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特別編-Merry Halloween-
後編
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まさかの美来サンタと一緒に、コーヒーやスイーツポテトを堪能することになった。
コーヒーもスイーツポテトも美味しいけれど、どうしてもサンタコスチュームの美来の方が気になって、彼女の方をチラチラと見てしまう。サンタ服が珍しいからなのか。それとも、肌が結構見えているからなのか。
「あらあら、智也さんったら。まるで、このスイーツポテトよりも私の方を食べちゃいたいって感じで私のことをチラチラと見ていますね」
「珍しい格好で似合っているから何度も見ちゃって」
「ふふっ、そうですか。明日はお休みですから、今夜はたっぷりと私のことも味わってくださいね。最近は定期試験もあったので、私も欲が溜まっているんです」
「……楽しみにしておくよ」
正直、僕も欲が溜まっている。中間試験に影響が出てしまうかもしれないので、ここ1週間くらい美来とは夜の行いをしていなかった。だから、定期試験が終わって、週末である今夜は美来としたいと思っていた。
「う~ん、美味しいです。大好きな智也さんと一緒に過ごして、美味しいスイーツを食べることができて。今年のハロウィンは幸せですね」
「そう言ってくれて良かったよ。去年は……高校受験だったんだよね」
「ええ。当時はまさか、合格した第1志望の月が丘高校から、第2志望の天羽女子高校に転入するとは思いませんでしたが」
「……そうだね」
月が丘高校に入学してすぐに、クラスメイトや部活の先輩からいじめられ、6月の終わり頃に天羽女子へ転入した。転入先の天羽女子では本当に楽しく過ごせているようで本当に良かったよ。
「さっきの写真の美来もとても楽しそうだったし、受験の時期でもイベントはしっかりと楽しむタイプなんだね」
「私の性格と両親の教育方針が上手く合っているといいますか。普段はしっかりと勉強して、クリスマスやお正月などは休むことにしたんです。もちろん、ハロウィンも」
「そうだったんだ。人にもよるけど、メリハリがあっていいね。僕も高校受験や大学受験のときは、クリスマスやお正月にはゆっくりする日を設けたな。そのときは羽賀や岡村と一緒にゲームとかやっていたけれど」
「そうだったんですね。ずっと勉強するのもいいかもしれませんが、休むときはしっかりと休んだ方が勉強にも集中できますよね」
「そうだね」
ただ、美来の場合はそこまで勉強しなくてもある程度の成績を取れたり、受験に合格できたりしそうだけど。
「智也さんは去年のハロウィンはどうしていましたか?」
「去年のハロウィン当日は……ああ、土曜日だったから家でゆっくりしてた。だから、前日の仕事中に、取引先の担当者の女性が、ハロウィンだからって手作りクッキーをくれたっけ」
「へえ……クッキーですか。そんなことがあったんですね」
ふうん、と言って美来の顔から笑みが消える。僕と再会するまでの8年間、美来は僕のことを陰から見ていたけど、さすがに職場での様子までは知らないか。
「彼女がどういう気持ちを抱いていたかは分からないけれど、クッキーをもらっただけでそれ以外は何もないよ。仕事で関わりがあったから、連絡先は交換しているけれど」
「……そうですか。分かりました。仮に、その女性が智也さんに何かしようとしても、私が守ってあげますから安心してくださいね!」
「それは心強い。1年後には美来と再会して、恋人になって同棲までしているとは想像できなかったなぁ。しかも、誤認とはいえ逮捕されて、そのせいでクビになったし。ただ、それまで仕事に関わっていたお客様の企業へすぐに転職できたから良かったけど」
「智也さんも予想外の出来事を体験してきましたね」
「そうだね」
正確には今年度になってからの半年ほどだけど。今年は、生きていると思いがけないことが起こるというのを思い知った年だと言えそうだ。
「ただ、いい意味での予想外もあったからね。最近だと、美来のおかげで女子校の文化祭に初めて遊びに行ったり、美来に変装した青薔薇に会ったり。学園祭のコンサートやコンクールで、綺麗な歌声をたくさん聴くこともできたか」
「そう言ってくれると嬉しいです。12月の全国大会も頑張りますので、有紗さんと一緒に会場で応援してくれると嬉しいです」
「うん。有休を取って応援しに行くよ」
「ありがとうございます」
美来は嬉しそうな様子でスイートポテトを食べている。
さっきのクッキーの件もあったからか、有紗さんと一緒に応援に来てほしいと言われると、本当に彼女のことを特別な存在なんだなと思える。
これからより冷え込んできて、空気が乾燥する日も増えてくる。喉を中心に体調を気遣いながら、全国大会への練習に励んでほしい。
「スイートポテト美味しかったです」
「それは良かった。これからも定期的にこうやってスイーツを食べていこうね」
「はい! では、お菓子を食べ終わったので、そろそろ智也さんへのいたずらタイムに突入しましょうかね」
ふふふっ、と美来は厭らしい笑みを浮かべて僕のことを見つめている。両手の指の動きからして、何をされるのかがとても不安だ。
「ちょっと待って。普通、ハロウィンって、お菓子をあげたらいたずらはされないんじゃなかったっけ? 現に美来はさっき……」
「何と言ったかお忘れですか? 智也さん」
「そのサンタコスでリビングに現れて、トリック……あっ!」
さっきの美来をよーく思い出してみると、僕の知っている言葉とは違う。
「トリックアンドトリートですよ、智也さん。お菓子をくれてもいたずらしちゃうって」
「……全然気付かなかったよ。そのサンタコスにビックリしたし、トリックとトリートっていう言葉は聞こえたから、『トリックアトリート』だと思い込んでた」
「ふふっ、そうですか。可愛らしい勘違いですね。そのことで、智也さんに一ついたずらしちゃいましたね」
そのときの美来の笑みはとても大人っぽくて。勘違いした僕が子供だっていうのもあるか。そんな彼女を見ていると、ドキドキして体が自然と熱くなってくる。
「僕のうっかりだけど、してやられた感じがするよ」
「ふふっ、今の智也さん可愛いですよ。ですから、もっといたずらしちゃいたくなっちゃいます」
美来は僕の両脚を跨いで、僕と向き合う状態に。ここまで可愛らしくて色気もある女子高生はなかなかいないんじゃないだろうか。普段から可愛いけれど、この魅力は僕だけに見せてほしい。
「美来……」
美来のことをそっと抱き寄せ、その流れで彼女と唇を重ねる。スイートポテトの甘味とコーヒーの苦味が僕らの中で混ざり合う。
あと、露出した美来の肩に手が触れているけれど、彼女の肌がどんどんと熱くなっていくのが分かる。この温もりを手だけじゃなくて、全身で感じたくなる。このまま抱きしめ、唇を塞ぎながら寝室か浴室に連れて行きたい。
ただ、そう思っていても美来の可愛らしい顔が見たくなって。ゆっくりと唇を離すと、そこにはうっとりとした表情で僕のことを見つめる美来がいた。
「美来サンタは僕にどんないたずらをプレゼントしてくれるのかな?」
「……お風呂やベッドの上でいたずらをしようと思っています。智也さんがお望みであれば、ここでいたずらしてもいいのですが」
「じゃあ、まずはお風呂に入ろうか。美来の体は温かいけど、その格好でここにいたら寒いだろうから」
「分かりました。あと、智也さんも私にいたずらしてくれていいですからね。いえ、むしろしてほしいといいますか」
「ははっ、美来らしいね。美来が嫌がらないよう心掛けながらいたずらしようかな」
「……智也さんらしいです」
今度は美来の方からキスしてきた。今夜はひさしぶりに美来のことを堪能するとしようか。
その後、僕らは浴室やベッドの上でいたずらし合った。
こういった夜の時間を過ごすのは久しぶりだからなのか。それとも、さっきのサンタコスのおかげなのか、美来はいつも以上に可愛らしかった。
去年のクリスマスの頃に比べて大人っぽくなっていた。今年のクリスマスや、来年のハロウィンの頃にはどれだけ魅力が膨れ上がっていくのか楽しみで仕方ない。
「智也さんにいたずら……たくさんされちゃいました。ただ、今まで受けたいたずらの中で、一番幸せで快感ないたずらでした。ありがとうございます、智也さん」
「こちらこそありがとう。でも、いたずらし合ったのに『ありがとう』って何だか変な感じがするね」
「確かに。でも、素敵で気持ちの良い時間になったんですから、ありがとうって伝えたくて。あと、智也さんから2ヶ月早いクリスマスプレゼントをもらった気がします」
「僕も同じことを思った。サンタコス、とても可愛かった。2ヶ月後のクリスマスが本当に楽しみになったよ」
「私もです! コンクールの全国大会優勝を智也さんへのクリスマスプレゼントの1つにしたいです。頑張りますね」
「うん、頑張ってね」
僕は美来と抱きしめ合ってキスを交わした。
今年のハロウィンは今までの中で一番良かったな。来年以降も、美来と一緒にハロウィンを過ごせるようにと祈りながら眠りにつくのであった。
特別編-Merry Halloween- おわり
コーヒーもスイーツポテトも美味しいけれど、どうしてもサンタコスチュームの美来の方が気になって、彼女の方をチラチラと見てしまう。サンタ服が珍しいからなのか。それとも、肌が結構見えているからなのか。
「あらあら、智也さんったら。まるで、このスイーツポテトよりも私の方を食べちゃいたいって感じで私のことをチラチラと見ていますね」
「珍しい格好で似合っているから何度も見ちゃって」
「ふふっ、そうですか。明日はお休みですから、今夜はたっぷりと私のことも味わってくださいね。最近は定期試験もあったので、私も欲が溜まっているんです」
「……楽しみにしておくよ」
正直、僕も欲が溜まっている。中間試験に影響が出てしまうかもしれないので、ここ1週間くらい美来とは夜の行いをしていなかった。だから、定期試験が終わって、週末である今夜は美来としたいと思っていた。
「う~ん、美味しいです。大好きな智也さんと一緒に過ごして、美味しいスイーツを食べることができて。今年のハロウィンは幸せですね」
「そう言ってくれて良かったよ。去年は……高校受験だったんだよね」
「ええ。当時はまさか、合格した第1志望の月が丘高校から、第2志望の天羽女子高校に転入するとは思いませんでしたが」
「……そうだね」
月が丘高校に入学してすぐに、クラスメイトや部活の先輩からいじめられ、6月の終わり頃に天羽女子へ転入した。転入先の天羽女子では本当に楽しく過ごせているようで本当に良かったよ。
「さっきの写真の美来もとても楽しそうだったし、受験の時期でもイベントはしっかりと楽しむタイプなんだね」
「私の性格と両親の教育方針が上手く合っているといいますか。普段はしっかりと勉強して、クリスマスやお正月などは休むことにしたんです。もちろん、ハロウィンも」
「そうだったんだ。人にもよるけど、メリハリがあっていいね。僕も高校受験や大学受験のときは、クリスマスやお正月にはゆっくりする日を設けたな。そのときは羽賀や岡村と一緒にゲームとかやっていたけれど」
「そうだったんですね。ずっと勉強するのもいいかもしれませんが、休むときはしっかりと休んだ方が勉強にも集中できますよね」
「そうだね」
ただ、美来の場合はそこまで勉強しなくてもある程度の成績を取れたり、受験に合格できたりしそうだけど。
「智也さんは去年のハロウィンはどうしていましたか?」
「去年のハロウィン当日は……ああ、土曜日だったから家でゆっくりしてた。だから、前日の仕事中に、取引先の担当者の女性が、ハロウィンだからって手作りクッキーをくれたっけ」
「へえ……クッキーですか。そんなことがあったんですね」
ふうん、と言って美来の顔から笑みが消える。僕と再会するまでの8年間、美来は僕のことを陰から見ていたけど、さすがに職場での様子までは知らないか。
「彼女がどういう気持ちを抱いていたかは分からないけれど、クッキーをもらっただけでそれ以外は何もないよ。仕事で関わりがあったから、連絡先は交換しているけれど」
「……そうですか。分かりました。仮に、その女性が智也さんに何かしようとしても、私が守ってあげますから安心してくださいね!」
「それは心強い。1年後には美来と再会して、恋人になって同棲までしているとは想像できなかったなぁ。しかも、誤認とはいえ逮捕されて、そのせいでクビになったし。ただ、それまで仕事に関わっていたお客様の企業へすぐに転職できたから良かったけど」
「智也さんも予想外の出来事を体験してきましたね」
「そうだね」
正確には今年度になってからの半年ほどだけど。今年は、生きていると思いがけないことが起こるというのを思い知った年だと言えそうだ。
「ただ、いい意味での予想外もあったからね。最近だと、美来のおかげで女子校の文化祭に初めて遊びに行ったり、美来に変装した青薔薇に会ったり。学園祭のコンサートやコンクールで、綺麗な歌声をたくさん聴くこともできたか」
「そう言ってくれると嬉しいです。12月の全国大会も頑張りますので、有紗さんと一緒に会場で応援してくれると嬉しいです」
「うん。有休を取って応援しに行くよ」
「ありがとうございます」
美来は嬉しそうな様子でスイートポテトを食べている。
さっきのクッキーの件もあったからか、有紗さんと一緒に応援に来てほしいと言われると、本当に彼女のことを特別な存在なんだなと思える。
これからより冷え込んできて、空気が乾燥する日も増えてくる。喉を中心に体調を気遣いながら、全国大会への練習に励んでほしい。
「スイートポテト美味しかったです」
「それは良かった。これからも定期的にこうやってスイーツを食べていこうね」
「はい! では、お菓子を食べ終わったので、そろそろ智也さんへのいたずらタイムに突入しましょうかね」
ふふふっ、と美来は厭らしい笑みを浮かべて僕のことを見つめている。両手の指の動きからして、何をされるのかがとても不安だ。
「ちょっと待って。普通、ハロウィンって、お菓子をあげたらいたずらはされないんじゃなかったっけ? 現に美来はさっき……」
「何と言ったかお忘れですか? 智也さん」
「そのサンタコスでリビングに現れて、トリック……あっ!」
さっきの美来をよーく思い出してみると、僕の知っている言葉とは違う。
「トリックアンドトリートですよ、智也さん。お菓子をくれてもいたずらしちゃうって」
「……全然気付かなかったよ。そのサンタコスにビックリしたし、トリックとトリートっていう言葉は聞こえたから、『トリックアトリート』だと思い込んでた」
「ふふっ、そうですか。可愛らしい勘違いですね。そのことで、智也さんに一ついたずらしちゃいましたね」
そのときの美来の笑みはとても大人っぽくて。勘違いした僕が子供だっていうのもあるか。そんな彼女を見ていると、ドキドキして体が自然と熱くなってくる。
「僕のうっかりだけど、してやられた感じがするよ」
「ふふっ、今の智也さん可愛いですよ。ですから、もっといたずらしちゃいたくなっちゃいます」
美来は僕の両脚を跨いで、僕と向き合う状態に。ここまで可愛らしくて色気もある女子高生はなかなかいないんじゃないだろうか。普段から可愛いけれど、この魅力は僕だけに見せてほしい。
「美来……」
美来のことをそっと抱き寄せ、その流れで彼女と唇を重ねる。スイートポテトの甘味とコーヒーの苦味が僕らの中で混ざり合う。
あと、露出した美来の肩に手が触れているけれど、彼女の肌がどんどんと熱くなっていくのが分かる。この温もりを手だけじゃなくて、全身で感じたくなる。このまま抱きしめ、唇を塞ぎながら寝室か浴室に連れて行きたい。
ただ、そう思っていても美来の可愛らしい顔が見たくなって。ゆっくりと唇を離すと、そこにはうっとりとした表情で僕のことを見つめる美来がいた。
「美来サンタは僕にどんないたずらをプレゼントしてくれるのかな?」
「……お風呂やベッドの上でいたずらをしようと思っています。智也さんがお望みであれば、ここでいたずらしてもいいのですが」
「じゃあ、まずはお風呂に入ろうか。美来の体は温かいけど、その格好でここにいたら寒いだろうから」
「分かりました。あと、智也さんも私にいたずらしてくれていいですからね。いえ、むしろしてほしいといいますか」
「ははっ、美来らしいね。美来が嫌がらないよう心掛けながらいたずらしようかな」
「……智也さんらしいです」
今度は美来の方からキスしてきた。今夜はひさしぶりに美来のことを堪能するとしようか。
その後、僕らは浴室やベッドの上でいたずらし合った。
こういった夜の時間を過ごすのは久しぶりだからなのか。それとも、さっきのサンタコスのおかげなのか、美来はいつも以上に可愛らしかった。
去年のクリスマスの頃に比べて大人っぽくなっていた。今年のクリスマスや、来年のハロウィンの頃にはどれだけ魅力が膨れ上がっていくのか楽しみで仕方ない。
「智也さんにいたずら……たくさんされちゃいました。ただ、今まで受けたいたずらの中で、一番幸せで快感ないたずらでした。ありがとうございます、智也さん」
「こちらこそありがとう。でも、いたずらし合ったのに『ありがとう』って何だか変な感じがするね」
「確かに。でも、素敵で気持ちの良い時間になったんですから、ありがとうって伝えたくて。あと、智也さんから2ヶ月早いクリスマスプレゼントをもらった気がします」
「僕も同じことを思った。サンタコス、とても可愛かった。2ヶ月後のクリスマスが本当に楽しみになったよ」
「私もです! コンクールの全国大会優勝を智也さんへのクリスマスプレゼントの1つにしたいです。頑張りますね」
「うん、頑張ってね」
僕は美来と抱きしめ合ってキスを交わした。
今年のハロウィンは今までの中で一番良かったな。来年以降も、美来と一緒にハロウィンを過ごせるようにと祈りながら眠りにつくのであった。
特別編-Merry Halloween- おわり
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