ご主人様のオナホール

いちみやりょう

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久々のセックス

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久々にセックスをしたのは僕が目を覚ましてから、3ヶ月も経ってからだった。
ご主人様は僕に今までにないくらい、めいいっぱいの前戯を施し僕の体をとろけさせた後、僕のそこにそっとあてがった。

「方一、入れるよ」
「んっ♡ んぁぁっ」

ご主人様は、ゆっくりと僕の中に入ってきた。
久々で、僕の体だって待ちきれずに期待していた。
けれどズッ、ズッとゆっくり入ってきていたそれは、最後まで入ることはなく、途中で戻っていく。ギリギリまで腰を引いたご主人様は、またゆっくりゆっくり腰を進めた。

「方一、愛してるよ。方一……、方一」

ご主人様は僕の顔中にキスをして、髪を優しくなでつけて、僕を愛おしいと思っているようなとろけるような顔で見てくれた。
けれどご主人様は時折耐え難い大きな欲望を抑え込むように、眉間にシワが寄る。

ゆっくりゆっくり、僕の体を労わるように動いてくれる。
ゆっくり動いていても、大きくて血管が浮き出ているご主人様のそれは、僕の前立腺を常に刺激して、腰の奥がゾワゾワする。

「あぁっ♡ んんっ、ぁあっ♡ ご主人様っ、んぁイクっ、イッちゃ」
「いいよ。イって」
「あっ♡ あぁあああ♡」

ガクガクと腰が震え、僕の小さなそれからは潮が吹き出した。

「上手にイケたね」
「あっ……」

ご主人様は、僕の中から出て行って、僕の頭をまたなでつけて優しい笑みで僕を見た。

「なんで」

ご主人様はまだイってないのに。

「これ以上は方一の体の負担になるからね。方一は気にしなくてもいいよ」
「や、やだ! ご主人様も」
「方一。ほら、体を拭いておいてあげるからもう寝ようか」
「な、なんで! やだ!」
「方一、ほらいい子だから寝ようね」

抱き寄せられ、僕の反論の言葉はご主人様の胸板に吸収された。

その日はそれ以降本当に僕を抱かなかった。
ご主人様の腕の中で眠ってしまった後、僕の体をちゃんときれいにしてくれていたらしく、起きたら清潔な服を着ていた。
僕の体に負担は少なく、これは僕が一度はされてみたかった大事に抱かれるということだった。
こんなふうにされてみたいと、ご主人様に言ったことがあるだろうか。
記憶をたどってもそんな記憶はなかった。
されてみたいと思ったのは自分なのに、実際にされると物足りなさや不安を感じる自分が嫌になる。

でもきっとこれは目覚めたばかりの僕の体を気遣ってくれたご主人様の優しさだ。
僕が5年もの間、目を覚さなかったからご主人様は殊の外僕のことを大切に扱ってくれているだけだ。しばらくしたら、いや、今晩にでもきっと以前のように抱かれるようになる。

そう思っていたのに、その日は抱かれることはなかった。
その上、それからご主人様が僕を抱くのは月に1度か2度ほどの頻度で、そのどれもが僕の体に負担のないセックスだった。

僕の勝手な心はどんどんどんどん不安になった。

それならばご主人様はどうやって発散しているのだろうか。
あんなにも強い欲情を一体どこで。
答えは難しく考えなくても分かり切っている。
僕が寝てしまった後で、きっと別の部屋で他の誰かを相手にしているんだ。

僕の今の立場は、以前の姉と同じなのだ。


そんな生活が半年は続いた。
その間に、慶太は8歳になったし、明日香は6歳になり小学校に入学した。

「ご主人様、お話があります」

今月は2回目となるセックスが始まる前に、僕はそう告げた。
今日は慶太と明日香は習い事の関係で2泊3日のお泊まりに行っているのでゆっくり話せる。
僕の体をさわさわと撫でていたご主人様はその手を止めて僕と向き合ってくれた。

「なんだい?」
「どうして、もう目が覚めてからずいぶん経つのに、以前のように僕を抱いてくださらないんですか」
「もちろん、方一を大切にしたいからだよ……不満かい?」
「……はい」
「え? 不満?」

ご主人様はびっくりしたように聞き返してきた。
不満だって、そんなの、毎回セックスのたびに言おうとしたり、言ったりしているのに、どうして分かってくれていなかったんだろう。

「確かに僕は、一度でいいから大切に抱かれてみたいと思ってました。最近のご主人様の抱きかたは、それを知る前の僕からしたらまさに理想だった」
「なら、なにが不満なんだい?」

困惑した声ながらも、口調は優しい。

「僕は、そんなセックスじゃ、」

満足できない体になってしまってるんです。続けようとした言葉は溢れてきた涙で出せなかった。
話し合いでないたとしても話は進まなくなる。
けど堪えようと思っても、涙が止まらない。

ご主人様は優しく僕の涙を拭ってくれるけど困惑した顔はそのままだ。

「どうして泣くんだ……。大切に……抱けていただろう……? 私は、どうしたらいい? なんでも……何も遠慮せずに言ってほしい」

どうして急にそんなに僕の意見を聞こうとしてくれるんだろう。
ご主人様は僕に愛してると言ってくれるけど、愛されているってこう言う感じなの……?
けど今の僕はもう、普通の愛じゃ足りない体になってしまった。
ご主人様にそんな体にされてしまった。

「……前みたいに、めちゃくちゃに、抱いてください」

願いを口にした僕の声は、緊張からか少しかすれてしまっていた。

「それじゃあ、方一の体が」
「いやだ! 前みたいに抱いてよ!! それで……それで、僕以外の人は抱かないで……」
「なっ……。それは、まるで私が方一以外を抱いているみたいな言い方だね」

驚愕したあと、ご主人様は気分を害したような顔をして僕に覆いかぶさった。

「私は、こんなにも我慢していると言うのに。方一はそうやって私にあらぬ疑いをかけるのか?」
「ごしゅじん、さま……?」
「前みたいに、方一を私の欲望のままに抱けばいいのか。そうすれば満足なのか。それが正解か」

それは問いかけというよりも独り言のようだった。
けれどその目はまっすぐに僕を見据え、獲物を逃すつもりはないという強さがある。
ゾクゾクと背中に悦びなのか、期待なのか分からないものが走った。

「私は、分からないよ方一。私は、普通の愛し方が分からない。それでも分からないなりに調べて、方一にちゃんと接したつもりだった。それでも、ダメなのか」
「僕は、幼い頃からご主人様と一緒にいて、ご主人様用に体が変わってしまったから、ご主人様には責任をとってほしい」
「責任……」
「前みたいに僕を抱いて。僕は普通のがどんなのか知りもせずに憧れてただけなんです。でも、ご主人様のおかげで普通を知ることができた。知った上で、僕はご主人様に望むままに抱かれる方を選んだんです。僕はもう“普通”や“大切に”抱くのじゃ満足できない。お願いです。僕を思うがままに抱いてください」
「方一……。わかった。なら、方一もそこまで私を煽った責任を取って、私が満足するまで付き合ってもらおうか」
「はい」

ご主人様は口の端をあげ、ギチギチに立ち上がった自身を取り出し、僕を抱きかかえた。

ズチュンッ!!!!!

「っぁあんんっ♡」

自主的に濡れていた僕のそこにいきなり突き立てられ、僕の小さな檻に入れられたそれからは、白濁が飛び出し、パタパタとシーツにシミを作った。

「イッたのかい? まだまだ夜は長いのに。耐えられるかな」

そのままベットに仰向けに下ろされて押さえ込まれ、腰を打ち付けられた。

ズチュン♡ ヌチュン♡ パチュパチュバチュバチュ♡

「あ……、んぁはぁ、あぁあ♡ ぁんんっ」
「最後まで入れてしまうね」
「な、まだ、待っ」

グプ……ヌプププ♡ ヌププ♡
ガポ♡ グポォォォォ♡ ヌプゥゥ♡

結腸にも容赦なく侵入され、中も存分にかき回された。

「ふぁんぁ♡ ぁあ゛んん♡」

ズルルルルゥゥゥ♡ ヌッチュン♡ ズロロロォォォ♡ グチュン……ッ♡
ズチュン!!! パンパンパンパン!!
バチュバチュバチュ!!! ズチュン!!! パンパンパンパン!!

「あぁああアァァ~~~♡ ひぃぁあああァアーーーーッ♡」

ほぼ6年分のご主人様の我慢は相当なものだったのか、情け容赦のない責め苦に僕はもう口からよだれが出るのも止められなかったし、生理的な涙や鼻水も止まらずに、顔中ぐちゃぐちゃになった。

「ふふ……んっ、かわいい。方一」
「ぁあああァァ♡ あ、やらぁあああ♡」
「嫌じゃないでしょ? こんなに顔中ぐちゃぐちゃにして、私のオナホに戻りたいなんて、本当に方一はエッチな子だね」
「言って、な、それは言ってないぃぃんんぁああ♡ んぁあ♡」
「そうだっけ? でもオナホに戻りたいでしょう?」
「っっぁあ♡」

ご主人様が僕をオナホと言うたびにアナルの奥がキュンキュンとご主人様を締め付けてしまう。
だから僕がご主人様の言葉で喜んでしまっていることなんてご主人様にはバレバレなんだ。
その証拠に、ご主人様は僕を見て綺麗な笑みを浮かべていた。

「ふっ、かわいいなぁ。方一は」
「あっ……♡」

バチュン♡バチュン♡バチュン♡バチュン♡
ズロロロロロロォォォォォ♡ 

「ぁっ゛あ゛っ♡ お゛ぉ♡ ひんぁああぁ♡ぃ♡ んぁあ♡んんんんーーーっ♡」
「方一のここ、子供の頃から貞操帯に入れてるから、成長できずに子供みたいに小さいままだね、かわいい」
「あ゛っ♡ ぁお゛♡ ふっん゛ぁ♡♡」

グポッ♡ ヌチッ♡ ゴボッ♡ ヌチュッ♡ グポッ♡ ゴボッ♡

「男に生まれたのに、しかも最初はベータだったのに、男に犯されて、オメガに変えられて、惨めだね……惨めで可哀想で、本当、いじめたくなる気持ちが止まらなくなるほどかわいいね」
「あぁァア、んんぁあ♡」
「方一、気持ちいい?」
「んぁんん♡ ぁぁあ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡」

僕のそれからは壊れた蛇口のように絶え間なく白濁がこぼれ出ていて、シーツはもう水びたしになっていた。

「んっ、イク。出すよ」
「はぁんんんッッ♡」

ビュルルルルルルゥゥゥゥ♡ 

アナルの最奥に精液を叩きつけらた衝撃で、僕は今日何度目になるか分からない中イキをした。

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