曙光ーキミとまた会えたからー
高校生活はきっとキラキラ輝いていると思っていた。
夢に向かって突き進む未来しかみていなかった。
でも夢から覚める瞬間が訪れる。
子供の頃の夢が砕け散った時、私にはその先の光が何もなかった。
見かねたおじいちゃんに誘われて始めた喫茶店のバイト。
穏やかな空間で過ごす、静かな時間。
私はきっとこのままなにもなく、高校生活を終えるんだ。
そう思っていたところに、小学生時代のミニバス仲間である直哉と再会した。
会いたくなかった。今の私を知られたくなかった。
逃げたかったのに直哉はそれを許してくれない。
そうして少しずつ現実を直視する日々により、閉じた世界に光がさしこむ。
弱い自分は大嫌い。だけど、弱い自分だからこそ、気づくこともあるんだ。
夢に向かって突き進む未来しかみていなかった。
でも夢から覚める瞬間が訪れる。
子供の頃の夢が砕け散った時、私にはその先の光が何もなかった。
見かねたおじいちゃんに誘われて始めた喫茶店のバイト。
穏やかな空間で過ごす、静かな時間。
私はきっとこのままなにもなく、高校生活を終えるんだ。
そう思っていたところに、小学生時代のミニバス仲間である直哉と再会した。
会いたくなかった。今の私を知られたくなかった。
逃げたかったのに直哉はそれを許してくれない。
そうして少しずつ現実を直視する日々により、閉じた世界に光がさしこむ。
弱い自分は大嫌い。だけど、弱い自分だからこそ、気づくこともあるんだ。
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遅ればせながら、最後までじっくり読ませて
いただきました。最初から最後まで夕映の心
の機微が丁寧に書かれていて、流石だなぁと
感心しながら読み進めていました。大好きな
バスケから離れてしまった辛さ、意固地になってしまう弱さ、そういったネガティブな感情
もリアルに描けるのは、きっと作者様自身が
しっかり青春をしてきて、真剣に好きなこと
を追いかけた経験があるからなのでしょうね。
灰色のまま終わるはずだった高校生活が
直哉との再会をきっかけに少しずつ色付いて
いく様が素敵で、適当に10代を通り過ぎて
しまった私にはとても眩しかったです。
二人ともコーチという形でバスケに関わって
ゆくというのも自然で、すごく共感出来ました。心が温かくなるような青春物語を読ませて
いただき、ありがとうございました!
橘さん
素敵な感想をありがとうございます!
夕映の感情がリアルとのお言葉嬉しいです。
夕映ほど向きあってはいない10代でしたが、多少は部活の経験がいきているのかな?
二人の形が自然とのことで共感していただけてよかったです。
ここまでの文字数を書いたのがはじめてだったので、最後まで読んでいただけたのが本当に嬉しいです。
ありがとうございました(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
真剣に夢を追い掛けていたからこそ壁にぶち当たった時のダメージは大きい。夕映ちゃんの劣等感や挫折感、大好きなバスケに戻れない苦しみがとてもリアルに描かれていて引き込まれました。
同じポジションを競っていて追い抜かれてしまった千歌ちゃん。すごく悔しかっただろうけど、距離を置かれてしまった千歌ちゃんも苦しかったんじゃないかな。私も高校時代、受験で同じように避けられたことがあるのでそのシーンは特に胸に残りました。直哉くんのお陰でまたバスケに関わることが出来て、いつかまた純粋にバスケを楽しめるかな。
楽しいだけじゃない青春時代の輝きを素敵に書いてくださってありがとうございました!
橘さん、ありがとうございます!
今作は挫折と将来をテーマにしているので、夕映や千歌の心情がリアルに伝わっていたら、嬉しいです。
橘さんも千歌のような経験があるのですね。
夕映もつらいですが、千歌の立場もつらいですよね。
夕映がこの先、どう向きあっていくか。精一杯描いていきたいと思います。
読んでいただき、素敵な感想までありがとうございました(,,ᴗ ̫ᴗ,,)ꕤ*.゚
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