ご主人様のオナホール

いちみやりょう

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ご主人様視点 2

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私は方一をポチと名付け可愛がることにした。
方一の怯えた顔や痛がる顔や泣く顔は、私を酷く昂らせた。
その肌はベータだとは思えぬほどに白く滑らかで。方一が、恥ずかしがったり感じたりするとほんのりのピンク色に染まる。
方一は幼子にして妙な色気を放っていた。
衝動のままに方一のその美しい体に鞭を振るえば、その跡が真っ赤に染まり方一の白い肌に良く映えた。
泣くのを我慢すれば目尻が赤く染まり、そしてそこから涙がこぼれてしまうのを見ると、ズクリと心の奥の方から激しく叫び声を上げたくなるほどの興奮が襲ってくる。

方一の初めてのほとんど全てを私が奪い、支配し管理することに喜びを覚えた。

ああ。これが、愛するということなのか。

そう、遅ればせながら、初めての感覚を知った。

ベータの男児である方一の体は、男を受け入れるためにはできていない。
私のそれはアルファの男の中では平均的なサイズだと自負しているが、方一の体からしてみれば凶器のようなものだろう。けれど泣き喚く方一を押さえつけ、脅し、容赦無くねじ込んで。奥の奥まで犯しつくした。幸いなことに、方一の体は才能に溢れ、震える体で快感を感じ取り、小さな檻に閉じ込め勃起することもできないそれから、ダラダラと精液を垂れ流す。

その姿は何者にも変えがたいほどに、惨めで哀れで可哀想で、可愛くもあり、美しくもあった。
報告書からは得られないような方一のことを知りたい。
私は無駄だと思いながらも、ある日、方一のことを妻に尋ねた。
けれど、ベータだからという理由で捨てられた方一のことを、かけらも心配することはなく、今頃は孤児院からも捨てられているかもしれないと笑う妻になぜか怒りが湧いた。
今までの人生でほとんど怒りなど感じたことはない。

「ベータだとしても弟でしょう。心配などはないのかい?」
「心配なんてそんな。ふふ。旦那様はおかしなことをおっしゃるのですね。あの子は何の役にも立たない存在だから捨てられたのに」
「役に立たないわけがない」

思わず呟いていた。
こんなことは仕事中にもあったことはない。
自分の言動に対する驚きでいっぱいになった。
その後も、軽い話し合いをして、今まで通り遊んでいてくれて構わないと告げたのにもかかわらず、彼女は出て行ってしまった。
もしかして方一の存在に気づかれたりでもしたのだろうか。
方一はちゃんといるだろうか。
彼女が出て行ったと報告を受け、私は仕事を切り上げて真っ先に屋敷に戻り、方一の部屋を確認すると、そこにはいつも通りちゃんと方一が座っていた。
言いつけ通り、犬の言葉で挨拶をする方一に、心の底から安堵した。

方一を遊びに連れて行き、親が子にするように存分に甘やかした。
これは、方一に番になることを断らせないための布石だ。
人は何かをして貰えば、それと同じように返さないと申し訳ない気持ちになる。
変法性の法則と呼ばれるマーケティングなどに活用されるテクニックのようなものだ。
私はどうしても方一の同意付きで、方一を番にしたい。
方一を私の番にしてしまえば、私から離れられなくなると思ったからだ。

そして方一はまんまと私のオメガになった。

だが、安心はもちろんできない。
屋敷には監視カメラを取り付け、方一の乳首に取り付けたピアスや、貞操帯はGPS付きを作らせ、それを取り付けた。


私にぐちゃぐちゃに犯されて、精液まみれで気絶している方一はたまらなく美しい。
方一は私のものではあるが、他の男に犯されるところを見るのもまた興奮する。
だが、方一をオメガにするために、使用人たちには他のものを準備すると約束してしまったので、それはできなくなった。
オメガになった方一の体は、自ら濡れて私のものを誘い込む。
元から気持ちの良かった方一の体は、日を追うごとにさらに気持ち良さをましていっていた。
方一といる間は、私の中に湧き上がる衝動を全て彼にぶつける。
方一がいなければ、この湧き上がる衝動もなにも起こらないのだから、起こさせた本人に責任を取ってもらうのは当たり前だ。
方一を愛すれば愛するだけ、心も体もすっきりし今までよりも仕事の効率もあがった。

けれど、どんどん方一のことを愛おしいと思うのと同時に、方一にもまた、私を好いて欲しいと願うようになった。
最初に付き合った男に言われたことを思い出す。

『僕が、九重くんに叩かれたり、他にも痛いことをされたりするときに耐えられるのは、九重くんを愛しているからだよ。これは愛を確かめ合う尊い行為なんだ』

方一は私がすることを全てあの小さな体で受け止めている。
つまりは方一は私のことを愛しているのだろうか。

いや、それはないだろう。
彼は私に逆らえないだけだ。

心の奥で小さな黒い炎のような仄暗い感情が湧き上がった。
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