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25 力こそパワー
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暇に飽かせて雷の命中精度を上げる練習をした。うちのベイビーは雷にお返事してうるさいから防音加工をした空間をわざわざ作って。
そんな事をしていたら、以前忌々しい神殿を潰した時の事を思い出した。
あれは的が大きくて楽だった。
あの後、世界中の神殿の総本山みたいな所の、神殿長を統括しているおっさんから苦情が来たんだっけ。どうでもいいから正式名称やら覚えてないわ。
カミサマが殆ど使っていないがと言いながら残していった《人間からの訴えが聞こえる部屋》からうるさい声が聞こえた来たんだ。各神殿にある祈りの間からの声を拾う部屋なんだって。
仕方ないから聞いてみたらその総本山みたいな所の統括おっさんだった。
おっさんは勝手な事をとか、信仰心がなんとかと怒鳴っていた。
このおっさん、最初に私の頭を押さえつけて自分の方が偉いと思い込ませれば、元人間の私が言う事を聞くと思ったらしい。パワハラの第一歩ですね。パワハラなんて言葉も概念もここにはないけど。
こういう上司いたね。「最初にガツンと言ってやる」って言いがかりをつけてくる奴。それで嫌われるんだよね。自ら嫌われ者の道を歩むんだ。
後から種明かししたたところでマイナスになった感情は多少プラス方向に動いてもマイナスのままなのにね。なにが私の前職から海千山千の食えない奴だと思ったから、だ。何言ってんだこの人としか思わなかったよ。履歴書と職務経歴書ちゃんと読んでないってバラしてどうす……おっと。
でもここは会社じゃないし、このおっさんは私の上司じゃないし。
売られた喧嘩は買う。やっぱり売れないと言われても買う。
声だけで応じてやってもよかったんだけど、サービス精神を発揮しておっさんの前に光り輝く姿を現してやったんだ。当然空中に浮いて。
『何故我が人間の許しを得なければならんのだ?お前は我より偉いのか?
我は前の神より正式に移譲を受けた正当な神ぞ。すでに人間でもないのだ』
上司と部下でもなければ客と店員でもないから遠慮はしなかった。
『誰に向かってものを言っているのか、分かっておるのか?』
「ひぃっ」
言いながらおっさんの周りに小さい雷を落とした。中ったり感電しない様にちょっと気を使った。会社だったらこれこそパワハラだ。
おっさん、冷や汗だらだら流して身を縮こませていた。苦情を入れた時の威勢はどうしたと思ったさ。
『女衒同然の神官を放置しておいて許されると思っていたとはめでたい頭だ』
「知『我を相手に“知りませんでした”は通用しないからな』
退路を断ってやった。追い詰める気満々だったよ。
『この世界は神が作った。人間は後からできたものだ。信仰心が神に力を与えるなんぞ出鱈目だ。人間がいなくても神は存在できる』
ここで言う神は前のカミサマの事。その力をもらった私も当然信仰心なんぞなくても平気だ。
だからカミサマは神官と称した連中が神殿を作っても放っておいたのだ。彼らが何をやっても自分自身に影響はないから。
『前の神はお前達なぞいてもいなくてもどうでも良いとお考えだった。
我は汚らわしい神殿を放置するような総本山など要らぬ』
ちょっと外で雷を鳴らしてやった。やっぱりうるさかったのですぐやめた。
『さて、間違った認識を正したところで、さきほどお前は我に何と言ったかな?』
「そっ……その……」
『………………』
時間はたっぷりあるので何時まででも待ってやる気だった。
「わ、わわわたくしどもに神託もなく突然神殿を潰されましてとても驚きました」
『違うだろう?』
時の流れの中のこのおっさんが苦情を入れた時間から、音声だけを中継して《人間からの訴えが聞こえる部屋》で聞こえたのと同じ音量で流した。
“たかが異世界から来ただけの人間が!”
“神殿を壊すなど、誰に断って勝手な事をしておる!”
“我ら神官が、神殿から信仰心を奉納せねば神など存在できぬであろうが!”
“神殿を粗末にするなら我らにも考えがある!”
跪いたおっさんの周辺は水たまりになっていた。あれは冷や汗だと今でも思っている。冷や汗以外認めない。
『考えってどんな?』
少しリラックスさせようかと神だけど仏心を出して砕けた口調で聞いた。
「は……あの……たいした事では……」
仏心が別方向に作用したらしく、ごまかそうとする気持ちが透けて見えた。
『答えたくないなら答えなくていい。結果は同じだ。総本山など要らん』
「ひいいいいぃぃぃ」
許す気なんて最初から全然なかったので言い逃れできるかも?と希望を抱かせてからその希望を一つ一つ潰してやった。
処遇は、また雷で建物壊すのも芸がないし、瓦礫ばっかり作っても周辺の人が困るだろうから別の方法にしようと思った。
あと、集団ってのは構成人数が多いほど扱いが面倒になるんだよね。建物壊しただけではどうにもならない。
反面個々で活動するよりは組織になった方が色々有利になる面がある。そういえば手作りペット服にも協会だったか何かだったかがあると知った時は驚いたもんさ。
とりあえずはこの総本山。敬虔な信徒もいるかもしれないと思って探ってみたけど無駄だった。カミサマ放ったらかしすぎだと思った。
建物の場所が何故か山の上だしね。通いで勤める人間はいなかった。たまに納品する業者が来るだけ。
なので遠慮なくこの建物のある敷地を結界で囲って誰も出入りができないようにした。一瞬、蟲毒を連想したっけ。
総本山の人間達の魔力を少しずつ吸い取って結界は維持される。そして周辺地域の人間達からこの建物に関する記憶を消した。
『お前達はこの敷地から出られない様にした。外の人間達は入って来られないし、ここに建物が有った事も忘れている。ずっとここで暮らすがよい』
「そんな……そんな……ああぁ」
親切に教えてやったら泣いてたな。罪悪感とかまったく湧かなかった。
世界各地にある神殿には総本山はもうないからそれぞれの神殿で勝手に活動するもよし、解散するもよし、私はお前たちが何しようが知ったこっちゃないと神託を下した。元神官の失業者なんて扱いに困る者が市中に溢れる事を避けるため放置する事にしたんだ。
総本山がもうないとはどういう事だと噂にはなったが、様子を見に行くとか救出しようとかの話は出なかった。あそこは嫌われていたのかもしれない。
すっかり忘れていたけどあれからどうなっているかな。結界はまだ残ってる。囲ったのは敷地だから庭で食べ物育てて生き残ってる人間がいるかもしれないな。
そんな事をしていたら、以前忌々しい神殿を潰した時の事を思い出した。
あれは的が大きくて楽だった。
あの後、世界中の神殿の総本山みたいな所の、神殿長を統括しているおっさんから苦情が来たんだっけ。どうでもいいから正式名称やら覚えてないわ。
カミサマが殆ど使っていないがと言いながら残していった《人間からの訴えが聞こえる部屋》からうるさい声が聞こえた来たんだ。各神殿にある祈りの間からの声を拾う部屋なんだって。
仕方ないから聞いてみたらその総本山みたいな所の統括おっさんだった。
おっさんは勝手な事をとか、信仰心がなんとかと怒鳴っていた。
このおっさん、最初に私の頭を押さえつけて自分の方が偉いと思い込ませれば、元人間の私が言う事を聞くと思ったらしい。パワハラの第一歩ですね。パワハラなんて言葉も概念もここにはないけど。
こういう上司いたね。「最初にガツンと言ってやる」って言いがかりをつけてくる奴。それで嫌われるんだよね。自ら嫌われ者の道を歩むんだ。
後から種明かししたたところでマイナスになった感情は多少プラス方向に動いてもマイナスのままなのにね。なにが私の前職から海千山千の食えない奴だと思ったから、だ。何言ってんだこの人としか思わなかったよ。履歴書と職務経歴書ちゃんと読んでないってバラしてどうす……おっと。
でもここは会社じゃないし、このおっさんは私の上司じゃないし。
売られた喧嘩は買う。やっぱり売れないと言われても買う。
声だけで応じてやってもよかったんだけど、サービス精神を発揮しておっさんの前に光り輝く姿を現してやったんだ。当然空中に浮いて。
『何故我が人間の許しを得なければならんのだ?お前は我より偉いのか?
我は前の神より正式に移譲を受けた正当な神ぞ。すでに人間でもないのだ』
上司と部下でもなければ客と店員でもないから遠慮はしなかった。
『誰に向かってものを言っているのか、分かっておるのか?』
「ひぃっ」
言いながらおっさんの周りに小さい雷を落とした。中ったり感電しない様にちょっと気を使った。会社だったらこれこそパワハラだ。
おっさん、冷や汗だらだら流して身を縮こませていた。苦情を入れた時の威勢はどうしたと思ったさ。
『女衒同然の神官を放置しておいて許されると思っていたとはめでたい頭だ』
「知『我を相手に“知りませんでした”は通用しないからな』
退路を断ってやった。追い詰める気満々だったよ。
『この世界は神が作った。人間は後からできたものだ。信仰心が神に力を与えるなんぞ出鱈目だ。人間がいなくても神は存在できる』
ここで言う神は前のカミサマの事。その力をもらった私も当然信仰心なんぞなくても平気だ。
だからカミサマは神官と称した連中が神殿を作っても放っておいたのだ。彼らが何をやっても自分自身に影響はないから。
『前の神はお前達なぞいてもいなくてもどうでも良いとお考えだった。
我は汚らわしい神殿を放置するような総本山など要らぬ』
ちょっと外で雷を鳴らしてやった。やっぱりうるさかったのですぐやめた。
『さて、間違った認識を正したところで、さきほどお前は我に何と言ったかな?』
「そっ……その……」
『………………』
時間はたっぷりあるので何時まででも待ってやる気だった。
「わ、わわわたくしどもに神託もなく突然神殿を潰されましてとても驚きました」
『違うだろう?』
時の流れの中のこのおっさんが苦情を入れた時間から、音声だけを中継して《人間からの訴えが聞こえる部屋》で聞こえたのと同じ音量で流した。
“たかが異世界から来ただけの人間が!”
“神殿を壊すなど、誰に断って勝手な事をしておる!”
“我ら神官が、神殿から信仰心を奉納せねば神など存在できぬであろうが!”
“神殿を粗末にするなら我らにも考えがある!”
跪いたおっさんの周辺は水たまりになっていた。あれは冷や汗だと今でも思っている。冷や汗以外認めない。
『考えってどんな?』
少しリラックスさせようかと神だけど仏心を出して砕けた口調で聞いた。
「は……あの……たいした事では……」
仏心が別方向に作用したらしく、ごまかそうとする気持ちが透けて見えた。
『答えたくないなら答えなくていい。結果は同じだ。総本山など要らん』
「ひいいいいぃぃぃ」
許す気なんて最初から全然なかったので言い逃れできるかも?と希望を抱かせてからその希望を一つ一つ潰してやった。
処遇は、また雷で建物壊すのも芸がないし、瓦礫ばっかり作っても周辺の人が困るだろうから別の方法にしようと思った。
あと、集団ってのは構成人数が多いほど扱いが面倒になるんだよね。建物壊しただけではどうにもならない。
反面個々で活動するよりは組織になった方が色々有利になる面がある。そういえば手作りペット服にも協会だったか何かだったかがあると知った時は驚いたもんさ。
とりあえずはこの総本山。敬虔な信徒もいるかもしれないと思って探ってみたけど無駄だった。カミサマ放ったらかしすぎだと思った。
建物の場所が何故か山の上だしね。通いで勤める人間はいなかった。たまに納品する業者が来るだけ。
なので遠慮なくこの建物のある敷地を結界で囲って誰も出入りができないようにした。一瞬、蟲毒を連想したっけ。
総本山の人間達の魔力を少しずつ吸い取って結界は維持される。そして周辺地域の人間達からこの建物に関する記憶を消した。
『お前達はこの敷地から出られない様にした。外の人間達は入って来られないし、ここに建物が有った事も忘れている。ずっとここで暮らすがよい』
「そんな……そんな……ああぁ」
親切に教えてやったら泣いてたな。罪悪感とかまったく湧かなかった。
世界各地にある神殿には総本山はもうないからそれぞれの神殿で勝手に活動するもよし、解散するもよし、私はお前たちが何しようが知ったこっちゃないと神託を下した。元神官の失業者なんて扱いに困る者が市中に溢れる事を避けるため放置する事にしたんだ。
総本山がもうないとはどういう事だと噂にはなったが、様子を見に行くとか救出しようとかの話は出なかった。あそこは嫌われていたのかもしれない。
すっかり忘れていたけどあれからどうなっているかな。結界はまだ残ってる。囲ったのは敷地だから庭で食べ物育てて生き残ってる人間がいるかもしれないな。
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