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一章
書庫で(オルフェ視点)
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夕食の席で、リュカが買ってきたお土産について両親から聞かれた。両親は、私が好きな物を知っているため喜んでいるが、兄としてそれでいいのか考え込んでしまう。
話しの内容が街での出来事に変わった時は、内心ほっとしていた。
街での話を聞けば、レグリウス家が街でどういう位置にいるのか、リュカは分かっていないようだった。まあ、父上の言う通り、街の人間がレグリウス家に何かしてくる事はないから問題はないだろう。
翌日の朝は、とても冷え切っており、窓の外を見れば珍しく雪が積もっていた。雪など邪魔でしかないため、朝から憂鬱になってしまったが、リュカにとってはそうではないようだった。
食堂に来たリュカは、とても楽しそうに雪に付いて語ってくれた。正直、雪をそんなにいい物だとは思えないが、リュカが楽しそうにするのなら、それだけでも価値があるかと認識をあらためる。
元気がなかったリュカが、楽しそうに話しているのは、見ていて安心する。雪ウサギの話では、お土産で貰った人形を1人思い出していた。
そろそろ屋敷を出なければ、学院に遅刻する事は分かっている。しかし、今まで怯えたような目しかしなかったリュカが、楽しそうな目を向けてくれるので、離れるに離れられない。このまま、学院に行かなくてもいいかとさえ思える。
そう思っていたら、ドミニクから静止が入った。父上に小言を言っているが、視線がこちらにも来るので、私に対しても言っているのだろう…。
父上は、少し抵抗していたようだったが、私は後が怖いので、素直に学院へと向った。この前、学院をさぼったも、ドミニクにばれていそうだ…。
その日の夕食の席でも、リュカは雪について楽しそうに話していた。途中で、新年祭の話に変わった時は、複雑な気分になった。
リュカは、行ける事を喜んでいるが、新年祭など、生産性もない騒がしいだけの行事だ。なので、行きたくない、というのが私の本音だ。だが、リュカが行きたいと、楽しみだと言うなら、他の貴族共を牽制して楽しめるようにすればいい。
その後、父上が旅行の話を仕出したが、今の時期の旅行など、確実に無理をしているが明白だ。なので、父上を止めるべきなのだが、旅行を楽しみにしているリュカの前で反対も出来ない…。
「……いいですよ」
私の横で、リュカの喜ぶ様子を見れば、反対をしなくて良かったと胸を撫で降ろす。それに、王都の外に行くのは、私としても好都合だった。
次の日、学院から戻った後、何時もように書庫へ本を取りに行けば、リュカが本を枕に居眠りをしていた。
こんな所で寝れば、風邪を引いてしまう。起こすべきなのだろうが、こうして寝顔を見るなど本当に久しぶりだった。本人の許可なく、勝手に部屋に入るわけにもいかないからな…。
昔のように頭を撫でれば、ふにゃりと笑うので、やはりこのまま寝かせてやる事にした。部屋は私が温めてやればいいだけだしな。
「に、兄様!」
どうやら、リュカが目が覚めたようだった。何故か慌てたように本を見ているが、何かあったか?
「あ、えっと…兄様?」
リュカが、こちらの様子を伺うように、話しかけて来た。最近は、避けられるような事もなくなっていたが、やはり私とは一緒にいたくないのかと思い、本を閉じて立ち上がる。そのまま、書庫を出て部屋に戻ろうとした時、リュカから思わぬ事を言われた。
「明日も来ていいですか!?」
私とは一緒にいたくないのかと思っていたので、予想外の言葉に私は混乱する。
「…ここは俺の部屋じゃない、好きにしろ」
私は、それだけ言うと、逃げるようにその場を後にした。しかし、部屋に戻った後は、何故あんな言い方しか出来ないのかと、自身の不甲斐なさに頭を抱えていた。
父上がいないせいか、夕食の時のリュカに少し元気がなかった。話しかけようにも、そっけない言葉しか言えないような気がして、話しかけられない。他の奴らなら、何と思われても気にもならないのに…。
翌日、朝食を食べ終えた私は、部屋で1人悩んでいた。
リュカは、今日も書庫に来ると言っていたが、果たして私も行っていいのだろうか…。私が、いない方がいいのではと思うと、行くに行けない…。
部屋でしばらく悩んでいたため、何時もの時間より、書庫に行くのが遅くなってしまった。書庫に行けば、リュカが扉の前に立っているのが見えた。
「…どうしよう」
「…入らないのか?」
「わぁ!」
声をかけたら、盛大に驚かれたので、何か対応を間違えたかと思案しても、何が悪かったのか分からない。リュカは、私から後ずさるように、後ろへと下がっていく。
小動物もそうだが、無理に追いかけると、逃げられるだけだと知っている。そのため、リュカの横を通り過ぎて書庫へ入り本を広げる。扉の隙間から、こちらを伺う様は、本当に小動物のようで可愛いとも思うが、気になって仕方がない。
「…入るなら入れ、気が散る」
「はい!」
言ってから、またやってしまったと後悔する。優しく言おうとしても、どうしても普段の口調になってしまう…。
そっけない言葉をかけたのに、リュカは私の横に座って本を広げてくれた。横を見れば、昨日と同じ本を広げているようだった。魔物?それとも、図鑑が好きなのか?
「兄様は、魔物って見た事ありますか?」
私が、考えているとリュカから質問をされ、またそっけない返事になってしまう。それなのに、リュカは私に話しかけ続けてくれた。
図鑑を片手に質問をしてくるのが、可愛くて答えていたら、ふっとレオンの言葉を思い出した。
「お前、人に教えるの下手!分からねぇから聞いてるのに、結論だけ言われても分からねぇよ!最初から説明しろ!」
その後、最初から説明する事を心掛けたおかげか、食堂まで私の後を、可愛らしく付いて来てくれた。
まさか、奴に感謝する日が来るとは思ってもいなかった。
話しの内容が街での出来事に変わった時は、内心ほっとしていた。
街での話を聞けば、レグリウス家が街でどういう位置にいるのか、リュカは分かっていないようだった。まあ、父上の言う通り、街の人間がレグリウス家に何かしてくる事はないから問題はないだろう。
翌日の朝は、とても冷え切っており、窓の外を見れば珍しく雪が積もっていた。雪など邪魔でしかないため、朝から憂鬱になってしまったが、リュカにとってはそうではないようだった。
食堂に来たリュカは、とても楽しそうに雪に付いて語ってくれた。正直、雪をそんなにいい物だとは思えないが、リュカが楽しそうにするのなら、それだけでも価値があるかと認識をあらためる。
元気がなかったリュカが、楽しそうに話しているのは、見ていて安心する。雪ウサギの話では、お土産で貰った人形を1人思い出していた。
そろそろ屋敷を出なければ、学院に遅刻する事は分かっている。しかし、今まで怯えたような目しかしなかったリュカが、楽しそうな目を向けてくれるので、離れるに離れられない。このまま、学院に行かなくてもいいかとさえ思える。
そう思っていたら、ドミニクから静止が入った。父上に小言を言っているが、視線がこちらにも来るので、私に対しても言っているのだろう…。
父上は、少し抵抗していたようだったが、私は後が怖いので、素直に学院へと向った。この前、学院をさぼったも、ドミニクにばれていそうだ…。
その日の夕食の席でも、リュカは雪について楽しそうに話していた。途中で、新年祭の話に変わった時は、複雑な気分になった。
リュカは、行ける事を喜んでいるが、新年祭など、生産性もない騒がしいだけの行事だ。なので、行きたくない、というのが私の本音だ。だが、リュカが行きたいと、楽しみだと言うなら、他の貴族共を牽制して楽しめるようにすればいい。
その後、父上が旅行の話を仕出したが、今の時期の旅行など、確実に無理をしているが明白だ。なので、父上を止めるべきなのだが、旅行を楽しみにしているリュカの前で反対も出来ない…。
「……いいですよ」
私の横で、リュカの喜ぶ様子を見れば、反対をしなくて良かったと胸を撫で降ろす。それに、王都の外に行くのは、私としても好都合だった。
次の日、学院から戻った後、何時もように書庫へ本を取りに行けば、リュカが本を枕に居眠りをしていた。
こんな所で寝れば、風邪を引いてしまう。起こすべきなのだろうが、こうして寝顔を見るなど本当に久しぶりだった。本人の許可なく、勝手に部屋に入るわけにもいかないからな…。
昔のように頭を撫でれば、ふにゃりと笑うので、やはりこのまま寝かせてやる事にした。部屋は私が温めてやればいいだけだしな。
「に、兄様!」
どうやら、リュカが目が覚めたようだった。何故か慌てたように本を見ているが、何かあったか?
「あ、えっと…兄様?」
リュカが、こちらの様子を伺うように、話しかけて来た。最近は、避けられるような事もなくなっていたが、やはり私とは一緒にいたくないのかと思い、本を閉じて立ち上がる。そのまま、書庫を出て部屋に戻ろうとした時、リュカから思わぬ事を言われた。
「明日も来ていいですか!?」
私とは一緒にいたくないのかと思っていたので、予想外の言葉に私は混乱する。
「…ここは俺の部屋じゃない、好きにしろ」
私は、それだけ言うと、逃げるようにその場を後にした。しかし、部屋に戻った後は、何故あんな言い方しか出来ないのかと、自身の不甲斐なさに頭を抱えていた。
父上がいないせいか、夕食の時のリュカに少し元気がなかった。話しかけようにも、そっけない言葉しか言えないような気がして、話しかけられない。他の奴らなら、何と思われても気にもならないのに…。
翌日、朝食を食べ終えた私は、部屋で1人悩んでいた。
リュカは、今日も書庫に来ると言っていたが、果たして私も行っていいのだろうか…。私が、いない方がいいのではと思うと、行くに行けない…。
部屋でしばらく悩んでいたため、何時もの時間より、書庫に行くのが遅くなってしまった。書庫に行けば、リュカが扉の前に立っているのが見えた。
「…どうしよう」
「…入らないのか?」
「わぁ!」
声をかけたら、盛大に驚かれたので、何か対応を間違えたかと思案しても、何が悪かったのか分からない。リュカは、私から後ずさるように、後ろへと下がっていく。
小動物もそうだが、無理に追いかけると、逃げられるだけだと知っている。そのため、リュカの横を通り過ぎて書庫へ入り本を広げる。扉の隙間から、こちらを伺う様は、本当に小動物のようで可愛いとも思うが、気になって仕方がない。
「…入るなら入れ、気が散る」
「はい!」
言ってから、またやってしまったと後悔する。優しく言おうとしても、どうしても普段の口調になってしまう…。
そっけない言葉をかけたのに、リュカは私の横に座って本を広げてくれた。横を見れば、昨日と同じ本を広げているようだった。魔物?それとも、図鑑が好きなのか?
「兄様は、魔物って見た事ありますか?」
私が、考えているとリュカから質問をされ、またそっけない返事になってしまう。それなのに、リュカは私に話しかけ続けてくれた。
図鑑を片手に質問をしてくるのが、可愛くて答えていたら、ふっとレオンの言葉を思い出した。
「お前、人に教えるの下手!分からねぇから聞いてるのに、結論だけ言われても分からねぇよ!最初から説明しろ!」
その後、最初から説明する事を心掛けたおかげか、食堂まで私の後を、可愛らしく付いて来てくれた。
まさか、奴に感謝する日が来るとは思ってもいなかった。
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