隣の親父

むちむちボディ

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突然の別れ

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新田さんと課長、お互いとの付き合いが始まってもう2ヶ月経っていた。
新田さんはますますエロさが増して、柔肌に脂肪がドンドン付いて3桁が見えそうなぐらいにプニプニとしてきている。
新田さんのアナルは気持ち良すぎて、すぐにイカされてしまうが、乳首攻めも絡めて楽しくセックスしている。
課長は相変わらず豪快ではあったが、いつも通りバリウケでチンポ欲しがるヤクザだった。
定期的に3人で3Pをしながら、3連結で新田さんに最大の快感を味わってもらってる。
新田さんもタチは満更ではなさそうで、課長を攻めて嬉しがっているようだ。
そんな関係を続けていた3人だが、突然の別れが訪れる。
俺の転勤が決まったのだ。
仕事の方は順調にこなしていたが、
元の部署で空きが出来たようで経験のあった俺に白羽の矢が当たったようだ。
課長とは成り行きってところもあったが、新田さんとは彼氏のように付き合っていたのでとても残念である。
東京と地方の距離感はさすがに埋めることが出来ないだろうし、お互い新たな彼氏も出来るだろうからと思い、転勤とお別れの話を俺は切り出した。
「新田さん、話があるんですが…俺、転勤する事になっちゃいました。」
「エッ…どこに?」
「元の部署に戻るんです。東京ですね…。」
「健介くんとこれからのこと色々と考えてたんだけどな…。隣同士だけど一緒に住めたら良いな~とか…。」
「あ、そうですよね。同棲してるぐらいお互いの部屋を行き来してましたからね…。」
「じゃあこれでお終いって事か…。東京…遠いな…。」
「新田さん、ホントにすみません。転勤無ければずっと一緒にいられたのに。」
「いや、健介くんが必要だから呼び戻すんでしょう。頼られるって良い事だよ。」
「東京でも元気で頑張ってね。」
その言葉に俺は声を上げて泣き出してしまった。
新田さんはしっかりと俺を抱きしめてくれた。
抱きしめながら新田さんも涙流してた。
こんな辛い別れは今までにないと思った。

俺が東京に戻る日、会うと辛くなるので見送りはしないようにお願いした。
昨日、もう最後のお別れはしていたからだ。
お互い最後に身体を重ねたが、それよりも離れたくない気持ちでいっぱいだった。

電車の発車ベルが悲しく鳴り響く。
こんなに悲しい発車ベルは2度と無いだろう…。
走り出した電車の中で俺は少し涙ぐんだ眼をこすって外を見た。
大きな河原に差し掛かったその時、小さなまんまるの身体が全身で手を振ってるのが見えた。
新田さんだ!
思わず俺は立ち上がって、窓に手を付いて大泣きしてしまった。
走り去っていく電車からドンドン小さくなる新田さんはいつまでもいつまでも手を振ってくれていた。
遠ざかる新田さんを見ながら泣くしかなかった俺、今すぐでも飛んでいって抱きしめたかった。
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