肉便器エンド!? それって最高じゃん

いちみやりょう

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47:お仕置き1 ※

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「さあバトラル。口を開けて」
「え? えっと、はい」

クライブに促された俺は、当然のように口を開けた。

「んっ!?」

クライブの手によって俺の口には開口器がはめられ、頭の後ろでかちゃりと音がした。そして、その間に、さすが軍人と言わざるを得ないほどの鮮やかな手つきで、バイロンが俺の腕を後ろでに縛ってしまった。

「……え?」

(え、何これ何これ。身動き取れない。最高。でも、なんで? あ、俺がいじめられるの好きだって2人に言ったから、誕生日プレゼントってこと?)

いや、そうとしか思えないと胸を高鳴らせていると、黒いカッパを取り払われ、その下に着ていた服は全てナイフで切られて全裸に剥かれた。

「私たちからは逃げられないと、そう言ったのを、バトラルはもう忘れてしまった?」

俺はその問いに首を振った。確かに逃げたら素晴らしいお仕置きが待っているのかと思えば、一度逃げてみたい気持ちもあったけど、本当に逃げようなんて思っていない。
首を振る俺を見て、クライブは小さく息を吐いた。

「そう。でも、結果的にバトラルは逃げようとしたよね。それはなぜだろう」
「へ……?」

開口器によってまともな言葉は発せられない俺に尋ねられても答えられないし、そもそも何度も言うように逃げようとしていない俺に、そんなことを聞かれても答えることなんてできない。

「オメガ男性の意思を尊重するという法律を盾に皇帝陛下に私達との婚約の取り消しを願い、番フェロモン遮断の服まで着て、その上、地上にフェロモンが漏れ出ることのない帝城からの抜け道を使うなんて、それで私たちから逃げようとしていないなんて、まさか、そんな言い訳が通じるとは思っていないよね?」
「だが、こんなことで私たちから逃げられると思われていたなんて、舐められたものだな」

アルファである2人の怒りのオーラは凄まじく、当然しがないオメガの俺は本能が勝手に危険を察知して、珍しく体は興奮ではなく小さく震えてしまう。

「バトラル、咥えろ。今私はラットではないが、容赦をするつもりはない」
「っあ゛」

開口器によって口は開かされているため、バイロンのそれは喉の奥にスムーズに届いた。

「バトラル、今日は慣らしてあげないよ。私たちから二度と逃げないと、私たちなしでは生きていけないと思えるほどに、その体に教え込んであげるから、一緒に学ぼうね。ああ、でももしもバトラルが反省したり、私たちなしでは生きていけないと覚えられたなら、それを口に出して言うといい。もしも言えたらなら、すぐに止めてあげるよ」
「ん゛んっ」

ズジュンッッ!!!!

慣らしもせずに奥まで突き入れられたが、当然俺のそこは興奮によって濡れていて、激しい圧迫感はあるものの、おそらく裂けておらず、ほとんど痛みなどはなかった。
それにしても、口が塞がれている状態の俺に向かって、反省したりクライブやバイロンなしでは生きていけないなどと口にしなければ止めないなんて、最高にドSで、最高に興奮し、俺の体はさらにローションの必要ない状態になった。

「バトラル、バトラル。ああ、初めからこうしておけばよかったね。大事なものは、鍵のつく場所に入れておかないと」

グチュン!! バチュン!! ゴツゴッ

「それは良い考えだ。だが殿下。ここには日の光が届かない。これからたくさんの子を産み育てるバトラルには日の光を浴びて健康でいてもらわなくては」
「大丈夫だよ。この地下道は、いろんな部屋がある。地面にガラス板を埋め込んである部屋があるから、日光浴ならそこでできる」
「なら問題ないか」
「そう。問題ないよ。もともとここは、昔バトラルのようにアルファの執着から逃げようとしたオメガを囲っていた場所だからね」
「だから、外にフェロモンが漏れないようになっているのか」
「そうだよ。と言っても今は出口が作られているから、バトラルがあのまま出口を見つけていたら、探し出すのに多少時間がかかったかもしれないけど」
「ならば、その出口とやらは、潰すしかない」
「ああ、そうしよう」

俺を容赦なく犯しながら、俺の頭上ではそんな会話が繰り広げられている。

正直言って、この尊厳を無視したような使われ方は最高だ。満足だ。
もしかしたら、この2人も、ヨハイドやコリンと共謀して俺の誕生日プレゼントに俺を喜ばせるためにこんな計画をたててくれたのかもしれない。というか絶対そうだ。
部屋の中にはグチュングチュンと卑猥な濡れ音が響いていて、最高にエッチな気分だった。
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