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特別編-入れ替わりの夏-
第49話『唐突な再会』
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俺達の目指すゴールが何なのかが分かってきたところで、晴実さんを呼んだ理由について訊いてみることにするか。
「相良さん。晴実さんのことについてなのですが……正直、お姉さんをいじめた人がいるこのホテルに呼ぶのは正直、酷な気がします。あの……晴実さんにはこのことを伝えてありますよね?」
「もちろん、事情を説明した上で、来ていただく形になっております。急な話ですので、ご家族とではなく、学校の友人と2人で来る予定ですね」
「ご友人とですか」
気心知れた人が一緒に来てくれるのは晴実さんにとっても心強いかな。
ただ、事情を知った上でよく晴実さんもこのホテルに来ることを了承したな。友人と一緒に来るからなのか。相良さんの説明の仕方が上手だったのか。それとも、俺達6人がいれば何とかなると考えたのか。
「私だったら迷ってしまいますけど……まさか、その時にお姉さんが晴実さんの体に憑依したってことはないですよね?」
絢さんがそう指摘する。
確かに、この問題を解決したいと考えている水代さんが憑依したなら、相良さんの誘いを受け入れるとは思う。まさか、今も晴実さんの体に憑依して、彼女の友人と一緒にこのホテルに向かっていたりして。
「そんなことないわよ」
香川さんがそう断言する。
だからなのか、俺達と相良さんが香川さんの方を見ると、彼女は腕を組み、脚をクロスさせてこちらを見ていた。そんな彼女の笑みは余裕があるように思えた。まさか、今――。
「……奈央じゃないな?」
坂井さんがそう指摘すると、香川さん……はにこっ、と笑う。
「さすがね、隼人君」
「やっぱり。奈央は君付けで言いませんからね、水代さん」
「……なぁに? 男の子ってみんな、名前の呼び方でその人かどうか分かっちゃうの?」
そう言って、水代さんはちらっと俺のことを見る。確かに、昨晩……俺が遥香さんではなくて水代さんだと気付いたのは呼び方が違ったことだからな。
「原田さん。昨日の夜は熱い口づけをありがとう。おかげで、昨日はいつもよりも幸せな気分で眠ることができたわ」
「ど、どうも……」
「ううっ……」
遥香さんが悔しそうな表情をして水代さんのことを睨んでいる。そんな遥香さんのことを水代さんはドヤ顔をしながら見ているぞ。これは一触即発の雰囲気。あと、幽霊って眠るんだな。
「ふふっ、嫉妬しちゃって可愛い。それにしても、この子の胸は大きいわね。大きすぎて肩が疲れちゃうわ」
そう言うと、水代さんは両手で香川さんの胸を揉みまくっている。水代さん……元々、胸はあまり大きめじゃなかったのかな。
「……円加、なの?」
相良さんは目を見開いて水代さんのことを見ている。こういう反応を見せるってことは、今のように自分と一緒にいる人物に水代さんが憑依したことが一度もないんだ。
さすがに、相良さんを見るときの水代さんの笑みは優しい。今は香川さんの姿だけれど、相良さんと付き合っているときの水代さんはいつもこういう笑みを浮かべていたのかなと思わせる。
「……そうだよ、悠子ちゃん。ひさしぶりだね。と言っても、私はずっとあなたのことを見守っていたんだけれど」
「……そっか、ありがとう。そして、ひさしぶりね。もう会えないかと思った……」
相良さんは大粒の涙を幾つもこぼした。相良さんにとっては20年ぶりの再会だけれども、水代さんが自殺してしまったのでこうしてまた話せる機会が訪れるとは思わなかったのだろう。
水代さんは相良さんの頭を優しく撫でた。
「私が生きていたときは、泣いていた私を助けてくれたのにね。まさか、こうして泣いているあなたの頭を撫でるなんて。あなた、私が亡くなってから1人になると泣いているときが時折あるわよね。本当に……ごめんなさい。自殺、してしまって……」
「……私こそ、ごめん。氷高さんと再会したことで、自分中心に物事を考えて……一度はあなたと別れると決めちゃって。そうしたら、まさか円加が自殺しちゃうなんて。別れなくちゃいけなくなるなんて……」
「……そんなことないわ。私も……この世の終わりだと思った。死にたいとも思った。そんな時に、あなたから別れ話を切り出されて、死んでもいいって思ったの。まあ、どうしてそんなことを言うのって悲しくなったけれど。でも、悠子ちゃん……あなたはやり直そうと心に決めてホテルに戻って来ちゃったんでしょう? 昨日、藍沢君からそれを聞いたの」
「……うん、そうだよ。円加ともう一度、今後のことを考えたくて」
「……もう少し、待てる性格だったら良かったのにな。でも、20年経って、あなたからその言葉を直接聞けて嬉しい。あなたのことが好きになって良かった」
「円加……私も好きになって良かったよ」
相良さんは水代さんのことをぎゅっと抱きしめた。本来なら、20年前のあの日……相良さんが泊まっている部屋に戻って、こうして水代さんと話して気持ちを確かめ合いたかったのだろう。
「円加……いい?」
「……ううん、今は駄目だよ。すぐ近くにこの体の持ち主の彼氏さんがいるし。それに、するなら全てが終わったときに、ね」
「……分かった」
相良さんはゆっくりと水代さんから離れる。
昨日は殺人を想い留めさせたければキスしろと絢さんへ言ったのに。その時はよほど冷静でなかったのか、絢さんとキスしたかったのか。まあいい。それよりも気になることがある。
「それにしても、どうしてこのタイミングで香川さんの体に憑依をしたんですか?」
「……2人に憑依した後、気持ちを落ち着かせて考えたの。生きている人間があの女に対して何かしらの対処をすればいいって。私は見守ることにしたの。でも、悠子ちゃんが私の妹をこのホテルに呼ぶって聞いたから、まだ入ったことのない香川さんの体にお邪魔したわけ。私から直接問いかけたくてね。晴実は私が亡くなった後に生まれた妹だけど、私にとって1人しかいない大切な妹なの。どうして、晴実をあの女がいるこのホテルに呼ぶ必要があるのか、ってね」
「妹さんが今回のことに関わってしまう流れになった以上、霊として見守るだけでは我慢できなくなってしまったんですね」
「そうよ、直人君。悠子ちゃんと20年ぶりに話せたことや、悠子ちゃんの気持ちを確認できたことは嬉しい。でも、晴実をここに呼んだことには怒ってるよ」
水代さんは怒った表情を浮かべながら、相良さんのことを鋭い目つきで見ている。姉としては、自分をいじめた人間のいるホテルに招待してほしくはないのだろう。これまでの流れから考えて、晴実さんを氷高さんに会わせるのはほぼ確実だし。
「水代さんがそう言う気持ちも分かります。藍沢さんから、相良さんが晴実さんをこのホテルに呼んだと聞いたとき、どうしてそうする必要があったのかとちょっと疑問に思っているんです。晴実さんのことを考えるなら、むしろ呼ばない方がいいのではないかとも思っています」
坂井さんもそのように考えているか。彩花、遥香さん、絢さんも好意的に見える表情ではないから、みんなも同じ想いだろうな。
「……私は半々でした。宮原様と坂井様が入れ替わってしまったことから話をスタートさせて、それが20年前の円加の自殺に関わっているかもしれないと正直に伝えました。関わりたくないと言われたらもちろんここには呼びませんでしたが、晴実ちゃんが……言ってきたんです。自分が生まれてくることになったきっかけに向き合ってみたいと。私も正直、意外でした。晴実ちゃんがそう言うなんて……」
晴実さんが生まれてくるきっかけとなったこと。それは、20年前……このホテルで発生した水代さんの投身自殺か。彼女の御両親が水代さんを失った悲しみを乗り越え、もう一度、子供を育てたいという気持ちから、事件から2年後に晴実さんが生まれたんだ。
そういえば、一度……御両親が水代さんのことを話したとき、晴実さんは水代さんの代わり者なんだと号泣したんだっけ。だから、相良さんは自分を生まれるきっかけに向き合いたいと晴実さんが言ったことを意外だと思ったのか。
「じゃあ、晴実が自分からここに来たいって言ってきたの?」
「……ええ」
「そんな……」
水代さんは何を思っているのか、倒れ込むような形でソファーに腰を下ろした。
「晴実をあの女に会わせるわけにはいかない。もしかしたら、私と同じような気持ちを味わってしまうかもしれない……」
「それは私もちょっと思ってるわ、円加。そういうことも含めて、藍沢さん達とこうして話し合いたいと思ったのよ」
「……そういうこと、だったのね」
自分が亡くなってから生まれた晴実さんのことをとても大切に想っているんだな。
確かに、20年前の事件に向き合いたいと本人が言っているとはいえ、氷高さんがこのホテルにいる以上、よく考えて行動しないといけないな。下手をすれば、誰かの心が壊れてしまうかもしれない。ただ、晴実さんが氷高さんの心を変えることができそうな数少ない人物の1人であることも事実だ。
俺達に残された時間はほぼ2日間。チェックアウトのことを考えると、氷高さんが確実にこのホテルにいる時間は24時間。この短い間に決着を付け、相良さんの考えている目的を達成するのは至難の業かもしれない。
「相良さん。晴実さんのことについてなのですが……正直、お姉さんをいじめた人がいるこのホテルに呼ぶのは正直、酷な気がします。あの……晴実さんにはこのことを伝えてありますよね?」
「もちろん、事情を説明した上で、来ていただく形になっております。急な話ですので、ご家族とではなく、学校の友人と2人で来る予定ですね」
「ご友人とですか」
気心知れた人が一緒に来てくれるのは晴実さんにとっても心強いかな。
ただ、事情を知った上でよく晴実さんもこのホテルに来ることを了承したな。友人と一緒に来るからなのか。相良さんの説明の仕方が上手だったのか。それとも、俺達6人がいれば何とかなると考えたのか。
「私だったら迷ってしまいますけど……まさか、その時にお姉さんが晴実さんの体に憑依したってことはないですよね?」
絢さんがそう指摘する。
確かに、この問題を解決したいと考えている水代さんが憑依したなら、相良さんの誘いを受け入れるとは思う。まさか、今も晴実さんの体に憑依して、彼女の友人と一緒にこのホテルに向かっていたりして。
「そんなことないわよ」
香川さんがそう断言する。
だからなのか、俺達と相良さんが香川さんの方を見ると、彼女は腕を組み、脚をクロスさせてこちらを見ていた。そんな彼女の笑みは余裕があるように思えた。まさか、今――。
「……奈央じゃないな?」
坂井さんがそう指摘すると、香川さん……はにこっ、と笑う。
「さすがね、隼人君」
「やっぱり。奈央は君付けで言いませんからね、水代さん」
「……なぁに? 男の子ってみんな、名前の呼び方でその人かどうか分かっちゃうの?」
そう言って、水代さんはちらっと俺のことを見る。確かに、昨晩……俺が遥香さんではなくて水代さんだと気付いたのは呼び方が違ったことだからな。
「原田さん。昨日の夜は熱い口づけをありがとう。おかげで、昨日はいつもよりも幸せな気分で眠ることができたわ」
「ど、どうも……」
「ううっ……」
遥香さんが悔しそうな表情をして水代さんのことを睨んでいる。そんな遥香さんのことを水代さんはドヤ顔をしながら見ているぞ。これは一触即発の雰囲気。あと、幽霊って眠るんだな。
「ふふっ、嫉妬しちゃって可愛い。それにしても、この子の胸は大きいわね。大きすぎて肩が疲れちゃうわ」
そう言うと、水代さんは両手で香川さんの胸を揉みまくっている。水代さん……元々、胸はあまり大きめじゃなかったのかな。
「……円加、なの?」
相良さんは目を見開いて水代さんのことを見ている。こういう反応を見せるってことは、今のように自分と一緒にいる人物に水代さんが憑依したことが一度もないんだ。
さすがに、相良さんを見るときの水代さんの笑みは優しい。今は香川さんの姿だけれど、相良さんと付き合っているときの水代さんはいつもこういう笑みを浮かべていたのかなと思わせる。
「……そうだよ、悠子ちゃん。ひさしぶりだね。と言っても、私はずっとあなたのことを見守っていたんだけれど」
「……そっか、ありがとう。そして、ひさしぶりね。もう会えないかと思った……」
相良さんは大粒の涙を幾つもこぼした。相良さんにとっては20年ぶりの再会だけれども、水代さんが自殺してしまったのでこうしてまた話せる機会が訪れるとは思わなかったのだろう。
水代さんは相良さんの頭を優しく撫でた。
「私が生きていたときは、泣いていた私を助けてくれたのにね。まさか、こうして泣いているあなたの頭を撫でるなんて。あなた、私が亡くなってから1人になると泣いているときが時折あるわよね。本当に……ごめんなさい。自殺、してしまって……」
「……私こそ、ごめん。氷高さんと再会したことで、自分中心に物事を考えて……一度はあなたと別れると決めちゃって。そうしたら、まさか円加が自殺しちゃうなんて。別れなくちゃいけなくなるなんて……」
「……そんなことないわ。私も……この世の終わりだと思った。死にたいとも思った。そんな時に、あなたから別れ話を切り出されて、死んでもいいって思ったの。まあ、どうしてそんなことを言うのって悲しくなったけれど。でも、悠子ちゃん……あなたはやり直そうと心に決めてホテルに戻って来ちゃったんでしょう? 昨日、藍沢君からそれを聞いたの」
「……うん、そうだよ。円加ともう一度、今後のことを考えたくて」
「……もう少し、待てる性格だったら良かったのにな。でも、20年経って、あなたからその言葉を直接聞けて嬉しい。あなたのことが好きになって良かった」
「円加……私も好きになって良かったよ」
相良さんは水代さんのことをぎゅっと抱きしめた。本来なら、20年前のあの日……相良さんが泊まっている部屋に戻って、こうして水代さんと話して気持ちを確かめ合いたかったのだろう。
「円加……いい?」
「……ううん、今は駄目だよ。すぐ近くにこの体の持ち主の彼氏さんがいるし。それに、するなら全てが終わったときに、ね」
「……分かった」
相良さんはゆっくりと水代さんから離れる。
昨日は殺人を想い留めさせたければキスしろと絢さんへ言ったのに。その時はよほど冷静でなかったのか、絢さんとキスしたかったのか。まあいい。それよりも気になることがある。
「それにしても、どうしてこのタイミングで香川さんの体に憑依をしたんですか?」
「……2人に憑依した後、気持ちを落ち着かせて考えたの。生きている人間があの女に対して何かしらの対処をすればいいって。私は見守ることにしたの。でも、悠子ちゃんが私の妹をこのホテルに呼ぶって聞いたから、まだ入ったことのない香川さんの体にお邪魔したわけ。私から直接問いかけたくてね。晴実は私が亡くなった後に生まれた妹だけど、私にとって1人しかいない大切な妹なの。どうして、晴実をあの女がいるこのホテルに呼ぶ必要があるのか、ってね」
「妹さんが今回のことに関わってしまう流れになった以上、霊として見守るだけでは我慢できなくなってしまったんですね」
「そうよ、直人君。悠子ちゃんと20年ぶりに話せたことや、悠子ちゃんの気持ちを確認できたことは嬉しい。でも、晴実をここに呼んだことには怒ってるよ」
水代さんは怒った表情を浮かべながら、相良さんのことを鋭い目つきで見ている。姉としては、自分をいじめた人間のいるホテルに招待してほしくはないのだろう。これまでの流れから考えて、晴実さんを氷高さんに会わせるのはほぼ確実だし。
「水代さんがそう言う気持ちも分かります。藍沢さんから、相良さんが晴実さんをこのホテルに呼んだと聞いたとき、どうしてそうする必要があったのかとちょっと疑問に思っているんです。晴実さんのことを考えるなら、むしろ呼ばない方がいいのではないかとも思っています」
坂井さんもそのように考えているか。彩花、遥香さん、絢さんも好意的に見える表情ではないから、みんなも同じ想いだろうな。
「……私は半々でした。宮原様と坂井様が入れ替わってしまったことから話をスタートさせて、それが20年前の円加の自殺に関わっているかもしれないと正直に伝えました。関わりたくないと言われたらもちろんここには呼びませんでしたが、晴実ちゃんが……言ってきたんです。自分が生まれてくることになったきっかけに向き合ってみたいと。私も正直、意外でした。晴実ちゃんがそう言うなんて……」
晴実さんが生まれてくるきっかけとなったこと。それは、20年前……このホテルで発生した水代さんの投身自殺か。彼女の御両親が水代さんを失った悲しみを乗り越え、もう一度、子供を育てたいという気持ちから、事件から2年後に晴実さんが生まれたんだ。
そういえば、一度……御両親が水代さんのことを話したとき、晴実さんは水代さんの代わり者なんだと号泣したんだっけ。だから、相良さんは自分を生まれるきっかけに向き合いたいと晴実さんが言ったことを意外だと思ったのか。
「じゃあ、晴実が自分からここに来たいって言ってきたの?」
「……ええ」
「そんな……」
水代さんは何を思っているのか、倒れ込むような形でソファーに腰を下ろした。
「晴実をあの女に会わせるわけにはいかない。もしかしたら、私と同じような気持ちを味わってしまうかもしれない……」
「それは私もちょっと思ってるわ、円加。そういうことも含めて、藍沢さん達とこうして話し合いたいと思ったのよ」
「……そういうこと、だったのね」
自分が亡くなってから生まれた晴実さんのことをとても大切に想っているんだな。
確かに、20年前の事件に向き合いたいと本人が言っているとはいえ、氷高さんがこのホテルにいる以上、よく考えて行動しないといけないな。下手をすれば、誰かの心が壊れてしまうかもしれない。ただ、晴実さんが氷高さんの心を変えることができそうな数少ない人物の1人であることも事実だ。
俺達に残された時間はほぼ2日間。チェックアウトのことを考えると、氷高さんが確実にこのホテルにいる時間は24時間。この短い間に決着を付け、相良さんの考えている目的を達成するのは至難の業かもしれない。
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