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先週はシェルエント公爵令息達の訪問で、少しつかれました。
今週もフレディが帰ってくるかもと、期待しましたが、なんの連絡もありませんでした。
ドレスショップのマダムから仮縫いができたので、ドレスの雰囲気の確認と、装飾をどうするかの打ち合わせに来て欲しいと連絡がありました。
実はイブの店を開店するときに、知り合ったガラス職人さん達と、あるものを作りました。
開店準備の時にアンが知り合いに声をかけたとは聞いていましたが、うちの領民だったのです。
アンのお父さんの友達で、王都で何かあったら相談しなさいと言われていたそうです。
若い頃、ガラス職人になりたいと王都の工房に弟子入りして、修行して、やっと店を構えたと聞きました。
私の新たなビジネスに持ってこいの人材です。
あるものとは、トンボ玉の事です。
ガラスを伸ばすときに失敗したガラスを、再利用するのです。
もともと、窓ガラスなどは、失敗込みで高く設定されてます。
失敗したものを再利用することにより、材料費が浮きます。
ほんとは、ビーズ位に小さく作りたいのですが、その技術はまだないのです。
出来る大きさが、トンボ玉位が精一杯なのです。
このトンボ玉をドレスの裾に縫い付けてもらい、踊ると光の反射でドレスをより一層輝かせるのです。
ガラス職人には色とりどりのトンボ玉を作って貰いました。
社交界デビューのドレスの時は乳白色のトンボ玉を縫い付けて貰う予定です。
実はこのトンボ玉もサンプルを持って、マダムに売りこむ予定です。
ガラス職人は今はうちの領民ではないですが、兄弟が領地に住んでいるというので、アイディア料は貰いませんが、トンボ玉の売上の1割を貰うことにしました。
そのかわり、色々融通を聞いてもらいますよ。
さあ、ショップのマダムに売り込みますよ。このトンボ玉のブレスレットをサンプルで作ってきました。
私のデザインしたイメージ通りのドレスです。流石マダムです。
さあトンボ玉の売り込みをしましょう。
「マダム、これはトンボ玉と言います。このトンボ玉を、ドレスの裾に、縫い付けて下さい。
踊るたびに裾が光に反射して、美しく見えます。
あとこのブレスレットは、このトンボ玉で作ってあります。
ドレスと同じ色のブレスレットは、エレガントではありませんか?
このトンボ玉をマダムのショップのドレスで使ってみませんか?」
「まあまあ、なんて素敵なんでしょう。
クライブ伯爵令嬢が私のショップをビジネス相手に選んで頂いてから、売上が伸びています。
ぜひ、契約をお願いします」
「では、また契約をしてから、このブレスレットの作り方の説明にきます。
私の方こそ、イメージ通りのドレスの出来栄えに感激してます」
着々と私のキッチンの資金が出来てきました。この調子で頑張りますよ。
デビューにむけての準備で忙しく過ごしているワタシに、フレディから手紙がきました。
あれから、学院が忙しいのか、全然帰って来なくて、淋しく思っていたので嬉しいです。
私の社交界デビューまでに、自分の身長が伸びないと思うので、パートナーを早めに考えたほうがいいのではと書いてありました。
フレディは、私とシェルエント令息の身長のバランスが良いので、親交を重ねてパートナーの候補にしたほうが良いと考えているみたいですね。
まあ、もともと変わっているけど良い人だと言ってましたからね。
そして、身分あるものは厨房に入らずの本当の意味を教えてくれました。
これには、衝撃でした。だからフレディはシェルエント公爵家なら、真実を知っているから、逆に結婚しても、私がお菓子を作り続けられるのではと言っているのです。
なによりも、お菓子好きですから、姉様に最高の家だと思いますと書かれてます。
なるほど、かえって家格が同じ位か下では、真実を知らないから厨房に入るのは難しいかもしれませんね。
それを考えると、シェルエント令息は、俗に言う優良物件と言うものですね。
でも、私は前世でも結婚してないので、恋愛結婚がしてみたいのです。
レイモンドが、私を好きなら、上から目線かもしれませんが考えてみるのもありですね。
もしレイモンドと結婚したら、一番心配しているのは、公爵夫人の仕事です。
貧乏伯爵家なので、夜会を開かなくても良かったのですが、公爵家では、開かないといけませんからね。
私は、華やかな性格ではないので、コンセプトを考えて設営するのは大丈夫だと思いますが、主催者の気配りが出来るかが心配なのです。
まあ、フレディの言う通り、公爵家だからと遠ざけるのではなく、レイモンドの人柄を知る事が大切ですね。
フレディには、前向きに考えますと返事をしました。
返事を書いた途端、フレディから、レイモンドとグレイを連れて帰るから、ケーキお願いしますと手紙が来ました。
フレディにしては行動が早いですね。
今週もフレディが帰ってくるかもと、期待しましたが、なんの連絡もありませんでした。
ドレスショップのマダムから仮縫いができたので、ドレスの雰囲気の確認と、装飾をどうするかの打ち合わせに来て欲しいと連絡がありました。
実はイブの店を開店するときに、知り合ったガラス職人さん達と、あるものを作りました。
開店準備の時にアンが知り合いに声をかけたとは聞いていましたが、うちの領民だったのです。
アンのお父さんの友達で、王都で何かあったら相談しなさいと言われていたそうです。
若い頃、ガラス職人になりたいと王都の工房に弟子入りして、修行して、やっと店を構えたと聞きました。
私の新たなビジネスに持ってこいの人材です。
あるものとは、トンボ玉の事です。
ガラスを伸ばすときに失敗したガラスを、再利用するのです。
もともと、窓ガラスなどは、失敗込みで高く設定されてます。
失敗したものを再利用することにより、材料費が浮きます。
ほんとは、ビーズ位に小さく作りたいのですが、その技術はまだないのです。
出来る大きさが、トンボ玉位が精一杯なのです。
このトンボ玉をドレスの裾に縫い付けてもらい、踊ると光の反射でドレスをより一層輝かせるのです。
ガラス職人には色とりどりのトンボ玉を作って貰いました。
社交界デビューのドレスの時は乳白色のトンボ玉を縫い付けて貰う予定です。
実はこのトンボ玉もサンプルを持って、マダムに売りこむ予定です。
ガラス職人は今はうちの領民ではないですが、兄弟が領地に住んでいるというので、アイディア料は貰いませんが、トンボ玉の売上の1割を貰うことにしました。
そのかわり、色々融通を聞いてもらいますよ。
さあ、ショップのマダムに売り込みますよ。このトンボ玉のブレスレットをサンプルで作ってきました。
私のデザインしたイメージ通りのドレスです。流石マダムです。
さあトンボ玉の売り込みをしましょう。
「マダム、これはトンボ玉と言います。このトンボ玉を、ドレスの裾に、縫い付けて下さい。
踊るたびに裾が光に反射して、美しく見えます。
あとこのブレスレットは、このトンボ玉で作ってあります。
ドレスと同じ色のブレスレットは、エレガントではありませんか?
このトンボ玉をマダムのショップのドレスで使ってみませんか?」
「まあまあ、なんて素敵なんでしょう。
クライブ伯爵令嬢が私のショップをビジネス相手に選んで頂いてから、売上が伸びています。
ぜひ、契約をお願いします」
「では、また契約をしてから、このブレスレットの作り方の説明にきます。
私の方こそ、イメージ通りのドレスの出来栄えに感激してます」
着々と私のキッチンの資金が出来てきました。この調子で頑張りますよ。
デビューにむけての準備で忙しく過ごしているワタシに、フレディから手紙がきました。
あれから、学院が忙しいのか、全然帰って来なくて、淋しく思っていたので嬉しいです。
私の社交界デビューまでに、自分の身長が伸びないと思うので、パートナーを早めに考えたほうがいいのではと書いてありました。
フレディは、私とシェルエント令息の身長のバランスが良いので、親交を重ねてパートナーの候補にしたほうが良いと考えているみたいですね。
まあ、もともと変わっているけど良い人だと言ってましたからね。
そして、身分あるものは厨房に入らずの本当の意味を教えてくれました。
これには、衝撃でした。だからフレディはシェルエント公爵家なら、真実を知っているから、逆に結婚しても、私がお菓子を作り続けられるのではと言っているのです。
なによりも、お菓子好きですから、姉様に最高の家だと思いますと書かれてます。
なるほど、かえって家格が同じ位か下では、真実を知らないから厨房に入るのは難しいかもしれませんね。
それを考えると、シェルエント令息は、俗に言う優良物件と言うものですね。
でも、私は前世でも結婚してないので、恋愛結婚がしてみたいのです。
レイモンドが、私を好きなら、上から目線かもしれませんが考えてみるのもありですね。
もしレイモンドと結婚したら、一番心配しているのは、公爵夫人の仕事です。
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私は、華やかな性格ではないので、コンセプトを考えて設営するのは大丈夫だと思いますが、主催者の気配りが出来るかが心配なのです。
まあ、フレディの言う通り、公爵家だからと遠ざけるのではなく、レイモンドの人柄を知る事が大切ですね。
フレディには、前向きに考えますと返事をしました。
返事を書いた途端、フレディから、レイモンドとグレイを連れて帰るから、ケーキお願いしますと手紙が来ました。
フレディにしては行動が早いですね。
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