登山

むちむちボディ

文字の大きさ
上 下
3 / 12

剣ヶ峰に向けて

しおりを挟む
西山と佐伯はしっかりと食料と水、防寒具などを確認しあって、一緒に準備運動して登山を開始した。
初夏の早朝の登山は気持ちが良く、森林浴をしながらゆっくりと、そしてお互いを気にし合いながら進んでいく。
「やっぱり登山は良いですよね。心が洗われる気がします。」
「洗われますよね。日常を忘れた清々しさが身体に浸透していくようで、とても良い気分になれるんですよね。」
山の魅力をお互い知ってるからこそ少し玄人目線で話し合え、気が合い楽しめ、すぐに意気投合した。
順調に階段ゾーンを超えて、8合目のトイレに到着した。1.5キロほどの道のりであったが、さすが経験者だけに2人とも軽い足取りで来ている。
「少し休憩しましょうかね?」
「そうですね、まだ先は長いですし。トイレにも行きたいので。」
「アッ、私も行っておこう。」
そう言って2人はトイレへ。窮屈なトイレで2人しか出来ず、身体の大きな2人は肩を寄せ合いながら放尿した。
隣同士も近過ぎてチンポ丸見えである。
「佐伯さんのモノ、デカいですね。」
と思わず西山が驚く。
「そうですか?西山さんのもなかなか良いサイズですよ。」
とチンポ比較をしただけであったが、西山は若干興奮していた。
佐伯さんのチンポはガタイ通り太くて逞しい感じだったなぁ…と。
2人は準備を整えて、再び登り始める。
今日の予定は剣ヶ峰まで登って、山荘まで戻り1泊するつもりだ。
お互い経験もあり、話し相手にもなって予想よりもハイペースで進んでいく。
山頂付近の山荘で早めのお昼を簡単に取り、続けて登っていく。
このまま順調にと思っていた矢先、前を歩いていた西山が浮石に乗ってしまい、足を滑らせて転倒する。
見た目にはしっかりした石に見えたので体重を掛けたが浮石であった。
「西山さん、大丈夫ですか?どこか打ちましたか?」
佐伯が駆け寄ってくる。
「足首捻ったかもですね…。少し転倒の時に頭も打ったようです。」
右足首の捻挫と頭に少し切り傷が確認できた。
「すみません、私の不注意でご迷惑をお掛けして。」
「そんなこと良いんですよ。とにかく今日はもう山荘に向かいましょう。捻挫の程度はどうですか?歩けそうですか?」
「今の所、歩けないレベルでは無さそうです。なんとか山荘までは行けそうです。」
「それは良かった。不幸中の幸いですね。ゆっくり向かいましょう。肩を支えますよ。」
山荘までは1キロほど。周りには誰も居ない。
佐伯は西山の右側に回り、肩を支えた。
西山は少し痛みはあったものの、佐伯に支えてもらってずいぶん楽に歩けた。
佐伯に支えてもらっている状態はかなり密着しているため、西山は朝からの悶々とした感じが蘇ってきて、少しチンポが頭を上げそうになっている。
更に佐伯が支えてくれている左手が脇腹を掴んで、これも刺激となっていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

営業活動

むちむちボディ
BL
取引先の社長と秘密の関係になる話です。

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

柔道部

むちむちボディ
BL
とある高校の柔道部で起こる秘め事について書いてみます。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

処理中です...