの足先がふらふらと宙を舞う。
腕の中の獲物が奏でる喘ぎと悲鳴を、妙なる調べと耳を傾け酔い痴れ、ジェイムズはうっとりと更なる甘美を引き出そうと腰を打ちつける。
「レジィ、君はどこもかしこも、何て素晴らしい…!」
「戯言を、あぁっ……そこっ、もう、……あぁうっ」
自らの快楽を追うだけではなく、ジェイムズは新たな場所を開拓してレジナルドを啼かせた。仰向けにされ無防備に晒された胸に吸い付き、乳首を咥えて嬲る。残ったもう一つも指先で捕らえ、どちらも硬く立ち上がり愛撫を待ち望んで震えるようになるまで、延々と苛め抜いた。
「やめ、ジェイムズ、……も、やめ……!」
「やめろやめろと、これほど感じておいてそればかりか。レジィの体は正直なのに、口先だけは嘘つきだな」
「やっ、そこで、喋るなっ……」
腕の中の獲物が奏でる喘ぎと悲鳴を、妙なる調べと耳を傾け酔い痴れ、ジェイムズはうっとりと更なる甘美を引き出そうと腰を打ちつける。
「レジィ、君はどこもかしこも、何て素晴らしい…!」
「戯言を、あぁっ……そこっ、もう、……あぁうっ」
自らの快楽を追うだけではなく、ジェイムズは新たな場所を開拓してレジナルドを啼かせた。仰向けにされ無防備に晒された胸に吸い付き、乳首を咥えて嬲る。残ったもう一つも指先で捕らえ、どちらも硬く立ち上がり愛撫を待ち望んで震えるようになるまで、延々と苛め抜いた。
「やめ、ジェイムズ、……も、やめ……!」
「やめろやめろと、これほど感じておいてそればかりか。レジィの体は正直なのに、口先だけは嘘つきだな」
「やっ、そこで、喋るなっ……」
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