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3話 [ティルーゼ湖の下見に行こう]
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3話 [ティルーゼ湖の下見に行こう]
やって参りました!ティルーゼ湖!
めっちゃ綺麗やーーーん!ってのが最初の感想!湖は深いらしく濃い青が多い、だが[ヒカリゴケ]がキラキラと湖の中を所々光っていて地上の星空のようになっている!
ちなみにディーネの紹介は朝のうちに済ませて置いてある。この世界では妖精は多いらしい、妖精の進化は精霊なのだそうだ。
リア『すごい!星空みたい!』
ディーネ『ここはいつも綺麗ね!あなたが屋敷を建てたいって言ってたのはここね!』
リア『そうだよ!ここにボクのお屋敷建てたいんだよ』
ディーネ『水質も大丈夫ね!ただこの辺りは[魔甲蟲人](インセクトル)の縄張りなのよね』
リア『魔甲蟲人?何それ?』
エリュトル『魔甲蟲人は魔虫人族の中でも上位存在です。我々悪魔騎士と強さはさほど変わりませんがとにかく好戦的で諦めが悪いのでここら辺には屋敷を建てれなかったのかと』
ブラウ『あいつらは本当に面倒ですよ…全然諦めないんですよ』
リア『ブラウは戦ったことあるの?』
ブラウ『はい、一騎打ちで』
一騎打ち…そんなのもあるのか、ならないようにしないと戦ったことなんかないし…話し合いで解決出来たら嬉しいな。
マローネ『リア様、何者かがこちらに向かってきております。』
リア『分かるの!?』
マローネ『はい、私の異能は[周囲知覚](しゅういちかく)周りの気配を感じ取ることができます』
リア『すごい!全然分からないよ?』
マローネ『だいたい150メートルくらいですかね?ただ早いです』
ブラウ『来ます!リア様後ろに!』
エリュトルとブラウが前で構える。マローネは俺とディーネを結界で守ってくれた。
エリュトル『何者だ!姿を見せろ!』
ガサガサ音をたてながら森から1人の昆虫のような人型の魔物が歩いてきた。
???『ここは我らの土地だ早々に立ち去れ』
すんごいかっこいい!ってのは一旦置いておこうまずは話し合いできる相手かどうかだ。
リア『君たちの縄張りを荒らしに来たんじゃない。ボクはリア!話だけでも聞いて貰えないかな?』
???『俺は[ギラフ]だ。荒らしに来た訳では無い?では何をしに来たのだ』
名乗ったら名乗り返してくれた、おそらくは戦士としての意識が強い種族なのだろう。なら簡単だ。
リア『ここに私の屋敷を建てたい』
ギラフ『ふざけるな!ここは我らの土地だ!そのような事を許すわけがないだろう!』
エリュトル『リア様ここは私が』
リア『エリュトル、大丈夫』
エリュトル『ですが、』
前に出る。
リア『ならば一騎打ちだ!ボクが勝ったらボクの言い分を聞いてもらう、君が勝てば大人しく諦めて帰ろう。君は相当強いのだろ?』
ディーネとマローネがキャーって感じでアタフタしてる。エリュトルもブラウも なっ!って感じ。
ギラフ『いいだろう!その命貰い受ける!』
リア『ブラウ!合図よろしくね!』
ブラウ『は、はい!では両者』
ギラフが構える。俺は立っているだけで…なんで構えないのかって?いざという時は炎で防御するから大丈夫!こうゆう類の敵は特に。
ブラウ『初め!』
構えない俺を見てエリュトルは焦る。ブラウも焦る…ディーネ!マローネをガクガクさせるのはやめなさい!
ギラフ『うぉー!』
ギラフはなんの躊躇もなく飛んできて喉元で手刀を止める。勿論俺は1歩も動かない。
ギラフ『何故構えない?何故防御をしない?』
最もな意見だろう。ただアスモデウス様からあそこに住んでるやつには自分から攻撃するなよ?一騎打ちを仕掛けても、と言われている。ありがとう!アスモデウス様本当にありがとう!
リア『何故?変なこと聞くな?ボクは話し合いをしたいと言ったはずだよ?』
キョトンとする一同。
一瞬驚くギラフ。
ギラフ『フハハハハ!これは驚きだ!ここまで度胸のあるやつは久しく見ていない!いいだろう!お前たちの言い分を聞いてやる!』
ほっと一息、危なかった…本当に寸止めとは。漏らすかと思った…
ギラフ『来い!我が種族の村に案内してやる。話はそれからだ』
リア『わかった。みんな行くよー!』
配下一同『えぇ…』
そんなわけでいきなり集落に案内されたがまぁ話し合いで解決するに越したことはない。ただあそこまで大規模な集落とはこの時は思いもしなかったリアなのである。
やって参りました!ティルーゼ湖!
めっちゃ綺麗やーーーん!ってのが最初の感想!湖は深いらしく濃い青が多い、だが[ヒカリゴケ]がキラキラと湖の中を所々光っていて地上の星空のようになっている!
ちなみにディーネの紹介は朝のうちに済ませて置いてある。この世界では妖精は多いらしい、妖精の進化は精霊なのだそうだ。
リア『すごい!星空みたい!』
ディーネ『ここはいつも綺麗ね!あなたが屋敷を建てたいって言ってたのはここね!』
リア『そうだよ!ここにボクのお屋敷建てたいんだよ』
ディーネ『水質も大丈夫ね!ただこの辺りは[魔甲蟲人](インセクトル)の縄張りなのよね』
リア『魔甲蟲人?何それ?』
エリュトル『魔甲蟲人は魔虫人族の中でも上位存在です。我々悪魔騎士と強さはさほど変わりませんがとにかく好戦的で諦めが悪いのでここら辺には屋敷を建てれなかったのかと』
ブラウ『あいつらは本当に面倒ですよ…全然諦めないんですよ』
リア『ブラウは戦ったことあるの?』
ブラウ『はい、一騎打ちで』
一騎打ち…そんなのもあるのか、ならないようにしないと戦ったことなんかないし…話し合いで解決出来たら嬉しいな。
マローネ『リア様、何者かがこちらに向かってきております。』
リア『分かるの!?』
マローネ『はい、私の異能は[周囲知覚](しゅういちかく)周りの気配を感じ取ることができます』
リア『すごい!全然分からないよ?』
マローネ『だいたい150メートルくらいですかね?ただ早いです』
ブラウ『来ます!リア様後ろに!』
エリュトルとブラウが前で構える。マローネは俺とディーネを結界で守ってくれた。
エリュトル『何者だ!姿を見せろ!』
ガサガサ音をたてながら森から1人の昆虫のような人型の魔物が歩いてきた。
???『ここは我らの土地だ早々に立ち去れ』
すんごいかっこいい!ってのは一旦置いておこうまずは話し合いできる相手かどうかだ。
リア『君たちの縄張りを荒らしに来たんじゃない。ボクはリア!話だけでも聞いて貰えないかな?』
???『俺は[ギラフ]だ。荒らしに来た訳では無い?では何をしに来たのだ』
名乗ったら名乗り返してくれた、おそらくは戦士としての意識が強い種族なのだろう。なら簡単だ。
リア『ここに私の屋敷を建てたい』
ギラフ『ふざけるな!ここは我らの土地だ!そのような事を許すわけがないだろう!』
エリュトル『リア様ここは私が』
リア『エリュトル、大丈夫』
エリュトル『ですが、』
前に出る。
リア『ならば一騎打ちだ!ボクが勝ったらボクの言い分を聞いてもらう、君が勝てば大人しく諦めて帰ろう。君は相当強いのだろ?』
ディーネとマローネがキャーって感じでアタフタしてる。エリュトルもブラウも なっ!って感じ。
ギラフ『いいだろう!その命貰い受ける!』
リア『ブラウ!合図よろしくね!』
ブラウ『は、はい!では両者』
ギラフが構える。俺は立っているだけで…なんで構えないのかって?いざという時は炎で防御するから大丈夫!こうゆう類の敵は特に。
ブラウ『初め!』
構えない俺を見てエリュトルは焦る。ブラウも焦る…ディーネ!マローネをガクガクさせるのはやめなさい!
ギラフ『うぉー!』
ギラフはなんの躊躇もなく飛んできて喉元で手刀を止める。勿論俺は1歩も動かない。
ギラフ『何故構えない?何故防御をしない?』
最もな意見だろう。ただアスモデウス様からあそこに住んでるやつには自分から攻撃するなよ?一騎打ちを仕掛けても、と言われている。ありがとう!アスモデウス様本当にありがとう!
リア『何故?変なこと聞くな?ボクは話し合いをしたいと言ったはずだよ?』
キョトンとする一同。
一瞬驚くギラフ。
ギラフ『フハハハハ!これは驚きだ!ここまで度胸のあるやつは久しく見ていない!いいだろう!お前たちの言い分を聞いてやる!』
ほっと一息、危なかった…本当に寸止めとは。漏らすかと思った…
ギラフ『来い!我が種族の村に案内してやる。話はそれからだ』
リア『わかった。みんな行くよー!』
配下一同『えぇ…』
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