2 / 7
2話 思いのほか強いです?
しおりを挟む
2話 [思いのほか強いです?]
眷属になってから2週間はアスモデウスから悪魔についての知識を教えられた。まず悪魔には一人一人に異能(いのう)と言われる能力が1つあるとの事、稀に2つの異能を持つものも生まれるという。因みに2つの異能を持つものは[デュオ]と呼ばれるとの事。
リア『じゃあ異能は全然使えないものもあるということですか?』
アスモデウス『その通りだ、例えば[無表情]という異能を持っている者もいる』
リア『それは、そのままの意味何ですか?』
アスモデウス『うむ、そのままの事しか出来ん。異能は異形紙(いぎょうし)に自らの血を垂らすことで文字として確認する事がが出来る』
リア『おぉ!ではボクも直ぐに分かるんですか!』
アスモデウス『そうだ!なのでだな、もうここに用意してある』
異形紙、なんか禍々しい色してる紙…あれに血を垂らすのは中々に不気味な絵面になるな…まぁもう悪魔になったんだ!気にする事などない!元気に血を垂らすことにしよう!
アスモデウスがスっとナイフで俺の指を少し切る
リア『ん、』
少し痛い。まぁかすり傷だ、悪魔の身体は不思議な事に回復がものすごい早い、この程度の切り傷は数秒と経たないうちに綺麗に治る。
グツグツと沸騰するかの様に異形紙に文字が浮かび上がる。
緑炎(りょくえん)、凝結水毒(ぎょうけつすいどく)
リア『おぉ!ふたつですよ!アスモデウス様!』
アスモデウス『うむ!ただ見たことも聞いたこともない異能だな…リアよ、今見た文字を頼りに自らの異能のイメージをするのだ、さすれば発現する。理解をする事が大事なのだ』
なるほど!理解をしてしっかりとしたイメージがないとどれだけ凄い異能でも力を発揮できないのか…
リア『分かりました!やってみます!』
鏡の前に立ちイメージを膨らませる。
緑炎か、緑の炎…銅を火にかざすと緑色になったよな?確か炎色反応だっけ?あれ綺麗だよな~、そんな事をイメージしていたら、
ブワァ!っと髪の毛が綺麗なエメラルドグリーンに燃え盛る。熱い訳では無いが自分の髪の毛…いや?毛という毛が燃えている。眉毛も燃えてるもんな…
アスモデウス『ふむ、一般的な炎と差程熱さは変わらんな…』
リア『え?ボクは何も熱さは感じませんよ?』
アスモデウス『おぬしの能力だからな、それで熱かったら大変じゃろ』
リア『確かに』
熱さはしっかりあるようだ!サバイバル生活では苦労しないな!
他にも手のひらから出してみようとしたがそういうのは出来ないようだ、ただ毛が全て炎化してる時は長さから操作まで自由自在に出来た。
リア『肌にある細かい毛まで燃えるんですね…炎の鎧が出来ますね!』
アスモデウス『鎧は厳しいのではないか?あくまで炎だからな、固めることができん』
リア『なるほど…』
言われてみると確かにそうだ、炎で鎧を作るのは厳しそうだ。
アスモデウス『では次に[凝結水毒]がどのようなものなのか見せてくれ』
リア『分かりました!頑張ってイメージします!』
凝結水毒ってどんな感じなんだ?全然想像出来ないぞ?分けて考えてみるか…凝結……固まる事だよな?毒が固まる。うん、これは想像しやすいな固体になるんだもんな、そう考えたら水毒もイメージしやすいぞ、水のようにサラサラな毒か…凝結は氷みたいになることを考えたら案外イメージできるぞ!
ドロドロドロ…毒が流れていく、流石に水のようにサラサラとはいかないらしい。
リア『おぉ!出てきた!』
アスモデウス『液体だな、それが水毒という部分か、凝結はどうなのだ?固められるのか?』
リア『やってみます』
毒を固めるイメージをする。
ピキピキ!と音を立てながら素早く固まった、ただあまり強度はないみたいだ。
アスモデウスが固まった毒を触る。
アスモデウス『ほぉ!これは凄いな触れただけでも下位の悪魔は動けなくなるだろうな』
リア『そんな強い毒なんですか?』
アスモデウス『なかなかにいい毒だ。』
リア『わかりました』
この毒は怖いな…あまり使わないようにしよう…。
ここでふと思った。自分の能力なのだから組み合わせられないだろうかと…炎にも毒の機能を持たせれば炎も毒の役割をして熱いまま固めたりできるのでは?と思いついた。
リア『やってみるか…』
アスモデウス『ん?何を、』
緑色の炎は紫を纏った炎に変わる…炎の当たったランプはたちまち灼熱の毒であり火である炎に溶かされた。
アスモデウス『なんと!異能を掛け合わせたのか!掛け合わせた技はあれど異能自体を組み合わせるのは前例がない!』
え?簡単にイメージしたら出来たけど?前例が無い?
アスモデウス『[合能](あいのう)とでも言うべきか?とにかくこれは[アグマイア]にて他の王にも報告してやらねばな』
アグマイア?何それお菓子の名前か?あ、報告って言ってたし携帯電話みたいなやつかな?
リア『あの、アグマイアとは?』
アスモデウス『アグマイアは我ら8体の王が集まる会議のようなものだ、それぞれの治めている土地での出来事などを報告する』
なるほど国連みたいなやつか!でも報告するほどの事なのか?誰にでも真似できそうな事なのに…
リア『その大事な会議で報告するほどの事なんですか?誰にでもできそうな事ですよ?』
アスモデウス『いやリアよ、異能は生まれつき基本は1つのみと言ったであろう?』
リア『はい』
聞いた確かに聞きましたよ。だから2つ持ちは凄い珍しいとも聞きましたよ。
アスモデウス『普通はなわざわざ1つに戻そうなどとは思わんのだ、それにおぬしのそれは強化された異能へと変化した。これは十分に報告するべき価値があるのだぞ?』
普通は1つしかない…確かにせっかく[デュオ]として2つ貰ったのを1つに戻すやつなどいるはずがない。
リア『ですがアスモデウス様、別に前の異能が消えたわけではないかと』
アスモデウス『何?』
ブワァっと緑色の炎が出る。
アスモデウス『!?』
毒を出そうとしてみるが、シーン……何も出ない…なるほどメインにした異能は消えずに掛け合わせに使用した異能が消えて新しい掛け合わせた異能に変化するのか…
リア『アスモデウス様、おそらくは掛け合わせに使用した異能が消え新たな異能に変化するのかと思います。凝結水毒が使えなくなり掛け合わせ方の異能が使えるようになりましたので』
アスモデウス『なるほどのぉ…ベースは残るといった感じだな。分かった、良い体験が出来た』
アスモデウス様は異能について研究してるらしいので役に立てて良かった!
アスモデウス『リアよ!もう一度異形紙を使ってみよう、先程もの異能の名前が気になる』
早速確かめてみることにした!名前は……
[獄毒炎化](ごくどくえんか)
炎化ということはこれが緑炎の補助的な異能だからだろう。
アスモデウス『獄毒炎化…ふむ、名前通りだな、あの炎はおぬしよりも上位の悪魔でさえ殺せる炎だぞ』
リア『え?』
待て待て待て?今の強さが準男爵…それ以上って子爵とか男爵を倒せるって事?あれ?俺強いんじゃね?
アスモデウス『そうだなぁ…護衛を付けようと考えていたが…おぬしの強さを考慮すれば数人で足りそうだな』
護衛!なんかいいな~。でも眷属は持たない主義って言ってたような…
リア『アスモデウス様は眷属を持たないのでは?』
アスモデウス『眷属はおぬししか居らぬが、我の治めている土地にも悪魔はおる、我は王ぞ?公爵でも伯爵でもおるわ』
それもそうだ王って言ってたし治めてる土地での出来事とか言ってたな。
アスモデウス『うむ、身の回りの世話はグレーターデーモン2体、護衛にはデーモンナイト1体をおぬしにやろう』
リア『ありがとうございます!助かります!』
正直なところ女物の服やらどうすればいいか分からないものだらけで困っていたからメイドさん的な悪魔が2体も居てくれるのは助かる!
アスモデウス『屋敷もやらぬとなおぬしは準男爵なのだからな…我の娘としてこの城の近くに建てれば良い、好き所を後で知らせよ』
リア『何から何までありがとうございます!』
至れり尽くせりである。
少ししたら俺の部屋に3体の悪魔が入ってきた、右から護衛のデーモンナイト、キリッとした感じだ!好青年って感じがする!なんでも剣の腕がピカイチなのだとか!メイド服を着た2体のグレーターデーモンのお姉さん、1人は大人しそうなおっとりした胸の大きな女性で魔法が得意なのだという。もう1人はクールな感じがする!自己紹介も丁寧だが力のある声でハキハキと話していたし剣も使えるとのこと。はっきりいって護衛が3人みたいなものだ、この3人は俺の直属の配下になるらしい!戦力も貰えて自分も割と戦えるのならこれは幸先のいいスタートだろう!
今週中に屋敷を建てる場所を探しに行くから早速3人を連れていくことにしよう!
眷属になってから2週間はアスモデウスから悪魔についての知識を教えられた。まず悪魔には一人一人に異能(いのう)と言われる能力が1つあるとの事、稀に2つの異能を持つものも生まれるという。因みに2つの異能を持つものは[デュオ]と呼ばれるとの事。
リア『じゃあ異能は全然使えないものもあるということですか?』
アスモデウス『その通りだ、例えば[無表情]という異能を持っている者もいる』
リア『それは、そのままの意味何ですか?』
アスモデウス『うむ、そのままの事しか出来ん。異能は異形紙(いぎょうし)に自らの血を垂らすことで文字として確認する事がが出来る』
リア『おぉ!ではボクも直ぐに分かるんですか!』
アスモデウス『そうだ!なのでだな、もうここに用意してある』
異形紙、なんか禍々しい色してる紙…あれに血を垂らすのは中々に不気味な絵面になるな…まぁもう悪魔になったんだ!気にする事などない!元気に血を垂らすことにしよう!
アスモデウスがスっとナイフで俺の指を少し切る
リア『ん、』
少し痛い。まぁかすり傷だ、悪魔の身体は不思議な事に回復がものすごい早い、この程度の切り傷は数秒と経たないうちに綺麗に治る。
グツグツと沸騰するかの様に異形紙に文字が浮かび上がる。
緑炎(りょくえん)、凝結水毒(ぎょうけつすいどく)
リア『おぉ!ふたつですよ!アスモデウス様!』
アスモデウス『うむ!ただ見たことも聞いたこともない異能だな…リアよ、今見た文字を頼りに自らの異能のイメージをするのだ、さすれば発現する。理解をする事が大事なのだ』
なるほど!理解をしてしっかりとしたイメージがないとどれだけ凄い異能でも力を発揮できないのか…
リア『分かりました!やってみます!』
鏡の前に立ちイメージを膨らませる。
緑炎か、緑の炎…銅を火にかざすと緑色になったよな?確か炎色反応だっけ?あれ綺麗だよな~、そんな事をイメージしていたら、
ブワァ!っと髪の毛が綺麗なエメラルドグリーンに燃え盛る。熱い訳では無いが自分の髪の毛…いや?毛という毛が燃えている。眉毛も燃えてるもんな…
アスモデウス『ふむ、一般的な炎と差程熱さは変わらんな…』
リア『え?ボクは何も熱さは感じませんよ?』
アスモデウス『おぬしの能力だからな、それで熱かったら大変じゃろ』
リア『確かに』
熱さはしっかりあるようだ!サバイバル生活では苦労しないな!
他にも手のひらから出してみようとしたがそういうのは出来ないようだ、ただ毛が全て炎化してる時は長さから操作まで自由自在に出来た。
リア『肌にある細かい毛まで燃えるんですね…炎の鎧が出来ますね!』
アスモデウス『鎧は厳しいのではないか?あくまで炎だからな、固めることができん』
リア『なるほど…』
言われてみると確かにそうだ、炎で鎧を作るのは厳しそうだ。
アスモデウス『では次に[凝結水毒]がどのようなものなのか見せてくれ』
リア『分かりました!頑張ってイメージします!』
凝結水毒ってどんな感じなんだ?全然想像出来ないぞ?分けて考えてみるか…凝結……固まる事だよな?毒が固まる。うん、これは想像しやすいな固体になるんだもんな、そう考えたら水毒もイメージしやすいぞ、水のようにサラサラな毒か…凝結は氷みたいになることを考えたら案外イメージできるぞ!
ドロドロドロ…毒が流れていく、流石に水のようにサラサラとはいかないらしい。
リア『おぉ!出てきた!』
アスモデウス『液体だな、それが水毒という部分か、凝結はどうなのだ?固められるのか?』
リア『やってみます』
毒を固めるイメージをする。
ピキピキ!と音を立てながら素早く固まった、ただあまり強度はないみたいだ。
アスモデウスが固まった毒を触る。
アスモデウス『ほぉ!これは凄いな触れただけでも下位の悪魔は動けなくなるだろうな』
リア『そんな強い毒なんですか?』
アスモデウス『なかなかにいい毒だ。』
リア『わかりました』
この毒は怖いな…あまり使わないようにしよう…。
ここでふと思った。自分の能力なのだから組み合わせられないだろうかと…炎にも毒の機能を持たせれば炎も毒の役割をして熱いまま固めたりできるのでは?と思いついた。
リア『やってみるか…』
アスモデウス『ん?何を、』
緑色の炎は紫を纏った炎に変わる…炎の当たったランプはたちまち灼熱の毒であり火である炎に溶かされた。
アスモデウス『なんと!異能を掛け合わせたのか!掛け合わせた技はあれど異能自体を組み合わせるのは前例がない!』
え?簡単にイメージしたら出来たけど?前例が無い?
アスモデウス『[合能](あいのう)とでも言うべきか?とにかくこれは[アグマイア]にて他の王にも報告してやらねばな』
アグマイア?何それお菓子の名前か?あ、報告って言ってたし携帯電話みたいなやつかな?
リア『あの、アグマイアとは?』
アスモデウス『アグマイアは我ら8体の王が集まる会議のようなものだ、それぞれの治めている土地での出来事などを報告する』
なるほど国連みたいなやつか!でも報告するほどの事なのか?誰にでも真似できそうな事なのに…
リア『その大事な会議で報告するほどの事なんですか?誰にでもできそうな事ですよ?』
アスモデウス『いやリアよ、異能は生まれつき基本は1つのみと言ったであろう?』
リア『はい』
聞いた確かに聞きましたよ。だから2つ持ちは凄い珍しいとも聞きましたよ。
アスモデウス『普通はなわざわざ1つに戻そうなどとは思わんのだ、それにおぬしのそれは強化された異能へと変化した。これは十分に報告するべき価値があるのだぞ?』
普通は1つしかない…確かにせっかく[デュオ]として2つ貰ったのを1つに戻すやつなどいるはずがない。
リア『ですがアスモデウス様、別に前の異能が消えたわけではないかと』
アスモデウス『何?』
ブワァっと緑色の炎が出る。
アスモデウス『!?』
毒を出そうとしてみるが、シーン……何も出ない…なるほどメインにした異能は消えずに掛け合わせに使用した異能が消えて新しい掛け合わせた異能に変化するのか…
リア『アスモデウス様、おそらくは掛け合わせに使用した異能が消え新たな異能に変化するのかと思います。凝結水毒が使えなくなり掛け合わせ方の異能が使えるようになりましたので』
アスモデウス『なるほどのぉ…ベースは残るといった感じだな。分かった、良い体験が出来た』
アスモデウス様は異能について研究してるらしいので役に立てて良かった!
アスモデウス『リアよ!もう一度異形紙を使ってみよう、先程もの異能の名前が気になる』
早速確かめてみることにした!名前は……
[獄毒炎化](ごくどくえんか)
炎化ということはこれが緑炎の補助的な異能だからだろう。
アスモデウス『獄毒炎化…ふむ、名前通りだな、あの炎はおぬしよりも上位の悪魔でさえ殺せる炎だぞ』
リア『え?』
待て待て待て?今の強さが準男爵…それ以上って子爵とか男爵を倒せるって事?あれ?俺強いんじゃね?
アスモデウス『そうだなぁ…護衛を付けようと考えていたが…おぬしの強さを考慮すれば数人で足りそうだな』
護衛!なんかいいな~。でも眷属は持たない主義って言ってたような…
リア『アスモデウス様は眷属を持たないのでは?』
アスモデウス『眷属はおぬししか居らぬが、我の治めている土地にも悪魔はおる、我は王ぞ?公爵でも伯爵でもおるわ』
それもそうだ王って言ってたし治めてる土地での出来事とか言ってたな。
アスモデウス『うむ、身の回りの世話はグレーターデーモン2体、護衛にはデーモンナイト1体をおぬしにやろう』
リア『ありがとうございます!助かります!』
正直なところ女物の服やらどうすればいいか分からないものだらけで困っていたからメイドさん的な悪魔が2体も居てくれるのは助かる!
アスモデウス『屋敷もやらぬとなおぬしは準男爵なのだからな…我の娘としてこの城の近くに建てれば良い、好き所を後で知らせよ』
リア『何から何までありがとうございます!』
至れり尽くせりである。
少ししたら俺の部屋に3体の悪魔が入ってきた、右から護衛のデーモンナイト、キリッとした感じだ!好青年って感じがする!なんでも剣の腕がピカイチなのだとか!メイド服を着た2体のグレーターデーモンのお姉さん、1人は大人しそうなおっとりした胸の大きな女性で魔法が得意なのだという。もう1人はクールな感じがする!自己紹介も丁寧だが力のある声でハキハキと話していたし剣も使えるとのこと。はっきりいって護衛が3人みたいなものだ、この3人は俺の直属の配下になるらしい!戦力も貰えて自分も割と戦えるのならこれは幸先のいいスタートだろう!
今週中に屋敷を建てる場所を探しに行くから早速3人を連れていくことにしよう!
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる