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第1章
97.大好き⑤
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神殿を出ると、外の方が気温が低かった。ひんやりした風が体を撫でる心地良さに目を細める。こちらを気遣ってゆっくり歩いてくれるフレイムと並んで足を進めているうちに、体に力が戻って来た。それを確認し、フレイムが言う。
「契りは魂に刻まれるから、見る奴が見れば分かるだろう。だが目が節穴で分からんバカもいる。誰よりも間近にいながらお前の気を見抜けなかったバカ家族みたいにな」
その言葉に、アマーリエはさらりと返した。
「フレイム、もうその呼び方はしなくていいわ。バカ父とかバカ家族とか。だってあの人たち、もう私の家族ではないもの。前にも言ったことだけれど……。私の家族はフレイムとラモスとディモス、それにフレイムの身内の神々よ」
サード家の面々を見限ったことは既に伝えてあるものの、今一度はっきり告げる。そして、軽く目を見張ったフレイムに、安心させるような笑みを浮かべて続けた。
「心配しないで、無理はしていないわ。素直な気持ちを言っただけ。悪神の生き餌にされそうになったら助けようとするくらいの心は残っているけれど、それは家族でなくても他の人に対してもそうよ。身内としての情は綺麗さっぱり消えたわ」
アマーリエへの扱いに対し、彼らなりの言い分があるならば聞いてみたいと言ったが、それは情を残していたり何かを期待しているからではない。ただ純粋に、どういう思考回路であのようなことをしていたのか知りたかっただけだ。
だが、聞いてくれたかフレイムに確認したところ、書簡を送ったが返事は来なかったという。なので、それならそれでいいと割り切った。……正確にはフレイムが返信――にすらなっていない一方的な主張――を握り潰したのだが、アマーリエはそのことを知らない。今後知ることもない。
「……そうか。それでこそ俺の愛し子だ。この目に狂いはなかったってことか。うん、やっぱりさすが俺!」
唐突に自画自賛を再開したフレイムが、面差しを和らげた。
「じゃああのバカ共のことはもう放っとけ。お前は俺の腕の中でただ幸福であればいい。……だが、それはそれとして、見る目のないバカはどこにでもいるもんだ」
言いながら、さりげなく話を戻す。
「だから誰でも一目で分かるものを用意したんだ」
「あら、何?」
「ん、これだよこれ……じゃじゃーん!」
気が抜けるような擬音語と共に差し出されたのは、小さな箱だった。パカっと開いて中身を見せられ、小さく息を呑む。収まっていたのは指輪だった。
「まあ、素敵!」
思わず声を上げる。赤金色の環の中央に燦然と輝くのは、大粒のルビーを削り出して作ったような、紅蓮に揺らめく炎の装飾。大輪の華のようにも大きく広げた翼のようにも見える、不思議な形をしていた。
「俺の神威を宝石みたいにした神器なんだ。お前への愛を全力で注ぎ込んだんだぜ」
フレイムが指輪をアマーリエの左手にはめてくれる。もちろん薬指だ。右手でそっと装飾に触れると、中で紅蓮の神威が渦巻いているのが分かった。
「で、俺もそろいの神器をはめておく。そうすればバカでも察するだろ、俺たちの関係を」
ひらりと振ったフレイムの左手薬指には、いつの間にかおそろいの神器が付けられていた。
「これは一対の神器なんだよ。俺とお前の二人がそろって初めて一つの神器になる」
「……ありがとう。すごく嬉しい」
アマーリエは指輪を胸に押し当てた。愛しい存在の力が、想いが、心が、魂が宿った結晶がここにある。心臓の上で、その気が共に脈打っている。種火のように燃えながらここにある。
「姿身に写してきちんと見たいわ。神官府にある私の部屋に行くわね」
聖威師になったことで、専用の部屋が用意された。シンプルな執務室とお洒落な応接室、そしてアマーリエの好みに合わせたデザインの休憩室が続きの部屋になっている、広々とした空間だ。
「じゃあ俺はビュッフェで冷たい飲み物でも取って来てやるよ。また顔が赤くなってるからな」
カラリと笑ったフレイムが転移で消える。ビュッフェに行かずとも聖威で飲み物くらい出せるが、なるべく神官府の設備を使って欲しいと依頼が来ていた。アマーリエたちが使うことで宣伝になり、利用度や回転率が増すから、と。
アマーリエは休憩室に入り、等身大の鏡の前に立つと、指輪をはめた自分の姿をじっくり眺めた。ナルシストになるつもりはないが、キラキラと輝く赤い煌めきを帯びた自分は、常よりずっと美しくなっているように感じた。
(綺麗……)
右手の指で軽く指輪を撫でてみると、じんわりと熱が伝わってくる。最高神が一、火神の分け身。そんな貴い神が愛の全てを傾けて創った神器が、自分の手にある。
神様に嫌われた神官としてお先真っ暗だと思っていたが、何の因果か高位神に愛された。少し前までは想像もできなかった状況だ。
感慨にふけっていると、部屋のドアが開き、満面の笑みのフレイムが入って来た。
「ユフィー、取ってきたぞ。アイスのカフェオレと紅茶とココアとオレンジジュースと……」
何故そんなに持って来るのか。胸中でツッコミつつ顔を向けたアマーリエだが、飲み物を宙に浮かせて笑顔で手を振るフレイムを見ていると、細かいことはどうでもよくなった。
「フレイム」
待ち切れず、入り口に向かって足を踏み出す。小走りでぐんぐんと近付き、しかし、後数歩のところで分厚い絨毯に足を引っ掛ける。
「きゃあ!」
だが、バランスを崩した体は、力強い腕に受け止められた。
「ったく、お前は相変わらずおっちょこちょいで可愛いな」
暖かな体温と、規則的な鼓動。こちらに注がれているであろう、山吹色の優しい眼差し。
「ユフィー、愛してる」
万感の心が込められた甘い声に、自然と笑みが止まらなくなる。邪神の騒動が決着した後、アマーリエはフレイムにこう言った。
『私はどんなフレイムも好きよ。精霊でも神使でも焔神でも関係ないわ。私が初めて会って好きになったのは、神使としてのフレイムだったのだし。全部のあなたを愛している』
その時の彼の顔は、きっと永遠に忘れない。驚きと感動と喜びと嬉しさと――そして救われたような顔。
愛する者の全てを感じ、抱きながら、アマーリエはその胸に顔を埋めて微笑んだ。
「ありがとう。私も大好きよ――フレイム」
「契りは魂に刻まれるから、見る奴が見れば分かるだろう。だが目が節穴で分からんバカもいる。誰よりも間近にいながらお前の気を見抜けなかったバカ家族みたいにな」
その言葉に、アマーリエはさらりと返した。
「フレイム、もうその呼び方はしなくていいわ。バカ父とかバカ家族とか。だってあの人たち、もう私の家族ではないもの。前にも言ったことだけれど……。私の家族はフレイムとラモスとディモス、それにフレイムの身内の神々よ」
サード家の面々を見限ったことは既に伝えてあるものの、今一度はっきり告げる。そして、軽く目を見張ったフレイムに、安心させるような笑みを浮かべて続けた。
「心配しないで、無理はしていないわ。素直な気持ちを言っただけ。悪神の生き餌にされそうになったら助けようとするくらいの心は残っているけれど、それは家族でなくても他の人に対してもそうよ。身内としての情は綺麗さっぱり消えたわ」
アマーリエへの扱いに対し、彼らなりの言い分があるならば聞いてみたいと言ったが、それは情を残していたり何かを期待しているからではない。ただ純粋に、どういう思考回路であのようなことをしていたのか知りたかっただけだ。
だが、聞いてくれたかフレイムに確認したところ、書簡を送ったが返事は来なかったという。なので、それならそれでいいと割り切った。……正確にはフレイムが返信――にすらなっていない一方的な主張――を握り潰したのだが、アマーリエはそのことを知らない。今後知ることもない。
「……そうか。それでこそ俺の愛し子だ。この目に狂いはなかったってことか。うん、やっぱりさすが俺!」
唐突に自画自賛を再開したフレイムが、面差しを和らげた。
「じゃああのバカ共のことはもう放っとけ。お前は俺の腕の中でただ幸福であればいい。……だが、それはそれとして、見る目のないバカはどこにでもいるもんだ」
言いながら、さりげなく話を戻す。
「だから誰でも一目で分かるものを用意したんだ」
「あら、何?」
「ん、これだよこれ……じゃじゃーん!」
気が抜けるような擬音語と共に差し出されたのは、小さな箱だった。パカっと開いて中身を見せられ、小さく息を呑む。収まっていたのは指輪だった。
「まあ、素敵!」
思わず声を上げる。赤金色の環の中央に燦然と輝くのは、大粒のルビーを削り出して作ったような、紅蓮に揺らめく炎の装飾。大輪の華のようにも大きく広げた翼のようにも見える、不思議な形をしていた。
「俺の神威を宝石みたいにした神器なんだ。お前への愛を全力で注ぎ込んだんだぜ」
フレイムが指輪をアマーリエの左手にはめてくれる。もちろん薬指だ。右手でそっと装飾に触れると、中で紅蓮の神威が渦巻いているのが分かった。
「で、俺もそろいの神器をはめておく。そうすればバカでも察するだろ、俺たちの関係を」
ひらりと振ったフレイムの左手薬指には、いつの間にかおそろいの神器が付けられていた。
「これは一対の神器なんだよ。俺とお前の二人がそろって初めて一つの神器になる」
「……ありがとう。すごく嬉しい」
アマーリエは指輪を胸に押し当てた。愛しい存在の力が、想いが、心が、魂が宿った結晶がここにある。心臓の上で、その気が共に脈打っている。種火のように燃えながらここにある。
「姿身に写してきちんと見たいわ。神官府にある私の部屋に行くわね」
聖威師になったことで、専用の部屋が用意された。シンプルな執務室とお洒落な応接室、そしてアマーリエの好みに合わせたデザインの休憩室が続きの部屋になっている、広々とした空間だ。
「じゃあ俺はビュッフェで冷たい飲み物でも取って来てやるよ。また顔が赤くなってるからな」
カラリと笑ったフレイムが転移で消える。ビュッフェに行かずとも聖威で飲み物くらい出せるが、なるべく神官府の設備を使って欲しいと依頼が来ていた。アマーリエたちが使うことで宣伝になり、利用度や回転率が増すから、と。
アマーリエは休憩室に入り、等身大の鏡の前に立つと、指輪をはめた自分の姿をじっくり眺めた。ナルシストになるつもりはないが、キラキラと輝く赤い煌めきを帯びた自分は、常よりずっと美しくなっているように感じた。
(綺麗……)
右手の指で軽く指輪を撫でてみると、じんわりと熱が伝わってくる。最高神が一、火神の分け身。そんな貴い神が愛の全てを傾けて創った神器が、自分の手にある。
神様に嫌われた神官としてお先真っ暗だと思っていたが、何の因果か高位神に愛された。少し前までは想像もできなかった状況だ。
感慨にふけっていると、部屋のドアが開き、満面の笑みのフレイムが入って来た。
「ユフィー、取ってきたぞ。アイスのカフェオレと紅茶とココアとオレンジジュースと……」
何故そんなに持って来るのか。胸中でツッコミつつ顔を向けたアマーリエだが、飲み物を宙に浮かせて笑顔で手を振るフレイムを見ていると、細かいことはどうでもよくなった。
「フレイム」
待ち切れず、入り口に向かって足を踏み出す。小走りでぐんぐんと近付き、しかし、後数歩のところで分厚い絨毯に足を引っ掛ける。
「きゃあ!」
だが、バランスを崩した体は、力強い腕に受け止められた。
「ったく、お前は相変わらずおっちょこちょいで可愛いな」
暖かな体温と、規則的な鼓動。こちらに注がれているであろう、山吹色の優しい眼差し。
「ユフィー、愛してる」
万感の心が込められた甘い声に、自然と笑みが止まらなくなる。邪神の騒動が決着した後、アマーリエはフレイムにこう言った。
『私はどんなフレイムも好きよ。精霊でも神使でも焔神でも関係ないわ。私が初めて会って好きになったのは、神使としてのフレイムだったのだし。全部のあなたを愛している』
その時の彼の顔は、きっと永遠に忘れない。驚きと感動と喜びと嬉しさと――そして救われたような顔。
愛する者の全てを感じ、抱きながら、アマーリエはその胸に顔を埋めて微笑んだ。
「ありがとう。私も大好きよ――フレイム」
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