1 / 40
1 毛玉を抱いた神、爆誕
しおりを挟む
「降臨されたぞ!」
中高年くらいの男性の声がした。
キラキラと輝いて私の周りを囲んでいた光が徐々に消えていき、自分の立っている場所が明らかになってきた。
大理石のような床に、目の前には似たような服を着た老若男女がいる。
ここに来る途中でカミサマに聞いてなければバチカンに来たかと思ったかも。
…………。
なんだか微妙な空気になっているぞ。ああ、折角召喚した異世界人がおばちゃんだったからねえ。若い女の子が来ると思ってた?ざーんねーんでしたーと思ったけど、そういえば今の私はこの世界の人間にはぼんやり光って見えてて容姿は分からないようになってるんだった。
その前にカミサマに二十代の外見にしてもらってたっけ。体力と関節と視力もだ。
「あの、その抱えている動物は……?」
『うちの子』
ああ、この子が気になっていたのね。
私の腕の中にはポメラニアンのベイビー(三歳♀)がいる。人間限定で私が光って見えるようにしたのはこの子のため。間近に光源があるのは犬のお目目に悪いからね。
ベイビーは興味津々の体で向かいに跪く神官たちを見ている。ちょっとうずうずしてないかい?人間大好きだもんね。今床に降ろしたら絶対撫でを要求しに行くだろうね。残念だけど我慢して抱っこされててね。
「神託により御身様が新しい神と伺っております。わが神殿にてお迎えできたこと、まことに光栄にございます」
着てる服からして一番偉そうだけど私より若いかもしれないおっさんが言った。召喚術を使ったのがここだったから来たってだけなんだけど。要するに出口だったから。
この世界の一年前にこの神殿がある国の隣国で異世界人つまり私と同じ世界の人間を召喚して十六歳の女の子がこの世界に来たって、カミサマが言っていた。それが悔しくて、この国の神官達も同じことをしたんだって。
その子は今は聖女様と呼ばれて隣国王太子の婚約者とか。
異世界からの召喚なんてするくらいだから、この世界は剣と魔法の世界ってやつ。
魔法なんて物語の中にしか存在しない世界の人間が、どうしてこの世界に召喚されたのか。それは、この世界の人間なら肉体に充満している魔力が、私たちの場合空っぽだからだって。
空っぽ故にあちらからこちらに来た時にこの世界を構成している魔力が私たちの肉体に大量に充填されるとかなんとか。
だから去年召喚された聖女ちゃんも魔力は大量にあるから、この先治癒魔法とか結界魔法とか色々、とても強力なのを使えるように今修業中なんだそうな。
花嫁修業、じゃないかお妃教育か、そっちもあるんだとさ。
私はと言うとベイビーのお陰で聖女どころか神になっちまった。
『先に神託が下りたとおり、今後は私がこの世界の神になるんだわ』
こんな口調でいいのか自分。でも改まってそれっぽくしても恥ずかしいからこのままでいこう。
『聖女が欲しくて召喚術とやらを行使したのにあてが外れて悪いね』
とりあえず神らしくないけど嫌味を言ってみた。
『ここに召喚されたからと言ってこの国を特別扱いとかしないから』
『この世界全体に今後神の加護はないからね』
神官達が驚いたような顔してる。招んでやったのに何故だとも言いたげだね。
『向こうの世界の、私の人生ぶっ潰したお前たちの為に、私が、何かしてやる訳ないでしょ』
あら、皆の顔色が悪くなってきた。私が怒っているって気がついたみたい。
そう、この連中は私が『魔法使えて嬉しい!招んでくれてありがとう!』なんて喜ぶと思っていたのだ。馬鹿か。
魔法なんかがなくても科学が進んで便利な暮らしをしていたのに、魔法があるだけで文化や文明が数百年前レベルの世界に来たって嬉しくはない。引き換えにするものが大きすぎる。半世紀ちょっと生きてきたから預貯金とか人間関係とか仕事関係とかそれなりにあったんだよ。
あとベイビーの病院!動物病院なんてないだろ!ワクチンとか!フィラリア防止と
か!虫よけとか!血液検査とか尿検査便検査!どうしてくれるんだ。
聖女ちゃんだってあっちの世界で将来のために勉強を頑張っていたのだ。就きたい職業があったんだって。
なんで知ってるかって?神様になったから。全知全能ってやつだね。便利。
神官達はぽかんとしたまま言葉を出せないでいる。顔色は悪いまま。
どうやって私の機嫌を取ろうか考えてるのかね。無駄なのに。
私の機嫌の良し悪しとは関係なく、カミサマはこの世界を私の好きにしていいと言っていた。
なんなら壊してしまってもいい、飽きたから、だって。
魔法に頼って文明やら技術やらが発展しないし、技術革新があったと思ったら転生者が絡んでたというオチで呆れてしまったらしい。
そう悩んでるところに一年前の聖女ちゃんと今日の私の召喚だ。とうとう見捨てる気になったんだって。
待て、そんな世界を私に押し付けるのかいと思ったさ。
だから私はとりあえずこの世界を結界で囲った。もう召喚術なんか使えないように。
自分達で何とかしようとしないで安易に別世界から人を攫って間に合わせるとか、甘えてるんじゃねーよと思った。
転生は大昔にカミサマがなんかやったかららしい。昔すぎて忘れたってさ。
だから魂ももうこの世界に入ってこれないようにしてやった。
ええ、話聞いて力もらった瞬間に遠慮なく術を施しましたよ。
どうしても他所から召喚したいと泣いて頼んできたら、ヤバい世界に繋いでやろうと思う。
さて、姿を見せてやったし、釘刺してやったからもうここには用はない。
神域に戻って一休みしようか。聖女ちゃん救出作戦も考えなきゃ。
彼女には今のうちに加護を掛けておこう。同じ世界から召喚したのにこっちは神になって来たとか言ったら、あっちの聖女ちゃんが危険だわ。
新しい神の誕生については先にカミサマが世界中に託宣している。次は十中八九この神殿から世界中の神殿に私の降臨を報せるだろう。会談失敗の対策も協議するだろうし。為政者達に情報が回るのはその後だろう。
戻ったら最初にベイビーのご飯の準備だ。
カミサマがお散歩用バッグを四次元ポケットみたいにしてくれたんだよね。だから向こうの世界で置き去りになるところだった私の物はゴミにならずに済んだ。
あとは消耗品を無限湧きにしなくちゃ。ベイビーのカリカリとかおやつとかペットシーツとか消臭袋とかウェットティッシュとか色々。
この後にする事を考えながら、何も言わずに消えてやった。
待ってとかお名前をとか喚いている声が聞こえた気がしたけど無視した。
そんな事よりベイビーも一緒でよかったと思っていた。
中高年くらいの男性の声がした。
キラキラと輝いて私の周りを囲んでいた光が徐々に消えていき、自分の立っている場所が明らかになってきた。
大理石のような床に、目の前には似たような服を着た老若男女がいる。
ここに来る途中でカミサマに聞いてなければバチカンに来たかと思ったかも。
…………。
なんだか微妙な空気になっているぞ。ああ、折角召喚した異世界人がおばちゃんだったからねえ。若い女の子が来ると思ってた?ざーんねーんでしたーと思ったけど、そういえば今の私はこの世界の人間にはぼんやり光って見えてて容姿は分からないようになってるんだった。
その前にカミサマに二十代の外見にしてもらってたっけ。体力と関節と視力もだ。
「あの、その抱えている動物は……?」
『うちの子』
ああ、この子が気になっていたのね。
私の腕の中にはポメラニアンのベイビー(三歳♀)がいる。人間限定で私が光って見えるようにしたのはこの子のため。間近に光源があるのは犬のお目目に悪いからね。
ベイビーは興味津々の体で向かいに跪く神官たちを見ている。ちょっとうずうずしてないかい?人間大好きだもんね。今床に降ろしたら絶対撫でを要求しに行くだろうね。残念だけど我慢して抱っこされててね。
「神託により御身様が新しい神と伺っております。わが神殿にてお迎えできたこと、まことに光栄にございます」
着てる服からして一番偉そうだけど私より若いかもしれないおっさんが言った。召喚術を使ったのがここだったから来たってだけなんだけど。要するに出口だったから。
この世界の一年前にこの神殿がある国の隣国で異世界人つまり私と同じ世界の人間を召喚して十六歳の女の子がこの世界に来たって、カミサマが言っていた。それが悔しくて、この国の神官達も同じことをしたんだって。
その子は今は聖女様と呼ばれて隣国王太子の婚約者とか。
異世界からの召喚なんてするくらいだから、この世界は剣と魔法の世界ってやつ。
魔法なんて物語の中にしか存在しない世界の人間が、どうしてこの世界に召喚されたのか。それは、この世界の人間なら肉体に充満している魔力が、私たちの場合空っぽだからだって。
空っぽ故にあちらからこちらに来た時にこの世界を構成している魔力が私たちの肉体に大量に充填されるとかなんとか。
だから去年召喚された聖女ちゃんも魔力は大量にあるから、この先治癒魔法とか結界魔法とか色々、とても強力なのを使えるように今修業中なんだそうな。
花嫁修業、じゃないかお妃教育か、そっちもあるんだとさ。
私はと言うとベイビーのお陰で聖女どころか神になっちまった。
『先に神託が下りたとおり、今後は私がこの世界の神になるんだわ』
こんな口調でいいのか自分。でも改まってそれっぽくしても恥ずかしいからこのままでいこう。
『聖女が欲しくて召喚術とやらを行使したのにあてが外れて悪いね』
とりあえず神らしくないけど嫌味を言ってみた。
『ここに召喚されたからと言ってこの国を特別扱いとかしないから』
『この世界全体に今後神の加護はないからね』
神官達が驚いたような顔してる。招んでやったのに何故だとも言いたげだね。
『向こうの世界の、私の人生ぶっ潰したお前たちの為に、私が、何かしてやる訳ないでしょ』
あら、皆の顔色が悪くなってきた。私が怒っているって気がついたみたい。
そう、この連中は私が『魔法使えて嬉しい!招んでくれてありがとう!』なんて喜ぶと思っていたのだ。馬鹿か。
魔法なんかがなくても科学が進んで便利な暮らしをしていたのに、魔法があるだけで文化や文明が数百年前レベルの世界に来たって嬉しくはない。引き換えにするものが大きすぎる。半世紀ちょっと生きてきたから預貯金とか人間関係とか仕事関係とかそれなりにあったんだよ。
あとベイビーの病院!動物病院なんてないだろ!ワクチンとか!フィラリア防止と
か!虫よけとか!血液検査とか尿検査便検査!どうしてくれるんだ。
聖女ちゃんだってあっちの世界で将来のために勉強を頑張っていたのだ。就きたい職業があったんだって。
なんで知ってるかって?神様になったから。全知全能ってやつだね。便利。
神官達はぽかんとしたまま言葉を出せないでいる。顔色は悪いまま。
どうやって私の機嫌を取ろうか考えてるのかね。無駄なのに。
私の機嫌の良し悪しとは関係なく、カミサマはこの世界を私の好きにしていいと言っていた。
なんなら壊してしまってもいい、飽きたから、だって。
魔法に頼って文明やら技術やらが発展しないし、技術革新があったと思ったら転生者が絡んでたというオチで呆れてしまったらしい。
そう悩んでるところに一年前の聖女ちゃんと今日の私の召喚だ。とうとう見捨てる気になったんだって。
待て、そんな世界を私に押し付けるのかいと思ったさ。
だから私はとりあえずこの世界を結界で囲った。もう召喚術なんか使えないように。
自分達で何とかしようとしないで安易に別世界から人を攫って間に合わせるとか、甘えてるんじゃねーよと思った。
転生は大昔にカミサマがなんかやったかららしい。昔すぎて忘れたってさ。
だから魂ももうこの世界に入ってこれないようにしてやった。
ええ、話聞いて力もらった瞬間に遠慮なく術を施しましたよ。
どうしても他所から召喚したいと泣いて頼んできたら、ヤバい世界に繋いでやろうと思う。
さて、姿を見せてやったし、釘刺してやったからもうここには用はない。
神域に戻って一休みしようか。聖女ちゃん救出作戦も考えなきゃ。
彼女には今のうちに加護を掛けておこう。同じ世界から召喚したのにこっちは神になって来たとか言ったら、あっちの聖女ちゃんが危険だわ。
新しい神の誕生については先にカミサマが世界中に託宣している。次は十中八九この神殿から世界中の神殿に私の降臨を報せるだろう。会談失敗の対策も協議するだろうし。為政者達に情報が回るのはその後だろう。
戻ったら最初にベイビーのご飯の準備だ。
カミサマがお散歩用バッグを四次元ポケットみたいにしてくれたんだよね。だから向こうの世界で置き去りになるところだった私の物はゴミにならずに済んだ。
あとは消耗品を無限湧きにしなくちゃ。ベイビーのカリカリとかおやつとかペットシーツとか消臭袋とかウェットティッシュとか色々。
この後にする事を考えながら、何も言わずに消えてやった。
待ってとかお名前をとか喚いている声が聞こえた気がしたけど無視した。
そんな事よりベイビーも一緒でよかったと思っていた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
女神様の使い、5歳からやってます
めのめむし
ファンタジー
小桜美羽は5歳の幼女。辛い境遇の中でも、最愛の母親と妹と共に明るく生きていたが、ある日母を事故で失い、父親に放置されてしまう。絶望の淵で餓死寸前だった美羽は、異世界の女神レスフィーナに救われる。
「あなたには私の世界で生きる力を身につけやすくするから、それを使って楽しく生きなさい。それで……私のお友達になってちょうだい」
女神から神気の力を授かった美羽は、女神と同じ色の桜色の髪と瞳を手に入れ、魔法生物のきんちゃんと共に新たな世界での冒険に旅立つ。しかし、転移先で男性が襲われているのを目の当たりにし、街がゴブリンの集団に襲われていることに気づく。「大人の男……怖い」と呟きながらも、ゴブリンと戦うか、逃げるか——。いきなり厳しい世界に送られた美羽の運命はいかに?
優しさと試練が待ち受ける、幼い少女の異世界ファンタジー、開幕!
基本、ほのぼの系ですので進行は遅いですが、着実に進んでいきます。
戦闘描写ばかり望む方はご注意ください。

加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません

元チート大賢者の転生幼女物語
こずえ
ファンタジー
(※不定期更新なので、毎回忘れた頃に更新すると思います。)
とある孤児院で私は暮らしていた。
ある日、いつものように孤児院の畑に水を撒き、孤児院の中で掃除をしていた。
そして、そんないつも通りの日々を過ごすはずだった私は目が覚めると前世の記憶を思い出していた。
「あれ?私って…」
そんな前世で最強だった小さな少女の気ままな冒険のお話である。

陽だまりキッチン、ときどき無双~クラス転移したけどかわいい幼馴染とのんびり異世界を観光します~
一色孝太郎
ファンタジー
料理人を目指しながらも、そこそこの進学校に通う高校二年生の少年味澤祥太は、ある日突然、神を名乗る謎の発光体によってクラスごと異世界へと転移させられてしまう。
その異世界は、まるで聖女モノのネット小説のように聖女が結界を張って町を守り、逆ハーレムが当然とされる男には厳しい世界だった。
日本に帰るには、神を名乗る謎の発光体によって課された試練を乗り越えなければならない。
祥太は転移の際に神から与えられた能力を駆使し、幼馴染の少女と共にのんびり異世界を観光しながら、クラスメイトたちを探す旅をすることとなる。
はたして祥太たちは生き残ることができるのだろうか? そして無事に日本に帰ることはできるのだろうか?
※2024/03/02 18:00 HOTランキング第5位を獲得! お読みいただきありがとうございます!
※本作品は現在、他サイトでも公開しております

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる