病弱マフィアに転生したけどとりあえずスチル回収してもいいですか？

第一章

1話

「奥様ッ生まれました！元気な男の子ですよ！！」

「ほんと、う？」

、、ん？何、、どうゆう、事？俺死んだんじゃなかった、、っけ？？

「ああっよかった、、」

「私の可愛い可愛い子、」

何言ってるんだ、？この人は、、

「あだぁ？」

なんだこの声、？今俺ちゃんと声出したよな、、、？？

「ふふふっ、どうしたの？」

何この美人めっちゃキラキラやんしかもめっちゃ可愛いやん

「奥様、、あの、この子産声を、、」

「そうね、、」

え、？待ってなんか悲しませてる？？？こんな美人を泣かせるとは男の風上にも置けない奴だな誰だよ悲しませたやつ、、、いや俺か。

「あだぅ？」

「大丈夫よ」

めっちゃ美人、黒髪がよく見るんだけどなあ、白の目って珍しいなあ、部分的なアルビノ？もしくはカラコン？

「ふふ、」

バンッッ

！？なになに何事！？！？

「リリアーナ！！！」

「あら、旦那様？そんなに慌てなくてもこの子は逃げませんよ」


え？ん？？旦那様？？え？何なんでそんな呼び方してるの？？

「ありがとうリリアーナ、、」

「ふふっ」

え？何美男子と美人の会話いいね大好き

「なあ、リリアーナ」

「ん？なぁに？」

「この子の名前ユウはどうだろう？」

悠！？俺とおんなじ名前じゃんというか何で俺のこと見ながら言ってるの？え？待ってしかもその旦那様、？緑やん？めっちゃ綺麗、。茶髪に緑って珍しいなー、やっぱカラコン？


「そうね、そうする？ねえユウ？」

「あうっ？」

やっぱちゃんとした声でないんだよねえ、

「ふふ、そうね、この子が

「ほら、この子もパパが来て嬉しそうですよ」

「ユウ、君は僕たちの宝物だよ」

そう言って撫でられる。ん？待ってユウってもしかして僕のこと、？？？
えっ？ってことはもしかしてこの美人とこの美男子っておれの親？え？待ってというか俺死んだよね？？え？何小説とかでよくある異世界転生って奴？？え？？ん？え？

「あだぁ」

「あらあらどうしたの？大丈夫よママはここにいますよ～」

「大丈夫だぞ～パパもここにいるぞー」

由里香、、、置いてきちゃった、

「うう、」

「大丈夫よ～」

そう言って頭をポンポンしてくれるその手は優しい、

「だぅ」

「ふふっ機嫌が治ったのかしら」

つい頬が緩んでしまう

「みて！この子笑ったわ」

「ああ、そうだな」

優しいなあ、、、。なんか、眠く、、　


リリアーナSid

旦那様、いえギリアンとの間にできた二人目の男の子ユウ医師からはもしかしたら20年も生きられないかもと言われていた、けれどもこの子には幸せになってほしい20年で死んでしまっても最後は幸せと思える死に方をしてほしいいざ生まれてきたその子は黒目に白目と言う私の姿にそっくりの男の子だった。その子は産まれてきても産声を上げなかった、。産まれた時からその子は驚いたように目をぱちくりさせて何が起こったかわからないというような顔をしていた。
とりあえず生きていることに安堵していた時にその子は声を上げた

「あだぁ？」

思わず笑ってしまうようなふわふわとした声をしていた。
でも侍女が産声のことを言うとこの子の前だけれども泣いてしまった、私のせいでもしかしたらこの子は死ぬのかもしれないから。そんなことを思っていたらその子、いえユウは

「あだぅ？」

といって私を心配してくれたそのこぼれ落ちそうな瞳で私を見て心配そうに口をへの字にして、まるで今にも消えてしまいそうなそんな気がした