病弱マフィアに転生したけどとりあえずスチル回収してもいいですか？

第一章

3

いや、この場合バレないほうがいいのか？
普通に考えて赤ん坊が全部わかってるよ！なんて怖いもんな、、、
やっぱわかんないよーみたいな感じにしといたほうがいいか、、？
まぁいっか？だってここ異世界だし、話しててもいいよね！話せないけど！
というかここがどんなとこかいまだにわかんないんだよなあ、だって俺の今の生活を考えてみて？
寝て起きてご飯食って歩く練習して寝る
ね？だから今日こそは情報を手に入れるんだ！
「だう！！」

「どうしたの？」

優しいお母様！！俺をどうかお外に出してください！！

「窓の外を指さしてるけれど、、どうしたのかしら、」

お母様！？お外！外！アイウォンとお外！！あってるかは知らん！

「もしかして、お外に行きたいの？」

俺の必死のアピール伝わった！！よっしゃ！優しいお母様なら許してくれるよね！？

「そうね、お外に遊びに行きましょうか？」

うわやった！！お母様神！

「りん、準備をお願い」

りん、って誰？準備って何！？え！？遊びに行くだけだよ！？こんままでもよくない！？十分立派だよ！？

「かしこまりましたお嬢様」

「もう！お嬢様じゃなくて奥様でしょ！！？りん！」

おお、珍しくお母様がおこだ、

「お嬢様はいつまで経ってもお嬢様ですよ」

いつまで経っても、、？つまり子供の頃から一緒にいるっていう、？
りん、お母様に気に入られるなんてもしかして良いやつか！？

「ぎゅっ」

「っ！？ぁ、ぇ、、、、、ユウ様！？」

むふふ、大体の奴はみんなハグ攻撃で撃沈なのだ、こうかてきめん！

「りんに懐いてるの？珍しいわねえ、」

なんたってお母様が気に入ってるからな！！良い人には優しいのだ！なんたって俺くーるだから！

「ぁ、ユウ様、あの、、？」

そして、ここで必殺ーーー！

「りぃう！おそぉとぉ！」

ふっふっふおどろいたか！！かあさまやおてつだいさんの目を盗んで言葉を練習したのだ！
まだ正確に発音はできねえよ！！！なんか文句あるか！？
あるなら出てこい！！！、、ごめんやっぱ出てこないで殺されそう
ひよってるとかいうなよ普通に考えてみろ？成人してる奴（仮）と赤ん坊だぞ？負けるだろそりゃあ