保健室 三年生

下野 みかも

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三年生 おとなの失敗

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「これ、新しいの、買ったの」
 先生の家。 二人、お風呂も、歯磨きも終わって。 あとは、寝るだけ。
 私たち、広いベッドでごろごろしてる。
 先生は、いつもの白い、シルクのパジャマ。 私は、先生が買ってくれた、イチゴ柄の淡いピンクのパジャマ。 お泊まりの時の、私用。
 にこにこの、先生。 細長い、黄色い何かを持ってる。
「なに?それ」
「こうして。 スイッチ。」
 びーん、と、音がする。
「ふ、ふるえるやつ。 あっ! 形……」
 これは……  なんというか……  バナナだ!
 いつもの、かわいい鳥の形のやつとは、違う。 見るからに、用途が。
「そうよ。 夕陽。 先生と、遊びましょ」
 スイッチを止めて、四つん這いの先生が、にじり寄ってくる。
「い、いや。 なんか、こわい。 先生の指より…大きいよ」
「大丈夫よ。 あなたなら、入るわ。 あれだけ、指でしてるんだから。 怖くない」
「やだ、やだ、こわい。 そんなの、入らないよ」
 ちょっと、それは、なんか。 結構、抵抗ある。 絶対、学生が使っていいやつじゃない。
 本気で嫌がる私に、先生は、諦めたみたいだった。
 ふぅ、と小さくため息をつく。
「怖くなっちゃった?……じゃあ、見てる……?」
「えっ。 せ、先生、見せてくれるの?」
 いれるとこ、見せてくれるなんて……。 え……えっち…。 先生、ほんと、変態で、大好き。

「怖がり屋さんに、教えてあげるだけよ」
 言い訳してるし。 かわいい。 見てほしいくせに。
 だけどなんだか、見てるだけじゃもったいないな。 私も、参加したい。 先生を、よくしたい……。
「ね、ねえ。 先生。 キスしたい。 私も、キスして、それ、挿れてるとき、先生のあれ、なめたいよう」
「だめよ。 今日は、見るだけ」
 先生は、私の癖、真似をする。 唇を、とがらす。
「ええっ……。 キ、キスもダメなの?」
「だめ。 怖がり屋さんには、させない。 自分で、いじって見てて。 可愛いお猿さん」
「そんなぁ」
 がっかりする私を見て、先生は満足気に、始める。
「こうして、スイッチ、入れるでしょ」
「うん……。」
「外から、当てようかな……」
 私の顔を見ながら、レースのパンツの中、おもちゃをあてがう。
「あ……。先生、えっちだよ……」
 やばい。 えっち過ぎ。 私もパンツの中、自分のあれに、触れる。
「んっ……。ふうっ……。いい……」
 ため息のような、切なげな声。 眉根を寄せて、先生、えっちな顔になる。 きれい……。
「せ、先生。 ねぇ。 おっぱいは? おっぱいなら、なめてもいい?」
 うぅ。 私も、したい。 されるのは怖いけど、してあげたい。 パンツの中の指は、あれをくりくり、擦る。
「だめ……。 夕陽は、見てるだけ。 見ながら、オナニーしたらいいんじゃない」
 もう、してるもん。
「い、いじわる。 したいよう。 私も、きもちく、してあげたいよう」
 先生は、意地悪な顔、きれいな、えっちな顔で、私に言う。
「今日は……見て。 先生が良くなるところ、見て」
「ん……。 わかったよ」
 しばらく先生は、あれにおもちゃを押し当てて、浸ってる感じだった。 息が、荒くなってる。
 私はもう、そんなかわいい先生を見て、たまんなくなる。 指で、パンツの中、擦ってしまう。
「もう……挿れようかしら。 一旦、止めるわね」
 先生は、レースのパンツを脱ぐ。 あそこが、濡れて光ってる。 先生はおもちゃの先端をあそこに擦り付けて、私に見せつける。 もう、やばい。
「ね……気持ちよかった? 当ててるとき」
「うん? いいわよ、そりゃあ。 あなたも、好きでしょ」
「好き……。 ね、それ、ちょっとだけ、なめたい」
 ちょっとでも。 先生が気持ち良くなってるの、共有したい。
「これを?……きれいじゃないから、嫌よ」
「い、いいの。 先生の、なめたいから」
 先生は、ふふっと笑って、手渡してくれる。
「変態ね」
 濡れてるところ、先生の味がするところだけ、舐める。 すごい、えっちな味。 でもすぐ、取り上げられてしまう。
「ありがとう、夕陽」
「もっと、もっとなめたいよう」
 犬みたい、舌を伸ばして、おねだりする。 もう、私もとっくに、えっちな気分になっている。
「しょうがない子ね。 指、なめる?」
「ちょうだい。 指、ちょうだい」
「こっちの指ね」
 先生は、左手の人差し指と、中指をくれる。 私はいっぱいよだれを絡ませて、音を立てて、しゃぶる。
「ふふ。 いやらしい。 私も、挿れるわね」
 右手でおもちゃを持って、先生は、一気になかに挿れてしまう。 そして、ボタンを押す。
「んっ、いい……。 あ、あっ、いいっ」
「ああ……。 先生、えっち……。 すごい、えっちな顔してる」
 見ちゃいけないもの、見てるみたい。 私も、自分のそこ、どんどん濡れていくのが分かる。
「ね、ねぇ。 先生。 ほんとは、ほんとはそういう、挿れたりするのが気持ちいいの……? ほんとは、えっちの時、男の人がいい……?」
 先生は、きっ、と私を睨む。
「そういう冷める事、きらい。 夕陽、キス」
「うん」
 キス、って言われたら、すぐ、キス。 私、四つん這いで、舌を伸ばして。
「おばかさんに、教えてあげる。 一人じゃ、こんなに……よくならないし。 男の人とは、しない。 あなたが、あなたが見てくれるから、気持ちいいのよ……」
 ごめんなさい。 変なこと、言っちゃった。 ちょっとだけ、しゅんとする。
 先生は私を見て、お願いをしてくれる。
「夕陽、おっぱい、なめて。 いかせて」
「ん」
 先生の白い、きれいなおっぱいを強く、吸う。
「あ、あ、ああっ」
 高い、おっきな声。 初めて聞く。 先生が、いく時の声……。
「先生、先生、大丈夫?」
 先生は私を見て、こくこく頷く。 やばい。 かわいい。 無理……!
 私は先生からおもちゃを取り上げて、スイッチを切る。 先生の脚を大きく広げて、私の濡れてるあそこと、交差させる。
「ちょっと、夕陽、何するの」
「もう、がまんできない。 しよ。 一緒に」
「い、一緒じゃないわ! 先生、もう、いったから。 今は、だめ!」
 私は、いってないし。
「だめじゃない。 私も、気持ちよくなりたい。 先生と」
「だめ、だめよ、あっ、だめっ、ああっ、いいっ」
 強く、擦り合わせる。 二人ともかたく、おおきくなってるから、上手じゃない私にだって、できる。
 何度も何度も、擦る。 そこがほんとに溶け合って、二人が、一つになるくらい。 すっごく、気持ちいい。 先生だって、気持ちよさそう。 私は、腰、止まらない。 
「夕陽、ほんとに、だめっ!」


「先生」
「だめって……言ったのに……」
 泣かせてしまった…。 先生、本当に、すんすん泣いている。
「ごめんね。 ごめんなさい。 ほんとに」
「ひどい……。 恥ずかしい……。 生きていけない」
「だ、誰にも言わないから! 大丈夫! 私は全然、気にしてないし。 バスローブが近くにあって、良かったよね。 いいやつだから、吸水性ばつぐん。 ベッドには、被害なし。 バスローブだって、洗えば全然きれいだよ。 ちょっとぐらい、おしっ……」
「いやーっ!」
 絶対、絶対誰にも言わないから!
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