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第六章 地上調査
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しおりを挟む「先に進むぞ」
展示室を出て、河野を先頭に階段を降りた。
一階は二階以上に光が入らず、ほとんど暗闇だった。足元はひどく悪いようだった。一歩進むごとに何かにつまずく。
三人はマグライトをつけた。床には旺盛な蔦植物に混じって、石や木の根が蔓延っていた。
短い廊下を慎重に進むと、先は広々としたホールになっていた。やはり瓦礫の山である。
渥美は天井付近をライトで照らした。自然体験プログラムという大きな幟が闇に浮かびあがった。
奥の闇から斎藤の声がした。
「ネイチャーショップ――土産物屋ですかね」
懐中電灯の光が一角に入っていった。渥美も斎藤の後を追った。
木製のカウンターの上に、埃を被ったガラスケースと書籍が乗っていた。ガラスケースの中には昆虫を模ったピンバッジ、植物柄の栞などが並んでいる。その中に手拭いを見つけ、渥美は思わず手に取った。
「綿百パーセント……貴重だな」
「持って帰りましょう。割けば包帯にもなりますし、水のろ過にも使える」
渥美は「検索コーナー」とプレートの掛かった区画を覗き込んだ。
デスクトップパソコンが三台並んでいた。渥美は、SONYの刻印を指でなぞった。
「……英語? 海外のメーカーか?」
なんて読むんだろとまじまじ眺める渥美に、斎藤は「ソニィかソーニーですかね」と首をかしげた。
「斎藤さん、コレ、使えねえ?」
「パソコンなんて触ったこともありません。渥美くんこそ研究職なら使うでしょう」
「今のやつは使えるけど……これは令和時代の遺物だろ。まず起動のしかたがわかんねえよ」
「――そもそも電気が通ってないだろう」
いつの間にか背後に立っていた河野が、呆れたように言った。
「散策は後だ。まずは出入り口と言っただろう」
そうだった、と渥美は顔を上げた。
「乾さんがこの場にいなくてよかったな。パソコンなんて見つけたら持って帰るとか言いかねないもんな」
目的の玄関ホールは容易に見つかった。向かって反対側の扉を開けるとすぐに受付があり、エントランスだったのだ。
外につながる扉はガラス製のテンパードアだった。外側は汚れで塗りつぶしたように真っ黒になっている。
「……鍵が掛かってるな。銃でガラスを割る。下がっているんだ 」
河野がレーザーライフルのスイッチを入れた横で、鍵穴を見ていた斎藤が呟いた。
「一般的なピンタンブラー錠ですね。開けましょう」
河野と渥美は同時に斎藤に目を向けた。
斎藤は鍵穴の真正面に座ると、ジーンズのポケットからゼムクリップを二つ出した。
お巡りさんの前であまりやりたくないんですがね――そう言いながらクリップを伸ばして針金状にし、扱いて鍵穴に差し込む。
「――さあ、開きました」
一分もかからずに解錠してみせた斎藤に、渥美と河野は唖然とした。
河野はもの言いたげに口を開けたが、ぐっと堪えて目の前のガラスドアに向き直った。ドアノブを押すと――わずかに隙間が開いただけでそれ以上は開かなかった。外側を覆う蔦が壁になり、ドアを押さえつけているのだ。
河野はナイフを引き抜いた。ドアの隙間に刃を突っ込み、ざくざくと蔦を伐ってゆく。
渥美と斎藤もナイフで蔦を切っていった。やがてガラスドアは徐々に開き、隙間から明かりが差し込んできた。
最後は力任せでドアを押し開いた。蔦がブチブチと千切れ、やっと人が出入りできるほどドアは開いた。
無造作に垂れ下がる蔦を掻き分けると、歩いてきた草原の風景が広がっていた。
「外だ……」
キィーキイキイキイ——鋭い鳴き声が響いた。
三人は同時に頭上を見上げた。
蔦草の天蓋が一部分ほつれたように穴が開いており、青空が見えていた。その穴から巨大な鳥の頭が覗いていた。
赤茶色のずんぐりした丸い頭部。目のまわりと、短い嘴だけが塗ったように黒々としている。
「……でかいな」
河野が掠れた声で呟いた。
鳥はつぶらな目をきょときょとさせて、三人を見下ろしていた。
渥美は大きく息を吐いた。
「かわいいな。大きさはともかく、姿形はずいぶんまともだなぁ」
「――食いでがありそうだ」
斎藤は唇を舐めると、ナイフの刃を太腿になすった。
「待てよ。あいつ、こっちを狙ってる」
小首を傾げていた鳥は突然に前傾姿勢になり、枝を蹴って急行下してきた。
「建物に逃げ込め!!」
河野は、渥美と斎藤を引っ張って室内に引きずり入れた。すんでのところで鳥の頭がガラスドアの隙間に突っ込んできた。
巨鳥はドアに首を挟んだまま、嘴をばくばくと開閉している。
「あ……危ねえ……っ」
渥美が呆然と呟いた。
「食べられるのは我々の方でしたね」
巨鳥は首から後ろがドアの隙間に引っかかっていた。うねうねと体をくねらせたり羽をばたつかせ、なんとか通り抜けようとしている。
「ははっ、尻がつかえてんな」
渥美は立ち上がると、ゆっくりと近づいた。そこを河野が背嚢を掴んでとめた。
「あまり近づくな。啄まれるぞ」
斎藤は顎に手を添え、じっと巨鳥を見つめていた。
「しかしこんな無垢な顔して狂暴だなあ。木の実とか食べていそうな感じに見えますが」
その時。ぴしり、とガラスドアに大きな亀裂が入った。
鳥がもがくにつれ、ドアの周囲のコンクリートが欠けてぽろぽろと零れ落ちてゆく。蝶番がみしみしと音を立てはじめ――渥美は後退りした。
「……まずいんじゃねえか」
河野はレーザーライフルを構えた。
「俺たちを食うつもりだろうが――こっちが焼き鳥にしてやる」
その時、レーザーライフルのパイロットランプが点滅を始めた。河野はぎょっとする。
「エネルギー切れだ。いったん退くぞ。 乾の銃を取ってくる」
「必要ありませんよ」
斎藤がナイフを構えた。
「よせ、斎藤。接近戦はリスクが高すぎる」
「リスク? この鳥を放っておく方がリスクでしょう。殺せる時に殺しておいた方がいい」
斎藤は腰を落とし、じりじりとにじり寄った。――次の瞬間、巨鳥は首をぐんと伸ばし、斎藤のナイフを持つ手に食らいついた。
斎藤は驚いたようにぱっと腕を上げた。
血飛沫が宙に弧を描いて舞った。手をすっぽ抜けたナイフが壁にぶつかって床に落ち、硬質の金属音を響かせる。
斎藤は、負傷した手を抱えるように膝をついた。
「さ――斎藤さん‼︎」
渥美が斎藤に駆け寄り――ぎょっと身動ぎした。
大粒の赤い滴りがぼたぼたと床に血だまりを作っていた。
「……小指と薬指を持って行かれました。この鳥……私が嘴の届く射程距離に入ってくる瞬間まで首を縮めて、間合いを短く見せていたんです。なんて賢い……」
「もう喋んなよっ」
右手の小指が根元から、薬指が第二関節から千切り取られていた。だくだくと血があふれる切断面を、渥美は止血のために強く握りしめた。
斎藤はぐっと顔を歪める。
「痛いよな、ごめん。我慢してくれな。――河野さん、手伝ってくれよ‼︎」
河野は我に返ったように駆け寄り、斎藤の前にひざまずいた。
「ここ押さえて。動脈だから。心臓より高く上げて」
渥美は河野に手首をつかませると、背嚢から土産物屋で手に入れた手拭いを引っ張り出した。血で滑る手を裾でぬぐい、手拭いを半分に裂いて細く畳んで右手を覆ってゆく。
「河野さん、もう離して大丈夫だから――」
青ざめながらも気丈に歯を食いしばっていた河野は、ぎこちない所作で斎藤の手首を離した。血で真っ赤に塗れた手のひらを、凍りついたように見つめる。
「もしかして、血、見慣れてないとか……?」
「……当たり前だ。警備部だぞ、俺は」
その時だった。ぱきぱきと蝶番が割れ、ガラスドアが音を立てて外れた。
振り向いた渥美の目に映ったのは、開き切っていないドアの隙間から、身をくねらせてごりごりと捩じ入ってくる巨鳥の姿だった。
「逃げるぞ――斎藤、走れるか?」
河野に腕を取られ、斎藤は立ち上がる。
「……肉を持っていかれたことくらい、何回かありますから。指は、初めてですが。それに……あんまり痛くないんですよ」
「アドレナリンが出てるからだよっ」
渥美が怒鳴った。
カカカカ、と鋭い鳴き声が背後から追り――三人は暗い通路を駆けた。
展示室を出て、河野を先頭に階段を降りた。
一階は二階以上に光が入らず、ほとんど暗闇だった。足元はひどく悪いようだった。一歩進むごとに何かにつまずく。
三人はマグライトをつけた。床には旺盛な蔦植物に混じって、石や木の根が蔓延っていた。
短い廊下を慎重に進むと、先は広々としたホールになっていた。やはり瓦礫の山である。
渥美は天井付近をライトで照らした。自然体験プログラムという大きな幟が闇に浮かびあがった。
奥の闇から斎藤の声がした。
「ネイチャーショップ――土産物屋ですかね」
懐中電灯の光が一角に入っていった。渥美も斎藤の後を追った。
木製のカウンターの上に、埃を被ったガラスケースと書籍が乗っていた。ガラスケースの中には昆虫を模ったピンバッジ、植物柄の栞などが並んでいる。その中に手拭いを見つけ、渥美は思わず手に取った。
「綿百パーセント……貴重だな」
「持って帰りましょう。割けば包帯にもなりますし、水のろ過にも使える」
渥美は「検索コーナー」とプレートの掛かった区画を覗き込んだ。
デスクトップパソコンが三台並んでいた。渥美は、SONYの刻印を指でなぞった。
「……英語? 海外のメーカーか?」
なんて読むんだろとまじまじ眺める渥美に、斎藤は「ソニィかソーニーですかね」と首をかしげた。
「斎藤さん、コレ、使えねえ?」
「パソコンなんて触ったこともありません。渥美くんこそ研究職なら使うでしょう」
「今のやつは使えるけど……これは令和時代の遺物だろ。まず起動のしかたがわかんねえよ」
「――そもそも電気が通ってないだろう」
いつの間にか背後に立っていた河野が、呆れたように言った。
「散策は後だ。まずは出入り口と言っただろう」
そうだった、と渥美は顔を上げた。
「乾さんがこの場にいなくてよかったな。パソコンなんて見つけたら持って帰るとか言いかねないもんな」
目的の玄関ホールは容易に見つかった。向かって反対側の扉を開けるとすぐに受付があり、エントランスだったのだ。
外につながる扉はガラス製のテンパードアだった。外側は汚れで塗りつぶしたように真っ黒になっている。
「……鍵が掛かってるな。銃でガラスを割る。下がっているんだ 」
河野がレーザーライフルのスイッチを入れた横で、鍵穴を見ていた斎藤が呟いた。
「一般的なピンタンブラー錠ですね。開けましょう」
河野と渥美は同時に斎藤に目を向けた。
斎藤は鍵穴の真正面に座ると、ジーンズのポケットからゼムクリップを二つ出した。
お巡りさんの前であまりやりたくないんですがね――そう言いながらクリップを伸ばして針金状にし、扱いて鍵穴に差し込む。
「――さあ、開きました」
一分もかからずに解錠してみせた斎藤に、渥美と河野は唖然とした。
河野はもの言いたげに口を開けたが、ぐっと堪えて目の前のガラスドアに向き直った。ドアノブを押すと――わずかに隙間が開いただけでそれ以上は開かなかった。外側を覆う蔦が壁になり、ドアを押さえつけているのだ。
河野はナイフを引き抜いた。ドアの隙間に刃を突っ込み、ざくざくと蔦を伐ってゆく。
渥美と斎藤もナイフで蔦を切っていった。やがてガラスドアは徐々に開き、隙間から明かりが差し込んできた。
最後は力任せでドアを押し開いた。蔦がブチブチと千切れ、やっと人が出入りできるほどドアは開いた。
無造作に垂れ下がる蔦を掻き分けると、歩いてきた草原の風景が広がっていた。
「外だ……」
キィーキイキイキイ——鋭い鳴き声が響いた。
三人は同時に頭上を見上げた。
蔦草の天蓋が一部分ほつれたように穴が開いており、青空が見えていた。その穴から巨大な鳥の頭が覗いていた。
赤茶色のずんぐりした丸い頭部。目のまわりと、短い嘴だけが塗ったように黒々としている。
「……でかいな」
河野が掠れた声で呟いた。
鳥はつぶらな目をきょときょとさせて、三人を見下ろしていた。
渥美は大きく息を吐いた。
「かわいいな。大きさはともかく、姿形はずいぶんまともだなぁ」
「――食いでがありそうだ」
斎藤は唇を舐めると、ナイフの刃を太腿になすった。
「待てよ。あいつ、こっちを狙ってる」
小首を傾げていた鳥は突然に前傾姿勢になり、枝を蹴って急行下してきた。
「建物に逃げ込め!!」
河野は、渥美と斎藤を引っ張って室内に引きずり入れた。すんでのところで鳥の頭がガラスドアの隙間に突っ込んできた。
巨鳥はドアに首を挟んだまま、嘴をばくばくと開閉している。
「あ……危ねえ……っ」
渥美が呆然と呟いた。
「食べられるのは我々の方でしたね」
巨鳥は首から後ろがドアの隙間に引っかかっていた。うねうねと体をくねらせたり羽をばたつかせ、なんとか通り抜けようとしている。
「ははっ、尻がつかえてんな」
渥美は立ち上がると、ゆっくりと近づいた。そこを河野が背嚢を掴んでとめた。
「あまり近づくな。啄まれるぞ」
斎藤は顎に手を添え、じっと巨鳥を見つめていた。
「しかしこんな無垢な顔して狂暴だなあ。木の実とか食べていそうな感じに見えますが」
その時。ぴしり、とガラスドアに大きな亀裂が入った。
鳥がもがくにつれ、ドアの周囲のコンクリートが欠けてぽろぽろと零れ落ちてゆく。蝶番がみしみしと音を立てはじめ――渥美は後退りした。
「……まずいんじゃねえか」
河野はレーザーライフルを構えた。
「俺たちを食うつもりだろうが――こっちが焼き鳥にしてやる」
その時、レーザーライフルのパイロットランプが点滅を始めた。河野はぎょっとする。
「エネルギー切れだ。いったん退くぞ。 乾の銃を取ってくる」
「必要ありませんよ」
斎藤がナイフを構えた。
「よせ、斎藤。接近戦はリスクが高すぎる」
「リスク? この鳥を放っておく方がリスクでしょう。殺せる時に殺しておいた方がいい」
斎藤は腰を落とし、じりじりとにじり寄った。――次の瞬間、巨鳥は首をぐんと伸ばし、斎藤のナイフを持つ手に食らいついた。
斎藤は驚いたようにぱっと腕を上げた。
血飛沫が宙に弧を描いて舞った。手をすっぽ抜けたナイフが壁にぶつかって床に落ち、硬質の金属音を響かせる。
斎藤は、負傷した手を抱えるように膝をついた。
「さ――斎藤さん‼︎」
渥美が斎藤に駆け寄り――ぎょっと身動ぎした。
大粒の赤い滴りがぼたぼたと床に血だまりを作っていた。
「……小指と薬指を持って行かれました。この鳥……私が嘴の届く射程距離に入ってくる瞬間まで首を縮めて、間合いを短く見せていたんです。なんて賢い……」
「もう喋んなよっ」
右手の小指が根元から、薬指が第二関節から千切り取られていた。だくだくと血があふれる切断面を、渥美は止血のために強く握りしめた。
斎藤はぐっと顔を歪める。
「痛いよな、ごめん。我慢してくれな。――河野さん、手伝ってくれよ‼︎」
河野は我に返ったように駆け寄り、斎藤の前にひざまずいた。
「ここ押さえて。動脈だから。心臓より高く上げて」
渥美は河野に手首をつかませると、背嚢から土産物屋で手に入れた手拭いを引っ張り出した。血で滑る手を裾でぬぐい、手拭いを半分に裂いて細く畳んで右手を覆ってゆく。
「河野さん、もう離して大丈夫だから――」
青ざめながらも気丈に歯を食いしばっていた河野は、ぎこちない所作で斎藤の手首を離した。血で真っ赤に塗れた手のひらを、凍りついたように見つめる。
「もしかして、血、見慣れてないとか……?」
「……当たり前だ。警備部だぞ、俺は」
その時だった。ぱきぱきと蝶番が割れ、ガラスドアが音を立てて外れた。
振り向いた渥美の目に映ったのは、開き切っていないドアの隙間から、身をくねらせてごりごりと捩じ入ってくる巨鳥の姿だった。
「逃げるぞ――斎藤、走れるか?」
河野に腕を取られ、斎藤は立ち上がる。
「……肉を持っていかれたことくらい、何回かありますから。指は、初めてですが。それに……あんまり痛くないんですよ」
「アドレナリンが出てるからだよっ」
渥美が怒鳴った。
カカカカ、と鋭い鳴き声が背後から追り――三人は暗い通路を駆けた。
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