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第六章 地上調査
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✳︎✳︎✳︎
乾は目覚めた。
あたりは漆黒の闇で――乾は見当識を失い慌てたが、聞きなれない幾つかの寝息とうるさいほどの虫の音に、我に返った。
(そうだ。……ここは地上だった)
異界にいるのだ――霞がかかった頭で乾は思った。
床に敷いたビニールシートが服越しにも汗で濡れているのがわかった。
頭は熱いのに、首から下は冷え切っていて凍えるほどだった。なのに震える気力もないのか、身体はぴくりとも動かない。じっとりとした怠さと苦しさが全身を蝕んでいて、解熱鎮痛剤の効果が切れたことを悟った。
(……苦しい)
地上にいると、地下都市という人間仕様の箱庭の中で暮らしていただけなのだと気づく。毎日同じルーチンを繰り返してゆけば同じ日々を送ることができる、安全な箱。
自然は人間に忖度などしない。におい。気温。湿度。色彩。危険――。
外は恐ろしい。
帰りかった。あの箱庭に。
(でも俺はもう二度と地下都市に戻れないかもしれない)
恐怖が突き上げ、ならだかに朦朧とした意識の底に沈んでいった。恐れも悲しみも、体力があればこそ発散できるのだ。
人食い虫が、みしみしと音を立てて体中の隅々に充満している。内側からこの身体を喰らっている。
正気を保っていられるのが不思議なくらいだった。
(嫌だ。こんなところで死にたくない。俺は、まだ――)
「……乾さん、大丈夫ですか」
我に返った。声の方に目を向けると、寛人が半身を起こして目を擦っていた。
起こしてしまったようだった。
寛人は乾の枕元に這い寄ると、乾の額に手を当てた。
「熱が高いですね。眠ったほうがいい」
冷たい手が心地よかった。乾はひどく安堵し――ほっと息をついた。
「……人の面倒なんか見て、余裕だな」
自分のものとは思えないひどく掠れた声が出た。
「誰かのお世話をすることで気が紛れるのもあります。――水、飲みましょうか」
寛人は自分のリュックから水筒を取り出した。男にしては細い腕が首の後ろに回り、乾の身を起こす。手をとられ、水筒を渡された。
「これ……飲んじまっていいのか?」
「河野さんが池を見つけてきてくれたので、水はたくさんあるんですよ。水質検査をしたらそのまま飲めそうなくらいきれいで。もちろん浄水器にもかけましたし、煮沸もしてありますから、安心してどうぞ」
あの池のおかげで汗も流せたし、本当に助かりましたよね――そう言いながら柔らかく微笑む顔を、ついぼうっと見つめていたことに気付いた。
寛人は確かにきれいな顔をしているが、整っているといえば渥美のほうがずっと整った造作をしている。そう、まるで造ったような。
だが渥美はどう見ても男だ。それに対して、寛人は。
細い首や肩のライン。小づくりな顔立ち。華奢で繊細で、年のわりに幼いというよりも、そう――女性のようなのだ。
しかし乾は、実物の女というものを見たことがなかった。映像で見たり聞いたり、メディアで知った情報をつなぎ合わせて、想像しているだけだ。優しく穏やかで、可愛らしく美しい――聞きかじった特徴を、寛人に都合よく当てはめているのだ。
「柚木は母親似か?」
「え? ああ、母方のひいおばあちゃんにすごく似てるらしいんです。僕は写真すら見たことないんですけど……」
ふうん、と乾は水筒をぐいっと呷った。
冷たい水が胃に流れ込んだ瞬間、唐突に吐き気が込み上げた。
「どうしました」
「……なんでもねえ。――いや、吐きそうだ。肩かしてくれ」
乾は寛人に支えられ、裸足のまま外に出た。社から少し離れた茂みの中で嘔吐する。
「あーあ、もったいねえな……」
地面に散らかった肉片を眺めながら、乾は呟いた。
「楽になりましたか? 戻りましょう」
ひやひやとした下草を踏みながら、社に向かう。夜だというのに周囲は仄明るかった。見上げると、ふっくりと丸く白い月が浮かんでいる。
「なんか目ぇ覚めちまったなぁ」
乾は階段にどかっと座った。
寛人は階をのぼりかけていた足をとめ、少し困ったような顔をして乾の隣に座った。
乾は微かに笑う。付き合うことねえのに――律儀なことだ。
「これが星か……。眩暈が起きそうだ」
乾は空を見上げた。真っ黒な夜空に無数に散らばる星屑。怖ろしいほどだった。見つめていると、意識が吸い込まれそうでぞわぞわと鳥肌が立った。
「昔の人は星で方角や位置を知ったそうですよ。ナビなんてなくたって、どこでも旅ができたんだ」
「このごちゃごちゃした点々でか。俺たちだったら即遭難だろうなぁ」
乾は寛人の横顔を見た。黒く大きな瞳は星の光を反射して、潤んだように煌めいていた。
「――お前さ、渥美と前から知り合いなんだろ。仲、悪りいのか?」
寛人は面食らったように乾を見ると、視線を足元に落とした。
「……僕の曽祖父が、渥美のお父さんを死に追いやったんです。そのせいで、彼の家族も壊れてしまって……」
「じじいのやらかしたことなんて、お前にゃ責任ねえだろ」
乾らしい歯に衣着せぬ言い方に、寛人は小さく笑った。
「逆恨みするようなやつじゃねえと思うんだがなあ」
「――そうゆうやつなんだよ、俺は」
唐突に、渥美が木戸から姿を現した。
「おまえも起きてたのかよ」
「喋り声で目が覚めたんだよ」
渥美は警戒したようにじっと乾を見据えた。
渥美は周りをよく見ている。大方、乾が寛人を邪な目で見ているとでも思っているのだろう。
(そんなんじゃねえんだがな)
不意に笑いが込み上げてきた。渥美は、仇である相手を心配しているのか。
渥美は眉間に縦皴を寄せて、高欄に寄りかかった。
「なに笑ってんだよ。もう中に入れよ。いつまでも外にいると肉食動物に食われるぞ」
「なんかな。あんまり怖くねえんだよな、不思議と。ここが聖域ってやつだからかな。河野さんなんてぐうすか寝てやがるぜ。神経質そうなのになあ」
まったく動こうとしない乾に、渥美は「しょうがねえな」と切目縁に腰を下ろし、あぐらをかいた。
それにしても河野さんが寺の次男坊だったとはなぁ――乾が言った。
「それも意外だったけどよ、斎藤さんが中等学校教師だったってのにもびっくりだよな。絶対ガキどもに変な渾名つけられてただろ」
「無理して喋んなよ、乾さん」
乾は渥美を振り仰いだ。こっちを見つめる金と青の双眸が光を通し、美しく輝いていた。
「うるせえ、クソガキが大人の心配してんじゃねえ。てめえの顔、気に食わねえんだよ」
何だよ顔は関係ないだろ――渥美はむっと不機嫌そうに言うと、蔀戸に凭れた。そして、ふいに呟くように言った。
「乾さん、頑張れよ。死んだら食っちまうからな」
またその話か、と乾は呆れたように眉根を寄せた。
あの、と寛人が目を上げた。
「僕が先に死んだら、皆さんで遠慮せず食べていいですよ」
「俺のことも食っていいぜ。もったいないしな」
乾は、あのなぁと睨んだ。
「おめえら、いかにも公平な言いかたしてるが、俺は人間なんて死んでも食わねぇからな。だからお前らが俺を食うのは一方的搾取ってやつなんだよ」
渥美は「そんなことないだろ」と言い、寛人は「なるほど」と感心したように呟いた。
乾は小さく息を吐いた。――まだ軽口を叩けることに安堵する。
全身が熱を持ったように重く、まるで自分の身体ではないようだった。徐々に蝕まれている、そう感じた。
明日になったら、この身体はどうなっているのか。
ぞわぞわと怖気が押し寄せて意識を黒く塗りつぶしてゆきそうになり、乾はぐっと歯を食いしばった。恐怖から逃れたい一心で、無数の星屑の中にひときわ大きく輝く赤い星――アークトゥルス――に目を凝らした。
乾は目覚めた。
あたりは漆黒の闇で――乾は見当識を失い慌てたが、聞きなれない幾つかの寝息とうるさいほどの虫の音に、我に返った。
(そうだ。……ここは地上だった)
異界にいるのだ――霞がかかった頭で乾は思った。
床に敷いたビニールシートが服越しにも汗で濡れているのがわかった。
頭は熱いのに、首から下は冷え切っていて凍えるほどだった。なのに震える気力もないのか、身体はぴくりとも動かない。じっとりとした怠さと苦しさが全身を蝕んでいて、解熱鎮痛剤の効果が切れたことを悟った。
(……苦しい)
地上にいると、地下都市という人間仕様の箱庭の中で暮らしていただけなのだと気づく。毎日同じルーチンを繰り返してゆけば同じ日々を送ることができる、安全な箱。
自然は人間に忖度などしない。におい。気温。湿度。色彩。危険――。
外は恐ろしい。
帰りかった。あの箱庭に。
(でも俺はもう二度と地下都市に戻れないかもしれない)
恐怖が突き上げ、ならだかに朦朧とした意識の底に沈んでいった。恐れも悲しみも、体力があればこそ発散できるのだ。
人食い虫が、みしみしと音を立てて体中の隅々に充満している。内側からこの身体を喰らっている。
正気を保っていられるのが不思議なくらいだった。
(嫌だ。こんなところで死にたくない。俺は、まだ――)
「……乾さん、大丈夫ですか」
我に返った。声の方に目を向けると、寛人が半身を起こして目を擦っていた。
起こしてしまったようだった。
寛人は乾の枕元に這い寄ると、乾の額に手を当てた。
「熱が高いですね。眠ったほうがいい」
冷たい手が心地よかった。乾はひどく安堵し――ほっと息をついた。
「……人の面倒なんか見て、余裕だな」
自分のものとは思えないひどく掠れた声が出た。
「誰かのお世話をすることで気が紛れるのもあります。――水、飲みましょうか」
寛人は自分のリュックから水筒を取り出した。男にしては細い腕が首の後ろに回り、乾の身を起こす。手をとられ、水筒を渡された。
「これ……飲んじまっていいのか?」
「河野さんが池を見つけてきてくれたので、水はたくさんあるんですよ。水質検査をしたらそのまま飲めそうなくらいきれいで。もちろん浄水器にもかけましたし、煮沸もしてありますから、安心してどうぞ」
あの池のおかげで汗も流せたし、本当に助かりましたよね――そう言いながら柔らかく微笑む顔を、ついぼうっと見つめていたことに気付いた。
寛人は確かにきれいな顔をしているが、整っているといえば渥美のほうがずっと整った造作をしている。そう、まるで造ったような。
だが渥美はどう見ても男だ。それに対して、寛人は。
細い首や肩のライン。小づくりな顔立ち。華奢で繊細で、年のわりに幼いというよりも、そう――女性のようなのだ。
しかし乾は、実物の女というものを見たことがなかった。映像で見たり聞いたり、メディアで知った情報をつなぎ合わせて、想像しているだけだ。優しく穏やかで、可愛らしく美しい――聞きかじった特徴を、寛人に都合よく当てはめているのだ。
「柚木は母親似か?」
「え? ああ、母方のひいおばあちゃんにすごく似てるらしいんです。僕は写真すら見たことないんですけど……」
ふうん、と乾は水筒をぐいっと呷った。
冷たい水が胃に流れ込んだ瞬間、唐突に吐き気が込み上げた。
「どうしました」
「……なんでもねえ。――いや、吐きそうだ。肩かしてくれ」
乾は寛人に支えられ、裸足のまま外に出た。社から少し離れた茂みの中で嘔吐する。
「あーあ、もったいねえな……」
地面に散らかった肉片を眺めながら、乾は呟いた。
「楽になりましたか? 戻りましょう」
ひやひやとした下草を踏みながら、社に向かう。夜だというのに周囲は仄明るかった。見上げると、ふっくりと丸く白い月が浮かんでいる。
「なんか目ぇ覚めちまったなぁ」
乾は階段にどかっと座った。
寛人は階をのぼりかけていた足をとめ、少し困ったような顔をして乾の隣に座った。
乾は微かに笑う。付き合うことねえのに――律儀なことだ。
「これが星か……。眩暈が起きそうだ」
乾は空を見上げた。真っ黒な夜空に無数に散らばる星屑。怖ろしいほどだった。見つめていると、意識が吸い込まれそうでぞわぞわと鳥肌が立った。
「昔の人は星で方角や位置を知ったそうですよ。ナビなんてなくたって、どこでも旅ができたんだ」
「このごちゃごちゃした点々でか。俺たちだったら即遭難だろうなぁ」
乾は寛人の横顔を見た。黒く大きな瞳は星の光を反射して、潤んだように煌めいていた。
「――お前さ、渥美と前から知り合いなんだろ。仲、悪りいのか?」
寛人は面食らったように乾を見ると、視線を足元に落とした。
「……僕の曽祖父が、渥美のお父さんを死に追いやったんです。そのせいで、彼の家族も壊れてしまって……」
「じじいのやらかしたことなんて、お前にゃ責任ねえだろ」
乾らしい歯に衣着せぬ言い方に、寛人は小さく笑った。
「逆恨みするようなやつじゃねえと思うんだがなあ」
「――そうゆうやつなんだよ、俺は」
唐突に、渥美が木戸から姿を現した。
「おまえも起きてたのかよ」
「喋り声で目が覚めたんだよ」
渥美は警戒したようにじっと乾を見据えた。
渥美は周りをよく見ている。大方、乾が寛人を邪な目で見ているとでも思っているのだろう。
(そんなんじゃねえんだがな)
不意に笑いが込み上げてきた。渥美は、仇である相手を心配しているのか。
渥美は眉間に縦皴を寄せて、高欄に寄りかかった。
「なに笑ってんだよ。もう中に入れよ。いつまでも外にいると肉食動物に食われるぞ」
「なんかな。あんまり怖くねえんだよな、不思議と。ここが聖域ってやつだからかな。河野さんなんてぐうすか寝てやがるぜ。神経質そうなのになあ」
まったく動こうとしない乾に、渥美は「しょうがねえな」と切目縁に腰を下ろし、あぐらをかいた。
それにしても河野さんが寺の次男坊だったとはなぁ――乾が言った。
「それも意外だったけどよ、斎藤さんが中等学校教師だったってのにもびっくりだよな。絶対ガキどもに変な渾名つけられてただろ」
「無理して喋んなよ、乾さん」
乾は渥美を振り仰いだ。こっちを見つめる金と青の双眸が光を通し、美しく輝いていた。
「うるせえ、クソガキが大人の心配してんじゃねえ。てめえの顔、気に食わねえんだよ」
何だよ顔は関係ないだろ――渥美はむっと不機嫌そうに言うと、蔀戸に凭れた。そして、ふいに呟くように言った。
「乾さん、頑張れよ。死んだら食っちまうからな」
またその話か、と乾は呆れたように眉根を寄せた。
あの、と寛人が目を上げた。
「僕が先に死んだら、皆さんで遠慮せず食べていいですよ」
「俺のことも食っていいぜ。もったいないしな」
乾は、あのなぁと睨んだ。
「おめえら、いかにも公平な言いかたしてるが、俺は人間なんて死んでも食わねぇからな。だからお前らが俺を食うのは一方的搾取ってやつなんだよ」
渥美は「そんなことないだろ」と言い、寛人は「なるほど」と感心したように呟いた。
乾は小さく息を吐いた。――まだ軽口を叩けることに安堵する。
全身が熱を持ったように重く、まるで自分の身体ではないようだった。徐々に蝕まれている、そう感じた。
明日になったら、この身体はどうなっているのか。
ぞわぞわと怖気が押し寄せて意識を黒く塗りつぶしてゆきそうになり、乾はぐっと歯を食いしばった。恐怖から逃れたい一心で、無数の星屑の中にひときわ大きく輝く赤い星――アークトゥルス――に目を凝らした。
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