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第3章

第31話『連休明け』

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 5月6日、金曜日。
 ゴールデンウィークが明けて、今日から再び学校生活が始まる。……といっても、今日行けば週末の2連休だ。だから、例年とは違った感覚の連休明けで、気持ちも明るくいられる。今年も五月病にならずに済みそうだ。今までなったことないけど。
 今日も朝からよく晴れていて暖かい。なので、今日も俺はワイシャツに黒いベストを着ている。また、愛実は桃色のカーディガン姿。あおいはこれまでと変わらずジャケットを着ている。

「ゴールデンウィーク明けですけど、明日から週末だと思うと気持ちが楽ですね」
「そうだね。ゴールデンウィーク明けって感じがあまりしないね。3連休後の学校だし、明日から2連休だから、今週の月曜日みたいな感じ」
「確かにそうですね。今日学校に行ってまた連休ですから、ゴールデンウィークは今週末までだっていう人もいそうです」
「いそうだね」

 ふふっ、と愛実は楽しそうに笑う。そんな愛実につられてか、あおいも声に出して明るく笑っている。ゴールデンウィーク明けだけど、今日は金曜日だからか登校中の今から2人も元気そうだ。良かった。
 あと、2人が話したように、今週末までゴールデンウィークだと考える人はいそうだ。ただ、その考え方だと来週の月曜日がかなり憂鬱になる危険がある。なので、俺は昨日までがゴールデンウィークだったのだと考えておこう。

「連休明けといえば、涼我君と愛実ちゃんって五月病になったことはありますか?」
「俺はないなぁ。連休明けの日に気持ちがちょっと重くなるくらいで。愛実も五月病にはならないよな」
「そうだね。連休明けが月曜日や火曜日だと、その日の気持ちが重くなるくらいだよ。今年は連休明けが金曜日だし全然平気だね」
「そうなんですね」
「あおいちゃんはどう? 五月病にならなさそうなイメージだけど」
「それは言えてるな」

 いつも元気だし、学校でも楽しそうに過ごしているし。連休が明けてもへっちゃらなイメージがある。

「五月病になったことはないですね。学校に行って友達に会うのが楽しみですし。ただ、連休中は友達といっぱい遊んだり、家族で旅行に行ったりするので、授業を受けるのはちょっと嫌だなって思いましたね。愛実ちゃんの言うように、月曜日や火曜日が連休明けだと特に」

 苦笑しながらそう言うあおい。さすがのあおいでも、連休明けに授業を受けるのは嫌に感じるのか。

「もちろん、今年は五月病の心配はないですよ! 金曜日スタートですし、涼我君と愛実ちゃんと一緒ですし、理沙ちゃん達と会えるのが楽しみですから」

 そう話すと、あおいは持ち前の明るく爽やかな笑顔を俺達に向けてくれる。そんなあおいの笑顔を見ていると、こっちまで気持ちが爽やかになっていくよ。それまでよりも、学校に向かう足取りが軽く感じられた。

「俺も同じような理由で五月病にはならなそうだ」
「私も」
「ふふっ、そうですか。それは良かったです」

 あおいの笑顔がニッコリと可愛らしいものに。
 去年までいなかったあおいが、今年からはいる。しかも、あおいはお隣に住んでいて、クラスメイトでもある。だから、きっと五月病にはならないだろう。
 それからは一昨日と昨日のお泊まりのことを中心に話しながら、俺達は調津高校に向かった。
 5月になったのもあって、俺や愛実のようにジャケットを脱いで登校している生徒もそれなりにいる。うちの高校はベストやカーディガンの色については自由なので、結構カラフルな光景だ。ジャケットを着なくていい時期にはよく見られる。
 いつも通りに階段で4階まで行き、2年2組の教室に入る。
 ゴールデンウィーク明けだけど、今日が金曜日なのもあってか、教室にいる生徒の大半は結構明るい様子だ。

「おっ、麻丘達が来たな! おはよう!」
「麻丘、香川、桐山、おはよう」
「みんなおはよう」

 いつもの通り、道本、鈴木、海老名さんが俺達に向かって朝の挨拶をしてくれる。道本はワイシャツにベスト、鈴木はワイシャツと月曜日と同じだけど、海老名さんは月曜日とは違ってブラウスに水色のベストを着ていた。去年も同じベストを着ていたから懐かしい気持ちになる。
 3人は後半の3連休に陸上部の合宿に行ったけど、疲れが残っている様子はなさそうだ。むしろ、普段よりも元気そうに見える。
 俺達は3人に「おはよう」と挨拶し、自分の机に荷物を置いて、鈴木の席の周りに集まっている3人のところへ行く。

「3人とも、連休後半は陸上部の合宿だったんだよな。どうだった?」
「凄く楽しかったぜ! 普段と違う場所で練習したからか、いい記録が出せたぜ!」
「俺もいいタイムが出たよ」
「場所が変わって、新鮮な気分でできるかしらね。普段の練習よりもいい記録を出した生徒が多かったわ。いい合宿だった」

 静かに微笑みながら海老名さんはそう言うと、チラッと俺と目を合わせた。

「そうだったのか。3人の言うこと分かるなぁ」

 学校とは違う場所だから、気持ちが高揚とするんだよな。合宿所は自然の多い場所にあるから空気も美味しいし。俺も中1のゴールデンウィークや夏休みの陸上部の合宿では、放課後の練習よりもいいタイムを出せていた。

「あと、1日目の夕ご飯のバーベキューも凄く楽しかったぜ! 肉をたくさん食えて最高だった!」
「鈴木、一番食ってたよな」
「一番食べていたわね。でも、鈴木君がモリモリ食べていたから、一年生も楽しくたくさん食べていたわ」

 普段から、鈴木は昼休みにたくさんお昼ご飯を食べているし、バーベキューの様子が容易に想像できるなぁ。きっと、バーベキューは大盛り上がりだったに違いない。

「去年と同様に楽しい合宿になったみたいで良かったよ」
「そうだね、リョウ君」
「いい合宿になったようで何よりです。まずは都大会に向かって頑張ってくださいね」
「おう! ありがとな!」
「ありがとう、頑張るよ」
「ありがとう。……あと、今回の合宿は山梨に行ったの。合宿所の近くにお土産屋さんがあったから、自由時間のときに愛実達へのお土産に信玄餅を買ってきたわ。あたし達3人でお金を出し合ってね。お昼休みのときに一緒に食べましょう」
「嬉しいです! ありがとうございます!」
「ありがとう! お昼ご飯が楽しみだよ」
「3人ともありがとう」

 信玄餅は山梨のお土産のお菓子の定番だもんな。昔、山梨の方へ旅行に行ったときにお土産で買ったことがあるし、友達が家族旅行で行ったときにお土産でもらったこともある。結構好きだから嬉しい。

「そういえば、麻丘達は一昨日と昨日は麻丘の家でお泊まりしたんだよな!」
「さっき、海老名が楽しいお泊まりだったみたいだって話してくれたよ」
「昨日の夜に愛実とあおいと3人でグループトークしたから。あと、水曜日の夜にビデオ通話もしたし」

 海老名さんはお泊まりが決まったことも3人でのグループトークで知ったんだよな。普段から女子3人で色々と話しているのかも。
 ちなみに、俺の方は……きっと学校で話すだろうからと、道本と鈴木とはお泊まりのことをあまり話さなかったな。2人からも詳しく訊かれなかったし。昨晩は「合宿お疲れ様」「お泊まり楽しかったよ」と軽くやり取りしたくらいだ。

「凄く楽しかったよ。それぞれとは小さい頃にお泊まりした経験があるから、懐かしい気持ちにもなれた」
「そうですね。みんなで愛実ちゃんと一緒に作ったカレーを食べたり、涼我君の部屋でクリス中心にアニメをたくさん観たり。楽しくて懐かしい気持ちにもなりました」
「私もだよ。朝には3人でウォーキングやジョギングをしてね。あと、あおいちゃんと初めてお風呂に入ったけど、とても楽しかったよ」
「私もお風呂とても楽しかったですよ!」

 そのときのことを思い出しているのか、あおいも愛実もとてもいい笑顔になり、お泊まりについて話してくれる。2人にとっても凄く楽しかったことが窺えて。嬉しい気持ちになる。
 お泊まりしたいって話が出たときには、幼馴染とはいえ、高校生になった男女が泊まっていいのかなって思った。だけど、実際に過ごしてみるととても楽しい時間だった。まあ、夜中にハプニングがあって、あおいと愛実と同じふとんで寝たけど、ドキドキする中で懐かしい想いにも浸れて。
 あおいと愛実さえよければ、また3人でお泊まりしたいな。

「おお、そうか! 3人を見ていると、本当に楽しかったんだって分かるぜ!」
「麻丘は香川とも桐山とも幼馴染だし、普段から3人で一緒にいることが多いもんな。楽しい時間になって良かったな」
「あおいと愛実には昨日も言ったけど……いいお泊まりになって良かったわね」

 鈴木と道本と海老名さんは笑顔でそう言ってくれる。
 そういえば、ハプニングがきっかけとはいえ、あおいと愛実と一緒にふとんで寝たこと……海老名さんは知っているのかな。昨日は女子3人でグループトークしたから、知っている可能性はありそうだ。まあ、あおいも愛実も絡んでいることだから、海老名さんから訊かれない限りは言わないようにしよう。

 ――キーンコーンカーンコーン。
「やあやあやあ。みんな、自分の席に着いてね。他のクラスの生徒は自分のクラスの教室に戻るように」

 朝礼の時間を知らせるチャイムの直後に、ロングスカートに半袖のブラウス姿の佐藤先生が教室の中に入ってきた。連休後半も楽しい時間を過ごしたのか、先生は結構いい笑顔だ。
 こうして、連休明けの学校生活がスタートしたのであった。


 ちなみに、昼休みに道本達がお土産で買ってきてくれた信玄餅をデザートに食べた。お餅がもっちりとしていて、黒蜜の甘さやきな粉の風味も良くてとても美味しかったです。
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