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強制オメガ転換
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僕がここに連れてこられてから、何年か経ち、僕は12歳になった。
今日は何やら使用人たちが朝から騒がしくしている。
何でそんなに忙しくしているのかは知らないけれど、ご主人様に快適にご使用いただくための準備と言う名の責め苦がないから、僕は久々にゆっくり過ごせていた。
とは言ってもここには何も娯楽はないからソファに座って、ただぼんやりと天井を見上げて過ごしていると、ダンッと扉が開きご主人様が入ってきた。
「ぁ……、わ、わん」
「ポチ……おいで」
ご主人様は僕が部屋にいるのを確認すると、ホッとしたように息を吐き僕を近くに呼んだ。
「ぁ……」
ご主人様は珍しく、何もしていない僕の頭をそっと撫でてくれた。
「良い子だね、ポチ。今日はお出かけしようか」
「……わんっ」
お出かけというのは、前に1度連れて行かれた時は全裸にリードをつけて歩き回らされる最悪なイベントだった。周りからの視線も僕の体は快楽に受け取るように躾をされていたから、僕は発情した犬のようになった。今日もその類なのだろうと思った。
けれど、今回は違った。
久しぶりにまともな洋服を着せてもらえて、遊園地や動物園に連れて行ってもらえた。
人間の言葉を話すことも許可してもらえたし、レストランや、遊園地の中のアイスまで買ってもらえて、まるで夢の中なんじゃないかと思うほど嬉しかった。
けれど、ここ何年かずっと性的な日々を送ってきたからなのか、帰りの車で僕は体が疼いて仕方がなかった。
モゾモゾと動いてもご主人様は触れてくれない。
「どうした?」
「……いえ」
「言ってみなさい」
きっと言ったら、いつもの日常に戻る。この楽しい時間は終わってしまう。
だけど、ご主人様に言えと言われれば、僕には言うという手段しか残されていなかった。
「その……体が疼いて」
ギュッと目を瞑りそう言うと、ご主人様はあろうことか僕の頭を優しく撫でた。
「そうか。でももう少しで帰り着く。それまで我慢できるかい?」
「……はい」
大体いつも口調だけは優しいご主人様だけど、今日は特別優しい。
どうしたんだろう。
使用人が朝から騒がしくしていたのと何か関係があるんだろうか。
屋敷に着くと、いつもの部屋ではなくキングサイズのベットが置いてある主寝室に連れて行かれた。
裸にされて、慣らしていないアナルに指を這わされた。
そのまま突き入れられてしまったらそこは裂けて血が出るだろう。
僕はこわばる体を必死で落ち着かせようとした。
「怖いかい?」
ご主人様の問いかけに、首をフルフルと降って答えるとご主人様はフッと笑った。
「このままここに突き入れたら痛いだろうねぇ」
「だ、大丈夫です。すぐ、入れて使ってくださって大丈夫です」
怖さを堪えオナホールとしてそう告げると、ご主人様はまた満足げに笑った。
「私は無理やりするのは趣味じゃ無いんだ」
こともな気に嘘を吐くご主人様に僕は驚愕した。
いつものアレが無理やりじゃなければなんだと言うんだ。
けれどそんなことを言ってしまえば、しつけの外注が待っている。
あれほど辛いことはない。
「ポチも、よりオナホールとして高性能になりたいだろう?」
「……はい」
「私のオメガになりたいかい?」
ご主人様のオメガに。
それは姉のように僕を大事に扱ってくれると言うことだろうか。
そうだとしたならば、僕はご主人様のオメガになりたい。
どうせ抱かれるのならばあんなに大切に抱かれてみたい。
コクリとうなずくと、僕のうなじにご主人様の息がかかった。
次の瞬間うなじに激痛が走った。
「ア゛ッッ!!!」
ご主人様の鋭い犬歯がうなじに刺さって離れない。
痛いのに、そこからドクンドクンと血が身体中を駆け巡る感覚があり気持ちいい。
痛みも快感に変えてしまう調教を受けたからなのか、それとも別の要因なのか僕には分からなかった。
ジュクジュクとアナルが濡れてきているのを感じて僕は困惑した。
僕はベータだ。
準備もなしに自ら濡れたりしない。
体が火照ってわけが分からないほど体がうずく。
「あ゛ぁ、なに……ぁ゛やら、や」
「君の姉が逃げたんだよ。これからは君が私のオナホール兼孕み袋だ」
「あ゛、や、ゃ」
「これは君が望んだことだよ」
僕はよく回らない頭でポチではなく君という呼び方になっていることに気がついた。
部屋全体にいい匂いが充満している。
「君の姉はあれだけ大切に扱ってあげていたのに、何が不満だったのだろうね。けれど、私には君がいる」
「僕は、ベータです」
「私がオメガに変えてあげたよ。孕む体になるまではもう少し時間がかかるだろうけどね。今日は楽しかっただろう? ベータとしての最後の思い出を作ってあげようと思ってね」
「い、いやだ……、僕は」
「私のオメガになったからには、躾の外注はしない。使用人用のオナホールは新しいものを準備しよう。君は私だけを相手にすればいい。相当楽になるはずだ」
そんな風に僕に利点をあげながら、ご主人様は僕の濡れそぼったそこにいきなり突き入れた。
「あ゛っ♡」
「と言っても君の所有権は私にあるから、君に拒否権は無いのだけどね。だけど、君にまで逃げられたら少しめんどくさいことになるから、君がもしも逃げたとしたら、必ず見つけ出してその手足を取ってしまうよ」
ゾッとすることを言われ、僕の小さなちんこはさらに縮み上がった。
ご主人様がそうすると言ったのなら、必ずそうするのだ。
ズロロロォォォパン!!!ズロロロォォォグチュン!!!バチュン!!!
「あ゛♡ んぁっ♡ ひっ、やん」
姉にしていたセックスと違い、相変わらず僕に対して容赦はない。
けれど、体をオメガにされたからなのか今までよりもご主人様を受け入れるのが格段に楽になっていた。
ハクハクと、僕のアナルがアルファに媚びるように動く感覚が自分でもわかる。
奥をグリグリされて、これからそこをこじ開けられて、奥の奥まで挿入されるのだろうと、それに慣れきった僕の体は期待していた。
「はぁ、奥まで入れるよ」
「あ゛ぁああっ♡ 入ったぁ♡ 奥ぅ♡ んっぁあ♡ きもちいい♡」
今までと比べて尋常じゃ無いほどの快感が襲いかかってくる。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
それしか考えられない。
グチュン♡ バチュン♡ グチュグチュ♡ パンパン♡
ご主人様が腰を打ち付けるたびに貞操帯の中の僕のだらしないちんこからは、ダラダラと白濁が流れ出る。
「ああ、やっぱり。君の中は具合がいい」
「ひん♡ んぁぁあ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡ あ゛っ」
バチュンッ!!!
一層深く突き入れられて、ビュルルルルと最奥に射精された。
その出されている感覚も気持ちがいい。
オメガってこんなだったんだ。
こんなに気持ちがよかったんだ。
今までだって気持ちがよかったけど、その比じゃないくらい気持ちがよかった。
射精された気持ちよさの余韻に浸っていると、僕の中に入りっぱなしだったご主人様のそれがまた大きさを増して抽挿を始めた。
今日は何やら使用人たちが朝から騒がしくしている。
何でそんなに忙しくしているのかは知らないけれど、ご主人様に快適にご使用いただくための準備と言う名の責め苦がないから、僕は久々にゆっくり過ごせていた。
とは言ってもここには何も娯楽はないからソファに座って、ただぼんやりと天井を見上げて過ごしていると、ダンッと扉が開きご主人様が入ってきた。
「ぁ……、わ、わん」
「ポチ……おいで」
ご主人様は僕が部屋にいるのを確認すると、ホッとしたように息を吐き僕を近くに呼んだ。
「ぁ……」
ご主人様は珍しく、何もしていない僕の頭をそっと撫でてくれた。
「良い子だね、ポチ。今日はお出かけしようか」
「……わんっ」
お出かけというのは、前に1度連れて行かれた時は全裸にリードをつけて歩き回らされる最悪なイベントだった。周りからの視線も僕の体は快楽に受け取るように躾をされていたから、僕は発情した犬のようになった。今日もその類なのだろうと思った。
けれど、今回は違った。
久しぶりにまともな洋服を着せてもらえて、遊園地や動物園に連れて行ってもらえた。
人間の言葉を話すことも許可してもらえたし、レストランや、遊園地の中のアイスまで買ってもらえて、まるで夢の中なんじゃないかと思うほど嬉しかった。
けれど、ここ何年かずっと性的な日々を送ってきたからなのか、帰りの車で僕は体が疼いて仕方がなかった。
モゾモゾと動いてもご主人様は触れてくれない。
「どうした?」
「……いえ」
「言ってみなさい」
きっと言ったら、いつもの日常に戻る。この楽しい時間は終わってしまう。
だけど、ご主人様に言えと言われれば、僕には言うという手段しか残されていなかった。
「その……体が疼いて」
ギュッと目を瞑りそう言うと、ご主人様はあろうことか僕の頭を優しく撫でた。
「そうか。でももう少しで帰り着く。それまで我慢できるかい?」
「……はい」
大体いつも口調だけは優しいご主人様だけど、今日は特別優しい。
どうしたんだろう。
使用人が朝から騒がしくしていたのと何か関係があるんだろうか。
屋敷に着くと、いつもの部屋ではなくキングサイズのベットが置いてある主寝室に連れて行かれた。
裸にされて、慣らしていないアナルに指を這わされた。
そのまま突き入れられてしまったらそこは裂けて血が出るだろう。
僕はこわばる体を必死で落ち着かせようとした。
「怖いかい?」
ご主人様の問いかけに、首をフルフルと降って答えるとご主人様はフッと笑った。
「このままここに突き入れたら痛いだろうねぇ」
「だ、大丈夫です。すぐ、入れて使ってくださって大丈夫です」
怖さを堪えオナホールとしてそう告げると、ご主人様はまた満足げに笑った。
「私は無理やりするのは趣味じゃ無いんだ」
こともな気に嘘を吐くご主人様に僕は驚愕した。
いつものアレが無理やりじゃなければなんだと言うんだ。
けれどそんなことを言ってしまえば、しつけの外注が待っている。
あれほど辛いことはない。
「ポチも、よりオナホールとして高性能になりたいだろう?」
「……はい」
「私のオメガになりたいかい?」
ご主人様のオメガに。
それは姉のように僕を大事に扱ってくれると言うことだろうか。
そうだとしたならば、僕はご主人様のオメガになりたい。
どうせ抱かれるのならばあんなに大切に抱かれてみたい。
コクリとうなずくと、僕のうなじにご主人様の息がかかった。
次の瞬間うなじに激痛が走った。
「ア゛ッッ!!!」
ご主人様の鋭い犬歯がうなじに刺さって離れない。
痛いのに、そこからドクンドクンと血が身体中を駆け巡る感覚があり気持ちいい。
痛みも快感に変えてしまう調教を受けたからなのか、それとも別の要因なのか僕には分からなかった。
ジュクジュクとアナルが濡れてきているのを感じて僕は困惑した。
僕はベータだ。
準備もなしに自ら濡れたりしない。
体が火照ってわけが分からないほど体がうずく。
「あ゛ぁ、なに……ぁ゛やら、や」
「君の姉が逃げたんだよ。これからは君が私のオナホール兼孕み袋だ」
「あ゛、や、ゃ」
「これは君が望んだことだよ」
僕はよく回らない頭でポチではなく君という呼び方になっていることに気がついた。
部屋全体にいい匂いが充満している。
「君の姉はあれだけ大切に扱ってあげていたのに、何が不満だったのだろうね。けれど、私には君がいる」
「僕は、ベータです」
「私がオメガに変えてあげたよ。孕む体になるまではもう少し時間がかかるだろうけどね。今日は楽しかっただろう? ベータとしての最後の思い出を作ってあげようと思ってね」
「い、いやだ……、僕は」
「私のオメガになったからには、躾の外注はしない。使用人用のオナホールは新しいものを準備しよう。君は私だけを相手にすればいい。相当楽になるはずだ」
そんな風に僕に利点をあげながら、ご主人様は僕の濡れそぼったそこにいきなり突き入れた。
「あ゛っ♡」
「と言っても君の所有権は私にあるから、君に拒否権は無いのだけどね。だけど、君にまで逃げられたら少しめんどくさいことになるから、君がもしも逃げたとしたら、必ず見つけ出してその手足を取ってしまうよ」
ゾッとすることを言われ、僕の小さなちんこはさらに縮み上がった。
ご主人様がそうすると言ったのなら、必ずそうするのだ。
ズロロロォォォパン!!!ズロロロォォォグチュン!!!バチュン!!!
「あ゛♡ んぁっ♡ ひっ、やん」
姉にしていたセックスと違い、相変わらず僕に対して容赦はない。
けれど、体をオメガにされたからなのか今までよりもご主人様を受け入れるのが格段に楽になっていた。
ハクハクと、僕のアナルがアルファに媚びるように動く感覚が自分でもわかる。
奥をグリグリされて、これからそこをこじ開けられて、奥の奥まで挿入されるのだろうと、それに慣れきった僕の体は期待していた。
「はぁ、奥まで入れるよ」
「あ゛ぁああっ♡ 入ったぁ♡ 奥ぅ♡ んっぁあ♡ きもちいい♡」
今までと比べて尋常じゃ無いほどの快感が襲いかかってくる。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
それしか考えられない。
グチュン♡ バチュン♡ グチュグチュ♡ パンパン♡
ご主人様が腰を打ち付けるたびに貞操帯の中の僕のだらしないちんこからは、ダラダラと白濁が流れ出る。
「ああ、やっぱり。君の中は具合がいい」
「ひん♡ んぁぁあ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡ あ゛っ」
バチュンッ!!!
一層深く突き入れられて、ビュルルルルと最奥に射精された。
その出されている感覚も気持ちがいい。
オメガってこんなだったんだ。
こんなに気持ちがよかったんだ。
今までだって気持ちがよかったけど、その比じゃないくらい気持ちがよかった。
射精された気持ちよさの余韻に浸っていると、僕の中に入りっぱなしだったご主人様のそれがまた大きさを増して抽挿を始めた。
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