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一章
召喚の儀とは?
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僕が5歳になる少し前の夏頃に、家庭教師であるフェリコ先生から、召喚の儀と呼ばれているものについての授業を受けた。
「リュカ様。今日は、大切な召喚の儀に付いてご説明しますので、最後までちゃんと聞いていて下さいね?」
「しょうかんの…ぎ?」
「はい。召喚の儀とは、我が国の人間だけが出来る特別な儀式の事です。魔力を持った5歳の子供は、教会で召喚の儀を行う事になります。そして、自分に波長のあった者を異世界から召喚し、パートナーとして契約を結ぶ事になります。リュカ様も魔力を持っていますので、5歳になった時に行う事になりますよ」
「それは、みんながするの?」
「いいえ。先ほども言いましたが、魔力を持った人だけです。貴族には、魔力持ちしかいないので、貴族は全員行いますが、平民は魔力を持って生まれてきた者だけが行います。そして、召喚の儀が必ず成功するとは限りません」
「しないの?」
「はい。貴族では、失敗した方がいるとは聞いた事はありませんが、平民の中には、時折、何も出て来ない者のいます。今の所、その原因がなんなのかは、未だに分かっておりません。研究者の中には、魔力が低いせいではないかと言う方もいますが、何故我が国の人間だけが行えるのかなどを含めて、召喚の儀そのものが、よく分かっていないのです」
「ふ~ん」
フェリコ先生の説明を聞いても、途中から難しくて理解出来なかったから、どうしても素っ気ない返事になってしまう。そんな僕の気持ちが伝わったのか、フェリコ先生は、何処か苦笑したような顔で僕を見ていた。
「言葉だけでは、興味がわき難いようなので、私のパートナーを見せした方が良さそうですね。おいでアルバ」
フェリコ先生がそう言うと、僕達の間の足元付近の床に、淡い光を放つ魔法陣のような物が現れた。魔法陣から出る淡い光は、徐々に集まりだし、一つの形になっていく。僕はそれを、驚きと興奮を交えながら見つめていた。
光が消えた後には、魔法陣の代わりに真っ白い梟がそこにいた。
「すごい!すごいすごい!!」
僕は興奮のまま、その場で飛び上がりながら、同じ事ばかりを口走っていた。でも、現れた白い梟は、目の前で騒いでいるそんな僕を気にする事もなく、大きく羽を広げ飛び立つと、フェリコ先生の肩にそっと止まった。
「リュカ様、この子が、私のパートナーのアルバです」
肩に止まったアルバを、フェリコ先生が優しく撫でると、アルバはそれに甘えるようにして身を擦り寄せ、フェリコ先生に大人しく撫でられていた。
フェリコ先生達の姿は、お互いを信頼し合っていると言うのが、見ているだけでも分かった。だから僕も、自分だけのパートナーが欲しいと鮮明に思った。
「フェリコせんせい!ぼくにも、アルバみたいなパートナーはできますか!!」
「はい。リュカ様のところにも、きっといい子か来てくれますよ。リュカ様、アルバの胸にある、印が見えますか?」
フェリコ先生に言われてアルバの胸を見れば、そこには紋章のような物が描かれているのが見えた。
「これは契約紋と言って、契約を結んだ召喚獣に刻まれる印です。なので、これは召喚者と召喚獣を繋ぐ印のようなものです。それに、一目で召喚獣だと分かる目印しにもなっているんですよ」
「それよりどうやってよぶの!?」
よく分からない話しよりも、召喚獣を呼ぶ方法を教えて欲しくて、急かすように質問すれば、フェリコ先生は少し笑いながらも、僕の質問に答えてくれた。
「教会にある魔法陣に魔力を流すと、召喚獣は卵の状態で現れます。そして、自分の魔力を与え羽化させる事によって、その召喚獣はこちらをパートナーと認識してくるようになります。昔は卵ではなく、成獣の状態で呼び出していたそうですが、その方法では上手くいかなかったため、この方法になったそうです」
「ねぇ!?フェリコせんせい!かあさまやとうさまも、しょうかんもってるの?ぼくみたことないよ?」
「リュカ様。召喚獣ですよ。それと、お2人の召喚獣は、基本はお屋敷の庭などに暮らしていますので、あまり見かけないのかもしれませんね。私のアルバも、普段は家で寝ていていたり、たまに外に出かけたりと自由に過ごしていますよ」
「にいさまのも?」
「オルフェ様は…少し特殊ですね」
「?」
「オルフェ様の召喚獣は龍なのですが、大きくなり過ぎて屋敷には入れないんです。庭で過ごしていた時もありましたが、庭を荒らしてしまったたため、今は王都近くの山の中で過ごしているのです」
「りゅう!?みたい!!」
龍なんて、絵本の中でしか見た事がない。それに、龍なんて格好いい生き物を、どうしても間近で見てみたくなった。
「さすがに此処では無理ですが、王都の外に出かけられた際などに、オルフェ様に頼めば、リュカ様なら直ぐにでも見せて貰えると思いますよ。私も前に見た事があります。オルフェ様の召喚獣は紅龍と青龍で、2匹共、とても綺麗でした」
「にたい!?」
龍がいるだけでも凄いのに、兄様は2体も従えているらしい。僕がその事に驚いていると、何故か、フェリコ先生は少し目尻を下げた。
「卵が2つ現れるなんて事は過去にもなかったため、当時はとても騒ぎになりました。そして、卵から産まれたのが2匹の龍だったために、オルフェ様の意思とは別に、知らない人はいないと言うほど有名になりました」
どうやら僕の兄様は、凄い人ではなく、とても凄い人だったという事を、この時初めて知った。
でも、フェリコは直ぐに見せてくれるって言ったけど、僕から兄様に頼むのは無理そうだから、機会があれば、父様から頼んでもらって見せて貰おう……。
「リュカ様。今日は、大切な召喚の儀に付いてご説明しますので、最後までちゃんと聞いていて下さいね?」
「しょうかんの…ぎ?」
「はい。召喚の儀とは、我が国の人間だけが出来る特別な儀式の事です。魔力を持った5歳の子供は、教会で召喚の儀を行う事になります。そして、自分に波長のあった者を異世界から召喚し、パートナーとして契約を結ぶ事になります。リュカ様も魔力を持っていますので、5歳になった時に行う事になりますよ」
「それは、みんながするの?」
「いいえ。先ほども言いましたが、魔力を持った人だけです。貴族には、魔力持ちしかいないので、貴族は全員行いますが、平民は魔力を持って生まれてきた者だけが行います。そして、召喚の儀が必ず成功するとは限りません」
「しないの?」
「はい。貴族では、失敗した方がいるとは聞いた事はありませんが、平民の中には、時折、何も出て来ない者のいます。今の所、その原因がなんなのかは、未だに分かっておりません。研究者の中には、魔力が低いせいではないかと言う方もいますが、何故我が国の人間だけが行えるのかなどを含めて、召喚の儀そのものが、よく分かっていないのです」
「ふ~ん」
フェリコ先生の説明を聞いても、途中から難しくて理解出来なかったから、どうしても素っ気ない返事になってしまう。そんな僕の気持ちが伝わったのか、フェリコ先生は、何処か苦笑したような顔で僕を見ていた。
「言葉だけでは、興味がわき難いようなので、私のパートナーを見せした方が良さそうですね。おいでアルバ」
フェリコ先生がそう言うと、僕達の間の足元付近の床に、淡い光を放つ魔法陣のような物が現れた。魔法陣から出る淡い光は、徐々に集まりだし、一つの形になっていく。僕はそれを、驚きと興奮を交えながら見つめていた。
光が消えた後には、魔法陣の代わりに真っ白い梟がそこにいた。
「すごい!すごいすごい!!」
僕は興奮のまま、その場で飛び上がりながら、同じ事ばかりを口走っていた。でも、現れた白い梟は、目の前で騒いでいるそんな僕を気にする事もなく、大きく羽を広げ飛び立つと、フェリコ先生の肩にそっと止まった。
「リュカ様、この子が、私のパートナーのアルバです」
肩に止まったアルバを、フェリコ先生が優しく撫でると、アルバはそれに甘えるようにして身を擦り寄せ、フェリコ先生に大人しく撫でられていた。
フェリコ先生達の姿は、お互いを信頼し合っていると言うのが、見ているだけでも分かった。だから僕も、自分だけのパートナーが欲しいと鮮明に思った。
「フェリコせんせい!ぼくにも、アルバみたいなパートナーはできますか!!」
「はい。リュカ様のところにも、きっといい子か来てくれますよ。リュカ様、アルバの胸にある、印が見えますか?」
フェリコ先生に言われてアルバの胸を見れば、そこには紋章のような物が描かれているのが見えた。
「これは契約紋と言って、契約を結んだ召喚獣に刻まれる印です。なので、これは召喚者と召喚獣を繋ぐ印のようなものです。それに、一目で召喚獣だと分かる目印しにもなっているんですよ」
「それよりどうやってよぶの!?」
よく分からない話しよりも、召喚獣を呼ぶ方法を教えて欲しくて、急かすように質問すれば、フェリコ先生は少し笑いながらも、僕の質問に答えてくれた。
「教会にある魔法陣に魔力を流すと、召喚獣は卵の状態で現れます。そして、自分の魔力を与え羽化させる事によって、その召喚獣はこちらをパートナーと認識してくるようになります。昔は卵ではなく、成獣の状態で呼び出していたそうですが、その方法では上手くいかなかったため、この方法になったそうです」
「ねぇ!?フェリコせんせい!かあさまやとうさまも、しょうかんもってるの?ぼくみたことないよ?」
「リュカ様。召喚獣ですよ。それと、お2人の召喚獣は、基本はお屋敷の庭などに暮らしていますので、あまり見かけないのかもしれませんね。私のアルバも、普段は家で寝ていていたり、たまに外に出かけたりと自由に過ごしていますよ」
「にいさまのも?」
「オルフェ様は…少し特殊ですね」
「?」
「オルフェ様の召喚獣は龍なのですが、大きくなり過ぎて屋敷には入れないんです。庭で過ごしていた時もありましたが、庭を荒らしてしまったたため、今は王都近くの山の中で過ごしているのです」
「りゅう!?みたい!!」
龍なんて、絵本の中でしか見た事がない。それに、龍なんて格好いい生き物を、どうしても間近で見てみたくなった。
「さすがに此処では無理ですが、王都の外に出かけられた際などに、オルフェ様に頼めば、リュカ様なら直ぐにでも見せて貰えると思いますよ。私も前に見た事があります。オルフェ様の召喚獣は紅龍と青龍で、2匹共、とても綺麗でした」
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どうやら僕の兄様は、凄い人ではなく、とても凄い人だったという事を、この時初めて知った。
でも、フェリコは直ぐに見せてくれるって言ったけど、僕から兄様に頼むのは無理そうだから、機会があれば、父様から頼んでもらって見せて貰おう……。
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