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時間もなにも、想いの前では意味を無くす

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ジュエリーショップに戻って指輪を受け取った。
ちなみに買った荷物やらは全部シャルが持ってくれてる。

「シャル、歩き回って少し疲れたからカフェで休憩しよ?」

そう言うと。
「確かに朝から歩き回ってランチのあともだもんな。そうだな、少し休もうか。」

そうして世界的にも有名なチェーン店に入る。

「シャル、今日いっぱい貰ったからここの飲み物は私が出すよ!シャルは何が飲みたい?」

「綾乃、気にしなくていいのに。」

そう言って私が出すことに渋い顔するシャル。

「あのね、どれだけ歳上で収入もシャルのがかなりあるのは分かってるの。でも出してもらってばかりは心苦しいからこれ位は出させて?私だって働いてるんだから。」

そう真剣に伝えるとフーッと息を吐いて笑顔になったシャルは

「分かった。ここは綾乃にお願いするね。アイスコーヒーのショート、ブラックでいいよ。」

「分かった。じゃあ席確保してて?」

「じゃあ、お財布だけ取りな?鞄も持っていくから。」

「ありがとう。」

そうして私は当初の目標通り何とかお茶は私が出すことに成功して満足して、アイスコーヒーとキャラメルフラペチーノを頼んでシャルが取ってくれてる席に向かった。

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