メフィストフェレスの狡猾

12モンキーズ事件

さて、わたくしはメフィストフェレス。今の時代に本当の恐怖とは、いくら挙げられましょう？自動車事故、無差別殺人、見えない悪意、あと、そう、生物兵器。あいつ、アンニュイが考えたクライムオンビジュアルショックという地獄の名前に、時は18世紀フランス。悪魔の饗宴の不協和音。
マリア・ントワネット。その名前の意味は「悪い時代の繰り返し」同じ悪夢は何度でも繰り返される。其れは、悪魔の信じるとこ。フランス革命のマリー・アントワネット様の処刑の歴史の地獄は、何度も繰り返された。フランス、イギリス、そして、日本。2000年の日本は三度目の正直。
ペスト。赤い色の粉。それは、あのアンニュイがマリー・アントワネット様の隣だった。お父さんの職業がお菓子職人。小麦粉が殺人兵器になる。クライムオンビジュアルショック。悪魔の自慢な美の魅せ方。狂った様な一場面。不幸はその記憶のショックから始まる。赤い粉で人が死んだ事件。フランスでは、美肌の為に肌にお粉を叩く習慣があった。その粉が赤い赤い。太った厚化粧の女が猛烈にその粉を叩いて、狂った様に叩きながら咳き込み死んでしまった。みんなその死を追及しなかった理由は、戦争ごっこ、そんな理由のいじめだったから。日本も松本サリン事件も同じ悪夢。水が殺人兵器になれる。フランスは、赤い粉とはペスト菌とされた。黒死病として恐れられた。街ではよくネズミの死体を見掛けた。ネズミはフランスの好きな生き物。日本では猫の事だろう。そういう人間の根本的な怨みは、確かな悪魔の力になる。ユトレヒト・アガペー。悪魔の力というラテン語。悪魔の星ともされる。悪魔の星の使者。悪魔の宗教の正体の隕石は、その破滅の予感として2000年の300年前頃から始まった。その時代から何かが何かだった。悪魔は地球の美しいサファイアの輝きを許さない。珍しい青く光る美しい星を破壊したい。地球は二十歳で死なないといけない。悪魔の地獄の最下層のお方達の意思であろうか。