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キモオタが魔法のオナホを手に入れるまで 〜香織編〜

彼氏持ちの歯並びのいい白ギャル『長澤香織』精液塗れ編 ♀視点

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 ♀ 長澤香織 視点


 時刻 22時39分__通話中__


 「でね、今日教室で良介を待ってるとき、うちのクラスのあのオタクくんいるじゃん? あいつ私の席に近いんだけど、こっちチラチラ見てきてほんとキモかった。しかも盗撮? されたかもしれない」

 「え!? 盗撮? どういうこと?」


 良介は私になにかあるとすぐに心配してくれる。格好いいだけでなく、こういう優しいところも好きだった。


「なんかスマホこっちに向けてて……あ、でも、脚はしっかり閉じてたしパンツとかそういう写真は撮られてないと思う!」

「それならいいけど、なんかあったら俺に言えよ? 香織は俺が守るから」


 ……♡


 やばっ、嬉しすぎる!! 私の彼氏格好良すぎる!!

 こんなの何回だって惚れ直す。


「ありがとう良介♡ 」

「いいよ。香織が好きだから。俺たちずっと一緒にいような。」


 時刻 22時40分__


 電話越しに囁かれる彼の声。ドキドキが止まらない。


「私の方がぜーったい良介のこと好きなんだから♡」、そう返事を返そうとした。


 そのとき、


 な に か が か お に か か っ た


 ……なまあたたかい……


 顔にかかったとき、反射的に目を閉じる。右耳に当てているスマホから良介の声がきこえてくる。


「香織? 返事ないけど聞こえてる? 香織? あれ? 聞こえてるよね? 香織ー?」


 ……良介に返事しなきゃ……


「……う、うん、な、なんでもないっ……ごめんっ……ちょっとでんわきるねっ」

「えっ!? いきなりどうした? 香織? ……かぉ………」


 __ツーツーツーツー


 無理矢理電話を切った後、自分の顔についた液体を手に取り臭いを嗅ぐ。

 うっ……。


(……これ、精子だよね?)


 確信はない。だが、私も良介とそういうHな行為をしたことがある。

 良介がコンドームの中に出すあれに、臭いが似ている。


(えっ……本当に意味がわかんない……)


 どうゆうこと?

 私は左目を瞑ったまま、ベッドの脇にあるティッシュに手を伸ばし、手についた液体を拭き取る。

 左目の周りもティッシュで拭き、ようやく両目を開けられた私は、部屋の隅にある姿見鏡で自分を確認した。


 __そこには前髪が白くコーティングされ、精子と思われる液体がベットリと髪にまでかかっていて、顎あごの下からは、ネットリと糸を引くようにこの液体を垂らす自分が立っていた……。


 それはまるで複数の男に犯された後のよう……。

 すでに私の着ているパジャマにも液体が垂れてしまったのか、いくつかシミが出来ている。

 (えっ……きもち……わるいっ………えっ……ほんと泣きそうなんだけど……)

 髪に付いた液体は、手櫛てぐしをかけるようにして少しずつ取り除いていく。

 口の中にも生臭い臭いが広がっている。口に唾液を貯め、唾を垂らすようにしてティッシュの上に吐き出した。

 強烈な臭いを発するドロッドロの液体を片付けながら、窓を開け、液体の染み込んだティッシュをひとまずゴミ箱に入れ、 部屋を出る。

 急ぎ、私はお風呂場に駆け込んだ。



 風呂場__


 ぶくぶくぶく……ぺっ……

 がらがらがらがら……ぺっ……


 着ていた服を脱ぎ捨て、お風呂の洗い場で何度も何度も同じ動作を繰り返す。

 こんなに口をゆすいだのは生まれて初めてだろう。

【しかしどんなに口をゆすいでも、鼻の穴からわずかに精子を吸ってしまった彼女は、しばらくの間ザーメンの臭いを嗅ぎ続けることになる】

 口をゆすいだ後は髪を何度も何度も洗う。

 私は髪をこんな風に乱暴に洗ったことはない。

(せっかく手入れして綺麗にしてたのに、髪のダメージになっちゃう……)

 私は頭皮までしっかりと爪を立てて洗う。

(頭皮にキズがついちゃう……)

 普段優しく洗う顔もゴシゴシと強く洗う。

(こんな洗い方したら顔の肌がボロボロになっちゃう……)

 今までの努力が全て台無しになった気分だった。

 涙が止まらない。

 ひっく……うっ……うっ……なんでっ……わたしがっ……こんな目にあうの?……

 心はボロボロだった。

 それから次の日までのことはよく覚えていない。


 翌朝__


 私の姿は悲惨だった。目は真っ赤に腫れ、いつの間にか寝てしまったため、乾かさずに寝てしまった髪ははボサボサだった。

 こんな顔で学校に行けない。

 私は学校を無断欠席した。
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