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最近の俺はおかしい。
グルガーがいると落ち着くようなソワソワするような、そんな気分になってしまう。
グルガーの匂いがするともっと嗅ぎたいって思ってしまう。
「おはようございます。セン様」
「お、おはよう。グルガー」
「最近は産卵にも慣れたようですのでそろそろ産む卵の量を増やしていただこうかと思うのですが」
「……は!?」
「ですから……産む卵の量を増やしていただきます。本日より2人連れて参りますので」
「む、無理に決まってんだろ!? 1人分でも死にそうなくらいイってんのに!」
「大丈夫ですよ。安心してください。他のコロニーから5人分までは平気だったと報告が上がっていますので」
「そんなの! 個人差があるだろ!!」
「ええ。ですのでセン様の限界を知るためにも1人ずつ増やしていきましょうね」
「そんなの無理だ! お願いだグルガー! 助けてくれ!」
「すみません」
グルガーは困った子を見るように微笑んで謝った。
「な、んで」
「セン様はこのコロニーの母体。あなた様の仕事は子を産むこと。私の仕事はあなた様のお世話をすること。それはこの先一生変わりませんので」
「っ……じゃあ、じゃあ! せめてお前が俺に……その、生みつけてくれよ」
「……それがあなたのお望みとあらば」
そしてグルガーは他の者に連絡してくると一度出て行って戻ってきた。
あまり衣服を身につけることを許されていない俺は戻ってきたグルガーにすぐに挿入された。
「うっ、んっぁあ、あ、はぁああっ」
「気持ちいいですか?」
「ひ……いいっ、んんっ……ああっ! いい!!」
「ふっ、そうですか、それは良かった」
「んんっ、ぁあっ、いいっ……んあぁん」
そうしてしばらく揺さぶられた。
「んっ、そろそろ生みつけますね……」
その言葉にグルガーの触手の根本を見ると10個ほどの卵が待機していた。
「なっ、んぁ、なんか、多くないか……?」
「ええ。私はもともと多い体質なんですよ。でもあなたへ生みつける卵を増やすタイミングでよかった」
「あっ、あああぁぁ!! ひっ、待って!! そんなっ、んぁあ、っむりだっ」
俺が必死で懇願して、それでこいつがやめてくれた試しなど一回もない。
そして今回もやはり俺のアナルには無慈悲にもゴロゴロと卵が生み付けられていった。
卵を産み付けられるだけで俺は何回も絶頂した。
そして俺は、なぜだか唐突にもういいかと思った。
「あっ、ぁぁ、ひ、ううぅ、ぁぁ、かっ、あはぁ、はぁ、なぁ、俺のこと好きか」
「ん……はぁ、好きですよ。もちろんあなただけを愛しています。このコロニー全てのものが」
「ん、ぁ、そうか……。そう、か……」
それからの俺はもう逃げ出そうとは思わなかった。
彼らの望むように毎日毎日絶頂してたくさんの人に永遠に愛される道を選んだ。
完
グルガーがいると落ち着くようなソワソワするような、そんな気分になってしまう。
グルガーの匂いがするともっと嗅ぎたいって思ってしまう。
「おはようございます。セン様」
「お、おはよう。グルガー」
「最近は産卵にも慣れたようですのでそろそろ産む卵の量を増やしていただこうかと思うのですが」
「……は!?」
「ですから……産む卵の量を増やしていただきます。本日より2人連れて参りますので」
「む、無理に決まってんだろ!? 1人分でも死にそうなくらいイってんのに!」
「大丈夫ですよ。安心してください。他のコロニーから5人分までは平気だったと報告が上がっていますので」
「そんなの! 個人差があるだろ!!」
「ええ。ですのでセン様の限界を知るためにも1人ずつ増やしていきましょうね」
「そんなの無理だ! お願いだグルガー! 助けてくれ!」
「すみません」
グルガーは困った子を見るように微笑んで謝った。
「な、んで」
「セン様はこのコロニーの母体。あなた様の仕事は子を産むこと。私の仕事はあなた様のお世話をすること。それはこの先一生変わりませんので」
「っ……じゃあ、じゃあ! せめてお前が俺に……その、生みつけてくれよ」
「……それがあなたのお望みとあらば」
そしてグルガーは他の者に連絡してくると一度出て行って戻ってきた。
あまり衣服を身につけることを許されていない俺は戻ってきたグルガーにすぐに挿入された。
「うっ、んっぁあ、あ、はぁああっ」
「気持ちいいですか?」
「ひ……いいっ、んんっ……ああっ! いい!!」
「ふっ、そうですか、それは良かった」
「んんっ、ぁあっ、いいっ……んあぁん」
そうしてしばらく揺さぶられた。
「んっ、そろそろ生みつけますね……」
その言葉にグルガーの触手の根本を見ると10個ほどの卵が待機していた。
「なっ、んぁ、なんか、多くないか……?」
「ええ。私はもともと多い体質なんですよ。でもあなたへ生みつける卵を増やすタイミングでよかった」
「あっ、あああぁぁ!! ひっ、待って!! そんなっ、んぁあ、っむりだっ」
俺が必死で懇願して、それでこいつがやめてくれた試しなど一回もない。
そして今回もやはり俺のアナルには無慈悲にもゴロゴロと卵が生み付けられていった。
卵を産み付けられるだけで俺は何回も絶頂した。
そして俺は、なぜだか唐突にもういいかと思った。
「あっ、ぁぁ、ひ、ううぅ、ぁぁ、かっ、あはぁ、はぁ、なぁ、俺のこと好きか」
「ん……はぁ、好きですよ。もちろんあなただけを愛しています。このコロニー全てのものが」
「ん、ぁ、そうか……。そう、か……」
それからの俺はもう逃げ出そうとは思わなかった。
彼らの望むように毎日毎日絶頂してたくさんの人に永遠に愛される道を選んだ。
完
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